CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728  
<< February 2013 >>

LINKS
PROFILE
ARCHIVES
CATEGORIES
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
内政も外交も順調なスタートを切った安倍政権
送信者 橘フォト9

日米首脳会談の後にTPPに関する共同声明が出され、これで政府がTPP交渉参加に踏み切る傷害が除かれました。
その結果、大胆な金融緩和、機動的な財政出動、民間投資を喚起する成長戦略の所謂三本の矢の成長戦略のコアの部分が進めやすくなりました。
これまでのところ、安倍政権は、つまづきなくスピード感をもってデフレからの脱却の方向に導いています。国民の支持率も上がっています。

支持率が上がっているのは、経済政策もありますが、民主党時代に心細い思いをした外交、安全保障の分野でも、安心感のようなものがあるのではないでしょうか。
中国の政権交代、経済崩落の懸念に伴って激しくなった軍事までも伴った反日の動き、北朝鮮の長距離ミサイル発射や核実験、これがないと国がまとまらない韓国の反日運動など、東アジア3国との間の緊張は、史上最高のレベルです。
民主党政権でなくて良かったと思うのは、普通の国民の感覚だと思います。
安倍首相が、オバマ大統領との首脳会談を終えたことで、一つの安心感が根付きました。

中国が、安倍首相はオバマに冷遇されたとかネガティブキャンペーンに必死ですが、これは中国が神経をとがらしている証拠です。中国は、安倍政権に脅威を感じている筈です。
まあ、タカ派とか、極右とか言われてきたこともあるでしょうが、経済をはじめとする内政の他に、政権に付くといち早く、ベトナム、タイ、インドネシア、インド、フィリピンなどに外相と手分けして訪問、然るべきメッセージを送ったり、外交でも着実にポイントを押さえていることからもそう感じるのでしょう。
その上、ロシアにも特使を送り、関係修復への熱意を見せています。
中国は嫌でしょうね。
中国の首脳とは、どのようなかたちで、どこで接触することになるのでしょうか。

国民は、内政も外交も、安全保障も頑張って欲しいと思っています。
危機感が強まれば強まるほど、安倍政権の支持率は上がっていくのではないでしょうか。
| 政治、外交 | 15:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
WBC侍ジャパンの28人が決まったが
送信者 橘フォト9

寒い日が続いていましたが、昨日は、初春らしい穏やかな日でした。気がつくと、井の頭公園の柳もこのように青味をましていました。

3月2日の開幕を控えて、侍ジャパンのメンバー28人が決まりました。
33人の候補の中から、体調、コンディション、戦略を考えて28人を選んだとされています。
評価の基準は、前年度の活躍振りと現在の選手の状況でしょうが、問題は、WBCが開催されるのは、北半球の野球シーズンの前であることです。
出場選手は、オフの身体を休める期間を削って、極寒の中一ヶ月も早く始動しなければなりません。3月上旬は未だ寒く、往々にして、故障の原因になります。
そのため、投手の球数制限を設けて、故障防止の措置が採られています。

2009年の前回大会で、大リーグから参加した松阪投手がこの大会で故障し、その後期待された活躍が出来なくなったことは記憶に新しいことです。
同じ大会で、イチロー選手も、胃潰瘍に罹り、その年の成績はイチローとしては芳しくありませんでした。
当時の中日ドラゴンスの落合監督は、事実上選手の参加を拒否しました。ナショナルチームに協力しないとして評判は悪かったのですが、選手のことを客観的に考えれば、ある意味で慧眼であったのではなかったかと思います。

今年のメンバーでは、前田健太投手の状態が十分でないのに選んだのは、首をかしげざるを得ません。選ばれれば、チームに貢献すべく、無理を重ねることになりかねず、将来が楽しみな選手だけに心配しています。
私が大ファンである巨人軍からは7人が参加していますが、全員怪我なくチームに戻ってきて欲しいと願っています。

この大会は、ホットなのが日本、韓国、、台湾のアジア3カ国で、米州の各国は選手任せで、それほど熱が入っていないのが実情です。選手にとっては、自分の所属するチームでの活躍が第一ですから、MLBの人たちの参加熱は高くありません。
前回、イチローや松阪など大リーガーが参加して盛り上がりましたが、今回は日本人大リーガー皆無なのも、前回の学習効果なのでしょうか。

本当の世界一決定戦ではありません。

参加選手は、自分の体調ケアーを第一にして、決して怪我をしないように戦って欲しいと思います。
JUGEMテーマ:スポーツ


| スポーツ | 12:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
デフレと金融緩和 浜田宏一名誉教授の著作を読んで
送信者 橘フォト9


庭の紅梅が一輪開いていましたが、今日も寒い一日でした。せっかく開いた梅の花が、寒さで萎んでしまうのではないかと思うほどでした。

  梅一輪友快癒の便りあり  青庵

友人のGさんから、浜田宏一(イエール大学名誉教授)の「アメリカは日本経済の復活を知っている」を薦められ、遅ればせながら借りて読ませていただきました。

私は、東京とロンドンで、1980年代後半のバブル時代から1996年まで、金融証券市場の第一線の仕事に従事していました。その頃は、世界の金融市場の様子は、皮膚感覚で分かっていましたが、1997年から金融を離れ、2000年にビジネスからリタイアーしました。
当然のことながら、市場感覚は徐々に薄れ、金融市場に関する感覚も知識も、古いものになってしまいました。

特に、リーマンショックの後のことは、ネットのニュースなどで知っていることだけになりました。日銀が、かくも金融緩和を渋っていたとは知りませんでした。

もともと、バブル期には、大蔵省の金融行政も、日銀の金融政策も、間違いなく、バブルを煽っていました。
バブルが頂点に達した時期に、日銀は金融引き締めに入り、その後大蔵省の不動産融資規制が行われ、バブルは一気に破裂に向かいました。
バブルの発生、それを沈めようとした政策がオーバーキルとなり、日本の金融システムを痛め、その後の失われた20年を招きました。
大蔵省は、金融機関の経営悪化の対応におわれ、日銀は、バブル期の痛い失敗に懲りて、羮に懲りて膾を吹く、ような手堅い?金融政策を採り続けていました。

日本が、バブル後20年以上経っているのに、何故デフレから脱却できないかを各国の中央銀行は研究し、それは、金融の緩和が十分でなかったからであることを知っていました。
だから、リーマンショックの後、米国、欧州、英国などは大胆な金融緩和を実行しました。
大雑把に言うと、それまでの資金放出量の、英国は300%、米国は200%、欧州でも100%前後の資金を各中央銀行は市場に放出しました。日銀は僅か30%台だったそうです。
日銀は、清水の舞台から飛び降りるような気持ちで、日銀なりに緩和を積み上げてきたのだと思います。
私は、現場感覚を失った後、何度も日銀が緩和をした、というニュースを見たような気がしますが、この本によると、全く緩和が不足していたようです。

リーマンショックの後、日本だけがデフレで、他の国々はデフレにならないで済んだのは、中央銀行の金融政策の差であることこの本は主張していますし、そうであろうと感じた次第です。
この浜田名誉教授の持論が、安倍政権の政策に取り入れられたのは幸運でした。

安倍政権の新鮮さは、この真っ当な金融理論を素直に受け入れたことです。
財政による景気の刺激、成長戦略を伴って、新生日本のスタートとなることを願います。
| 経済ビジネス | 18:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
認知症の友人を訪ねてみる
送信者 橘フォト9

我が家の遅咲きの紅梅が開くのには、もう少し時間が必要なようですが、この後降った今日の雨で、蕾が少し大きくなったように思います。

親しい友人が初期の痴呆症に罹り、電話魔と化してしまい、一日何度も架かってきます。
症状が、カッとしやすくなったり、家族に暴力的になったり、自殺を企てるなど自宅で家族と暮らすことが難しくなりました。共に暮らす夫人は、恐怖感をもつようになりました。
家族は、公的機関やNPOに相談したりして、結局、介護付き老人ホームに入所させました。

しかし、本人は不満で、何とかそこを脱出することを考えています。
電話が架かってくるのは、その相談です。私の他3人の高校時代の友人がその電話の対象になっています。長い付き合いの友人なので、何とか力になっろうとしていますが、簡単ではありません。

昨日、予告なしにホームを訪問してみました。
新築の大手業者のホームで、森の中にある川崎市のホームでした。
2時間ほど面談しました。中身は、電話で訴え続けていたことと変わりません。
家族や、友人たちに対する不信感のようなものが強まってきたような気がします。
本人は、恐らく座敷牢のようなところに閉じこめられているように感じていることでしょう。だから、どうしたらホームを出られるかを何時も考え、そして、その方策を相談する電話を架けてきます。携帯電話が、唯一の外界との接触手段です。

電話は、家族には時間構わず何度も架かってくるようです。
夫人のみならずに、息子さんや娘さんにも同じで、それぞれ自衛のために、受信拒否や留守電対応をせざるを得ず、それが本人には不満であるようです。
友人たちも同じですが、家族に比べれば被害はそれほど大きくはないようです。
しかし、昨日、私は、訪問後帰宅し、夕刻外出しましたが、8時頃架電があったようでした。そして、今朝、4時頃電話で起こされ、1時間近く相手をさせられてしまいました。
昨夜、就寝したのが遅かったこともあって、今日は一日寝不足で、冴えない一日となってしまいました。

才気に満ちた友人が、認知症になるなんて信じられませんでしたが、会ってみてその実感が一段と強まりました。
我が身に置き換えて、自分の正常な生活も、もはやそう長くはないのかも知れないと思いました。
| 健康 | 18:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
楽劇タンホイザーを楽しむ 皇太子殿下もご臨席
(画面クリックで拡大)
昨年の6月に、同じワグナーのローエングリンを観て以来久し振りのオペラです。
2階舞台に向かって右横の席にカメラを構えたプロらしい人が大勢いました。どうしたことかと思っていましたが、皇太子殿下がご来臨とのことで、殿下のご着席(2階正面)に合わせて開演されました。

官能の愛と、純愛との間に心が揺れるタンホイザーの物語で、最後は純愛が勝つのですが、結果は悲劇です。
現代のこととしても物語は成り立つような気がして、オペラに引き込まれていきました。
皇太子殿下ご来臨に緊張したわけでもないと思いますが、今日が楽日だというのに、オケ(東響)と指揮がしっくりしていなかったのが気になりましたが、何しろこのオペラは楽しめます。

ワグナー役者の歌や芸は見事でした。
加えて、「大行進曲」や「巡礼の合唱」など合唱が沢山あって、オペラの厚みを出しています。
このうち大行進曲は、学生時代に、大学合唱連盟の演奏会で、合同演奏(清水脩指揮 300名位?)で歌ったことがあり、それを思い出しながら聴いていました。
巡礼の合唱(男声合唱)も唱ってみたかったのですが、その機会に恵まれず、ロジャーワグナー合唱団のLPを繰り返し繰り返し聴いていました。
男声合唱は、何故か、時には、歌っている人に嫉妬する程に羨ましくなります。今日も、そうでした。

妻が、インフルエンザのためか、或いは試しに飲んだサプリメントが原因か分かりませんが、先週まで味覚障害気味でした。
今日、オペラを観て、妻が言い出して、新国立劇場内のイタリアレストラン「Maestro」で夕食をしました。
どうやら、妻の味覚も正常に戻ったようです。

良い一日でした。
| 音楽 | 23:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
安倍内閣は大きなリスクを摂っている
送信者 橘フォト9
(ハクセキレイ)
はや2月になりました。
今日は、暖かい日射しが一杯で、春が近づいていることが感じられます。
コンサートが終わってホッとする間もなく、姻戚の通夜、葬儀があり、その間、妻がインフルエンザにかかったり、認知症になった友人から頻繁な電話を受けたりしている間に1月が終わってしまいました。

安倍政権が動き出しました。
以前のエントリーで、何か新鮮な感じがすると書きましたが、これまでの政権と何が違うかというと、この政権は、十分な準備をして、様々なリスクを摂ってスタートしていることです。
民主党政権や、小泉政権の後を継いだ自民党政権は、政治的環境に対応することが精一杯で、政治的、経済的、外交的なリスクを積極的に摂ることは出来ませんでした。だから、大胆な政治が出来なかったのです。

安倍政権は、先ず、経済でリスクを摂りました。
大胆な金融緩和を打ち出し、日銀との間で、2%のインフレ目標のアコードに達しました。
現在の日本で、2%のインフレ目標の実現は容易ではありませんが、政府と日銀の共通の目標としたことは流石で、これまでの政権では考えも付かなかったことです。
金融緩和だけでは経済成長は難しいので、これに補正予算、新年度予算などの財政支出、規制緩和を軸とした成長戦略などが組み合わされ、総合的な経済対策が打ち出されようとしています。

外交的には、民主党政権下で悪化した中国、韓国との関係では、親書を伴った特使や公明党党首を使って取り敢えずの配慮をすると共に、中国を意識したASEAN各国との絆を深めました。
今月には日米首脳会談が予定されています。
緊張関係が強い中韓2国との直接接触に間をおいていることは、賢さを感じます。


国内政治は、昨日までの衆院での施政方針演説や野党の代表質問を見る限り、あるメルマガにありましたが、野党の代表質問は、しめった線香花火のようでした。
大きなリスクを摂ったことが報われ、しばらく、政治の安定がもたらされることを願います。
この政権が成功すれば、世界経済好転のきっかけになるような気がします。
| 政治、外交 | 13:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
| 1/1PAGES |