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大過ない一年だったが世界は混乱へ
送信者 橘フォト2015

暖冬ですが、武蔵野の冬木立は寒々しいですね。
今年も大晦日を迎えました。

振り返ってみると、近頃珍しく、元気に過ごせた一年でした。
2月に急性の胃腸炎を患って、すわノロウイルスにやられたかと思ったのですが、大したことはありませんでした。ここのところ毎年風邪を引いていましたが、今年は、逃れることができました。これが一番良かったことです。
空気の乾いている日が少なく、気温も暖かかったことが幸いしたのかもしれません。

そんなことで、声も順調で、コーラスの練習も楽しくできました。
今年の初めには、やっとの事でステージに立てたような感じで、今練習しているドボルザークのレクイエムが最後になるかもしれないと思っていました。
しかし、調子が悪くないので、今のところは来年のバッハロ短調ミサも参加しようかと考えています。

長男夫婦が近くに移り住んでくれたので、行き来がしやすくなったり、ハワイ旅行を共にしたりで、今年はファミリー交流の年でもありました。

そんなことで、まあ良い一年だったと考えています。

ところが、親族、友人たちがポツリポツリと亡くなっていく寂しさを感じた年でもありました。
これは、止むを得ないことですが、元気でいられる自分が幸運なのだと考えるようにしています。

世界は、どのようになっていくのか見当もつかない1年でもありました。来年は、もっと分からない年になりそうです。
完全にデフレ時代に入りました。
工業製品も、天然資源も、有り余っている時代に入りました。
いくら金融を緩和しても、デフレが進行していくようです。これまでになかった現象です。
FRBが利上げに入りました。来年も引き続いて少しづつ金利を上げていくのではないかと予想されています。この出口戦略は成功するのでしょうか。
いずれにしても、今後もデフレ時代は長く続きそうで、中国を初めとする発展途上国のダメージは相当に大きいものと予想されます。
独裁国家の軍事暴発が心配です。

日本は、輸出企業は円安を享受していますが、経済全体を引っ張っていく力はありません。
いくら円安でも、必要な労働力が確保できなければ、輸出もそんなに増えないのではないでしょうか。
経済を牽引するのは第3次産業ですが、日本はこの分野が苦手なのではないかと感じています。

日銀は、得意になってバズーカとかいって、金融の緩和で勢いをつけようとしていますが、効果は知れています。
東京五輪に向かって、超緩和の出口を見いだせないままになってしまうと、五輪後は不況のジンクスが待っています。対応手段のない大不況になるのではないでしょうか。
理想的には、早めに出口戦略に入り、五輪後に再び緩和したいところです。
何れにしても、金利機能の効かない経済は、異常な経済であることに、速く気がついて欲しいと思います。

日韓関係が、異常な興奮の下に越年しようとしていますが、韓国から反日を除いたら何が残るのだろうかと感じます。
反日でないと、国民の精神状態がおかしくなり、政府は立ち往生するでしょう。そして、思いも寄らない行動に出るのではないかと心配しています。

英国人旅行家イザベラ・バードの「朝鮮旅行 英国婦人の見た李町末期」を読みかけたところですが、1894年(日清戦争の年)、釜山から海路済物浦(現在の仁川)へ着いて、清国人の街、英、独などの教会、副領事館などを紹介したあと、

日本人居留地はこれよりも遙かに人口も多く、街も広くもったいぶっている。<略>街には小さな商店の並ぶ通りは何本か在るが、扱っている商品は主に自国の人々の需要を満たすものである。というのも<略>3世紀にわたる(豊臣秀吉の朝鮮出兵以来の)憎悪を抱いている朝鮮人は日本人が大嫌いで、おもに清国人と取引をしている<略>」

という表現が出てきます。
朴槿恵大統領が、日本に対する「1000年の恨み」と表現して日本人を驚かしました。
そして、何かと言えば、豊臣秀吉の朝鮮出兵の恨みが続いていることにも驚かされました。
朝鮮出兵は、日清戦争の時には3世紀の恨みになっているのですから、現在では4世紀にわたる恨みです。そうであれば、現大統領が言う1000年の恨みもありということになりますね。
日韓関係は、いくら理屈で攻めても、修復は困難と考えた方が良さそうです。

デフレ時代に入って大変なのが、世界の工場と化した中国や工業化を目指してきた発展途上国と、資源輸出に頼っていた国々です。
中国の場合は、共産党独裁政権の維持が国家目標ですから、構造改革は遅々として進まないでしょう。
この国の巨大な過剰設備が、更に世界のデフレを圧迫し続けるのではないでしょうか。

中東や、ウクライナ、EU、中国内のことですがウイグル族の弾圧、そして民族大移動のような難民のラッシュを見ていると、つくづく世界は混乱期に入ったと思います。

どんな世界になっていくのか、来年はじっくり見させていただこうと思っています。
拙いブログにお付き合いいただいてありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。

| 身辺雑話 | 12:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
風邪を引かないためのおまじない
送信者 橘フォト2015
(冬至の空)
風邪の季節になりました。
一昨年は、夏風邪を引き、2ヶ月以上不快な想いをいたしました。
昨年も11月に、2週間ほど風邪に悩まされました。
高齢になると、風邪は、場合によっては肺炎などを併発し、命取りになります。

そこで、私が心がけている、おまじないみたいな(笑)風邪予防策を2〜3ご紹介させていただきます。

1.舌の掃除
リタイアー後は、3回の食後に、歯科医の紹介による米国製ウオーターピックという機械で、ジェット水流による歯の掃除をしています。
今年に入って、歯科衛生士から、舌の掃除をするように勧められました。ウオーターピックに舌掃除用のノズルが入っているのを思い出し、夕食後ないしは就寝前に限ってそれを使用して舌の掃除をしています。
以前、TVで風邪の少ない学校の紹介があり、歯科衛生士による舌の掃除指導が行き届いているから、とのことだったのを思い出したので、はじめてみることにしました。

2.鼻呼吸テープ
多くの人が、眠っている間は、鼻呼吸ではなく口呼吸しているようです。
鼻呼吸ではなく口呼吸していると、風邪を引きやすいようです。イビキの原因や無呼吸症候群になりやすいとも言われています。
私は、間違いなく口呼吸をしていました。朝、眼が醒めると口の中が乾いてカラカラなことがありました。勧められてマスクをして寝ていました。
そこで、試しに鼻呼吸を促す口封じテープを購入して使ってみていますが、今のところ快適な睡眠がとれ、鼻の具合も良くなっているように感じます。

3.ココアを飲む
鼻炎、気管支炎などアレルギー性の疾患を抱えているため、ココアを飲むことを勧められました。含まれているポリフェノールが良いそうです。
これは、風邪防止というよりは、呼吸器の状態を良く保つのが目的ですが、間接的に風邪防止になっているのではないかと思います。
朝食後、ココアを飲む習慣になって数年になりますが、便通が安定する、髪の毛が白くなるのが止まって、むしろやや黒い毛が増えたように感じます。

もちろん手洗い、うがいに努めています。
柿やミカンなどビタミンCが豊富な果物をよく食べるように心がけています。
その上に私が心がけているおまじないレベルのことをご披露させていただきました。
| 健康 | 16:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
悪い時代に備えなければ
送信者 橘フォト2015
(秋の名残)
悪いニュースの多い時代になりました。

日本のTVニュースで報道されているような社会の事件は、昔だったら詳しく分からないようなことを事細かに報道しています。そのため、多くの人が、日本では犯罪が多くなったと感じているようです。
しかし、この国では、殺人などの凶悪犯罪は一貫して減っています。
この様な国は、世界でも珍しいのではないでしょうか。まれに見る平和な民主主義国なのです。

米ロ中英仏の5大国のほかに、北朝鮮、パキスタン、インド、イスラエル、南アなどの国々が核兵器を保有していると信じられています。
核戦争になれば、相互に悲惨な戦禍を被ることになる可能性が高いので、核戦争は起こらないだろうと言われていますが、独裁国家では、窮地に陥れば、核使用の誘惑に駆られることも考えられます。
核兵器を保有している独裁国家に要注意だと思います。我が国は、独裁もしくはそれに近い核保有国家に囲まれています。

それとは別に、民族単位のテロが活発になり、中東では、悲惨なテロ戦争が繰り返されています。
多くの難民が発生し、その難民の一部は、かつての民族大移動を想起されるような数となってEUに押しかけています。
かつてはキリスト教徒同士の戦いが激しく、長い間戦争を繰り返してきましたが、昨今は、イスラム教徒同士の争いが、世界に影響を与えています。
難民問題は、受け入れ側のEUの限界を超えており、頻発するテロに対して、キリスト教徒のイスラム教徒への反撃を誘発しかねない状況となっています。
この難民問題は、EUの社会、経済、政治に大きな変化をもたらす可能性があります。
中東の混乱、イスラム教徒のテロと難民問題は、現下の世界の最大不安定要因です。
EUの民主主義も大きな曲がり角に来ているように感じます。

米国も、プレ大統領選を見ている限り、イスラム難民にどう対処するかを巡って大きな対立が生まれつつあり、選挙後に尾を引く可能性があります。
経済は、比較的順調で、金融政策の転換点を迎えつつありますが、かつての米経済を彷彿とさせるような力は感じません。
国内のテロ対策にも大きな力を注いでいて、中東問題にも大きなエネルギーをとられています。我が国の関心が深い、南シナ海問題への対応への余裕が乏しくなってきています。

EUにしろ、米国にしろ、我々日本が参考にしてきた民主主義の国家群です。これらの地域が揺らぐことは、日本にとっても好ましいことではありません。
戦後の日本は、民主主義国家の側に立って、独裁国家群に対処してきていますし、これからもこの方向は変わらないでしょう。
民主主義で平和であることが最も望ましいことです。戦後の日本は一貫してこれを享受してきました。
そのため、その前提が怪しくなってきていることに鈍感になってきています。突発的に何か起こったときには、恐らく脆い社会だと思います。
この様な警告も出さない新聞に怒りを感じています。消費税免税なんてとんでもないと思っています(怒り!)。

今年も何日も残っていませんが、来年は、もっと不安に満ちた悪い世界になるのではないでしょうか。
| 人類 | 13:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
今日は太平洋戦争開戦の日
送信者 橘フォト2015
(2012.7.10靖国神社)
この様な写真を掲載したからといって、太平洋戦争を肯定しているということではありません(笑)。
私には、肯定したり否定したりするほどの情報や知識はありません。

昭和16年(1941年)12月8日、日本海軍の真珠湾攻撃によって太平洋戦争の火ぶたが切って落とされました。私は、3歳と9ヶ月でしたが、この周りの興奮は何となく覚えています。
甲高いラジオの声、大人たちの複雑な様子の中で、絵本などで見ていた戦争が始まることに子供心に刺激されていたのだと思います。

昭和20年(1945年)8月15日の終戦の玉音放送を聴きながら、両親や祖父母がホッとしている様子が心に残っています。
国民学校2年生だった軟弱な私は、学校そのものが軍国主義的なコワイ雰囲気にあったので、疎開先ですごく居心地が悪かったです。後で考えると、この日を境に段々とそのコワサが薄れてきましたが、最後まで疎開先の学校には馴染めませんでした。

平川祐弘さんが昭和57年(1982年)に書いた「平和の海と戦いの海」を1年前に読みました。
この戦争を避けるために、そして終わらせるために尽力し、戦後も活躍されたた立派な人たちが居たことを知りました。
開戦に走ったことは稚拙な政治だったと思っていましたが、平和のための日米相互の理解も相当進んでいたようで、残念に思いました。
ハルノートがどうであったとかといった議論ではなく、大きな流れとしての平和構築の大切さを知りました。
国際情勢が急展開している今日この頃ですから、も一度読み直してみたいと思います。

太平洋戦争の頃もそうでしたが、現在の日本も、政府も国民も液状化している国際情勢の認識が十分ではありません。それでも現政権は、過去の政権に比べると格段に頑張っていると思っています。
メディアや国民教育の遅れが、政界や国民の現状認識の遅れとなって、政権にかなり無駄なエネルギーを消耗させているように思います。
| 歴史 | 21:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
人の死とはその人が存在しなくなること
送信者 橘フォト2015

縁の深かった人たちの死が、心に重い空白を残したり、羨ましいような幸せな暮らしをしていたと思っていた人が、実際は苦渋の終末を迎えていたのを知ったりして、人の死を考えさせられることの多かった年です。

この歳になると、友人たちがぽつり、ぽつりと他界していきます。
同い年の約3分の1は亡くなっています。
学校や職場で一緒だった同期生の場合には、知り合ってからの時間が長いので、私との交遊の側面からだけですが、その人の一生を4次元的に想像することができますし、年齢的にもやむを得ない、と割り切りができます。

しかし、身近な親戚の場合は、存在することが当然の感覚がありますから、突然に亡くなると、喪失感が大きくなります。
5日(土は、妻の末の妹の告別式でした。突然のことだったので驚きました。
上の「御文」(クリックすると拡大されます)は、浄土真宗東本願寺派の葬儀で配られたもので、お経のように導師が読み上げるのを聴いていると、600年前に生まれた蓮如上人(1415〜1499)の御製だそうですが、老いも若きも人の命のはかなさを語っています。
現在の私たちの心境をしっかりと表してくれています。

裏に現代文で大意が書かれていましたが、文語のリズムで読み上げられるのが、良かったと思います。若い人たちに分かるかなとも思いながら聴いていました。
中学や高校で、古文を習いますので、多くの人には大意が理解されることだと思います。

中国は、漢字を簡字体に代えてしまったので、識字率は向上しましたが、多くの中国人は、膨大な歴史的財産である中国の古典を読めません。簡字体で書き直されたものだけが読めるのでしょうが、独裁政権は、政権に都合の悪いことは簡字体に直すことは認めないでしょうから、いくらでも歴史を変えることができます。過去を奪われた民族です。
習近平の習の字は、上の羽冠の羽の半分だけで表示されます。彼のキャラクターも浮かびませんね。

南北朝鮮も同じです。
日本併合前は、漢字を使っていて、いわゆる漢文で書き記されていました。
併合後は、日本が普及させたハングルに漢字のキーワードを加えて、ハングル漢字交じり文でしたが、現在はハングルだけですべてを表示しています。
日本時代に戸籍が作られましたが、南朝鮮はそれを引き継いでいます。しかし、戸籍は漢字なので、戸籍通りに名前を書けない人が多いと聞いています。
この両国共、朝鮮の過去の書籍は読めないのは普通です。
中国と同じように、過去はいくらでもハングルで書き換えることができます。

我々は、中等教育で古文、漢文を習っているので、何とか過去の文献を読むことができます。しかし、日本語の変遷も速く、明治時代の文献が最も読みにくいように思います。
福沢諭吉の文章なども読みにくく、有名な人が読み違えていたのを見ました。
個人的には、最も読んでみたい古事記を読むのは大変です。

5〜600年前に残された文に感動して脱線してしまいました。
| 身辺雑話 | 15:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
Windows10順調にスタート
送信者 橘フォト2015
(鎌倉長谷寺書院敷石)

偶々、セキュリティソフト、カスペルスキーの契約期限が近づきましたので、2016年版に更新しました。
ついでに、毎日のように急かされていたW10へのグレードアップも行いました。
W7を何不自由なく使っていました。
世間の雰囲気は、急いでW10にアップグレードする必要がない、という感じでしたが、やってみれば、スタートアップは少し早くなり、閉じるのはかなり早くなり、感覚的にはキレも良くなったように感じます。
半月ほど試して問題ないと思ったので、昨日、妻のW8.1もW10にグレードアップしました。

WindowsのOSは、95、98、ミレニアム、XP、Vista、7と使ってきましたがずいぶん進歩したものですね。
昔は、新しいOSをインストールするときにはワクワクしたものです。
しかし、OSの進歩について行けるたのは、初めの頃だけでした。PCのごく限られた能力しか使っていないので、新しいOSへの感動が希薄になってきました。

企業は、社内システムとの関係もあって、W10への切り替えに慎重のようですが、個人は、躊躇する理由はないように感じます。
| 電脳電網 | 17:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
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