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日本システム行き詰まったままの越年
送信者 シャンブル

St.Christphe'rs Houseは、1987年8月、ロンドンに赴任した際、家族を迎える前の単身の2ヶ月間を過ごしたウイークリーのアパートです。週に一度タオルとシーツの交換をしてくれました。
地下鉄ボンドストリート駅から4〜5分、職場のあったシティのバンク駅まで直行できます。通勤時間は25分ぐらいだったと思います。
オックスフォードストリートから路地のような細い道を入ると、St.Christpher's Placeという洒落たスポットがあります。そこに面したアパートです。今年ロンドンを訪れた際に訪ねてみると、一部リフォーム中でしたが、しっかりと存在していました。懐かしかったです。

通勤と私生活に便利なペンションのようなものを探しておいて欲しいと会社に頼んでおきました。正に注文通りの仮住まいでした。
斜め向かいに、「政子」という日本料理屋がありました。1967年に初めてロンドンを訪れた際に、「弘子」という店があり、そこでシェリーを注文し、うどん(笑)を食べた記憶がありますが、その「弘子」を大屋政子女史が買い取って、店の名は「政子」となっていました。
住まいの前に日本料理屋があると聞けば、日本人からは「便利ですね」と言われますが、実はそうでありませんでした。
この店に行ってみようかと思うのは、珍しく夜の予定もなく一人で食事をしなければならない時ですが、ぶらりと行くと、「予約は?」と訊かれ、してないと答えると、「すしカウンターでよいか?」訊かれました。やむを得ずすしカウンターに座ると、すし職人がいますから、心ならずもすしを食うことになります。
料理は日本料理ですが、システムは英国風です。しっくり行きませんでした。
という事情で、「政子」には一回行っただけでした。「政子」以外にも、徒歩圏内に数件の日本料理屋があったので不便はありませんでした。
今回訪ねてみると、その「政子」もなくなっていました。

ここにいた期間に、英国のこと、欧州全体のこと、経済についても社会についても、ビジネスを通して基礎的な勉強をしました。英国はサッチャー、米国はレーガン、西ドイツはコール首相、フランス大統領はジスカールデスタンで、強い指導者の時代でした。
好景気なようだけどなあといった感じでしたが、10月19日にブラックマンデーの世界的な株の暴落がありました。
これは、日本の個人投資家の頑張りによって反転しましたが、この成功体験が、日本経済をバブルへと突進させました。

日本は、失われた10年、プラス次の10年、間もなく、さらにプラス2年目に入ります。
経済が力を失ったためでしょうか、政治は徐々に劣悪化し、底割れに近い状態になってしまいました。
内政はご承知の通りですが、外交はそれ以上に力を失っています。何よりも、頼みの綱の日米間が、目に見えて疎遠になってきています。自国を守り抜く意志のない日本のために、米国の若者の血を流す決断ができるのでしょうか。
東アジアの軍事的な緊張が強まっているにもかかわらず、そういう認識すら薄いのですからお人好しというか無責任な民族です。

東日本大震災、それに伴う福島の原子力発電所の事故は、基本を疎かにして、理想というか夢を追ったり、自分の利益にしがみついている日本国民に対する鉄槌でした。それでも、未だ目覚めぬ日本国民には、神も呆れるばかりではないでしょうか。
橋下大阪市長を独裁者呼ばわりする識者がいますが、現在の日本は変革を必要としています。現在の日本システムでは、日本の将来は考えられません。
システムの行き詰まりをどう克服するか、それが大きな課題です。
大きな問題意識で立ち向かわなければなりません。

| 政治、外交 | 18:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
ホルムズ海峡封鎖の悪夢
欧米諸国の経済封鎖に対抗して、イラン海軍最高司令官が、ホルムズ海峡封鎖をちらつかせています。
一方、日経新聞は、国営プレスTVなどが伝えたとして

同司令官は「ホルムズ海峡の封鎖は1杯の水を飲むよりたやすい」としたものの、「完全にイランの制御下にあり、封鎖の必要はない」と述べた。

と報じています。

これは、怖いニュースです。
日本は、ホルムズ海峡経由で60%の石油を輸入しています。昔は、80%近かったように記憶しています。少し分散が進んだようですが、今でもホルムズ海峡封鎖で、最も深刻な影響を受けるのは日本です。遠いペルシャ湾のことでは済まされることではありません。

エネルギーの石油依存、なかんずく中東依存を引き下げてきたのは、原子力発電でした。その原子力発電が、定期点検で次々に発電停止になり、運転再開の見通しが立っていません。恐らく、最近、ホルムズ海峡経由石油へのエネルギー依存度が増えているのではないでしょうか。
ホルムズ海峡封鎖などの緊急時には、外交力、軍事力、国内のエネルギー対策など、複合的な対応が求められます。経済面では、新しいオイルショックとなること間違いありません。
よろよろしている現政府が、これに対処できるのかどうか、大きな不安を感じます。

我が国にとっては、単なるブラフと割り切れません。しっかりシミレーションして、十分に備えておいて欲しいと思います。

| 政治、外交 | 16:11 | comments(2) | trackbacks(0) |
街は変わる 薄暮の渋谷
送信者 olympus

昨夜は、今年最後のシルバー族の忘年会が、5時から渋谷道玄坂上でありました。
ハチ公前から、道玄坂上に向かってゆっくりと歩きながら、薄暮の中、変わり行く渋谷の風情を見物しました。

大学生の頃、遊びに行く盛り場は渋谷でした。
当時の渋谷は、銀座、新宿、浅草、池袋などと並んで、東京の盛り場の一つでしたが、新宿ほどにはエキサイティングではありませんでした。
しかし、合唱練習の後、良く渋谷に繰り出したものです。青春の最も懐かしい街と言えば渋谷でした。

道玄坂を上ると、右側に百軒店(ひゃっけんだな)と呼ばれている地域(上の写真)があります。昔からアダルトオンリーのような店が多かったのですが、その中に、クラシック音楽喫茶「らんぶる」があります。そこにはよく行ったので懐かしい場所です。

昔を知る者にとって、このアニメの看板は衝撃的でした。
アニメにはついて行けない世代ですが、この写真を見ていると、アニメの表現力の妖しさが伝わってきます。現実よりは、アニメの方がより深く表現できるところがあるのですね。

渋谷の街は、世相の鏡のように、訪れる度に変わっています。
| 身辺雑話 | 12:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
北朝鮮は中国のアキレス腱
送信者 olympus

来年2月5日のコンサート会場晴海トリトンスクエアー内の第一生命ホールの下見に行きました。
その際、OLYMPUS SH21で撮ったものです。広角ですから、このような景色は得意なカメラです。

北朝鮮の金正日総書記が死亡したことで、改めて我が国の地政学的な立場を思い起こしました。
中国、北朝鮮など独裁国家、民主化されている形を採っていますが独裁色の強いロシアなどに囲まれて大変です。その上、恐ろしいことにこの3国はいずれも核保有国なのです。
良く考えてみれば、おちおち眠ってはいられません。
それにもかかわらず、政府や与党は呑気ですね。根本的にセキュリティ感覚を欠いた政治家たちですから。

中国の側から見ると、貿易など経済面では切っても切れない関係にある日本、台湾、韓国、それに米国ですが、共産党独裁体制に好ましくない影響を与える国に囲まれています。
北朝鮮は、中国と並ぶ共産党独裁国家で、中国にとっては、政治的に大事な国家です。そして、中朝国境は、首都北京に最も近い陸続きの国境(河を挟んでいますが)です。
国防上も、親中政権が存在していることは必須です。
もし、米国の影響下にある韓国による朝鮮半島統一などが起こったら、中国は厳しい環境下におかれることでしょう。北朝鮮に、独立の民主政権が生まれても同じことです。
中国にとっては、朝鮮半島はアキレス腱です。

つくづく中国にとっては、今の北朝鮮は都合の良い存在だと思いました。
金正日死去後の拉致問題を論ずるNHKの番組で、この件に関わりの深い黒ネクタイ(弔意?)をした元外務審議官が、6カ国協議の議長国中国と連携すべし、とのコメントを述べていました。
中国だって拉致ぐらいは平気でやりかねない国です。おかしなコメントだと思いました。しかも、中国は、日朝間が巧く行かない方がメリットがあるのではないでしょうか。
北朝鮮の混乱がひどくなれば、中国解放軍は間違いなく兵を北朝鮮に進めることでしょう。名目は、人道目的で。
中国は、自国益優先の国です。日本政府がいくら働きかけても、日朝間の拉致問題というデリケートな問題の価値は十分に理解できないでしょう。むしろ、中国が苦手とするテーマだと思います。

我が国には、北朝鮮や中国側にメリットを与えたがっている人たちが、まだまだ相当数いて、しかも力を持っていることを感じます。

| 政治、外交 | 18:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
そろそろ年賀状のプリント
送信者 olympus

OLYMPUS SH21の試し撮りをしてみました。
基本的には、ある程度方向性を決めると、後はカメラ任せといったコンセプトで出来ています。
いろいろ試してみて、自分の思想にあったモードを選ぶことが肝要なようです。
大きさは、私の持っている携帯電話と同じ幅、長さは携帯より短いです。携帯が小さくて扱いにくいと思っていましたが、これも小さくて、表示が見にくいです。高齢者は慣れるまで一苦労のような気がします。

年賀状を出状する時期です。
リストは整備できましたが、できあがった文面を見て思案中です。
写真は、このブログに掲載した物の中から一枚を選びます。
| 身辺雑話 | 12:20 | comments(2) | trackbacks(0) |
コンパクトデジカメOLYMPUS SH21を購入

私のデジカメ史を辿ってみました。

それまで、ニコンの一眼レフを使っていた私は、急速に普及しだしたデジカメを初めて手にしたのは、2000年の初め頃でした。PCに繋げば、モニターで直ぐに観ることができ、人物は滅多に撮らない私には大変利便性の高い物になりました。もう銀塩には戻れないと感じました。
最初は、80万画素のオリンパス製品でした。2003年頃、望遠機能が優れていた同じくオリンパスの300万画素の製品に乗り換えました。
2002年の第一生命サラリーマン川柳で一位となったのが

デジカメの エサはなんだと 孫に聞く 浦島太郎

でした。デジカメが、世の中で大きく存在感を増したことを表していると思います。

そして、2007年4月、デジタル一眼レフが出そろったところで、SONYa100を購入しました。それ以来これを使い続けてきました。操作にも慣れ、気軽に使えるので便利ですが、購入から5年近くたつと、デジカメの世界も様変わりです。
新しい一眼レフが欲しいとも思いますが、コンパクトデジカメを買うことを考えました。
コンパクトと言っても、機能は多種で高度化されています。選択には迷いました。
そして、昨日、この11月発売のOLYMPUS SH21を注文しました。明日届く予定です。

もう50年近く前になりますが、新婚旅行に、当時一世を風靡していたオリンパスペンを買って持っていった程ですから、小さいカメラとなると自然にオリンパスに目が行ってしまいます。
この会社は、今、存亡の危機に立たされています。この先、競争の激しい大衆カメラ部門はどうなるか分かりませんが、だからこそオリンパス、みたいな気分も働きました。

今後は、慣れるためにも、新しいOLYMPUS SH21を多用することになるでしょう。

| 電脳電網 | 18:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
ドルを買うより物を買って国民生活を豊かに

師走も半ばに差しかかろうというのに、今年の紅葉は遅くて、ここ深大寺近辺では、まだまだ写真の対象になります。

東京ガスのTESと呼ぶシステム冷暖房を設置しています。
暖房は全部ガスですから、節電型で、時流に合っているのですが、このシステムは出来が悪くて故障続きで、システムとして完全に動いた年がありませんでした。そのうち20年が経過してしました。やはりという感じですが、東京ガスは生産を停止してしまいました。
故障しても、代替機種はなく、機種によっては修理も不能な状態で、空しく居間の天井に埋め込まれたまま作動していません。昨年から部屋によっては電気の冷暖房に切り替え出しましたが、いくら節電型といっても、これから電気の不足は当分続くことを考えると、新たに機器を購入する気になれません。
やむなく、居間は、まだ機能している床暖房に加えて、ガスストーブを購入しました。

電力の不足は深刻なようです。
東北電力管内では、50〜60KWクラスの火力発電所が一つダウンすると、管内全地域を覆うブラックアウトが起こる恐れがあるそうです。12月に入って、そのような事態になりかけたのですが、辛うじて東京電力からの30KWの送電によって切り抜けることができたそうです。
今停止している原発の再稼働が進まない限り、この国の電力事情が改善する見通しは立ちませんから、企業が、新しくこの国に投資することは、当分の間、特別な事情がない限りありえないと思います。
電力と労働力、そしてマーケットを求めて、適切な国、地域に工場立地することになるでしょう。

円高も含めて、日本の経済環境はドラマチックに変わっているのではないでしょうか。
作って売ることだけを考えないで、買えるものは買って、関連の雇用や消費を増やすことを考えていくべきなのだと思います。ドルを買うより物を買って、国民生活に役立てて欲しいと思います。
被災地域の復興についても、震災前の状況を頭に置いた計画は実現が難しいと思います。新しい経済環境の下に、新しい経済社会を東北に作ってゆく用意が必要です。

円高対策のために、先般、8〜10兆円を費やしたと言われています。
無駄な金だと思います。
それだけの資金を覚悟すれば、国民生活を豊かにする方法はいくらでもあると思います。

当面の円高対策には関係がありませんが、次期主力戦闘機にF35が決まったそうです。安全保障のための投資と人材育成も大切だと思います。
| 経済ビジネス | 13:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
70年前の12月8日に太平洋戦争が始まった
送信者 橘フォト8

昭和16年12月8日、太平洋戦争が始まりました。
3歳10ヶ月でしたが、かすかに記憶があります。大人たちが、戦争が始まった、という話をしていました。
甲高い大本営発表の声と共に、昭和16年12月8日という日付が、何となく記憶に残っていました。物心がついて、初めて憶えた日付ではなかったかと思います。

この戦争は、日本海軍によるホノルルの真珠湾攻撃(奇襲)から始まりました。

日本軍によるこの攻撃で、米側の死者は約2400人、負傷者は1178人に上った。10艇以上の米軍艦が沈没または大破したほか、航空機323機が破壊された。中でも戦艦アリゾナは魚雷攻撃を受け、1177人の乗組員が死亡した。(ロイター

1967年、初めてホノルルを訪れた時、日系人のタクシードライバーが、
「気がつくと、日の丸をを付けた飛行機が真珠湾めがけて飛来し、攻撃して帰って行った。ホノルルの街は攻撃されず、非常にきれいな攻撃だった。」
と言ってました。

それから5年後、ビジネスでホノルルに数日滞在している際に、12月8日を迎えました。
大勢のSURVIVAL PEARL HARBOR と横に書かれたネイビーの帽子をかぶった人たちが、多くは夫人連れで集まってきました。土地の人に訊くと、毎年この日にはこのイベントがあるようでした。
トラブルは避けたい、という気持ちでおとなしくしていました。
そうは言っても、ホテルの部屋にこもりっきりは難しく、ある晩、モアナホテル内バーCaptain Cookのカウンターの隅で静かに飲んでいました。すると、彼らの一団が入ってきて、ピアニストにリクエストしながら、歌を歌い出しました。大声で、それぞれお国の歌を歌って楽しんでいました。
実に屈託のないアメリカのおじさん、おばさんたちでした。トラブルを心配することもありませんでした。

報道によると、当初は、2万8000人のSURVIVALSがいましたが、今年の式典に参加したは120人で、この生存者協会は、今年で解散するそうです。
一つの歴史が幕を閉じようとしています。

私も、それなりの年になったな、と実感しました。

| 歴史 | 23:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
TPPは外交戦略の問題 本来なら日本が提案するようなこと
送信者 橘フォト8

眼を患った後は、やはり若干鬱にでもなるのでしょうか。
気がついてみると、一ヶ月以上カメラに触っていませんでした。久しぶりに、身近な雨上がりの写真を撮りました。

今、人類は、ブログで簡単には扱えない程、大きな世界史の変換点に立っているのではないでしょうか。
そのようなことを感じながら、この一月程のニュースを見ていましたが、日本のメディアがあまりにも内向きで、これでは日本人には、今、日本で議論されていることが、世界の流れ中で、どのような位置づけなのか分からないのではないでしょうか。

今、起こっていることは、民主主義の国家群(先進国群)が、財政破綻に近い状態で、現在の繁栄を維持することが困難になってきていることです。
一方では、一党独裁で、明らかに非民主的な国家中国が軍事力を強めて、財政面の制約から動きがとれない米国、欧州に対して、ジワジワと圧力をかけ出していることです。
地政学的に、これを最も感じる筈の日本は、震災、原発事故などの対応に追われているとは言え、全く脳天気で、無関心です。

TPPなど、グローバルな総合的戦略への対応も、農業の問題(実際は農家、特に兼業農家の問題)、医療、製薬などの日本の遅れている分野の保護の問題に矮小化して、本質的な議論が行われていません。要するに、政治家は、自分たちの選挙のことだけしか考えていないのです。
農協との癒着、医学界、製薬界との癒着が甚だしい農水省、厚労省は、これらの業界の保護のために、多くの人員を抱えています。必死になって反対するでしょう。裏を返せば、TPPに参加すれば、相当数の公務員が削減できます。

TPPは貿易の問題ですが、太平洋の自由貿易グループが手を握るということで、自ずと政治的にも、安全保障面でも、同じ価値観を共有できているグループの集まりです。そうでない国家、中国に対して、太平洋の自由貿易、民主国家が集まって、総合的に対抗しようという意図を明白に持った国家のグループなのです。
優れて、日本の外交戦略的なテーマなのです。本来なら、日本が米国に働きかけて作らなければならない構想でした。日本が外交戦略を整理しきれない間に、外圧のような形になったのは、実は、幸運なことでした。まだ日本は、運に見放されていません。
そこのところをしっかり明らかにして、議論すべき問題です。

この問題を進めている野田内閣は、本質的な議論を避けています。
無条件に親東アジアの人たちが、民主党内に大勢います。
連合、日教組などの組織票で送り込まれてきた議員や、農家戸別補償などのばらまきを打ち上げたり、マニュフェストを念仏のように唱えて当選してきた人たちは、大方は反米で、米国の陰謀論を宣伝しています。

野党第一党の自民党も議論ができないようです。
谷垣自民党総裁の考えは、鳩山元首相の夢みたいなアジア共同体構想と何ら変わりがない、と小泉信一郎自民議員が批判していました。
加藤紘一自民元幹事長、河野洋平、太郎親子なども同じような考えだと思います。

何故か、アプリオリに親中な政治家が跋扈しています。
民主、自民の反対派は、アジアといっても、東アジアしか念頭にないのです。
公明党は、創価学会の東アジア戦略上のことですから、日本より創価学会の位置づけでTPPには反対です。

日本繁栄の基礎は、民主主義にあります。
その恩恵にあずかりすぎて、地政学的に最も敏感に感じなくてはならない非民主的な独裁国家に対して、厳しい目を持てない国家、民族になってしまいました。
所謂、平和ボケです。
輸入に関して鎖国下の保護政策は、財政的にも、もうできないのです。

自分の国の将来を、しっかり議論する絶好の機会です。
| 政治、外交 | 17:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
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