(The White House - President Donald J. Trump )
米新大統領のスタートから1週間が経ちました。
どのようなことになるか米国内外が戸惑いの目で見ていましたが、まさか、と思っていた選挙中や、当選後のメッセージをそのまま実行に移しはじめています。
何しろ、世界一の経済力、軍事力、政治力を持った米国の突然に変節です。世界中が身構えて見つめていると思います。
何よりも、米国は、移民、難民でできあがっていった国です。米国民の多くがが自分たちの選択に大きな驚きを持っているのではないでしょうか。
米国がいつも頭にに置いていたロシア、そして台頭著しい中国が、それぞれ自分たちのルールを強烈に押し出してきています。
その上、中東では多くの難民を発生させています。テロリストを含むその人たちが目指すのはEUと米国です。
米国も、いつまでお人好しではいられないということでしょう。その余裕がなくなったのだと思います。
お人好しでやってきたために、その犠牲者が沢山出てきている、それに対するリアクションが起こったのです。
しかし、保護主義的な新大統領の政策が、本当に米国のためになるのかは確かではありません。
米国は、米国のルールでやる!と宣言したようなものですが、同じような悩みを持つEU内にも、トランプ氏に似た考え方が広がりつつあります。
民主主義国家が、大きな悩みにぶち当たっていることが明らかです。
我が国は、幸いなことに中東難民が押し寄せてきてはいません。
しかし、東アジアの政治も酷いものです。何時難民が発生するような事態が起こるか分かりません。
民主主義国家のなかで、珍しく政治が安定していますが、混乱に対する構えが必要です。
私が反対していた五輪招致は、全く悪いタイミングになってしまったように感じます。
専門家が、あんなものではテロは防げない、と言っているテロ対策法案など速く成立させて、本格的な準備に入って欲しいと思います。
私自身は、
2月10日の演奏会に向けて、1月21日から20日間の断酒(笑)に入り備えています。
演奏会を楽しめればと思っています。