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この国の至福の季節
送信者 橘フォト2015

1972年のこの季節に、中南米の長い出張から帰国しました。

新緑、百花繚乱、温かい日差し、さわやかな空気など素晴らしい気候でした。日本人に生まれて、いや、人間に生まれて良かったと感じました。
どの地域にも、一年の中で一番良い季節があるでしょう。しかし、これ以上に素晴らしい気候が他にあるでしょうか。

サンパウロの初夏もさわやかで素晴らしかったです。
ロンドンの5月、6月も良かったです。欧州全体がこの季節が最高です。
残念ながら、日本のこの季節は短いですが、私が経験した中では最高です。

安倍首相が、訪米に出発します。

1984年5月上旬に米国に出張しました。
東海岸では、ドックウッド(アメリカハナミズキ)が随所に咲いていました。遠くから見ると、日本の桜のようにも感じました。空気もさわやかでした。
ロサンゼルスでは、街路樹のジャカランダが咲いていました。

首相の強行軍は、健康面が心配ですが、良い季節の訪米だと思います。
政治家の出張は、全力投球の勝負ですから大変です。
首脳会談、議会演説と、今後10年、20年、或いはそれ以上の期間の日本の運命を決める訪米になるでしょう。
成功を祈るのみです。
| 身辺雑話 | 16:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
安倍首相の訪米による首脳会談、議会演説に期待したい
送信者 橘フォト2015

安倍首相の国賓としての訪米が近づいてきました。
米国では、ボストン、ワシントンDC、サンフランシスコ、ロサンゼルスを訪問し、ワシントン滞在中には、オバマ大統領との首脳会談、上下両院合同会議(4/29)での演説が予定されています。
安倍・オバマ会談では、現在進められている安保関係の強化、大詰めが近づいたTPP交渉の妥結への決意などが話し合われ、その結果が世界に示されるでしょう。

注目されるのは、安倍首相の議会演説です。
近代日本にとって、最も因縁の深い国は米国です。
黒船来航からはじまり、開国、日本の近代化、日露戦争終結の仲介、太平洋戦争、終戦処理、戦後の同盟関係など深い関係があります。
国民の対米感情は概ね良好です。
冷戦終了後、世界の多極化が進み、昨今では、太平洋を挟んで、日米と中国が対峙する姿がはっきりしてきました。
近代の日米間の歴史を俯瞰し、戦後の同盟関係を維持発展させた上での、太平洋を平和の海にする決意を述べて欲しいと思います。TPPも、日米を中心とした太平洋の結束に大きな力となります。
未来に向けた良いワーディングを見つけて述べて欲しいと思います。

これが成功裏に終われば、8月15日の首相談話は、大きな政治的意味はなくなります。
バックミラーを見てどうだこうだという議論(歴史認識)は、それを望む国々の国内政治の問題で、それに対して譲歩すればする程議論を長引かせます。
将来を強く見通した談話が望ましいと思います。

我が国が、AIIBに参加していないことが、中国に対する強いメッセージになっていると思います。
これは、国際金融の問題ですが、実態は国際政治の問題です。
参加国が、参加すれば何かメリットがあるような錯覚を起こしていますが、国際金融機関による金融であればあるほどに、公正な審査が行われ、中国が得意とする不公正は資金配分は行われなくなります。
日本企業が、ADBに関わるプロジェクトに関して、大きなメリットが採れていないことがその証拠です。
そのようなことも知らずに、乗り遅れる、孤立すると騒ぐメディアは無知か、意識して反政府の煽動をしていると感じます。
これは、今のところ、かなりのゲテモノです。

安倍首相が、日本と縁の深い西海岸を訪れるのも良いことだと思います。東洋系の中でもマイノリティになってしまっている日系人も歓ぶことでしょう。
米国は、ワシントンやニューヨークだけではありません。
| 政治、外交 | 17:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
よろよろする英国は当分混迷が続く
送信者 橘フォト2015
(ボケ)
AIIB(アジアインフラ投資銀行)に、突然、英国が加入することになり、仏、伊、独に次いで西など欧州主要国も加盟することになりました。
米国の反応から見て、どうやら英国は米国との間で事前調整をしていなかったようです。
英国内では、現内閣で力を持っている財務大臣主導で進められ、外務大臣の意見が容れられなかったのではないでしょうか。

昨年9月、スコットランド独立を巡って、スコットランドの国民投票が行われ、僅差でスコットランド独立が否定されたのは記憶に新しいところです。スコットランド国民党(SNP)は引き続きこの運動を続けていきます。
英国、つまり連合王国は、引き続いて解体の危機に瀕しています。

一方では、昨年5月のEU議会選挙で、英代表の中で英国独立党(UKIP)が英国では第一党(英代表74名中24名)になってしまいました。次が野党労働党の20名、与党保守党は19名の3位でした。

つまり、連合王国は、連合解体と、EU離脱の二つ方向のベクトルに引っ張られています。

昔から、欧州大陸とは一線を画す、という民族意識の強い英国でです。
私が駐在していた80年代末頃のことですが、EU(当時はまだEECだった)に向けての会議で、詳しくは覚えていませんが、サッチャー首相は、「決して英国は国境線をなくすことはない」というような演説をしました。
その夜、バンカーのパーティーでは、普段温厚な人たちが興奮していて、このことに話題が集中していました。英国人の欧州大陸に対する強い民族意識を感じました。

そのような意識の中で、英国は、通貨統合には参加しませんでした。ユーロに対して、伝統あるポンドを守り続けました。
ユーロは、ギリシャ問題をはじめ、多くの問題点を抱えて立ち往生気味です。この点では、英国の決断は、現時点では、正しかったように思います。

人、物、金の移動が自由なEU内にあって、英国は、そこそこの魅力のある国で、人の移入が多くなっています。
これは、英国内で英国人の仕事が奪われることになるでしょうから、EU離脱の願望が徐々に大きくなってきているのではないでしょうか。

この5月7日に行われる総選挙を前にした政党支持率は、ブルンバーグによると次の通りです。(4月12日)

労働党 36% 保守党 33% 民主党 7% 独立党 13% グリーン 5% その他 5% 労働党リード 3

労働党が僅かにリードしているようですが、相当複雑な連立が予想されます。要するに政治の不安定期に入るわけです。
キャメロン保守党首は、選挙対策で、EU離脱を問う国民投票を公約にしています。

そして、もう一つのベクトル、スコットランドの独立です。
因みに、スコットランド独立の経済的基盤は北海油田ですが、石油価格の低迷、ロンドンガトウイック空港近くの大油田発見は、スコットランド独立運動にどのように影響するのでしょうか。
スコットランドは、EU離脱反対ですから、選挙後の政府はどのようにしてこの二つのベクトルを処理していくのでしょうか。
選挙後の政治の混迷に向かって、何でもありのもがきの姿が見えてきます。
現政権にとって、プラス材料は、何でも拾いまくる、AIIB参加も、そんなことの一つかなとも感じます。

それにしても、英国は、米国の次は中国と見たのでしょうか。
中国に、アヘン戦争などを持ち出されて、首根っこを押さえられたのでしょうか。自分の本来の原則を曲げて、中国に謙っているようにも見えます。
英国は、これからの国内政治の予想される混迷によって、もはや、かつてのグローバルな知恵者としての働きができなくなるかもしれないとも感じます。
| 政治、外交 | 16:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
TV専用スピーカーBose solo15を購入

TV画面が、大型になって、しかも買いやすい価格になっていますが、薄型液晶TVの音が貧弱で不満でした。
画面が大型になっても、画面の両端(または下の部分)の狭いスペースににスピーカーが配置されています。PCのモニターのスピーカーと同じような扱いです。

余りにも音が貧弱なので、余っているPC用のスピーカーをつないでみました。少し良くなりましたが、離れて聴くには向いていません。
前から、BOSEのTV用スピーカーに関心を持っていましたが、solo12が15にバージョンアップしたので、購入し、昨日到着しました。
写真のように、薄型TVを上に載せるようになっていて、スペースをとらないで音響の質を上げられると期待しました。

セットアップして聴いてみると、TV画面に見合った音量、音質が得られ、音楽番組を聴く楽しみが増えました。
音楽の音は、キレがまして楽しく聴けます。アナウンサーの声も良い音質で聴けます。
もっと早く購入すれば良かったと思いました。
高級アンプ、スピーカーにつなぐ方法もありますが、我が家ではこれで十分です。

我が家では、クラシカ・ジャパンを契約していて、TVがついている間の半分はクラシック音楽です。主として妻が聴いていますが、時々私も聴きます。
加齢と共に、私は、コンサートに出かけるのは少し億劫になっています。
家のTVで音楽を楽しむ生活の体制に移りつつあります。。
| 音楽 | 13:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
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