昨日の昼食は、高一時代の友人5人と横浜関内ベイスターズ通りにあるスペイン料理屋Casa de Fujimoriでとりました。
料理もワイン美味く楽しいひとときでした。
76歳、一人を除いてゴルフを続けていたりで、全員元気です。
とは言え、話題は自然と、これからのことに及びます。
奥方を早く亡くした一人は、戸建てに住んでいましたが、とても負担になってきたので、売却することを決めたそうです。
息子さん夫婦が、近くのマンションに住んでいたのですが、これも売却し、新しい戸建てに引っ越し、父親の彼はそこに合流することに決めたそうです。
もう一人は、早々と自宅を処分して、夫婦で、介護つきマンションに入居しました。2年前のことです。
そこから、グリークラブのOB合唱団に通ったりで、好きな合唱を続けています。彼は、私と同じく、高校時代は音楽部に属していました。
私を含む他の3人は、それぞれ元気に夫婦で暮らしています。
一人は高層マンションの景色を楽しめる部屋にいます。
私ともう一人は、戸建ての住宅にこれも夫婦で暮らしています。
息子さん夫婦なり、プロの介護を期待できる環境になったりで、他の3人はやや羨ましく思いながら聞いていました。
私たち夫婦は、子供がいない一人息子の夫婦が、嫁の両親が既に他界してしまったので、あとは我々両親のことだけになりました。
共働きなので、通勤効率の良いところで、例えば、同じマンションに入居するのはどうか、という提案がありました。
そうか、彼らも、漸く親のことを考えてくれるようになったかと嬉しく思い、一時はその気になりました。
ところが、私は、どうしてもマンションには馴染めません。
サンパウロで、16階の約65坪のマンションに住んでいましたが、何故か飽きてしまって、地面で暮らしたくてたまりませんでした。当地では、セキュリティの関係で、戸建てに住むことは難しかったのです。
サンパウロでのことが、段々と思い出されるようになりました。
妻とも話し合って、我々は、なるべくここで暮らそう、一人になったり、二人とも老いて自力で生活できないようになったら、倅たちに相談して、次のステップに進もう、と決めました。
倅夫婦は、我が家から、車で15分ぐらいのところにマンションを買い換えました。年内に引っ越ししたいと言っています。
彼らが近くまで来てくれることが決まり、私たちは、安堵感が強まりました。
小家族時代には、肉親は有り難いと思います。