CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< November 2015 >>

LINKS
PROFILE
ARCHIVES
CATEGORIES
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
人類の晩秋なのか
送信者 橘フォト2015

昨年の秋は風邪に悩まされていましたが、今年は、今のところ秋らしさを味わっています。

学校に行っている頃は、一学期より二学期の成績が良くなることを繰り返していました。
特に、頑張ったということではなく、何故かそのような結果になりました。秋が好きだったからでしょうか。
この季節になると、過去の様々な秋の佳い想いが蘇ってきて、それを反芻するだけでも心地良い時間を持つことができます。まあ、先のない人生ですから、過去に生きているのでしょうか(苦笑)。

パリでのテロ、国連決議に基づく連合国によるISILへの空爆、それに乗じた中国によるウイグル人虐殺、マリでの武装勢力によるホテル襲撃など、人類のこの先はどうなるのでしょうか。
ベルギーは、かつての大戦では永世中立国でしたが、結果はドイツ軍に蹂躙された経験から、ブラッセルにEU本部を誘致し、欧州内の安全を確保したつもりだったでしょうが、パリテロ犯の根城がブラッセルにあったとのことで、地下鉄を止め、学校も閉鎖するなど非常事態宣言下にあります。
これまで視野に入っていなかったイスラム圏との相克によって、EUは混乱の最中と言ってもよいでしょう。

20世紀まで数百年続いたキリスト教徒間の争いは収束したようですが、因縁のキリスト教徒、イスラム教徒間の争いが激しさを増してきています。第2次大戦までのキリスト教徒によるイスラム圏支配の報いなのかもしれません。
そして、イスラム教徒の間でも、スンニ派とシーア派の対立があり、スンニ派内でも、ISILのような過激派とその他の争いが激しくなっています。

アジアでは、独自の論理で、軍事力、経済力を背景に侵略意図を隠さない中国が、大きな不安定要因です。余りのやり過ぎで周辺国から嫌われていますが、力のある大国なので、各国は是々非々の対応をしています。
中国のように、独裁権力による軍事力の裏付けを持ちながら、常時非常事態下のような国家の隣で、自由、平等、平和などの心地よい言葉を唱えている浮世離れした国民が満ちている国家日本は特異な存在です。
参院選後に、しっかりと世界標準の国家になって欲しいと思います。

混乱するEU、長引くデフレ下の資源価格低下で行き詰まりを見せているロシアや資源輸出国、中国共産党政権の存続だけしか頭にない中国、次の指導者が決まって動き出すまで1年以上を要する米国、世界に広がる貧富の格差など、人類の将来展望は開けていません。
かねてから申し上げているように、人類全体を指導するような思想も、人材もいません。
殺し合いが続くような予感がします。
| 人類 | 17:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
人類は自己制御ができない パリの同時多発テロで考える 
送信者 橘フォト2015

東京が、秋雨に包まれていた間に、パリでは数百人の死傷者を出す同時テロ事件が発生しました。ISが犯行声明を出しています。13日の金曜日の夜、キリスト教徒が忌む日を狙ったのでしょうか。
フランス大統領は、これは戦争、として厳しい決意を語っています。EU全体がISに立ち向かって行くことでしょう。

かつて、「人類が気づくまで地球は待てるか」では、

「歴史がそうであった様に、力の強い国や民族が、他の民族を圧迫したりして生き残って行くのでしょうか。
これからも散々その様なことを繰り返したあと、改めて人類は協調の大切さを知るのではないでしょうか。
しかし、その時まで、地球が耐えられるでしょうか。」


と書いて、かすかに将来への希望を感じていましたが、最近は、その考えが甘かった、と反省しています。
人類には、全体としての自己制御がプログラムされていない、と感じるようになりました。
そして、そのエントリーで日本について述べた、

「経済をはじめ文明の力を付け、文明間の競争に立ち後れない様にしなければなりません。
経済力、外交力、防衛力だけではなく、自然科学、社会科学などの知見を磨き、異文明からも尊崇を集めておく必要があります。」


こういうことは、もしかしたら、宗教的にも包容力のある日本だけが世界をリードできることなのかもしれないと思っています。

ただし、その後の安保法制に関する国民の防衛音痴ぶりには、大きな不安を感じています。
昨夜、学生合唱団時代の同窓会で話した元中東2カ国の大使を務めた友人に、外務省は、外に神経を向けているが、防衛省任せにしないで、安全保障に関する健全な国内世論の形成にも努力する必要があるのではないか、という趣旨のことを話しました。
彼曰く、この世代は、防衛論議にアレルギーを持っている人が多く、この様な会では、そういう話はしにくかったそうですが、「君がそんなことを言うのか」というような顔をしていました。

幸い、現在は、この混乱は、ヨーロッパからアジア大陸の範囲に限られていますが、南シナ海、東シナ海などでは緊張が高まっています。
南北アメリカと太平洋地域に波及しないことを願っていますが、今や海は隔てになりません。備えを急ぐ必要があります。

一番大事なのは、国民の世界の現実を見る目を、どのようにして開いていくかだと思います。
JUGEMテーマ:ニュース


| 人類 | 15:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
久し振りのハワイ旅行
送信者 橘フォト2015

10月31日(土)から、11月8日(日)まで、ホノルルに行ってきました。
この歳になると、ホノルルといえども、時差は堪えます。
ハワイ呆けも終わったところで、ようやくブログを更新する気になりました。

長男夫婦が、ホノルルで、コンドミニアムのオーナーシップタイムシェアリングに加入したので、一緒に行かないかと誘われて、その気になったものです。
コンドミニアムといってもヒルトン系で、食事以外はホテル並みのサービスがあり、1LKに、ベットルーム並みの広さのバスと別途シャワー室、仕切られたトイレ、洗面所などの浴室コーナーと、大きく3つのスペースに分かれています。
ロケーションは、カラカウア大通りから少しワイキキ側に入って、通りの向かい側にはロイヤルハワイアンセンターがあります。
ワイキキのほぼ真ん中でした。
しかも、フロント、コンシェルジュ全員が完全な日本語を話しますので、コミュニケーションの問題もありません。
彼らと我々夫婦は、別々のユニットを確保しましたので、滞在中は快適でした。

ホノルルは、これまで何度も行きましたが、ホテルと外食ではくつろぎが限られてきます。
キッチンには、一通りのものが揃っているので、自分たちで調理して食事ができるのが嬉しかったです。
50歳、働き盛りの長男夫婦とは、食の好みも大分異なります。くつろぎ方も異なります。
それぞれにマイペースの部分も取り入れられたのが良かったと思います。

滞在中に、潜水艦に乗って、海底を探訪するツアーに参加しました。(写真参照)
退役潜水艦を観光用に利用して、ワイキキ沖を約40m位の深さまで潜水し、人工漁礁に集まる魚群を観察するものです。
ワイキキの浜辺は、砂を他の島から運んでビーチらしくしています。砂は補給しないとビーチが小さくなってしまいます。流された砂は沖にまでも蓄積され、海底の自然を破壊します。そのため、海底には植物などが育たないので、魚が寄ってきません。
廃船を沈めたり、墜落したセスナをそのままにして人工漁礁とし、魚を集めています。
潜水艦体験をしたというだけのことでしたが、日本だったら、もっと面白いツアーができるのではないかと感じました。

防衛アレルギーになっている我が国でも、観光用に退役潜水艦を利用することによって、少しはアレルギー解消に貢献できるかもしれません。
潜水艦観光が終わってふと見ると、船長は小柄な婦人でした。
| | 13:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
| 1/1PAGES |