昨夜は、十五夜でした。
月齢のことはよく分かりませんが、今夜がが満月だそうです。
この一週間は、何故か長く感じました。
8日(土)、9日(日)両日は、合唱団エルヴィオソーヌスの合宿練習でした。
毎年のことですが、これが我々高齢者にとっては辛い練習です。
東武東上線武蔵嵐山駅徒歩15分の国立女性教育会館に9時半に集合、10時〜12時、13時〜17時、18時〜20時と練習があります。各インターバルで10分程度の休憩が入りますが、集中を維持するのが大変でした。
21時から懇親会がありますが、私たち夫婦はそれをキャンセルして休みました。
翌日は9〜12時、13時から16時まで練習して解散となりました。
今年は、バッハのロ短調ミサ曲ですが、この曲は随分聴かされてきたように思います。従って多くのメンバーが2回目以上の挑戦のようで、はじめて唱う我々はついて行くのが大変です。
難しいと言われていましたが、想像以上の難曲で、2月10日の演奏会までに、身体に染みこませるのが大変です。一回経験しても、未消化でもう一度と考える人が多いのかな、とも想像しています。
帰途、二人ともほとほと疲れたので、息子夫婦に電話して寄り、夕飯を食べさせて貰いました。
まあ、良い家族懇談の機会にはなりましたが。
この疲れ、意外ととれず、その後の日々をだらだらと過ごしてしまいました。
14日(金)は、高校卒業60周年の集まりがありました。
定刻の10分前に着いたのですが、既に沢山の人が集まっていました。
中高一貫校で、355人卒業して、その日集まった人は約80名、他界した人が約90名、その他は欠席、返信なし、連絡不能者とのことでした。
2年毎に開いていたこの会ですが、皆、78〜9歳となりました。
外見の印象は、背が縮み、少し痩せた人が多かったように見えました。全体として、皆、歳を採ったな、と感じました。自分も同じように見えるのだろうと思いました。
クラスは毎年組み替えられるので、多くの人が一度は同じクラスのなります。その過程で親しい友人が出来ていきます。
改めて、人格形成期の6年間を同じカルチャーの中で過ごしたことの良さを感じました。
この会は、同じ幹事グループが幹事を務めていましたが、亡くなる人もいて、現幹事は今回で引退となりました。今回が最後となるかも知れません。
そう思うと、皆元気でいてくれよ、という気持ちでの歓談となりました。
乾杯の発声は、遠路アメリカから駆けつけたメンバーが務めました。
「長生きしよう!」
と唱和させました。
その後司会者が、「長生きしても、人に迷惑をかけないように」
と締めました。