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ポスト安倍政権争いに小池知事も加わって欲しい
(2015.8.6茅野)

茅野から、6日(金)に帰ってきました。暑さにグッタリしています。
カメラを積み込み忘れたり、PC環境が悪かったりでご無沙汰してしまいました。

都知事選が面白かったですね。そして、小池百合子という政治家を改めて認識しました。
当選後の立ち振る舞いも含めて、大した政治家だと思いました。

世界の政治、経済が混迷を深める中、先進国唯一の安定政権である安倍政権下の我が国ですが、見回したところポスト安倍政権で期待できる政治家が見あたりません。安定政権と言っても、経済は行き詰まっていて打つ手が限られ、十分以上にやってしまった金融政策にはこれ以上期待できません。
安定しているように見えるのは、自民党内にも、野党にも、力のある対抗勢力が見あたらないからだと思います。

今回の内閣改造を見ていると、自民党もかなりの人材不足のようです。
たとえ、女流政治家の流れに乗って民進党が蓮舫代表を選んだとしても、安倍政権の安定が損なわれることはないでしょう。
しっかりした国家観と、現実の状況に対する即応能力を備えた人材が与野党に見あたりません。

そのような状況下で行われた都知事選でしたが、小池新知事が見せた政治的感覚の鋭さには目を見張るものを感じました。これまで、私の視野に入っていなかった人だけに、新鮮さを感じました。
中央政界においても、この人に対抗できる政治家は少ないのではないかと思います。
都知事ではもったいない、ポスト安倍でも狙って欲しいと感じています。
| 政治、外交 | 15:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
侮れない日本共産党


先週も、都知事選鳥越修太郎候補の応援と思われる別のチラシが入っていましたが、候補者名が入っていません。
今週も、この様なチラシ(これは表の半分、この4倍のスペースに鳥越候補の政策がぎっしり入っています)が入っていました。これも候補者名は入っていません。

日常活動で、時宜に応じて自分たちの主張をビラにして投函する活動を行っているのは共産党だけです。
このチラシも、共産党の活動だと感じました。
明らかに、民進、共産、社民、生活4党の推薦候補である鳥越候補を応援しているのだと思われます。候補者名を入れると、公職選挙法に触れることになります。
候補者名なしで、関心のある人であればすぐ分かるようなチラシを配布しています。

リベラル大好きな24日の朝日新聞の調査でも、小池、増田、鳥越の順番がはっきりしてきて、鳥越候補が苦戦していることが明らかになってきました。
理由は沢山ありますからここでは触れませんが、選挙運動をする度に評価を下げているような印象があり、恐らく、相当な大差で敗れるのではないかと感じています。

増田候補は、与党自公両党の推薦を受けて組織で戦っていますが、上記の朝日新聞の調査では、自民支持者の半分以上を小池候補に捉えられているとのことで、自民党も焦りとしらけのようなものを感じているようです。
地方の知事経験者は都議選では勝てないことは、浅野元宮城県知事、東松原元宮崎県知事の例があるように、全くレベルの異なる話であり、増田候補の岩手県知事としての実績は、都知事候補としてはむしろマイナスではないかと思います。

順調なのは、小池候補で、街頭演説会は熱気に包まれているようです。

メディアはリベラル好きが多く、鳥越候補が劣勢なので、都知事選のニュースが少なくなってしまいました。
メディアとは勝手なものですね。

野党は、国政レベルの野党共闘を都知事選に持ち込んで、共産党が推薦してきた実績のある有力な宇都宮候補を降ろしてまで、鳥越候補で野党共闘を組んだわけですが、適切ではなかったことが明らかになりつつあります。
民進党はしらけながらも、党幹部が応援に出ていますが、アリバイ造りのような感じですね。

しかし、共産党は元気です。
いかに叩かれようが、いかに不利であろうが着実に政治の日常活動を続けています。
ネットの情報によれば、しらけた鳥越候補の街頭演説でも、10数人の共産党員が、チラシを配っている姿が印象に残っているそうです。
民進党はすぐにしらけ、元気がなくなりますが、共産党は逆境になっても頑張れる政党なのだと思います。
民進党とはエネルギーが違います。
恐るべき存在です。
| 政治、外交 | 13:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
国連海洋法条約仲裁裁判所判決で追い詰められた中国

フィリピンが提訴していた南シナ海の領有権に関する中国の主張を全面的に否定した仲裁裁判所の判決が出ました。
中国が主張する九段線に基づく管轄権のの主張の根拠を否定するとともに、この海域に存在する島礁はいずれも岩であり、それに基づく領海や接続水域の主張も退けました。

この判決は、フィリピン、中国の双方を拘束する強制力のあるものです。

この条約(1982)の加盟国は162カ国、南シナ海に関連した国々では加盟順に、{()内は加盟年)}
フィリピン(1984)、インドネシア(1986)、スリランカ(1994)、シンガポール(1994)、インド(1995)、韓国(1996)、ミャンマー(1996)、中国(1996)、日本(1996)、ブルネイ(1996)、ラオス(1998)、バングラディッシュ(2001)、タイ(2011)
以上13カ国です。

この判決に関して、フィリピンなどのアジア諸国の反応がありますが、上のリストと照らし合わせて考えて下さい。
まず目立ったのは、台湾のネガティブな反応でしたが、台湾は条約に加盟していません。
同じく親中国カンボジアも加盟なしです。マレーシアも同じです。
面白いのは、アメリカは条約締結していますが、批准は未だです。オバマは議会に働きかけているようですが。

この仲裁裁判所は、国連とは無関係ですから、中国は常任理事国として国連で騒ぐことも出来ません。
この条約から脱退することも選択肢でしょうが、総合的に考えると、ここまで落ちた中国のイメージを更に下げることになり、難しいのではないかと思いますが、独裁国家ですから分かりません。
独裁国家は。ここまで来ると、冷静な判断が出来なくなります。

経済の減速が深刻な上に、外交的には孤立化を深めているこの時期にこの判決のダメージは大きいだろうと想像します。
何しろ、国際法違反状態になってしまったのですから。
中国は、白書を造って国民に配布し、中国の主張を国内に知らしめているようですが、人民解放軍が、勢い余って暴発するのが心配です。

中国の振る舞いによっては、中国が更に追い詰められてしまうこともあり、我が国も緊張してみていかなければなりません。

冒頭のむくげの花は韓国の国花だそうですが、韓国にとっても悩ましいことのようです。
THAADで中国を追い詰める役割を果たした上に、南シナ海航路の受益者として、米国からしっかりしたコメントを求められていますが、何とかして穏便に済ませたいという想いがありありです。
| 政治、外交 | 14:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
英国EU離脱はグローバリズムに棹さすか

前回エントリーを書いた翌日から喉が痛くなり、24日(金)に、5日分の抗生物質などを処方して貰いました。ところが、その翌日から、腹の調子が悪くなり、酷い下痢が続くようになりました。下痢は、風邪の影響か、抗生物質の副作用かと思っていましたが、夜になると熱が出て、時には38度を超えることもありました。抗生物質を飲み終わっても続くので、再び診療を受けました。
医師は、流行性胃腸炎ではないか言っていましたが、検便の結果、病原性大腸菌O-25が検出されました。今は、改めて、別の抗生物質でベロ毒素を出すこの大腸菌を退治中ですが、もう熱も下がって、大分直っているのではないかと思います。加熱不十分な食品から入るそうですが、潜伏期間、症状も人それぞれで、原因はよく分かりません。

そのような2週間近い闘病(笑)の間、英国の離脱問題のニュースを眺めていました。頭の中では、私の頭にある英国や欧州の歴史がぐるぐる回っていました。
これからドーバー海峡を挟んで、離脱を巡る長い、強かな外交戦が繰り広げられることでしょう。外交は、欧州国家群が、長年培ってきたもので、今回は、その神髄が見られるのではないかと思います。

英国のEU離脱に関しては、メディアは概して否定的で、混乱要因視、危険視するものが殆どでした。
西側諸国はこぞって残留を支持していました。
しかし、英国民は離脱を選びました。
大きな理由は、英国の主権の回復であり、人々の国家間の自由な移動についての反対であったようです。

私は知らなかったのですが、3万人に膨れ上がったブラッセルのEU官僚の横暴があったようです。余りに欧州統合へのピッチが速すぎたのではないかと言われています。主権の回復とか独立とかいう言葉が出るほどでしたから、英国民の主権を侵害されているという意識が強かったのでしょう。

これは決まりで、次の政府の仕事は、英国に有利な離脱交渉の実行あるのみです。
離脱までに、時間をかけて離脱後に備えることが大事です。
例えば、これまでには考えられなかったTPPへの参加なども視野に入ります。これって我が国にとって大事なことになります。TPPに消極的な米国の二人の大統領候補の目を覚まさせるきっかけになる可能性があります。
時間をかけている間に、英国に有利なEU内の変化が現れるかも知れません。

前回も書きましたが、英国の危機はEUの危機につながります。
グローバリズムに翻弄された歴史の屈折点になるのでしょうか。
| 政治、外交 | 12:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
英国のEU離脱問題はどうなるのか
送信者 シャンブル

1987年8月英国に赴任して、10月に妻が来るまでの2ヶ月近くの間、ロンドンの地下鉄ボンド・ストリート駅近くのセント・クリストファー・プレイスにあるこのペンションで暮らしていました。
2011年、20年以上経過して訪ねてみました。懐かしかったです。

明治維新前後から以降、日本に大きな影響を与えた国は英国ではなかったかと思います。
ロンドンに暮らしてみて、戸惑うことは予想していたよりは少なかったです。
日本は、英国を手本にして、様々な社会のシステムを作り上げてきたようです。
戦前は、大英帝国として、世界に睨みを利かし、第2次大戦では、ナチス・ドイツと正面から戦いました。
戦後は、植民地を失い、基軸通貨スターリングポンドは米ドルに執って代わられはしましたが、金融の中心地としての地位を維持し、西ドイツ、フランスと並んで、この地域の実力国であり続けました。
特に、米国との緊密な関係を維持し、EUと米国をつなぐ役割を強かに務めてきました。
しかし、米国のEUへのコミットメントが後退し、EUの内部矛盾が大きくなって、昨今では、そこをロシアに突かれるような事態が増えてきたこともあって、英米の緊密な関係が希薄化してきました。

英国には、このままでは将来はどうなるのかという政治外交的そして経済的なな焦りは募っていたのではないでしょうか。
英国も含めて、EU主要国の中国に対する対応に、米との認識の違いが表面化するようになりました。
英国が率先してAIIBへの出資したり、英王室を動員しての中国習近平氏の歓待、中国原発の導入など、これまでの英国のイメージからかけ離れた政府の立ち振る舞いなど、多くの人に
「英国はどうしたのか?」
と思わせるようなことが起きていました。
今のところ、両方とも目論見通り運んでいないようです。

ところが、EU離脱もあり得るような状況が起こっています。
民衆ベースで、EU参加のメリットが疑われはじめました。
その兆しは、スコットランド独立の国民投票で明らかになってきました。
今回の国民投票の結果は、一両日中に分かりますので、それを待ちたいと思いますが、英国は、そこまで追い込まれていたのか、というのが率直な感想です。

ゲームのルール造りを得意とし、国際的な調整役をかっていた英国は、今や国家分裂の危機に瀕しています。
もし、EU離脱となり、EUを頼りとするスコットランドが独立などの方向に向かったら、UK(連合王国)は解体となる危機がやってきます。
ウエールズや北アイルランドはどうなるのでしょうか。

政府にも、国民にも余裕がなくなってしまいました。
今回の国民投票でEU残留が決まったとしても、日本が、手本としてきた西の島国英国は、連合によって国力を維持してきましたが、今後は、連合解体の危機を抱えたまま漂流することになりそうです。

そして、今回の国民投票の結果がどうあれ、これはEUの危機でもあります。
| 政治、外交 | 21:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
オバマ大統領による広島訪問


G7サミット終了後のオバマ米大統領の広島平和公園訪問を報じるTV放送を見ていて感動しました。
短い時間のことではありましたが、簡素で、静かな環境下での平和公園での全ての犠牲者への献花とスピーチは、多くの日本人の心をとらえたのではないでしょうか。
原爆や核兵器廃絶へ向けての歴史的瞬間だったのだと思います。

ここに掲げたのは、中学2〜3年頃、乏しい小遣いを割いて集めた明治の文化人切手18枚です。昔のものを整理している間に出てきました。
西部劇を観ているといつも考えてしまうのですが、米大陸を西へ西へと進んだ新興国米国のパワーが、1853年のペリーの黒船来航、そして我が国の開国につながったのではないでしょうか。
遣隋使、遣唐使の時代に、国を挙げて進んだ隋、唐の文明をどん欲に取り入れましたが、同じように黒船以降、貪欲な西洋文明吸収が行われました。
政治、経済、科学技術、文化全般に亘って、そのエネルギーはすさましいものがありました。この18人は、それに貢献した代表的な人々です。

新興国米国は次第に政治、経済、軍事全般に亘って力を蓄え、海洋国家として西洋列強に並ぶ力をつけた日本とは、いずれ太平洋で衝突する必然性があったのだと思っています。
昭和16年(1941年)12月8日、太平洋戦争に突入しました。
私がようやく物心ついた頃のことで、絵本で知っていた軍艦や飛行機を思い浮かべながら、あるいは祖父が従軍した日露戦争の話を思い出しながら、子供ながらに想いを巡らしていました。

私は、終戦時国民学校2年生でしたが、米軍機による空襲、原爆投下(当時は新型爆弾と呼んでいたように記憶しています)、終戦の玉音放送、進駐軍、マッカーサーによるゼネスト禁止命令、共産党などの火炎瓶事件、極端な食糧不足と米国による食料援助などの記憶が、オバマ大統領のスピーチを聴きながら走馬燈のように頭を過ぎりました。
朝鮮戦争勃発、警察予備隊(後に保安隊、そして自衛隊)の発足、やがて昭和26年、サンフランシスコ講和条約によって独立しました。
同時に、日米安保条約が結ばれ、日本の防衛は引き続き米国に託すことになりました。

1960年の所謂60年安保、次の70年安保など通して、日米両国は、軍事はもちろんこと、政治、経済、社会の絆はいっそう強まっていきました。
しかし、広島、長崎の被爆体験は、無謀な戦争を起こしたこと、終戦処理をもっと速くできなかったのかといった自省とともに、非人道的な兵器による攻撃を受けたという想いは、日本人に根強く残っていました。
今回のオバマ大統領の広島訪問を快く受け入れた日本人は、黒船以来の日米関係と原爆を投下された想いを、両国関係の現状肯定と未来志向の強さに展開することで実現したものです。
日本人も素晴らしい文明を持っていると感じました。

中国など東アジア3カ国による被害者、加害者観点などによる次元の異なるコメントがありましたが、日本は、これらの国から更に一歩前進した文明国になったと感じる出来事となったように思います。

米国大統領も次はどうなるか分かりませんが、米国の国体が変わらない限り、今回の広島訪問は両国関係の事実として残る、歴史的なイベントだったと思います。

キューバやベトナムとの関係改善と並んで、米国の利害と絡んだ広島訪問であることも頭に入れて、これからの日米関係をしっかり観ていきたいと思います。
JUGEMテーマ:ニュース


| 政治、外交 | 18:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
21世紀にふさわしい新しい憲法の議論を

(クリンソウ)
一年前に「帝国憲法を改正しなかったことが戦争の原因」という記事を書きました。
昨日、国際政治学者の櫻田淳さんがフェイスブックに次のように書いていますした。

 大正末期から昭和初期の何れかの時点で、軍の統制に絡む明治憲法上の不備を是正できていたならば、昭和初期以降の軍の専横と政党政治の瓦解は、防ぎ得たかもしれない。
  そのような「仮想」は、今後の憲法改正論議の中でも大事であろう。
  「長州の憲法が国を滅ぼした…」。
  本小説(城山三郎著「落日燃ゆ」)中、最も印象的であったのは、この廣田弘毅の独白であった。


この人にこの様な感想を言われて、我が意を得たりの心境です。

憲法を改正するにしても、70年前に理想と思った条文に拘っていては、決して良い憲法にはならないでしょう。
21世紀を見通して、人類がこれから遭遇するであろうことを想定しながら、大きな原則を定めた上での議論にして欲しいと思います。

9条がどうのこうのでは、不十分です。
世界が羨む水準の文明国家である日本を保全し、更に発展させるための憲法です。
硬直化した帝国憲法で一度は国を滅ぼしました。
そして今、世界のリスクに対して全くといってよいほどに備えのない硬直した平和憲法の下で、この脆弱な文明国家が存続できるのでしょうか。
何時の代でも、国家にとっては、治山治水、防衛、社会秩序の維持は最もプライオリティの高い事項です。

国際政治学者から指摘されるのではなく、憲法学者から、大きな視点からの問題提起はないのでしょうか。
| 政治、外交 | 12:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
不安要因が多い北東アジアの近未来

(花梨の花)
今年は、花梨の花がことのほか沢山咲いています。秋には撓わな実をつけてくれるのでしょうか。

ネット上にばらばらに入ってくる世界の情報は様々なものを含んでおり、私には、世界の近未来を予測することができません。
日本人の感覚では考えられないほど、たとえば中東やアフリカを震源地とする人類の残酷な行動が明らかになってきています。これらはネットや報道を通して、世界中に拡散し、人類の判断基準に深刻な影響を与えています。

北東アジアの独裁国家である中国や北朝鮮では、国家ベースでイスラム狂信派を上回るとも劣らない残虐非道が横行しています。
幸い、それぞれの国の国内で行われているので、他国民には直接その脅威は及んできませんが、狭くなった地球上で、日本という国家に守られていることのありがたさを感じます。
それでも、シリアを中心に流出する難民は、安定した政治体制下にあったEUおよびその加盟国に深刻な政治的、社会的影響をもたらしている状況を見ると、北東アジアは大丈夫かな、という気分になるのは私だけではないでしょう。

将来に向かって、明るい話が極端に少なくなってきている中、北東アジアに限っても懸念材料は山ほどあります。主なものを挙げてみました。

1.世界のデフレはいつまで続くのでしょうか。その震源地ともいえる中国の経済改善への糸口が見えません。(これが続く限り、人々の暮らしは良くならない、破綻する国家が出てるし、軍事的冒険に出る国も出てくる)
2.蓄積された核兵器をはじめとする大量破壊兵器は然るべき管理ができるのでしょうか。(テロに渡らないか、大量破壊兵器が戦争抑止になっているか、それとも戦争のインセンチヴになるのか)
3.北朝鮮の暴発を押さえ込むことに成功するのでしょうか。(暴発すれば中東以上の難民かが発生する)
4.韓国の政治、経済も不安定化しています。朝鮮半島全体が不安定化しているといって良いでしょう。
5.中共が内政上の理由から戦争への誘惑に駆られることはないでしょうか。(世界の戦争は往々ににしてこれから始まる)
6.中国人民軍の独走による暴発の恐れはないでしょうか。(独裁政権による軍の掌握が弱い、または軍の要求に応えられないと起こりうる)

パナマ文書などが出て、中共トップセブンの内3名の名前が報じられ、中共政権の内部葛藤は更に激しくなることが予想されます。政権は、いっそう厳しい状況におかれでしょう。
この国が乱れることは、日本にとって大きな影響があります。

中国が、国連決議をまじめに履行すれば、北朝鮮は暴発できないでしょう。
中国が、本気でやるかどうかは疑っていますが、しっかりやらないと国際社会での評価が下がり、やればやるで北朝鮮を崩壊に導くことになります。
いずれにしても、北東アジアは、中国がどうなるかにかかっています。

本日は、広島でG7外相会議が開かれ、先進7カ国が、揃って中国にとっては厳しい内容の声明を出すことになっています。
5月に開かれるG7首脳会議では、更に踏み込んで日米欧の立場が表明されることを期待したいと思います。
安倍政権になって、G7は参加する会議から、日本の立場を強化するための会議にしつつあります。
現状の中国は、世界の混乱要因となっています。厳しく対処し、中国が間違ったメーッセジとして受け止めないようにして欲しいと思います。

前向きなことはありませんね。
| 政治、外交 | 14:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
米大統領選 ネットを通して国民が変化したのか


米大統領選が意外な展開になっています。誰が大統領になるか予想ができません。

民主党では、本命ヒラリークリントン候補に対して、サンダース候補が思わぬ善戦をしています。
クリントン候補は、資金力もあり、民主党内で誰でも認める有力候補で、簡単に民主党の候補になれると思われていましたが、思わぬ伏兵であるサンダース候補に迫られています。

Wikipediaによれば、サンダース候補は、民主社会主義者です。他の記事では、社会主義者とも書かれています。
リベラルな民主党といえども、(民主)社会主義者は珍しいのではないでしょうか。
長らく無所属で、バーモント州バーリントン市長や、下院議員、そして上院議員を務めていた左翼系議員で、昨年民主党に所属して、民主党大統領候補に名乗りを上げました。
米国でこの様な人が人気を得ているのは、これまで見られなかったことのように思います。
今考えてみると、オバマ大統領が選挙戦で使ったYes we can!というキャッチフレーズも、そのような左翼的な思想的背景を連想させますが、(民主)社会主義者というイメージではありませんでした。
米国民も変わったな、という印象を持ちました。

一方、大統領奪回を目指す共和党では、トランプ旋風が吹き荒れています。
不動産王と言われているトランプ候補は、米大統領候補としては破天荒な言辞を吐いて人気を博しています。共和党主流派は慌てていますが、現時点では共和党大統領候補に最も近い人です。
メキシコ移民反対、シリア難民受け入れ反対、我が国や韓国の米国にとっての片務的軍事同盟反対,TPP反対など、国民が内心不満に思っていることを、歯に衣着せぬ表現で言い、喝采を浴びています。
いわば、アジテーターというか、ポピュリストというか、既成の政治家とは異なった、見方によっては無責任な発言が続いています。
この様な大統領候補は、かつて見たことがありません。

自由、平等を重んじ、全ての人たちにチャンスが与えられ、能力に応じて成功できる社会と思っていた米国で、いわゆるエスタブリッシュメントたちが最も嫌う社会主義者や、国民の本音を刺激して人気を得る有力候補者が出てきたのはどうしてでしょうか。

私は、米国事情に明るくないので単なる一つのゲスですが、アメリカにおけるネット社会の浸透の結果だと思います。
これまでの米大統領選挙では、選挙運動にネットが上手に使われていました。
今回の現象は、米国民が、ネットによって、様々な情報を知ってしまったことによるものではないでしょうか。
貧富の格差の存在、貧しければ自由も失われること、成功者は税金もまともに払っていないこと、膨大な軍事予算etc.数え上げればきりがない米国内の不平等さや矛盾を十分に知ることになった結果だと思われます。

偉大な国であった米国が、米国なりに、徐々にフツーの国になっていくプロセスに入りつつあるのではないかと感じています。
誰が大統領になったら良いか?
分かりませんね。
しかし、できるだけ歴代の米国大統領に近いフツーの人(笑)を選んで欲しいですね。

ところで、米国のフツーの国化が進むとすれば、日本はどうしたらよいのでしょうか?











| 政治、外交 | 21:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
第三次世界大戦にならなければ良いが

(不忍池)
人類って頼りないものですね。
何時、第三次世界大戦になってもおかしくない様相を呈してきました。

これから百年は世界の火薬庫となる、と言ってもおかしくないほど中東やリビアは手がつけられない状況です。
イスラム圏といっても、スンニ派ありシーア派あり、ISやクルド族ありで、それにEU、米、露、トルコなどが絡んで、果てしない戦闘になっています。
簡単には和平は難しそうです。
ここで和平もしくは休戦ができなければ、シリア国内、周辺国家へ、EU諸国への難民問題は解決しません。

シリア難民問題で、欧州統合の理想も消え去りつつあるように思えます。
テロの対象となり被害を受けた仏と他のEU諸国の足並みも乱れています。
ISへの空爆などは、仏英が中心で、独は後方支援と情報収集機の派遣にとどめています。
難民受け入れも足並みが揃っているとも思えません。

英の離脱問題を背景にしたEU内での特例要求を認めたにもかかわらず、6月の国民投票でどちらになるかは分かりません。英が、EUに留まっても、準加盟国的な存在になっていくとの見方もありますが、EU各国の本音の部分と重なり合うため、そのようなことにはならないとの見方もあります。
いずれにしても、EUの結束は揺ること間違いありません。

EU内で一人勝ちだと思われていた独は、中国への思い入れが強く、VW社に続いてまさかのドイツ銀行までも資金繰りが疑われるなど、中国経済の問題に巻き込まれつつあり、難民受け入れと並んで、国家を代表する2社の不振を抱えることになっています。

米は、一年後の次期政権の稼働まで、現政権のレイムダック状態が続きます。アジアも中東も現状より悪くならない方向を選択するでしょうが、積極さが全く見えません。
次期大統領も、どのような人が選ばれるのかも見当もつきません。

ロシアは、外貨準備は減っていないようですが、通貨ルーブルは下落して、恐らくインフレは酷いのではないでしょうか。
それでも、EUの動揺を尻目にシリアで存在感を示し、EUにも大きなストレスを与えています。
今は、アジアに手を出す余裕はないでしょう。

中国は内政、外交とも行き詰まって、前にも述べましたが、政策提示能力も失ってしまっているのではないでしょうか。
国連による北朝鮮への制裁に関しても、中国が意志決定できず、逃げ回っているようにも見えます。
ある中国通のブログによると、人民解放軍の組織変更を断行することになっているが、これが習近平の思い通りに進んでいないそうです。
北朝鮮国境は瀋陽軍区の任務になっているが、この軍区は上海派に押さえられているとのことで、7軍区を5戦区に纏めようとしているのは、瀋陽軍区を北京軍区に併合して一つの戦区にし、中央の意向が通りやすくする目的があったそうです。
しかし、どうやらこれが実現しなかったようです。

北朝鮮が、中国にあれほど強気なのは、瀋陽軍区が付いていたからなのかと思うと、納得できる話です。
習近平もおちおちとは眠れないでしょう。
中国の瀋陽軍区と北朝鮮のことですから、生ぬるい経済制裁は、双方に格好の利益になるのではないでしょうか。瀋陽軍区は、そう簡単には利権を手放さないでしょう。
北のミサイル発射後、米韓間で急速にTHAADの話が進み出したので、中国としては厳しい立場に追い込まれています。

この様に、世界の状況を並べてみますと、中東、北東アジア、南沙諸島などで、小さなトラブルを発端に、何時大国を巻き込んだ戦争になってもおかしくないように思います。
平和ボケした日本の国会を見ていると、情けなくなります。
| 政治、外交 | 21:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
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