昨日は、横浜方面の友人との昼の会食で元町へ出かけました。
指定のレストランに行ってみると、今日の予約は入っていないとのこと。
あっ、そうだ。日にちを変更したような気がする、と思いました。大分前に、一旦決めた日にちを、ずらす打ち合わせがあったことを思い出しました。
変更結果がカレンダーに反映されていなかったために、一週間ほど早く行ってしまいました(涙)。
元町のセレブな人たちを眺めながら、信じられないほど幸せな人々が集まっているのを見てきました。老若男女、犬を連れた人、老人のカップル、中年のカップル、高校生、最も多かったのが、女連れの人たちでした。
大金持ちと言うことではなく、コンパクトにセレブな人たちの街のように思いました。
思わず、アフリカやシリアではとか、尖閣の海ではとか、この頃どうなっているか分からないですが官邸前の原発反対デモなど、様々な人類、日本を取り巻く解決の難しい問題などが頭を過ぎりました。
幸せそうな人を見ると、反対に、そうも言っていられないことを考えてしまいます。
そのような事情で、三鷹から、わざわざ元町まで出かけましたが空振りで、中華街で中華そばを食べて帰ってきたという何となく淋しい一日でした。
25日火曜日のことでした。
耳鼻咽喉科の診療所の待合室で、11時半からのニュースを見ていました。
揃いの赤Tシャツを着たデモ隊が、北京の日本大使館の前で暴れている様子が報道されていました。
ふと待合室の中を見ると、私より年配の人が多く、このニュースに見入っていました。この人たちは、私よりは深い戦争体験を持っている人たちなのだと思いました。
真剣さが違います。ただ、誰も一言も発しませんでした。
恐らく、戦争を廻る様々なことを頭に思いめぐらしながら、それぞれの人が、複雑な思いで見ていたのでしょう。
元町では、耳鼻咽喉科の診療所でTVに見入っていたこの老人たちの様子も頭を過ぎりました。
この難局に遭って、いろいろなことが頭に浮かびますが、それを整理して若い人たちに伝えることが出来ない空しさを感じています。
あの老人たちもそのように感じていたのかも知れません。
元町で日本の成熟振りを感じ、そして現実に目をやれば、それが明らかに崩れだしていることを感じます。
内政、外交が大事な時期になりました。
軍事面の備えも怠ってはなりません。
しっかりした政治と、選ばれたリーダーを支える国民の義務が求められています。