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ザ・ピーナツが終わりまた昭和がひとつ消えてゆく

1960年代に一世を風靡したデュオ「ザ・ピーナツ」の伊藤エミさんが亡くなりました。
毎日は次のように伝えています。

<「恋のバカンス」などのヒット曲で知られる双子デュオ「ザ・ピーナッツ」の姉の伊藤エミ(いとう・えみ、本名・沢田日出代=さわだ・ひでよ)さんが、15日に亡くなっていたことが分かった。71歳だった。
 愛知県出身。一卵性双生児の妹ユミさんと、ザ・ピーナッツを結成し、1959年「可愛い花」でデビュー。卓越した歌唱力と美しいハーモニーで一躍人気者となり、「ウナ・セラ・ディ東京」「恋のフーガ」などヒット曲を連発。60年代の和製ポップスの黎明(れいめい)期を築いた。
 またテレビバラエティー番組「シャボン玉ホリデー」の司会を務め、お茶の間の人気者に。女優活動も行い、怪獣映画「モスラ」(61年)に「小美人」役として出演し話題になった。
 75年引退。同年、歌手の沢田研二さんと結婚したが87年に離婚した。>


昭和34年5月、大学3年生の時に、喫茶店で流れているこの歌を聴いて衝撃のようなものを感じました。
女声のデュオで、ポップスで、このような音楽が出来るのかと驚きました。
ユニゾンがピッタリ一つに聞こえ、心地よいハーモニーを聴かせてくれます。
しかも、ポップスのリズムに軽やかに乗って歌うザ・ピーナツには、合唱に夢中になっている時だけに、大きなショックを受けました。
そして、「情熱の花」をはじめ、数々のヒット曲が続きました。
青春時代の忘れられない思い出でした。

昭和36年、就職して名古屋で勤務しましたが、職場が昼食の契約している桜通のレストラン「エスカルゴ」は、夜になるとナイトクラブになり、デビュー前のザ・ピーナッツが歌っていた店でした。

昭和50年以降は芸能活動はしていなかったようですが、この報道によって、私にとってのひとつの昭和が終わりました。
数々のヒット曲がありますが、ここで聴くことが出来ます。

晩年はどのような人生を送っていたのか知りませんが、ご冥福を祈るばかりです。
JUGEMテーマ:音楽


| 音楽 | 23:30 | comments(4) | trackbacks(0) |
民主党内の魑魅魍魎を退治せよ!
送信者 橘フォト8

明日の消費税増税法案の採決を巡って、民主党が分裂含みの混乱に陥っています。

前回の総選挙で、国民が、甘言に誘われて民主党に絶対多数を与えてしまいました。
その結果、この3年弱の間、この国の政治は目を覆う状態が続いています。
民主党政権の一部は、現実を知り、国民に語った夢物語を修正しはじめましたが、次の選挙のことを考えて、その修正に付いていけない議員がいます。
小沢一郎元代表がリーダーとなって、その議員たちに、増税法案への反対、離党、新党結成などに誘導しています。
小沢一郎の政治的生き残り作戦のようですが、国民は、既に、彼に愛想を尽かしているのではないでしょうか。

前のエントリーでも述べましたが、私はこの時期の増税には反対ですが、自民、公明との3党合意が出来上がって、法案の可決は明らかですから、野田首相には、党内反対派に毅然とした態度を採って欲しいと思います。
党議拘束をかけて採決に臨むべきだと思います。

民主党は、鳩山由紀夫、菅直人、小沢一郎のトロイカ体制といっていましたが、この3人は、国政を歪め、日本を貶めた魑魅魍魎です。
この戦犯3人が消えれば、日本政治の景色は全く変わります。
鳩山、菅の二人は既に力を失っていますから、小沢一郎が消えるだけでも風景が一変します。

その意味で、民主党の分裂は歓迎するところです。
変な妥協をした結果、この混乱が続いてしまうことの方が、日本のダメージを大きくします。

野田首相に英断を求めます。
| 政治、外交 | 11:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
民主政治の敵はポピュリズムと隠蔽
送信者 橘フォト8

ポピュリズムが、最も民主政治を堕落させるものではないでしょうか。
夢のようなことを訴えて多数党となった民主党の本質はポピュリスムでした。
しかし、ポピュリズムでは政治が出来ないことを承知して、ポピュリズムを捨てる方向に転向した野田政権には一定の評価を与えたいと思います。
今、正念場の綱引きをしているところですから、じっくりと見守りたいと思います。

しかし、この時期の消費税上げには、私は反対です。
このブログで何度も触れているように、日本経済の活力を引き出す政策を先行すべきです。消費税上げは、その活力を殺ぐ政策です。
急ぐのは、TPP参加です。これは日本経済を活力ある方向に向かわせます。

民主政治では、普通考えられないことですが、民主党には左派独特のの隠蔽体質があります。
官僚主義による隠蔽とと相まって、これが呆れるほど現れたのは、福島原発事故の対応です。
官僚と東京電力任せで、政治家らしいことは何もしませんでした。

放射性物質拡散予測システム「SPEEDI(スピーディ)」の結果を直ちに公表(公表は3月23日)せず、不適切な住民避難を招いたことには呆れました。
その後明らかになったことですが、政府は、3月14には、SPEEDIのデータを米軍に提供してました。
国民のことは、頭になかったのでしょうか。

さらに、3月17〜19日の間、米軍が行った放射能測定結果を提供受けていたのに、公表せず、住民の対応を誤らせ続けました。
SPEEDIは予測値ですが、これは実測値ですから貴重なデータでした。これが明らかになったのは、事故から1年3ヶ月過ぎた昨日のことです。

形だけの民主主義、政治を知らない政治家、共産主義など左翼闘争を経験した政治家ほど恐ろしいものはありません。

民主主義を、単にツールとして使うだけでなく、その内面にある政治家の矜持も身につけた人たちに、この国の政治をやって欲しいと思います。
| 政治、外交 | 17:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
次の戦争とは大オウム事件、大地震、複数原発事故の同時発生
送信者 橘フォト8
(カシワバアジサイ)
世界の政治、経済、社会、ひいては人類はどうなっていくのでしょうか。
老後、我が家で過ごしたエコノミストだった岳父が、夕食時に、ビールを飲みながら、必ずこのような疑問を投げかけてきました。
今や私が、もっと世界や人類の将来の見える人に、同じ質問を投げかけたい心境です。

しかし、このような質問に答えられる人はいないような気がします。
答えてくれた場合も、その答えは、かなりの飛躍を伴ったロジックを含んでいることでしょう。恐らく、簡単に納得できるものではないでしょう。

世界の政治だけでも、混迷を極め、国際政治は、何が正義かは、少なくとも日本人には分かりません。
中東のことだけでも、複雑で、国連は機能していないと言って良いでしょう。
民族(宗教)による分裂と、軍事的野心の強い大国の利害が複雑に絡み合って、とても世界平和など語れる状況にありません。

日本は、自国の安全保障をしっかり考えるべきステージにありますが、それを踏み込んで議論できる環境にありません。何しろお粗末な外相、防衛相が続いてきました。
むしろ、そのようなことを議論しないことが平和を維持するためには必要なことのように思いこんでいる人が多いのが現実です。そのような議論を遠慮するのが然るべき人のようなコンセンサスがあったのではないでしょうか。

しかし、現実には、世界中に、弱肉強食の現象が広がっています。
太平洋、インド洋などの緊張は深刻です。
日本の安全保障をしっかり考えなければなりません。

近隣諸国との軍事的フリクションは、大地震発生より確率は高いものと考えておく必要があるのではないでしょうか。
次の戦争とは、突然、大規模なオウム事件(化学、生物兵器)と大地震(核攻撃)、テロなどによる複数の原発事故(福島の原発事故で、これが日本攻撃には効果あることが良く分かった)などが同時に発生するようなものです。

備えを怠ってはなりません。
備えを持った上で、しっかりした外交を展開して欲しいと思います。


| 政治、外交 | 16:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
待宵草に心を託した不朽の名歌「宵待草」
送信者 橘フォト8

近くの道路の舗装と排水プレートの隙間に、マツヨイグサが生えて、何やら汚い雰囲気になっていました。
2〜3日前、夜10時半頃帰宅する際、昼間は萎んで少しも花らしくなかったマツヨイグサの花が、月明かりに美しく咲いていました。一度家に帰って、カメラを持ち出して撮ってきました。
調べてみると、この花はメキシコ原産で嘉永年間に日本に入ってきたようです。黒船と同じ頃で、或いは黒船が運んだものだったかも知れません。

この花を見ると思い出すのが、日本歌曲の不朽の名作竹久夢二作詞 多 忠亮(おおの ただすけ)作曲の「宵待草」です。(この歌が生まれた背景などについては、Wikipediaが詳しい)
女声が歌うことが多いですが、男の失恋の歌だったようです。
我々世代以前の恋愛感情と日本音楽のDNAがしっかりと埋め込まれた名作です。

この詩が出来たのが1912年、「宵待草」が歌曲として発表されたのが1917年、その後歌い継がれてきた不朽の名作といわれています。
youtubeでいろいろ聞いてみましたが、最も古い録音はこれでしょうか。私が生まれた昭和13年のものです。
この頃は、経済も厳しく、戦争に向かっていました。人々から、大正ロマンの時代が懐かしがられていたのでしょう。
最初の子、私が生まれた頃ですから、亡き両親にとっても恐らく忘れられない歌ではなかったかと思います。
今、聴いてみると、何かジーンと来るものがあります。

この高峰三枝子の日本的な発音が何とも言えません。
オペラ歌手などいわゆる声楽家が歌うと、母音の発音が洋風になってしまい、日本語的な訛りが消えてしまって味がなくなります。
こういうのを上手に歌う声楽家がいると良いですね。



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| 音楽 | 17:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
ローエングリンなど音楽環境の3日間

先週末から昨日にかけて音楽三昧でした。

2日(土)、EluvioSonusでドイツレクイエムの練習。第3回定演で演奏するブラームスのドイツレクイエム、メンデルスゾーン詩篇115番の音採りは一応終わり、この日から最初に戻って、2度目の音採りがはじまりました。
指導は杉山範雄氏、この人の歌い方の指導は素晴らしいと思いました。もう少しなあと思っていたソプラノが、あっという間に美しい声になりました。
来週になれば、元に戻ってしまうかも知れませんが(笑)。
音採りは、それほど難しくはないので、唱法の教え方に関心があります。
この練習の後、神田キリスト教会で行われた、小笠原美敬さん指導の「声楽アンサンブル オリエンス」による「シュッツ:宗教的合唱曲集」を聴きに行きました。
ハインリッヒ・シュッツ(1585〜1672)の宗教曲を集めたものでした。この時代の合唱曲は、歌っている人には楽しいのですが、こればかりだと聴いている方には、少し単調になります。しかし、この日は、小笠原さんのバスソロ、能登伊津子さんのオルガンソロ、古橋潤一さんのリコーダーソロなどもあり楽しませていただきました。

3日(日)は、大学時代の合唱団の同窓会でした。
一期下の連中の卒業50周年ということもあって、50年振りの人もいたりして、昔を思い出した一時でした。
約一時間歌った昔の愛唱曲は、70歳以上の人たちの集まりにしては上出来で、昔のアンサンブルの中で、青春時代を回想しました。
話題も、音楽の話しが多く楽しい会でした。

昨4日(月)は、ワグナーのローエングリン(新国立劇場)で、素晴らしい時間を過ごしました。
前日の同窓会で、K君がバイロイトで聴いて良かった、と言っていたローエングリン役のクラウス・フロリアン・フォークトが素晴らしく、すっかり引き込まれてしまいました。
帰りを急いでいたのでカーテンコールの途中で出ましたが、何時までも拍手が続いていました。
ふと気付いたのですが、この中で白鳥が登場するシーンに使われるテーマが、チャイコフスキーの「白鳥の湖」でこれを展開したテーマとなって使われているのですね。

あれやこれやで、ブログの更新が遅れましたが、楽しい音楽環境に浸って過ごした3日間でした。
| 音楽 | 12:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
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