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米国のパラダイムシフト

今年は、カリンの実が沢山稔っています。10月に植木屋が、隣家に落ちそうな実を採ってくれましたが、残った実は強風下でもめげず、この様に色づいています。
カリンの実は、とても堅く、包丁を通すのに一苦労です。時折、ヒヨドリがやってきて、啄もうとしますが、嘴が通らず、諦めて行ってしまいます。

世界が、トランプ次期米大統領を見極めようと注視しています。
選挙中には、かなり思いきったことを言っていましたが、一部は修正し、一部はより強く強調するなど、大統領就任後、どのような政策を実行するのかは未だ読めません。世界中がどうなることかと見つめています。
オバマ政権の政策を、ことごとく否定しているようで、どこまでそれを徹底できるのかが焦点です。

金融筋は評価しているようです。
今日は上げ一服となりましたが、米国株式市場はトランプラリーが続いています。
補佐官人事は進み始めていますが、国務、国防両長官人事はこれからです。これらが徐々に明らかになって、この政権のベクトルが想定できるようになるでしょう。
いずれにしても、来年1月の新政権発足までは、米国内外の気をもませることになるでしょう。

トランプ氏の評価は、米国の多くの識者が誤ったように、功罪相半ばする面があるようですが、いずれにしても民主主義のルールの中で、このようなパラダイムシフトが行われていくことに敬意を表したいと思います。

翻って、わが国会で、少数派がまともな議論を避け、見苦しい審議進行の妨害、採決妨害などで選挙民に訴えようとする現状は、本当に情けない状態です。
民主主義を自分たちで造り上げた米国と、米国から民主主義を与えられた日本の違いでしょうか。

それよりも、もっと酷いのが隣国韓国の現状です。
自分たちが選んだ大統領を引きずり下ろすのに、国を挙げて騒然としている現状を見ると、形だけの民主主義の空しさを感じてしまいます。

キューバの50有余年指導者であったフィデル・カストロ元議長が亡くなりました。
日本が、60年安保の前年で、左翼、共産主義思想が強かった頃のことですから、日本のメディアはキューバの共産主義革命を高く評価していました。
隣国米国と断交し、旧ソ連圏の国家としか交流できない状態が続きました。多くの亡命者を出しました。
国交回復を果たしたオバマ大統領が、カストロ議長は歴史が評価する、と評したのはけだし的確な表現だったと思います。
明らかに独裁政権でした。
この国のことはよく知りませんが、独裁に付きものの腐敗の報には接しませんでした。
それが、この独裁者が評価される点なのでしょうか。

トランプ政権が発足するまでは、世界中がイライラするとともに、それまでの間にも、様々なことが起こることでしょう。
| 政治、外交 | 14:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
次の時代の日米関係構築

外国首脳として、初のトランプ米次期大統領との会談を行って、ペルーのリマで開催されるAPEC首脳会議に乗り込む安倍首相は、今は得意の絶頂でしょう。何しろ、APECに集まる首脳連中の中で、唯一、トランプ次期大統領と会談を持った首脳だからです。
矢張り米国は大きな存在です。次期米国大統領が、どのような対外政策を採ることになるのか、世界の関心が集まっています。安倍首相にコンタクトしてくる首脳は多いことでしょう。
もちろん、米国の今後の対外政策はどのような方向に向かうかは分かりませんが、先ず、会って、45分の予定のところ1時間半も会談したことは良かったと思います。次期大統領の頭の中で、日本の重要性が大きかったと思いたいです。

今度の米大統領選を観ていて、ヒラリー・クリントン候補にだけはなって欲しくないと感じていましたが、未知のトランプ候補で大丈夫なのかとも思っていました。

トランプ候補が勝利した背景には、行き過ぎたグローバリズムへの反動があったことが分かりました。私たちは、米国といえば、ワシントンや、ニューヨークに代表される東海岸や、カツフォルニアを中心とする西海岸をイメージしていました。
これらの地域は、グローバリズムの恩恵に浴している地域でした。

一方、トランプを支持した中南部地域は、グローバリズムによる犠牲者的意識が強い人が多かったようです。
グロ−バリズムで表現されることの中には、金融、貿易などの経済問題のほかに、不法移民を含む移民、、難民などの問題も含み、テロへのつながりが出てきます。

グローバリズムは、世界の投資と貿易を拡大しました。
多くの途上国に恩恵をもたらした反面、それらの国の内状を複雑化させたように観られます。
最も大きな恩恵を被ったように見えるのは中国です。
グローバリズムによって米国に次ぐ経済規模に成長しました。しかし、その発展の仕方は、バランスのとれないまま、異常なスピードで達成しました。
グローバリズムは、中国という世界第2位の規模の、巨大な奇形国家を誕生させました。
この様な中国の存在は、中国自身を苦しめるとともに、世界経済のいわば大きなガンとなっています。

トランプのアンチグローバリズムは、選挙運動中の言辞に大きく現れています。
メディアは、ブレグジットに続くナショナリズムといって毛嫌いしていますが、攻撃的ではない最小限の国益を守る体制は必要です。
現実に即して、どのように解決していくのでしょうか。

日本は、本格的にはグローバリズムについてはいけませんでしたが、自由な投資、貿易を重視している民主国家です。
トランプ次期大統領の言辞そのままに実行されては日本の利益になりません。
友好国の国益を相互に理解し合う関係が必要です。
日本の政権は、次の時代の日米関係に向かって新たな努力を続ける必要があります。
いち早くミーティングを持った安倍首相に期待したいところです。
| 政治、外交 | 17:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
ついにトランプ大統領の登場

(崖から流れ出る水を野川に送る)

メディアや評論家が、クリントン大統領誕生を疑っていなかったところに、彼らが忌み嫌っていたドナルド・トランプ氏が、次期米国大統領に決まったようです。

大統領選挙中の彼の言動からは、彼がどのような大統領になるのか想像も出来ません。
従って、世界中が、彼が大統領就任後、何をするのかに大きな関心が集中することでしょう。

米国に近い国ほど大きな影響を受けるかも知れません。
我が国も、大変です。

民主党のサンダース候補が、クリントン候補を苦しめ、一方、共和党は、泡沫ではないかと思われたトランプ候補が独走していました。

この3月8日の記事で、

自由、平等を重んじ、全ての人たちにチャンスが与えられ、能力に応じて成功できる社会と思っていた米国で、いわゆるエスタブリッシュメントたちが最も嫌う社会主義者や、国民の本音を刺激して人気を得る有力候補者が出てきたのはどうしてでしょうか。

と書きましたが、この選挙戦、この構図のまま進んできました。

米国のフツーの国化が進んでいます。

安全保障、自由貿易など、我が国にとって重要な国益を見直す必要が出てきました。

前にも書きましたが、世界中で社会が流動化というか液状化し出しています。

それにしても、米国のエスタブリッシュメントや、それに追随するメディアが、米国社会の変化に付いて行けなかったことが明らかになりました。

日本も同じような状況ですがですが、メディアのおごりにも鉄槌が下されました。
| 身辺雑話 | 18:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
巨人大田泰示選手をトレード

(中央が大田選手 2016.6.3試合開始前))
今年の巨人は弱くて歯がゆい思いをしました。
来年、どんなチームにして戦うのでしょうか。
ドラフトで選んだルーキー選手が思わぬ働きをしてくれればよいですが、それはシーズンが始まってみなければ分かりません。
若手の成長と補強が必要です。

期待できる若手がいるのでしょうか。
野手では、毎年大きな期待が寄せられる大田選手がいます。2008年のドラ1の高卒で、高い身体能力を持ち合わせる未完の大器といわれ、松井秀喜選手の背番号55を与えてられ、期待され続けていました。
しかし、来年は27歳、これまでにレギュラーを摂っていなければならない年齢となります。
今年の活躍を観ていると、2刀流大谷投手から先頭打者ホームランを打ったこともありましたが、外野の定位置を確保することが出来ませんでした。

広角に長打を打てますが、レギュラーを張れるほどの確実性がありません。ハードは優れているが、配球の読み、投手との駆け引き面で、毎年同じような脆さを見せていました。
十分のチャンスを貰い、経験を積んだので、これから大化けを期待できる年齢ではないと思います。大田選手を残したからといって、巨人が来年強くなるということは期待しにくいと思います。

トレード相手は日本ハムの吉川光夫投手で、巨人では、坂本、沢村世代で、2012年に14勝を挙げ、MVPに選ばれた実績があります。このシーズンも先発に中継ぎにそこそこの働きをしています。
明らかに巨人投手陣の強化になります。
ただ、巨人、日本ハムのトレードで、その後活躍した選手は、巨人側には多くいません。
日本ハムは、選手の見切りがしっかりしているな、と感じていました。

大田プラス公文投手対吉川投手プラス石川慎吾外野手のトレードですが、巨人にとってはプラス面はあっても、失うものが少なそうです。

4選手とも新天地で活躍して欲しいです。

| スポーツ | 16:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
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