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春が近づいているが世界の春は遠のいている
送信者 橘フォト11

咲き綻びはじめた我が家の紅梅が、雨に濡れているのを見ると、春を感じます。
私は、寒がりで、寒い頃は春を待ち望み、春になるとスギ花粉症で悩みます。それでも、春の華やぎや新緑から新しいエネルギーを貰っているように思います。
やがて梅雨になります。この季節は、天候は良くありませんが、花粉症が癒えて、湿度が上がるので声の調子が良くなります。合唱などが最も楽しい時期です。
梅雨が明けると、高温多湿の地獄のような夏がやってきます。前にも触れましたが、この時期の五輪開催は大丈夫なのでしょうか。多くの国民が、リアルタイムで、冷房の下でTV観戦となります。電力消費は、相当なものとなると思います。熱中症もうなぎ登りでしょう。
秋とはいっても、9月は未だ暑いですね。
10月ぐらいから、秋らしい良い季節になります。今の私は、一番好きな季節です。
そして、木枯らしが吹くようになり、また、寒い、私にとっては長い冬がやってきます。

こんなことで一年が終わり、残された限られた少ない寿命を消費していきます。
最近は、人間のなせる業か、地球自体の変化か分かりませんが、気象変動が激しくなっています。
冷房も暖房もなく、地球環境を素直に受け入れて暮らしていた少年時代には、これほど暑さ、寒さへの構えはなかったように思います。文明が発達し、刹那的な快適さを求めていった結果、このような事態になっているということでしょう。
後戻りできないのも、文明故なのではないでしょうか。

気象もそうですが、人間社会もおかしなことになっています。

ウクライナでは、ヤヌコビッチ政権が崩壊し、革命後の政権が発足しようとしています。しかし、一度はウクライナから独立を企てたクリミヤは、ロシア人が多く、再び独立気運が高まっているようです。
歴史的にもそうでしたが、この地は地政学的に重要な位置を占め、これからもウクライナとロシアの綱引きが続くことでしょう。

他にも、シリア、エジプト、安定しない中東地域、巨大なるが故に強引に押さえ込んでいるウイグル族、チベット族などの民族問題を抱えている中国、内戦状態にあるアフリカのいくつかの国々などを考えると、依然として人類は決して平和ではありません。

気象変動に触れましたが、中国のPM2.5は凄いですね。
中国という国家の有り様を変えないかぎり解決しない問題です。
しかし、この国も、拝金主義からは脱皮できず、権益の奪い合いの内紛下にあります。内紛が収まっても、新しい権益構造を造り上げ、その維持に邁進することでしょう。
この体質が変えられないのは、中華文明故のことでしょう。

平和な日本も、中国からのPM2.5と、軍事面での太平洋への海洋膨張政策の圧迫を受けて緊張しています。
近代戦争の経験のない中国だけに、装備を揃えると使いたくなるのではないかと心配しています。衝突が起きないように、米国を上手に動かしながら切り抜けて欲しいと思います。
時間をかけて、中国サイドの変化を待つしか方法はありません。
| 政治、外交 | 16:17 | comments(2) | trackbacks(0) |
スギ花粉症はじまる 一方では五十肩が直った
送信者 橘フォト11
(福寿草)
春を感じる暖かさですが、昨夜からスギ花粉による鼻汁に悩まされています。いよいよはじまりました。
もちろん、前々から抗アレルギー剤を服用していますが、スギ花粉は、そんなもの突破して攻め込んできます。不快な季節がはじまりました。
こうなったら空気清浄機を動かして、書斎にこもるしかありません。

一方では今日、スポーツクラブで確認したのですが、この2年半ぐらいの間悩まされていた左の五十肩が、ほぼ、完治したように思います。
可動域は幾分狭くなりましたが、右肩と同じように動きいて、痛みもほとんどなくなりました。右肩は、50歳代後半に患いましたが、後で分かったのですが、可動域は狭くなりました。
今月に入って、随分と痛みが減ったな、と感じていました。今日、いろいろ試してみたのですが、右と同じように動かせます。長年、重く感じていましたが、嬉しいことに、軽く感じます。

五十肩は、左右患って分かったことは、整形外科は「五十肩」と診断するだけで、有効な対処方法を持ち合わせていません。
右の時は、半年ぐらいで、鍼治療で治りました。伝統的な鍼治療でした。
左の今回は、友人の薦めで、筋肉を柔らかくする治療方法を試みましたが、治療を受けた後はよいが、一時的な効果しかないことが分かりました。
前回鍼治療で治ったので、有名な鍼治療院に通いましたが、一進一退でした。西洋式の電子パルスを送る鍼です。

効いたのは、一人で行うストレッチです。これである程度良くなりましたが、長い間、痛みも残り、可動域も努力しないと狭いものでした。
ある程度良くなったような気がしていましたが、完治とは言えませんでした。スポーツクラブに行った時に、自分で考えたストレッチを繰り返していたのが良かったようです。

結局、時間が解決してくれたのでしょう。
痛みもとれ、軽く感じるのは嬉しいことです。
花粉の時期が過ぎたら、ヘボゴルフも復活できるでしょう。

同年の友人が、転倒で手の中指を複雑骨折して、全治6ヶ月だそうです。
今回の2度の大雪では、私の場合には転倒せずにすみましたが、老人の周りには危険が一杯ですね。
| 健康 | 20:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
ヨナの採点に不満な韓国さん平昌五輪では公平に
送信者 橘フォト11

韓国では、キム・ヨナの採点がホームアドバンテージの結果金メタルを逃したと言うようなことで、不満が一杯のようです。海外の一部の報道まで引用して、不公平だと騒いでいます。

次の冬季五輪は韓国平昌です。
サッカーワールドカップでは、韓国が審判を買収したと言われるほどにホームアドバンテージのジャッジが多かったとさています。それが共催国であった日本でも強く感じられ、そこから現在につながる嫌韓がはじまった、と言われています。
今回の女子フィギュアーは、希に見るハイレベルの戦いでした。日本中が感動した浅田真央選手のフリーの演技は、彼女の自己新でしたが、それでも3番目という得点でした。それより高得点のヨナ選手は、十分に高く評価されていたと思います。

心配なのは、次期冬季五輪が、韓国で行われることです。この不満を引きずっていけば、堂々としたホームアドバンテージ振りが発揮されるのではないかと恐れます。

余り報道されませんが、ソチの準備は酷かったようです。リオも、大変なことになるかもしれません。平昌も、良く準備ができるとは思われません。参加する人たちは大変ですね。

おっと、東京だけは大丈夫と思いますが、酷暑の最中の五輪開催です。
選手も、見物客も、お世話をする人にも熱中症が続出するのではないでしょうか。
お・も・て・な・しではカバーしきれません。

久し振りに、野川公園まで出かけました。
寒い寒い、雪が雪が、と言っている間に白梅が満開でした。
我が家の紅梅は遅咲きで、未だ一二輪開きはじめた程度ですが、ちゃんと春になりつつあります。
| スポーツ | 22:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
日本が東アジアで生き抜くには軍事の常識を取り戻すこと
送信者 橘フォト11

米国のG1時代にも陰りが見え、台頭してきた中国が米中によるG2時代への野心を持っています。
そうなると、日本は、この鳩のように心細い状況に置かれます。

本当にそうなるのでしょうか?

確かに米国は大国で、軍事的にも、政治的にも、そして経済的にもナンバーワンの国家です。
冷戦後、余裕のある頃は、世界の紛争に介入し、解決へのリーダーシップを発揮してきました。
しかし、その大国も、かつての輝きを失い、財政で悩み、軍事費負担に耐えかねています。内政に大きな問題を抱えています。
イラク、アフガニスタンでの戦闘で、厭戦気分が出てきているようで、世界の警察官の役割が果たせなくなってきています。価値観が内向きになりはじめたように思えます。

世界の警察官と言っても、米国の利害を背景に介入していますから、中東ではロシアや中国の妨害に遭ってうまく行っていません。イラク、アフガニスタン、パキスタン、そしてシリアなどで、米国の思うようにはなっていません。
核兵器問題を抱えているイランへの譲歩も目立っています。
友好国イスラエルは堪らないでしょう。米国不信感が強くなって当然です。

アジアへのコミットメントも怪しくなってきています。
経済面から、最も利害関係のある中国を重視すると、日本をはじめアジア諸国と二律背反のような関係になります。
米国の旗印である自由、平等のかけらもない中国も、市場としてみると巨大です。無視できないのは明らかです。
日本が、中国とぎくしゃくしないで欲しいというのが、米国の本音です。
米国の関心が内向きになり、経済中心にひきづられるようであれば、日米軍事同盟も作動しなくなります。それは、オバマ政権の間は、確実に進行するのではないかと思います。
政権が代わっても、その方向性には大きな変化がないでしょう。

東アジアで、向こう50年、或いはそれ以上の期間、日本と中国との対立が続くのではないかと予想されます。米国が頼りがいなくなれば、日本は本当に「自衛」しなければならなくなります。
自衛力を高めて、日米同盟を上手に動かしていくことが、日本の生きる道です。

幸い、現在、海軍力だけは、日本は米国に次ぐ力を持っています。
国民が知らない間に、ここまでもってきた自民党政権は偉いと思います。
空軍力も、中国より上です。
ただし、ミサイルの撃ち合いになると、そのような備えをしていないので、日本は明らかに劣勢です。

中国が、何時まで、現在のように強気な、国際的に非常識な言動を続けられるのでしょうか。
これを読み解くには、中国で行われている権力闘争がどうなるか、崩壊直前のように見える経済がどうなるのかなどの要素と絡んできます。とても見通せませんが、いくつかのケースを想定して準備をしておく必要があります。
いずれにしても、中国が、物わかりの良い友好的な国家になることはない、と考えておいた方が良いと思います。

戦後、口にすることもタブーになっていますが、軍事の常識である報復能力を備えることです。
突き詰めていけば、核による報復能力になりますが、この国で、まともにその議論ができるでしょうか。
| 政治、外交 | 22:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
またもや東京は降りしきる雪の中
送信者 橘フォト11

米国東部が大雪に見舞われています。死者は既に25名とか。

英ロンドンでは、テムズ川流域が洪水になっていて、更に暴風雨に見舞われているとのニュースに接しました。

東京では、昨週8日(土)に続いて大雪が降っています。
春の淡雪みたいな面もありそうですが、今夜から明日未明に欠けて、予報では暴風雨みたいなことになると予告しているので、早く融けてしまうことを願っています。

今日は午前中に、2週間ごとの薬をもらいに、医院と薬局に出かけました。ついでに、郵便局とスーパーに寄る予定にしていましたが、あまりの寒さに、一刻も早く帰宅したいとの思いになり、薬局から自宅にまっすぐ帰りました。
医院でも薬局でも、風邪を引かないようにと注意されましたが、薬のために風邪を引きかねない寒さを感じました。

世界的に天候がおかしいようで、過去の常識が通用しないと言われています。
CO2のせいでしょうか。
1997年、京都議定書をまとめた辺りまでは、CO2抑制側にいた日本ですが、その約束をなかなか実行できず、鳩山内閣が更に実行できない内容の国際公約を打ち出し、国内ではお手並み拝見みたいな雰囲気になっていました。
2011年3月の福島原発事故以降は、なりふり構わずのCO2大量放出側に回ってしまいました。

言わば、警察官が泥棒になってしまったような状況です。
菅内閣に自然エネルギーをたきつけて、政商ぶりを発揮した孫正義氏は、儲からないことが分かるといつの間にかその社会から消えてしまいました。
この国は、泥棒から警察官に回る見通しは立っていません。

大雪や、洪水のニュースを聞き、大雪が一日降りしきるのを眺めていると、昨週まで都知事選をやって、都知事選には余り関係ないと思われる原発の扱いで、賑やかだったことが不思議な気がします。

世界を見ていると、CO2削減で、国際社会がまとまることはない方向に向かっていると思います。
CO2削減だけではありません。核兵器廃絶も進んでいません。あるべき論の反対の方向に進んでいるのが現状です。
議論はしても、人類は、今の延長線上を進むでしょう。
それをストップするためには、人類は繁殖しすぎました。
人道、自由、平和、平等など、人類が叡智と思っていることを実行すればするほど、地球が小さくなって行くような気がします。

いずれ食糧問題が起きてくるでしょう。CO2よりは、食糧不足の方が、今の地球の現状を理解しやすくなるので、その時にはどのような議論が行われるのでしょうか。
それでも、食料の奪い合いが起きるだけで、地球全体の問題解決の議論は深まらないでしょう。

雪を見ていて暗い話になってしまいました。
| 身辺雑話 | 21:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
日本古代史には先入観が入りすぎてないか

2月11日を建国記念の日にした理由は、明治政府が、日本書紀にある神武天皇が即位した日を紀元前660年2月11日としたことによります。
日本書紀には、春、即位したとあるだけですが、2月であれば、4日でも11日でも余り問題ないと思います。国民が納得していれば良いことです。

日本書紀は、天武天皇が、681年に、帝記および上古の諸事記録・校定を命じて、川島皇子以下皇族・貴族12人が大極殿で40年かかって編纂したこの国唯一の正史です。
欽明天皇の頃に筆録されたとされる帝記の他、旧辞、地方の伝承記録その他その時代のあらゆる資料に当たっているものと思われます。
当時の国力を上げて編纂されたもので、沢山の史実が含まれています。
明治維新以降第2次大戦終了までは、皇国史観が過度に重視されたため、その反動で戦後は、戦争記憶と相まって、日本書紀は軽視されているように思います。

神話の部分はともかくとして、出来事として書かれた部分は、概ね史実に近いことが書かれているのではないかと思われます。それを現代の学者が簡単に否定したり、誤りだと決めつけてしまうのには抵抗を感じます。
ただし、神武天皇即位を、紀元前660年としたことが、日本書紀の真実性を薄めていますが、この点は、しっかりと検証されなければなりません。
その上で、歴史家は、第一級の史料として、謙虚に日本書紀に立ち向かって欲しいと思います。

長浜浩明氏は、日本書紀の編年を、日本書紀の神武東征の記述、大阪湾地形の歴史的変遷や、中国魏略の裴松之の注によって明らかになっている倭の春秋年(1年を2年に数えるその頃の歳の数え方)などを参照して、神武天皇即位は紀元前70年としています。
もし、このような考え方に立てば、日本書紀の記述は、相当程度現実味を帯びてきます。
長浜氏も試みていますが、日本書紀の年号を、西暦に直す作業を進めて欲しいところです。

ついでに、魏志倭人伝にある邪馬台国を、強引に大和にもってくる考えがありますが、素直に読めば、佐賀の筑後川下流域辺りになります。南の狗奴国(熊襲?)と対立していたとあります。
魏の地誌専門官の記述を、勝手に読み替えてしまい、邪馬台国を強引に大和にもってきてしまう現代我が国の専門家たちの、史料に取り組む姿勢には疑問を感じます。
この邪馬台国と、大和の政権は全く関係がなかったのではないかと思います。
邪馬台国は、魏に朝貢した日本の地方政権と考えるのが普通ではないでしょうか。
目的は、対立する狗奴国に対して外交的優位に立つためですが、邪馬台国は、その後、そう長くは続かなかったようです。

卑弥呼の時代に対応する古墳は、大和の箸墓古墳とされています。これを卑弥呼の墓とする学者が多いようですが、文献史料とこの墓とはつながりません。
これも強引すぎるのではないかと思います。
魏志倭人伝と日本書紀の記載がつながらない事実は、しっかりと認識して、それはそれで両方とも貴重な史料として、客観的に取り組む姿勢が大事だと思います。

また、DNAによる分析が進んで、朝鮮半島と日本の人種的なつながりが薄いことが分かってきました。
従来の縄文文化から弥生文化に変わったのは、弥生文化の担い手である多くの渡来人が来たからという考え方も再考される必要があります。
当時、民族移動的に海を越えて、大勢の人が渡来することは、考えにくいことではないでしょうか。
DNA的には、縄文人が弥生人に変わっていったと考えた方が合理的です。

我が国の古代史は、少しづつ真実に近づきはじめています。


| 歴史 | 21:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
大雪をついて聴く価値があったペルゴレージのヴェスペロ
送信者 橘フォト11

14/1/24のエントリーでお知らせした「聖母マリアの夕べの祈り」の公演が、昨日行われました。

前日から、首都圏に大雪警報が出ていて、10時からのリハーサルに備え、早めに妻を送り出した8時頃は未だこんな感じでした。
入場者にプログラムを手渡す役を引き受けていたので、10時半頃私が家を出た時は、断続的な降りでしたが、既に積雪は5cmを超えていて、大雪になる予兆を感じました。

開場13時30分、開演14時でしたが、12時半頃会場のオペラシティタケミツホールに着いたので、リハーサルの最後の方をを聴いていました。いい音がしていました。素晴らしい演奏になるのではないかという予感がしました。
後で妻から聞いたことですが、この大雪では、モニターを見ていた人が、入場者の出足が遅いので、最悪100人程度になってしまうのではないかと懸念していたそうです。この大雪をついて聴きに来てくれた人のために、たとえ100人であってもしっかり演奏しようと申し合わせたそうです。
結果的には、出たチケットの7〜8割程度の入場者になったようです。

演奏は、日本初演のこの曲に取り組む気概も見えて、素晴らしい演奏になりました。
大雪の中、足を運んでくれた人々の印象に残るものではないかと思いました。

終演後、打ち上げ会をキャンセルした妻をエスコートしながら帰ってきました。
帰路は、交通機関に乗っている間はともかく、歩くとなると大ごとで、ようやくの思いで我が家の玄関に到着しました。
ところが、雪が吹き込んで玄関扉前に積もっていて、扉が開きません。6時半頃でしたが暗い中で、玄関前の雪を掻いて、やっとのことで家に入りました。

今日になると、雪はかなり融けましたが、降雪量が多かったので、日陰部分は、今夜凍ってしまいそうです。

昔話になりますが、クリスマスを挟んで、大学合唱団が東北に演奏旅行をした時のことを思い出しました。

私は、演奏旅行のマネージャーで、合唱団は、山形、角館、秋田、羽後本荘の各地で演奏会を開きました。
各地の芸術鑑賞協会に委託して演奏会を開きますが、秋田市は大きな市であり、合唱団の自己採算で開くことにしました。
ところが、忘れもしない昭和34年12月24日の夜は、夕方から猛吹雪になりました。この頃、特に地方では、前売り券を買うという習慣がなく、当日売り次第でした。
さすがにあの吹雪では、100人前後の入場者しかありませんでした。
その時は、メンバーの緊張感が高まり、素晴らしい演奏になったことを覚えています。
ただし、採算面では、団員に迷惑をかけてしまいました。今から考えると、全く若気の至りです。
| 音楽 | 15:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
脱亜入欧は無理だが中韓との友好も難しい
送信者 橘フォト11

降り出した雪を見ながら考えています。
中国、韓国は春節に入り、政治的には一休みですが、つくづく東アジアは難しい地域だと思いました。
その上、ユーラシアの大国ロシアの存在感も大きく、何と言っても海を挟んで、米国の力が大きく及んでいます。

日本列島の近くに、ユーラシアプレート、北米プレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートなどが集中し、我が国は地震の脅威にさらされていますが、政治外交的にも、似たような異質のパワーのベクトルに曝されています。
明治の先達は、このリスクを察知し、富国強兵策によって、必死になってこの状況に対応してきました。
しかしながら、残念なことに太平洋戦争に突入し、物心両面にわたって、多くのものを失いました。
戦後は、そのショックの大きさで、しっかりと戦争を総括しないまま、強兵策を捨て、国防は日米安保条約に託し、富国政策一本で経済面で大きな成功を収めました。

しかし、戦後70年近く経った今、明治の頃の弱小大国であった中国は、世界第2位の経済大国となり、強力な軍事独裁国家となっています。
しかし、軍事力で押さえ込んでいますが、民族問題、政治の腐敗、所得の不公平、極端に悪化した生活環境などは、これまで世界で経験したことがない水準に達しています。
その上、これまで中国をここまで押し上げてきた経済は、腐敗や環境汚染、他の途上国の追い上げも絡んで大きな曲がり角に来ています。

朝鮮半島は南北に分かれ対立し、北東アジアの不安定要因となっています。どちらにも統一する能力もありません。周辺国も、統一を望んでいません。もし統一しても、不安定要因であり続けるでしょう。

何だか、明治の頃に似てきました。

中国は、中華思想というのでしょうか、常に上から目線で、命令調で接してきます。
国内の行動原理は、拝金主義で、そのための権力闘争が続いています。巨大な国家を運営するため、反日政策、反日教育で国民の目を宿敵?日本に向けさせています。
海洋利権に攻撃的に立ち向かっています。彼らから見ると、日本は壁のような存在ではないかと思います。
日本と中国は、当分の間、友好関係になることは無理でしょう。
価値観が余りにも違います。

韓国のことも、ようやく日本人が正しく理解できるようになりました。
韓国にとっても、仮想敵国は、文化的にも軍事的にも日本なのです。
何としても、日本を貶め、優位に立ちたいようです。この国も、中国と同じように、平等の関係は不得手なのです。下になれば不快で、何としても上位に立ちたいようです。
日本併合時代を恨んで、大統領がそれは1000年続くと言うくらいですから、この国も友好国とは考えられません。

欧州のような、同じ価値観に基づく統合や一体化はとてもできません。
共通通貨も無理でしょう。
福沢諭吉の脱亜入欧とは行きませんが、外交的には、しっかりと距離を置いて、これまでの贖罪的外交から脱皮する時期です。
失われた20年と言われる間に、経済以外の文化面で、国家イメージ、科学技術、文学、アニメ、音楽、スポーツなど日本の評価はかなり上がったように思います。
日本は、全体として、成熟国家に近づいているのではないかと思います。

朝鮮半島政策が議論されませんが、北朝鮮が孤立しています。
北朝鮮から見れば、靖国その他攻撃材料があるにもかかわらず、自重しているように感じています。
北朝鮮との関係を確立して、将来の統一に対して発言権を持っておくべきです。
朝鮮半島が、中国の支配下に入ってしまうことは、日本にとって悪夢ではないでしょうか。
| 政治、外交 | 18:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
今年の巨人はどうか?キャンプイン
送信者 橘フォト11

2014.1.24ジャイアンツ球場を訪れてみたものの、選手が引き揚げる時間でした。
ヴィクトリーロードから球場へのアプローチで、それぞれ20人位のファンが2カ所に別れて固まっていました。訊いてみると、選手が帰るのを待っているのだそうです。

球場から白いランボルギーニ?が出てきて、最初のファンのグループの前で止まり、左ハンドルのドアを開けて、ファンの差し出すものにサインをはじめました。見ると、沢村択一投手でした。
6〜7人サインすると、静かに走り出し、次のグループの前で再び止まって、数人にサインすると走り出しました。ヴィクトリーロードに出ると、轟音を上げて走り去りました。
ファンの要求に、相当イライラしてたのかな、と思わせる光景でした。

昨日からキャンプインです。宮崎は天気に恵まれ、巨人は松井秀喜臨時コーチの話題などもあって注目を集めています。
昨季は、最後に失速し、楽天に日本一を奪われましたが、日本プロ野球のためにはそれで良かったような気がします。しかし、巨人にとっては容易ならざる事態でした。
今季への意気込みは、すさまじいものがあったようです。
昨季の故障が癒えない中井選手を除いて、全選手がしっかり準備をして参加したようです。
2日間、TVで観ていて、このチームでレギュラーを獲得することは、原監督が言うように、即一流であると実感しました。

今季のキーマンは、投手ではこの沢村選手です。
メディアの報道では、彼独特のトレーニングが、投球に関係なかったことを本人が覚ったそうですから、今年はどんな準備をしているのでしょうか。
もし、彼の欠点である制球とスタミナに改善が見られ、ローテーションの一角を守れれば、巨人の投手陣は盤石になります。
誰かが、不調であったり、故障をしても、進境著しい今村投手など若手でカバーできそうな気がします。

打のキーマンは、坂本選手です。
昨年後半の左足故障も癒えたのか、一回り大きくなってパワフルになって戻ってきました。本日午後の、松井臨時コーチがバッティング投手を務めた特別練習では、気持ちよさそうにスタンドに放り込んでいました。坂本は、復活以上の働きをすると思われます。

もう一人、外国人外野手アンダーソンが活躍しそうです。3Aのキューバ人選手ですが、攻走守揃っていそうです。
フリーバッティングで柔軟な打撃が気に入りました。パワーもあります。イメージとしては3割ぐらいの打率を残せそうです。
シーズンになってみないと分からない面もありますが、期待できると思います。

キャンプ2日ぐらいでは早いですが、こんなオーダーがくめれば、凄いチームになると思います。

1長野(8) 2坂本(6) 3アンダーソン(9) 4村田(5) 5阿部(2) 6ロペス(3) 7高橋由伸(7または指名代打) 8片岡(4) 9投手(指名代打の場合は橋本、松本、亀井など)
| スポーツ | 17:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
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