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今年もあと数分 まあまあの年でした
送信者 橘フォト9

もう大晦日になってしまいました。
前エントリーでお知らせした岳母の密葬を昨日済ませ、あたふたと新年を迎えることになります。
この記事が、今年中にアップできるようにと思って、急いで書いています。

昨年の終わり頃は、網膜剥離で入院手術をしたり、五十肩に悩まされたりしていました。
しかし、目の方は、3ヶ月に一度の通院で済むようになりました。
そして、五十肩も完全に治ってはいませんが、日常生活に支障はなくなりました。
ただ、体力は落ちました。そして、知力も、順調に?落ちていることを感じています。淋しいものです。
まあ、自然に年を取っているということでしょう。

健康上、嬉しいこともあります。
医師から処方される薬が二種類減りました。
一つは、胃の粘膜の炎症がなくなり、胃壁を保護する薬がなくなりました。
もう一つは、コレステロール関係のデータが良くなり、高脂血症の薬を止めてみることにしました。
薬が減るのは嬉しいことです。

圧倒的な強さで、巨人軍が5冠を制して優勝したのは嬉しいことでした。胃の薬が減ったのは、そのためではないかとアンチ巨人のGさんにからかわれました。
来春には、第3回のWBCがあります。NPBの選手だけで結成する侍ジャパンが、どの様な戦いをするか楽しみです。

大きなストレスだった民主党によるレベルの低い政治が終わったのは良かったと思います。この3年3ヶ月は何だったのかと思われる暗愚の政治でした。
安倍政権が誕生して新鮮な感じがしますが、私だけでしょうか。
これが継続できるでしょうか。
国民の間にようやく、このままの憲法では駄目だという認識が生まれてきたのは良いことですが、9条問題だけにスポットが当たっているのは残念です。
大事なことは、憲法が定めた、この国のシステムが駄目だということです。
政治家にも、国民にもそこが分かっていません。
来年は、その様な理解が進む年になるでしょうか。

今年も、拙いブログにお付き合いいただいて有り難うございました。
来年も宜しくお願いいたします。
喪中につき、新年のご挨拶は遠慮させていただきます。
| 身辺雑話 | 23:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
白寿の人生を全うした岳母
送信者 橘フォト9

昨日、100歳にあと2ヶ月まで頑張った岳母が、静かに息を引き取りました。

12年半前に新設の民間のケアハウスに入所して、6年半前に、95歳の夫を見送った後、そこで静かに暮らしていました。
3年前に、大腿骨骨折で手術を受けた後は、車椅子の生活になってしまいましたが、頭はしっかりしていました。

この10月に肺炎を患い、それを克服したかに見えました。ケアハウスの人たちは、100歳を超えて何歳まで生きるのか、と話しをしていたそうです。
しかし、27日夕刻、心筋梗塞の発作を起こし、病院に搬送されました。病院では、酸素吸入と点滴を続けていました。
主治医からは、24時間ないし48時間、それを超えれば少し長く保つかもしれない、と言われていました。

28日午前1時半頃、病院から連絡があり、駆けつけました。夕刻まで見ている間に、少しずつ呼吸が弱くなっていくのが感じられました。もはや、時間の問題だと思いました。
一度帰宅して、少し横になりましたが、付き添っていた妻から午後1時30分頃電話があり、静かに息を引き取ったとの知らせを受けました。

私の父母は早く亡くなりましたが、この岳父母との約50年の縁で、人生の後半というか、人生の終末を具体的に知ることが出来ました。

ケアハウスでは、最年長で、来年早々にも、初の100歳のお祝い計画をしていたそうです。
夫婦揃って長命な岳父母ですが、4人の子たちは、私の見る限り、親たちほどに長生きできるような感じがしません。

ちょうど年賀状を印刷している最中に第一報が入りました。
残念ながら、新年のご挨拶はご遠慮申し上げなければなりません。


| 身辺雑話 | 16:34 | comments(2) | trackbacks(0) |
久しぶりに第9交響曲を楽しむ
(Wikipediaより)

年の瀬が迫り、今年もベートーベン第9交響曲の演奏会が盛んです。
昨日、すみだトリフォニーホールの新日フィルによる第9コンサートに行ってきました。

指揮:リュウ・シャオチャ(呂紹嘉)
ソプラノ:天羽明惠
アルト:加納悦子
テノール:永田峰雄
バリトン:キュウ・ウォン・ハン
合唱:栗友会合唱団

1階正面、前から10列目の席でした。コンサートでこのような良い席で聴けるのは珍しいことです。
この席だと、全ての音が均等に耳に入ってきます。もしかしたら、指揮者より良い位置にいるのではないかと思われるほどでした。そのようなこともあって、スケールの大きい音楽を身体全体で受け止めることが出来ました。
素晴らしい演奏でした。
台湾出身の指揮者リュウ・シャオチャは、新日フィルから素晴らしい音を引き出すことはもちろん、ソリストも合唱も上手に歌わせることを心得た人のようです。経歴を見ると、欧州で、オペラを得意として活躍している人のようでした。
オケも、ソロも、合唱も申し分なく力を出し切り、この名曲を表現してくれました。
ソリストの中では、バリトンのキュウ・ウォン・ハンが際立っていました。

はじめてこの曲を聴いたのはラジオででした。高2(1955年)の頃のことでした。
未だFM放送はありませんでしたから、AMのNHK第2放送だったと思います。ラジオにかじりついて聴きました。音楽を聴くこと自体が大変な時代でした。それだけに、このようなイベントは見逃しませんでした。

ビジネスマン時代には合唱から遠ざかっていましたが、リタイアーして、はじめて歌った合唱がこの曲でした。市の周年行事での市民オケ、市民合唱による第9演奏に、こわごわ参加してみました。
合唱は、第4楽章まで待ってようやく登場しますが、ベートーベンが、シラーの詩を借りて、どうしても言葉で表現したかった極めつきの部分をソロと合唱が加わって盛り上げます。
この曲の理解度がとても高くなったように思います。

今日は、EluvioSonus1月の公演を控えての、年内最後の練習でした。
ブラームスのレクイエムでも使われているFreudeという言葉が、重なって感じられたり、やっぱり違うと感じたりしました。
良く言われているように、ブラームスがベートーベンから深い影響を受けていると思いました。
何はともあれ、バッハの作った音楽の数々と、この音楽をはじめとするベートーベンの作品の後、交響曲を作曲するのは大変なことだったのではないかと思います。

昨日、今日と、音楽に浸って、良い年末の日々を過ごしました。
JUGEMテーマ:音楽


| 音楽 | 17:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
出直し安倍政権への期待
送信者 橘フォト9

今年は、なかなか山茶花が開かず、例年より一月ほど遅くなっています。しかも、元気がありません。植物も、気候変動の影響をしっかり受けています。

日曜日の総選挙で、自民党が圧勝し、連立を組む公明党と合わせて、衆議院の3分の2を超える当選者を出しました。絶対多数の政権が登場します。
小選挙区がおかしいとか、投票率が低かったとか様々なコメントがありますが、これが現行制度の下での厳然たる結果です。
26日に総理に指名されることが確実な安部自民党総裁は、組閣する内閣は「危機突破内閣」であると述べています。

絶対多数を確保したからといって、自民党の首脳部が浮かれていないのが好感持てます。
前回の安倍内閣が、緊張感に乏しい、だらしのない内閣だったのとは好対照です。
報道によれば、安倍総理、麻生副総理財務大臣が構想されているそうです。そうであれば、前回の安倍内閣の挫折、麻生内閣の挫折を味わっているコンビですから、かなりの緊張感をもって登場しつつあると考えています。この二人に期待したいと思います。

今度の選挙は、民主党が、前回の総選挙で得た308の議席を、自民党を筆頭に、第3極といわれる政党などが奪った形になります。
自民党は294議席を得、民主党はわずか57議席に減少しました。維新54、公明34と続く姿は、このようなことが続くのであれば、2大政党制を前提とした小選挙区制が崩れる直前にあることを示しています。

いずれにしても、民主党は完全に否定されました。
残るは自民しかないという選挙結果だったと思います。
だから、危機突破内閣として、思い切った政策を採って欲しいと思います。

経済の再建なくして、この国の将来像は描けません。
安倍総裁は、2%のインフレターゲットと、それを実現するためのさらなる大幅な金融緩和を日銀に求めていますが、大賛成です。それを実現するための技術的なことは、日銀が知恵を絞るべきだと思います。
日本銀行は、独立性の維持の名目で、頑なに、自らの組織防衛、自分の庭先の掃除に徹してきました。
これまでの財政に放漫な部分はありましたが、もはや放漫な財政は出来ません。
財政とタッグを組んで、デフレ脱却に向かって欲しいと思います。
FRBは、失業率にも責任を持とうとしています。日銀も見習って欲しいものです。
| 政治、外交 | 18:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
総選挙で原子力発電はどうなるのか
送信者 橘フォト9

総選挙の投票日が16日に迫ってきました。
各新聞社、TVなどの事前予想では、自民党が過半数を獲得するのではないか、との見通しが強まっています。
今回の総選挙は、前回の総選挙で、過半数を大幅に超える当選者を出した民主党政権の自滅による解散、総選挙です。テーマは、政権担当能力です。

問題は山積みです。個別のテーマ毎には整理しきれません。「郵政改革」や「政権交代」などの単純な選挙ではありません。
経済、安保、外交、原発、復興など待ったなしの問題に直面しています。国民は、これらを総合して、ト−タルでより良い解を出してくれる政権を選ぶことになります。

原発については、自民党が、再生エネルギーの最大限の導入、省エネの最大限の推進を掲げてはいるものの、3年以内に電源構成のベストミックスを決めてエネルギー戦略を確立するとしている以外は、その他の政党は、挙って脱原発、卒原発、反原発などを唱っています。
ただ、自民党以外の政党にもかなりの温度差があります。
共産党のように、「自然エネルギーが増えれば増えるほど電気料金が安くなる」などの根拠のないことを訴える党から、原発を廃止するのは大変なことだと分かってきている政党まで、温度差は相当あります。

福島第一原発の津波による事故発生から、政府による対応の遅れ、誤りなどが重なり、大きな悲劇と混乱をもたらしました。そして、今なお、それが続いています。
国民の関心は、自然災害による事故回避に向かっています。
この問題は、現在行われている様々な検証、検討によって相当程度克服されるのではないかと期待しています。
しかし、原発のリスクは、自然災害だけではありません。

先般、ある後輩と話していて指摘されたのですが、軍事的に考えれば、現在の日本は、54基の核の地雷が埋まっているようなものだということです。
対テロ対策、安全保障の観点からも、重大なリスクです。

そして、福島の原発事故は、点検中の4号機が最も危険だったことを教えてくれました。原子炉に入って運転中の核燃料棒より、原子炉から引き上げられて、冷却用のプールにある燃料棒が、最も危険な状態であることが分かりました。
外部からの衝撃には、上屋だけでしか守られていないのです。
現在、この国は、大飯を除く全ての原発の運転を停止ています。大部分の原発は、外部からの攻撃、自然災害に弱い状態のまま、見通しもなく放置されています。

この危険な状態を解決するためには、核燃料リサイクルをどうするか、最終処分場をどうするかなどの解決がなければ動きがとれません。六ヶ所村には、使用済み核燃料受け入れの多くの余地がないそうです。
リサイクルが上手く行っても、作り出されるプルトニュームをどのように保管するかなどの難題が待ち受けています。

これらの問題が、急速に解決するとも思いません。
政権党の民主党が、2030年など先の脱原発を掲げているのも、自民党が結論を出していないのも、このようなことを考えてのことでしょう。

自然災害に対する安全対策、テロやミサイル攻撃を想定した堅固な防御対策が出来ない限り、新しい原発は無理なことが明白ですが、中途半端に止めている原発は、安全対策を強化して、動かせるものは動かす(燃料を原子炉に入れる)ことを考えるべきです。

原子力の平和利用という呼称の下に、原子力発電を増やし、それによって平和で豊かな国家を構築してきました。
しかし、福島原発事故を経て、このまま継続することは難しくなりました。
一方では、はっきり言えることは、豊かで低廉なエネルギーなくしては、この国の繁栄はありえません。その道に沿って、日本は懸命に努力してきました。
現在この国は、オイルショック直後と同様に、先進国の中のエネルギー最弱国家となっています。

この国の、自然エネルギーの国際競争力には疑問を持っています。自然エネルギーは自然エネルギーで、国際競争力で考えなければなりません。
エネルギーは、節約できるか、足りるか、という問題でだけではなく、その質の競争力の問題が重要です。
その観点から、安全性を確認しながら、原子力は利用するべきだと思います。

総選挙の予想通りであれば、原発問題も含めて、自民党が勝利し、それが民意ということになります。
原子力発電については、よく考えようという結論となりそうです。

いずれにしても、奥の深い、先の長い道のりです。
| 政治、外交 | 15:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
経済成長無くして財政再建はありえない
送信者 橘フォト9

今日から総選挙がスタートします。

各党それぞれ様々な政策を出していますが、本質的な政策が余り出ていないので残念に思っています。
どの選挙でも同じですが、国家として重要なコアになる政策は、経済(成長、配分、国家財政)と安全保障(外交も含む)など危機管理です。
それに、横軸のような形で環境、教育などが絡んできます。
これらをどう訴えるのかが選挙の争点でなければなりません。

そのような観点で見ると、政党の数は多いけれど、中身は貧弱な選挙になるのではないかと思います。
この3年間の民主党政権は、経済でも外交を含む安全保障でも、粗末な政権だったと思います。その間に、東日本大震災、福島原発事故が起こったことは、国民にとって不幸なことでした。
特にこの3年間は、明確な経済成長政策なしに、財政支出を着実に増やし財政を悪化させてきた期間でした。

消費税増税が一応決まり、後は実行に移すだけですが、このままで実行されれば、経済は一層沈むことになるでしょう。
そのような目で、各党の主張を見て行きたいと思います。

原発をどうするかが問題になっていますが、どちらにしても、簡単には結論は出ないでしょう。
原発なしでは、経済競争力の低下による国民生活の犠牲を伴うことは明らかですから、原発を将来にわたって放棄することも出来ないし、これまでのように、脳天気に原発を作っていくことも出来ません。
止めたままでいるのと、運転しているのとのリスクの比較も行われていません。
あれだけの事故の後ですから、国論がまとまらないのも無理のないところです。

経済の国際競争力を失えば、成長も望めず、国家財政は破綻します。経済成長のための現実的なエネルギー確保をどうするのかの議論が先行しなければなりません。
よく考えると、原発問題は、今回の選挙の論点でになるほど煮詰まっていません。

経済成長に関しては、日本は様々なことを試してきましたが、成功していません。
自民党の安倍総裁が、日銀による金融政策の議論をはじめたのは、よいことだと思います。
首相になってからでは、率直に発言しにくい問題ですから、野党党首の内に発言しておくべきです。
ただし、安部総裁のように一層に金融緩和が必要だと思ってない人の方が、今のところ多いでしょうから、選挙対策ではマイナスだったかも知れませんが、次の政権党の党首としての覚悟があってのことですから、立派なことだと思います。
メディアが、故意か過失か分かりませんが、事実と違う報道をしたので、歪曲されて伝わってしまいましたが、金融政策のあり方にもメスを入れる時期だと思います。
金融の大幅緩和は、経済にプラスの影響を与えうる唯一のことではないかと思います。

増税よりは金融緩和が先です。
経済成長なければ、財政再建はあり得ません。そして、安全保障も成り立ちません。
| 政治、外交 | 14:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
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