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村元彩夏さん日本音楽コンクール声楽部門で優勝
(毎日新聞より)

私が所属する合唱団Eluvio Sonusで指導をして下さっている村元彩夏(ソプラノ)さんが、日本音楽コンクール声楽部門の本選出場6人に選ばれました。

昨夜、その本選がオペラシティコンサートホールで行われましたので、風邪を圧して応援かたがた行ってきました。
本選は、村元さんは、6人の内5番目に出場します。
4番目の人まで聴いたところでは、さすがはファイナリストたちでいずれも甲乙つけがたく、順番をつけるのは難しいな、と思っていました。

村元さんは、最初の中田喜直の曲を美しく歌いました。それまでの人たちの日本歌曲は、いわゆる声楽家の歌う日本歌曲で、私にはしっくりきませんでした。
村元さんは、美しい日本語で、しっとりと聴かせました。

自由曲は、アメリカ人サムエル・バーバーの歌曲でした。
英語の詩を、透明度の高いビブラートのない声で、情感豊かに歌い上げました。聴衆をしっかり掴んでいました。
拍手もこれまでとは異なる大きなものでした。
前の4人には大きく水を空けた、と感じました。

6番目の人は、しっかりとしたバリトンでした。
この人と村元さんの争いになるな、と感じました。
しかし、どう考えても、村元さんの方が上だと思っていました。

結果は、村元さんが1位、6番目の寺田功治さんが2位でした。

村元さんは、われわれの合唱団では、今は、ラテン語のドイツ読みを指導しています。
英語の歌をあれほど見事に歌い上げるとは思いませんでした。
聴きながら、大したものだ、と感じました。

これまでも数々の賞を貰っていますが、この賞は大きな賞です。
人柄も良く、謙虚な人です。
我らが村元さん!これを機にますますの活躍を祈念しています。

最後に、音楽コンクールに行ったのははじめてでしたが、出演者の略歴や、歌う曲目などを書いたものを配布すると思っていましたが、渡されたのは、出演順を書いた聴衆賞のための採点の紙だけでした。
主演者を読み上げるアナウンスもありません。
というわけで、村元さんの歌った曲が、私にとっては両方とも初めての曲で、曲名が分かりません。
1200円でプログラムを売っていましたが、買っていないので、ただの感想だけになってしまいました。
| 音楽 | 16:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
井の頭公園の中田喜直歌碑

井の頭公園に、この様な中田喜直作曲の「ちいさい秋みつけた」の歌碑があります。作詞は、サトウハチローです。
歌碑にあるように、一時三鷹市氏に居を構えていた中田喜直は、美しい三鷹の自然を愛し、井の頭公園散策中にこのメロディーが浮かんだとのことです。中田喜直が愛用したアップライトピアノの形に直筆の楽譜を刻み込んだもののようです。

懐かしい曲だが、唱ったことがないなと思って調べてみると、1962年に、ボニージャックスが唱ってヒットしたもののようです。私が社会人になってから知られるようになった曲で、合唱に夢中になっていた学生時代の後のことでした。
中田喜直(1923年〜2000年)生誕90年を記念して造ったそうですから、2013年頃のものでしょうか。

彼は、東京音楽学校卒業後は、陸軍航空隊には入り、特攻隊員として終戦を迎えたとことです。
印象として、短調の優しい歌が多いような気がしますが、もし戦死していたら、この様な曲は生まれませんでした。

私の学生時代は、4〜5年先輩の慶応ワグネルソサイアティ出身のダークダックスに続いて、デュークエイセス、ボニージャックスなど男声カルテットが全盛でした。合唱も男声合唱が最も盛んでした。
私たちは、混声合唱団でしたが、女声のいぬまによく男声合唱を唱ったものです。プロの真似をして4つのパートをそろえて男声カルテットなどで唱いました。

私はトップテナーを唱いましたが、ベースのS君は学部が異なることもあって長くは続きませんでした。
その頃の男声合唱曲は、ほとんど唱ったように思います。
私たちの合唱への情熱をかき立てたのは、定期演奏会で採り上げる合唱曲のほかに、当時全盛だった男声合唱曲、ダーク、デューク、ボニーなどのプロ男声カルテットなどでした。

若き時代を思い出しました。
| 音楽 | 17:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
高校卒業60周年懇親会

昨夜は、十五夜でした。
月齢のことはよく分かりませんが、今夜がが満月だそうです。

この一週間は、何故か長く感じました。

8日(土)、9日(日)両日は、合唱団エルヴィオソーヌスの合宿練習でした。
毎年のことですが、これが我々高齢者にとっては辛い練習です。
東武東上線武蔵嵐山駅徒歩15分の国立女性教育会館に9時半に集合、10時〜12時、13時〜17時、18時〜20時と練習があります。各インターバルで10分程度の休憩が入りますが、集中を維持するのが大変でした。
21時から懇親会がありますが、私たち夫婦はそれをキャンセルして休みました。
翌日は9〜12時、13時から16時まで練習して解散となりました。

今年は、バッハのロ短調ミサ曲ですが、この曲は随分聴かされてきたように思います。従って多くのメンバーが2回目以上の挑戦のようで、はじめて唱う我々はついて行くのが大変です。
難しいと言われていましたが、想像以上の難曲で、2月10日の演奏会までに、身体に染みこませるのが大変です。一回経験しても、未消化でもう一度と考える人が多いのかな、とも想像しています。

帰途、二人ともほとほと疲れたので、息子夫婦に電話して寄り、夕飯を食べさせて貰いました。
まあ、良い家族懇談の機会にはなりましたが。

この疲れ、意外ととれず、その後の日々をだらだらと過ごしてしまいました。

14日(金)は、高校卒業60周年の集まりがありました。

定刻の10分前に着いたのですが、既に沢山の人が集まっていました。

中高一貫校で、355人卒業して、その日集まった人は約80名、他界した人が約90名、その他は欠席、返信なし、連絡不能者とのことでした。

2年毎に開いていたこの会ですが、皆、78〜9歳となりました。
外見の印象は、背が縮み、少し痩せた人が多かったように見えました。全体として、皆、歳を採ったな、と感じました。自分も同じように見えるのだろうと思いました。
クラスは毎年組み替えられるので、多くの人が一度は同じクラスのなります。その過程で親しい友人が出来ていきます。
改めて、人格形成期の6年間を同じカルチャーの中で過ごしたことの良さを感じました。

この会は、同じ幹事グループが幹事を務めていましたが、亡くなる人もいて、現幹事は今回で引退となりました。今回が最後となるかも知れません。
そう思うと、皆元気でいてくれよ、という気持ちでの歓談となりました。

乾杯の発声は、遠路アメリカから駆けつけたメンバーが務めました。
「長生きしよう!」
と唱和させました。
その後司会者が、「長生きしても、人に迷惑をかけないように」
と締めました。
| 身辺雑話 | 14:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
地球は温暖化?寒冷化?


気候というか、気象というか、とにかく過去の経験が当てはまらなくなってきました。理由はよく分かりませんが、この夏から9月にかけての気候は、酷く不快なものでした。

先般のパリ協定をはじめ、世界の政府とメディアはCO2犯人説に固まっているようですが、果たしてそうなのでしょうか。
それも一つに原因かも知れませんが、そのような単純なものではないような気がします。
これが大きく叫ばれている背景には、石油対天然ガスに絡んだ大きなビジネスと、そのバックにある国際政治が絡んでいることは確かです。

気象変動には、温室効果ガスによる気温上昇→海面上昇や気象変動、といった単純な図式では割り切れない複雑な要素があります。
現に、海面上昇によって、今にも水没してしまうと言われていた南太平洋の島国ツバルは、依然として頑張っています。

これとは別に、海洋学者の中には、地球は寒冷化に向かいはじめる、と考えている人もいます。30年位の単位でのリズムがあるようです。
海流の流れからの知見です。

更に、宇宙で貴重なライフゾーンに存在する地球に最も大きな影響を保っているのは太陽です。地球は、太陽からのエネルギーの恩恵で豊かな衛星として存在し、生きとし生けるもの皆太陽の影響下にあります。
太陽の活動との関係も重要です。
黒点の増減が、地球の温度に影響すると考えられています。更に、これが人類の経済活動にまで影響すると考え、株価の予測にも利用されるほどの大きな影響があります。
太陽の黒点の縮小から、寒冷化が予測されてもいます。

これだけでではなく様々な要素がかみ合って、気象が決定されているのでしょう。

メディアは、北極海の氷が融けている、氷河が融けているなどの個別の現象を取り上げて警笛を鳴らしています。
しかし、南極大陸の氷が一貫して増加していることは余り報道しません。
地球温暖化の議論は、注意して観て行かなくてはならないと思います。

これらを総合するような科学の誕生を期待したいと思います。
そのためには、今のスパコンの何百倍、あるには何千倍の能力のものが必要な気がしますが。

| 環境 | 15:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
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