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巨人軍まずまずのスタート 日本プロ野球開幕
送信者 橘フォト11
(山椒の新芽)
28日、日本プロ野球が開幕しました。
各チーム最初の3連戦が終わったところですが、我が巨人は、阪神相手に、2勝1敗とまずまずのスタートでした。

さすがに攻撃力は凄く、コンパクトな打撃で、3試合で47安打(内本塁打5)、27得点(失点は11)と厚い攻撃力を見せてくれました。
第2試合で好投したメッセンジャー投手を除くと、阪神の投手陣に問題があったように見えたので、この結果をそのまま信じることはできないと思います。打線は気まぐれなものです。

投手陣では、菅野、大竹両先発は安定しているように見えました。
杉内投手は、持ち前のコントロールが悪く、今後修正できるかどうかですね。
心配なのは、リリーフ陣で、昨年の勝利の方程式、マシソン、山口に未だ精彩がありません。この辺が、今シーズンの鍵となるような気がしています。

今季獲得した片岡内野手、大竹投手が大活躍で、嬉しいかぎりです。井端内野手の手堅い守備やしぶとい打撃も、長いシーズンを戦う上で、貴重なものとなることでしょう。

まずまずのスタートでした。

| スポーツ | 19:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
北東アジア6カ国のゲームをしっかりやろう
送信者 橘フォト11

ロシアとウクライナの問題は、今後どのように展開するにしても、北東アジアに大きな影響を与えるでしょう。
今回明らかになったことは、ロシアの伝統的とも言える軍事を背景にした狡知な外交です。

ソ連が解体し、ロシアとウクライナが分かれた時、多くの核兵器がウクライナに残されました。

短い期間だがウクライナは世界3位の核保有国だった。ウクライナは旧ソ連から引き継いだ数千の核弾頭を破棄。その見返りに取り付けたのが、ウクライナに対し軍事力を行使したり武力で威嚇したりしないとする米国やロシアとの約束だ。だがロシアのプーチン大統領は4日、この約束をほごにした。(ロイター2014.3.6)

先の大戦で、日本の敗戦間際に、ソ連が、日ソ不可侵条約を破棄して、日本に宣戦布告し、樺太、北方領土を奪ったことが思い出されます。
中国が、政権維持のために、反日政策を続け、軍事的な圧迫も加えつつある状況下では、北東アジアのもう一つの大国でもあるロシアとの関係が大事です。安倍政権は、北方領土問題の解決を含め、ロシアとの平和条約締結に向け努力中ですが、理にかなっています。

北東アジアの緊張関係を整理すると次の通りです。

1.北朝鮮問題。米中韓日露の6カ国が関与している
2.日中間の緊張
3.日韓の歴史認識を巡る緊張
4.中露の複雑な関係、緊張と経済的利害、反米欧
5.米露のウクライナに発した新しい緊張
6.米中2国間関係

日本にとって厄介なのは、米中露朝が核保有国であることです。それだけに、強かな外交が求められています。

日中、日韓は当分の間、関係改善はないと割り切って、十分な関係にない露と朝との関係を強めることは、前より一層大事なことだと思います。

なぜなら、前のエントリーで指摘したように、露のクリミヤ編入に米欧がなすすべがなかったことを見て、中国が改めて東シナ海、南シナ海の内海化を実行に移そうとするかもしれません。
日本の外交としては、中露を組ませない戦略を一つの柱とすべきです。
ただし、対露関係では、米との摺り合わせを入念に行う必要があります。

次に、孤立している北朝鮮との関係改善です。
名目は拉致問題解決としても、北朝鮮の核問題解決のイニシアティブを持ちうる状況です。将来起こり得る朝鮮統一にも発言権を確保する必要があります。

国民的な関心事である北方領土問題(これはかなり日本に不利な状況)や、拉致問題にこだわりすぎると、北東アジアのゲームで、大きなリスクを負うことになります。
いずれにしても、国益を最大化する、リスクを最小化する、という観点を徹底しなければなりません。

現状を変えるという意味では、これから予想される北東アジアの経済の悪化の中で、相対的に良い位置を占めることができると思われる日本にとって、決して悪い環境ではないと考えています。
| 政治、外交 | 11:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
ユーラシア国家露中の海洋への野心
送信者 橘フォト11

ロシアによる強かなクリミヤ奪取が行われ、世界が慌ただしくなりました。
ロシアと米国、EUとの対立は決定的です。
だからといって、軍事的な動きはないようです。お互いに軍事的衝突は生産的でないことを良く理解しています。経済封鎖的なことが中心になっていますが、これとてお互いの利益を削ることですから、大胆なことはできないのではないでしょうか。

株価で見ると、ロシアは、リーマンショック以来の上昇分を全て失っています。米国は、高値で揉み合っている状況です。
どうも、ロシアの最大の弱点は経済で、経済を含む内政面の行き詰まり状態にあったところに、ウクライナの混乱が起こり、それを奇貨としたのか、プーチンは、入念な作戦で行動し、ウクライナを併合して国民の喝采を浴びました。
クリミヤを手に入れても、ロシアの経済的な弱さは変わらず、米欧の経済制裁はボディーブローのように利いてくるでしょう。

米欧とロシアは政治的な対立の時代に入りました。
といっても、かつての冷戦時代のようにはならないでしょう。グローバル経済は進展中ですし、中東など外交問題の処理には、お互いに協力が必要です。

こういう状態を見て、中国は何を考えているのでしょうか。
恐らく、中国が少々のことをしても、米国は軍事的手段には訴えないと思う危険があります。米国の戦争疲れが、具体的に見えたからです。特に、核保有国同士は、戦争はできないと。
東シナ海、南シナ海で多少の軍事的手段を使っても、米国と戦火を交えることにはならないと思う可能性があります。
現に、中国は、インドネシア領まで手を伸ばしはじめています。

クリミヤのねらいは、昔からの不凍港獲得です。
中国の野心は、東シナ海、南シナ海の内海化です。
似ているようですが、中国のねらいは国際法を無視しています。
そして、中国には、大きな戦争の経験がありません。ロシアはその点ソフィスチケートされていますが、中国は、そうではありません。近代戦争の初心者です。

日本としては心配です。


| 歴史 | 21:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
また誕生日がやってきました
送信者 橘フォト11

我が家にはこの白椿と光源氏の2種の椿がありますが、植物を見ていると、今年は、最近にしては遅い春です。

76回目の誕生日がやってきました。
この一年の前半は、夏風邪によるダメージを受け、冴えない一年となってしまいました。
今年は、こんなことがあった、と振り返るようなこともない平凡な一年でした。
あと何回迎えられるか分からない誕生日ですが、このような年が増えてくることでしょう。

私の誕生日は、春の彼岸の中日に当たることが多く、季節の変わり目です。特にデジカメ時代になってからは、花々の写真の記録が残っていたりして、この日の様子が記録されています。
例えば、5年前は、山椒の新芽が出ていました。
昨年は、木瓜(ボケ)の花が咲いていました。

思えば、物心ついた時には戦争、なぜか子供心には明るかった戦後の混乱期、日本の復興期に人格形成期を迎えた中学高校生の少年期、反戦平和思想のシャワーを浴びながらも自分で考えはじめた学生時代、高度成長期を走り続けて、そしてバブルの崩壊の後始末に終わった企業戦士の時代を経て、少し早いと思いましたが62歳でリタイアーし、人間らしく生活をエンジョイしてきました。
とは言うものの、残念ですが、生命の力が少しづつ衰えていくのを感じながら、誕生日を迎えているこの頃です。

それなりに厳しい現役時代を送ってきたのだと思います。
リタイアーしてからは、それまで全く感心がなかった花鳥風月にも目が行くようになりました。
今のような生活を続けながら、一回でも多く誕生日を迎えていきたいと考えています。

今夜は妻とともに、柳家花緑の落語を聴きに行きます。
| 身辺雑話 | 12:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
佐村河内音楽、小保方論文など真贋の混乱
送信者 橘フォト11

友人がもっていた佐村河内氏の弦楽作品のCDを借りて聴きました。
無伴奏ソナタのためのシャコンヌ、ヴァイオリンのためのソナタチネ、弦楽四重奏曲第一番、第二番が収録されています。私にとっては、いずれも美しいというか心地よい音楽で、成る程と思わせるものでした。
これから交響曲第一番HIROSHIMAが、演奏される機会があったら、ぜひ聴いてみたいと思います。

私は、幸か不幸か、佐村河内守という作曲家を知りませんでした。
しかし、名前までは定かではありませんが、21世紀のベートーベンとまで囃されている音楽家が現れたことは、メディアで知っていました。
ソチ五輪の直前に、佐村河内氏作曲とされる音楽の多くは私が作曲しました、と新垣隆という人が名乗り出たので大騒ぎとなりました。

NHKはじめ、その前に主な民放が、全聾で、なおかつ被爆者である佐村河内氏を採り上げ、海外の新聞にも、日本のベートーベンなどと採り上げられたようです。
彼の音楽に、物語を加えて、メディアがイメージを造り上げたところに新垣隆氏の登場で、メディアは一斉に佐村河内氏のバッシングに転じました。

言わば、2人の二人三脚で18年間曲作りをしていたところ、メディアが造り上げた(佐村河内氏もそれを望んでそのように振る舞った)イメージにより、2人の向かう方向が一致しなくなったのだと思います。
それはそれとして、音楽が良ければ、私はそれでよいことだと思います。

その後、ノーベル賞クラスの発見といわれた小保方晴子博士による新しい万能細胞「STAP細胞」が、世界に衝撃を与えました。
ところが、NATURE誌に発表した論文、小保方さんの博士論文に粗雑なところが見つかり、小保方さん所属する理化学研究所を中心に大変なことになっています。これもメディアが、リケジョとか、割烹着姿での実験の様子を報道したりして大きく持ち上げた後だけに、メディアのバッシングも大きいものがあります。

論文は、STAP細胞ができるまでのプロセスを表現したもので、問題は、STAP細胞そのものが作れるのかどうかです。
これは、関係者だけではなく、広く学会が実験を重ね、その結果を待つしかないのではないかと思います。

メディアが介在するために、メディアのメンツのようなものも絡まって、真贋が分からなくなってきます。

一部しか聴いていませんが、素晴らしい音楽が作られ、STAP細胞への可能性が示されたことに評価の中心が置かれるべきだと思います。
| 社会 | 18:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
クリミヤが尖閣だったらどうするのか
送信者 橘フォト11
(鶴岡八幡宮)
高一時代の友人4人と鎌倉で昼食会をしました。
生憎、スギ花粉の酷い日で、その猛攻に降参して、食事が終わると直ぐ三鷹に帰ってきてしまいました。久し振りに、鎌倉の海を見ようと思って出かけたのですが。

ユーラシアが揺れています。
中東の不安定が続いていましたが、ウクライナの新政権誕生、クリミヤへの露軍の進駐、大国ロシアと、EU、米国の対立が深まっています。
米国は、強い言葉を吐いていますが、軍事的に動く気配はないようです。長い歴史の上の争いだけに、損得勘定は複雑です。今は、クリミヤを押さえて露が有利に見えますが、これから長い駆け引きが続くように思います。
核保有国同士ですから、戦争はできないでしょう。

しかし、露が有利のまま固定してしまっては、弱い米、または優柔不断なオバマのイメージができてしまいます。
米は、いずれは中国と対峙しなければならないように思いますが、中国は、ウクライナ情勢を固唾をのんで見守っていることでしょう。
我々としては、弱い米で終わって欲しくはありません。歴史的重要度は全く異なりますが、クリミヤと尖閣列島が重なって見えます。
中国の野心にとっては、台湾から沖縄、日本列島は、壁のような感じがしていることでしょう。恐らく、それを打ち破るきっかけを求めています。

一つの国に入ってしまっているので良く分かりませんが、中国のウイグル地区、チベットなどは、ロシアのグルジョアやクリミヤのような存在なのではないでしょうか。
ユーラシアは複雑に民族、国家が入り組んでいて、民族と国家の関係は、歴史的な変遷が激しかったので、ウクライナのようなことが起きると、解決は簡単ではありません。

日本は、海洋国家で良かったと思いますが、海洋国家としての野心を深めている巨大大陸国家中国は侮れません。
クリミヤを他山の石とはできません。

そういえば、マレーシア航空機の失踪は不思議ですね。
最初は、中南海が、北京に帰って欲しくない乗客が乗っていたのではないかと疑っていました。それで、ミサイルか何かで打ち落とされた、と感じたのですが。
習政権か、それに抵抗する江一派どちらにも動機がありそうな気がして。

ユーラシアのあちこちで、血生臭いことになっています。
| 政治、外交 | 22:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
ビットコインってどうよ
送信者 橘フォト11

前回の梅の花が、雨の日の余りにも寒そうな感じだったので、しっかり光を浴びて春を感じるものを載せました。

ビットコインという言葉は見ていましたが、今回のマウント・ゴックス社の破綻で注目して調べた結果、どんなものかの輪郭が分かってきました。

結論として、CPU使用量オリエンテットのネットワーク上の価値観に支えられたもので、発行量が決まっている財であること、偽物が造りにくいこと、換金性があり、支払い手段として利用でき、その場合の手数料などのコストが金融機関を利用した場合と比較して非常に安いことなど通貨に近い面白いものだと感じました。

今回は、ビットコインの取扱業者の破綻で、ビットコインそのものに欠陥があるということではありません。マウント・ゴックスの破綻で分かったことは、ビットコイン保管方法、流通の安全性の問題でした。

現段階では、ビットコインは、優れた仮想通貨ではあるが、ネットの性格上、それを完璧に安全に保管したり、通貨と交換したりする方法がないということです。個人のPCも、取引所会社のセキュリティも、完璧ではありません。

もちろん、自分のHDDでネットから切断できるもの、たとえばUSBに保管することができます。保管だけならかなりの安全性が保てます。しかし、それを支払いに充てたり、通貨に換金したりするには、インターネットにつながなければなりません。

今回の事件は、換金譲渡を行う取引所会社マウント・ゴックスが、ハッカーに襲われて、かなりの金額の通貨およびビットコインを失った、ということのようです。
同業他社は、マウント・ゴックス社のセキュリティが甘い、とコメントしているようですが、現段階では、ネット上のセキュリティに100%はないと思われるので、相対的な問題ではないかと思われます。

もし、ビットコインの流通、保管が安心してできる、という前提に立てば、これは素晴らしいものだと思います。
インターネット上で、普遍的価値があり、流通し、支払いにも充てられるし、各種通貨にも換金できるとすれば、しかも、これが発行量に限度がある希少価値のあるものですから、まさしく金のネット版ということになります。

金に価値が認められる点の一つに、有限であり、希少価値があることがあります。
ただし、金はそれ故に、それは経済の規模拡大に伴って必要な通貨量について行けず、現在のような管理通貨制度になってきました。その結果、金は、希少価値のあるコモでティとして売買されています。
ビットコインも、発行量に限度があることから、金と同じように、現代社会の通貨にはなり得ず、ネット上のコモディティとして希少価値によって、値上がりしたりして、投資、投機の格好の対象となるでしょう。

ビットコインの価値が、CPU使用量に依存しているとすれば、CPUが、飛躍的にその能力を上げられる時期が来れば、偽物を造っても割に合うようなことになるかもしれません。そうなると現在のビットコインは暴落するでしょう。

将来的には、別のグループが、改良を加えた新しいビットコインを造り出す、或いは、次世代のCPUによる次世代ビットコインが出るなどが考えられます。
そうなると、それぞれのビットコイン間で、裁定取引が活発になるでしょう。
現在は、ビットコインと各管理通貨間の市場ですが、これが、各種ビットコイン間の裁定市場になれば、恐らく金融機関も参加した大きなマーケットになるかもしれません。単品の金とは比較にならない大きさの市場に成長する可能性があります。
また、デリバティブ市場もできそうです。賑やかなマーケットになるでしょう。

いずれにしても、CPUの将来に関する見識が、この市場を見極める基礎になるのではないでしょうか。

暇な老人の感想です。
| 経済ビジネス | 15:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
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