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ポスト菅政権のイメージが湧きますか?
送信者 橘フォト6

今朝のTVを見ていて驚きました。
菅首相が、北朝鮮による韓国領・延坪島への砲撃を知ったのは、一般の報道によってだそうです。この様な安全保障上の重要な事件を首相が報道によって知る、というのには寒気を催します。

駄目だ、駄目だと思っていましたが、これほど駄目だとは思っていませんでした。
官邸と、防衛官僚、外務官僚との関係はすっかり冷え込んでいますね。内閣と官僚の関係が冷え込んでいると考えた方が正確だと思います。
この政権は、何か具体的なことが起こる度に失点を重ねて、その結果、国民を不安に陥れてきました。南北朝鮮が軍事衝突する、中台間の戦争が始まる、その様な時にどう対応するかぐらいは、政権を取る前から考えておくべきことです。
今回は、首相が、TVで述べていたような抽象的な指示をする前に、現場は既に動き出していたことでしょう。今や、政治主導を標榜しながら、官僚から馬鹿にされ相手にしてもらえない、哀れで酷い政権なのです。

もはや政権末期の状況ですが、ポスト菅政権についてのイメージが全く湧いてきません。意外と、このまま暫く続くことになるのでしょうか。
私は、端から民主党政権を信用していませんでしたが、これほどまでに未熟な政党とは思っていませんでした。
前にも申し上げましたが、使える人材は、ほぼ全員表に出てきています。この人たちも、経験不足、準備不足を露呈して、アマチュアぶりを発揮しています。
意外な人材が出てきて、良きリーダーシップを発揮するなんていうことはあり得ません。元官僚、弁護士、市民やサヨク運動家などの集団です。現在活躍中の人たちを見ても、過去の自分の職業を乗り越えた政治家は見当たりません。

近く刑事被告人となることが確定している小沢元幹事長、恵まれた財産を費やして道楽とも云える政治家をやっている鳩山前首相、市民運動から身を起こして宰相の地位を手に入れたが、他人の批判以外には無能であることをさらけ出した菅現首相、トロイカとか何とか云っていた3人とも、この1年3ヶ月の間に、全て不適格であることが明らかになりました。
それなら、岡田、前原、野田、原口などの大臣クラスでこの国のリーダーが務まるかと問われれば、多くの国民はノーと答えることでしょう。

結局、解散しかないのでしょう。
しかし、受け皿の自民党にも、国民を引っ張って行くリーダーシップを期待できないように思います。
それでも、民主党よりは少しマシなのでしょうか。少なくとも官僚の使い方だけでも少しは上のように思いますがどうでしょうか。
私は、多くの官僚と接してきた経験から、この国を官僚に任せておく訳にはいかないと考えていますが、それを政治がコントロールできないとなると事態は深刻です。

情けない国になってしまいました。
| 政治、外交 | 12:53 | comments(2) | trackbacks(0) |
無線LANの暗号WEPが役に立っていない?
送信者 橘フォト6

無線LANの旧式セキュリティ「WEP」の危険度がさらに拡大、自動解析機まで販売される」という記事を見て驚きました。
我が家の無線LANは、このWEPを使っていました。

この記事に気づくまでは、我が家の無線LANではWEPの24桁の暗号を使っていました。2003年からです。
そして、接続PCはMACアドレスを登録して無線アクセスポイントにはそれ以外のPCが接続できないように設定してあります。
他人のPCが我が家のLANの接続でないし、無線を拾われても暗号で保護されているから大丈夫と安心していました。しかし、暗号が破られているとは知りませんでした。

急遽、新しくバッファロ−社製の無線LANルータWZR−HP−G301NH/Pを買い求め、従来の、MN8300(ルータ)+WLA−G54/Pにリプレースして、新しい無線LANをセットアップしました。これで、この記事でも推奨しているWPA2を含む暗号システムWPA/WPA2 mixedmode−PSKとなり、当面、安心な状態になりました。
しかし、これはあくまで「当面」なのかな、と思っています。これとて、何時破られるか分かりません。暗号は破られるためにあるようなものかも知れません。

新しい無線LANルータは、1Gbps対応だということですが、使ってみると、前のルータの方が安定していることが分かりました。
我が家の回線は、フレッツネクストでMAX200Mbsを8件で共有しているようですが、例えば深夜などは、100Mbs以上が期待されるます。一度か二度100Mbpsをオーバーしたことがありましたが、平均すると、MAX100MbsのMN8300の方が速いことが分かりました。
そこで、WZR−HP−G301NHのルータ機能を切って単なる無線LANアクセスポイントと使用し、MN8300につなぐことにしました。
現在は、
MN8300+WZR−HP−G301NH/P
で無線LANを構築しています。
今は、有線、無線とも快適です。

いずれ1Gbpsに対応した本格的なルータが出たら切り替えるつもりです。
| 電脳電網 | 18:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
防衛保安機構に愛想を尽かされつつある政権
送信者 橘フォト6

尖閣衝突映像流出事件、航空自衛隊航空祭での地元支援団体による政権批判、その前に起こった警視庁公安情報のネット流出など、自衛隊、海上保安庁、警察などの実行を担当する防衛保安機構による反政府的な事件が続発しています。

公安情報の漏洩は、他の事件と少し性質が異なるかも知れないが、テロに組する勢力に公安組織が汚染されいる可能性があるということで、恐ろしいことです。
海上保安庁の事件は、海上保安庁が告発して、警察が任意で取り調べていますが、保安庁の内部では、公開した保安官に喝采を送りたい心情の人が大勢いるように感じます。この組織は現政府を信頼していない人が多数ではないでしょうか。
自衛隊の来賓挨拶に政権批判が出てくることも問題です。その民間人は、自衛隊員の言えないことを代弁しているのでしょう。
検察も、自らの不祥事(証拠改竄)のために弱い立場にいたとはいえ、中国人船長を釈放し、外交関係を配慮したようなコメントを出して、いかにも官邸指導のようなことを示唆しています。

政権が、これらの組織を掌握していないことは明らかです。
戦前であれば、クーデターが起こっても不思議ではないような状態にあります。

民主党政権になってから、内政、外交両面に亘って失政の連続で、国民は失望のどん底にいます。
その上に、政権に密着していなければならない防衛保安機構の心が離反しかかっているのは、政治的にも、社会的にも、危険極まりない状態だということではないでしょうか。

だからといって、政権交代(与党内でも、野党でも)の可能性はないように思います。
自民党の支持率が、僅かに民主党の支持率を上回った、というアンケート調査がありました。どちらの党も15〜16%の支持率では国を治める力はありません。

日本の政治システム疲労もここまで来たのかという状態です。戦後最大の危機です。
| 政治、外交 | 12:41 | comments(2) | trackbacks(0) |
尖閣衝突映像流出事件は保安庁の内部問題
送信者 橘フォト6

尖閣衝突映像流出事件は、段々と海上保安庁に内部問題の様相を呈してきました。組織内の処分で済む話ではないでしょうか。

それまで、この種映像は、保安庁の中では公開され、保安庁の役割についての国民の理解に向いたものはホームページ上で公開してきていたようです。今回のものもその様な扱いを受け、研修資料として活用される方向で進んでいたようです。
それを、政府の外交上の観点から、突然秘密扱いする事になったために、厳重に金庫に保管しました(笑)。
しかし、保安庁内部では、その扱いに納得していない人が多く、金庫の中のもの以外にもコピーが作られて、その中の一部(保安大学校)から流出したといわれています。

一番悪いのは、巡視船に特別に強化した船首を衝突させた中国漁船の船長で、これは検察の判断(国民は誰も信じていない)で、外交関係を配慮して処分保留のまま釈放帰国させてしまいました。
現在、任意という形で警察が、流出させた海上保安官を取り調べていますが、逮捕する程のことはないような雰囲気になってきました。
そして、起訴をすることも難しいのではないかと思います。

そもそも、ぶつけた船長を起訴せずに、その映像を流出させた海上保安官を起訴するとは、いかにもバランスを欠きます。
仙石官房長官が怒り、海上保安庁は組織の立場として告発せざるを得なかったことだと思いますが、映像公開を求めていた世論の大勢は流出を咎めてはいません。
検察庁としても、政治に屈して船長を釈放したために国民から強い不信を被っているのですから、この件の幕引きは政治との絡みで難しいところです。
中国人船長を起訴猶予にし、その前に小沢前幹事長を不起訴にしておいて、その上にこの保安官を起訴することになったら、国民の怒りが最高潮に達することでしょう。

問題は、無能な政権の判断ミスというか、対中姿勢に始まったことです。
屁理屈を捏ねまわし、国民感情を無視した上に、やたらと弱いもの(官僚も含む)に刀を振りかざす官房長官などは、国民不敬罪で捕まえて欲しいですね。
| 政治、外交 | 15:51 | comments(2) | trackbacks(1) |
人生の終わり近くにいることを感じる
送信者 橘フォト6

8月に20日程留守にしていて帰宅すると、庭先のタマリュウやユキノシタなどのグランドカバーが酷暑と水不足で枯れかかっていました。このタマリュウも、茶色になりかかっていて、枯死寸前の状態でした。慌てて朝晩水をやりました。大変な生命力で、この様に見事に生き返りました。
今はこの様に青々として、これから緑が少なくなるシーズンに、眼を潤してくれます。

仕方のないことですが、私と同じような年齢の人の死が増えてきました。その度に、亡くなられた人の死を悼むと同時に、我が身に置き換えて考えてしまいます。
先日も、元気な友人の突然死があって、ショックを受けました。鬱血性心不全という診断でしたが、本人に自覚がなく、従って家族も呆然としていました。
何時、何が起こってもおかしくない年齢領域に入ったことを実感しました。

一昨日の日曜日に、亡父の50回忌と亡母の33回忌の法事を執り行いました。
若い僧侶が、「現在をしっかり生きることが、先祖に対する最高の供養」と説教していました。僧侶の話によると、33回忌も50回忌も、最近では珍しいそうです。良い法事をつとめさせていただいた、と礼を言われました。
両親は、我々兄弟が若いうちに他界してしまいました。長男の私も、自分のことで精一杯の時期でした。親孝行らしいことは何もしていませんでした。
私より若くしてこの世を去った両親を、改めて不憫に思いました。

あれこれ重なって、人生の終わりに近いところにいる自分を感じた一週間でした。
| 身辺雑話 | 13:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
送信者 橘フォト6

昨日今日と秋晴れが続いています。
柿が色づいて、秋の趣を深めています。今年は、柿が美味しいですね。
柿の実を見ると何故かほっとするものを感じます。疎開中の農村風景が心に残っているのだと思います。
戦争の記憶は色々ありますが、疎開の良い面の記憶は鮮明に残っています。何よりも、自然の中で暮らせたことが懐かしく感じます。
国民学校(小学校)二年生の時に終戦を迎えましたが、その後縁がなくなった農村の生活から得た感覚や、漠然と身についたその当時の農業の知識は得難いものでした。
30歳代半ばから後半にかけてのサンパウロでの暮らしには、これが大いに役に立ちました。ブラジルは農業大国です。農業の話しについて行けない人は暮らしにくいと思いました。

ブラジル農業の発展の陰に、日本移民の貢献が大きかったと思います。品種改良などは、日本人の得意とするものでした。
1972年の時点では、リンゴは、コーヒーのバーターで輸入する萎びたハンガリー産のものがフェイラ(市場)に並んでいました。帰国する1978年頃には、日本移民の手による立派なリンゴが並ぶようになりました。
従来のリンゴを売っていた業者が、隣の立派なリンゴを売っている日本人を見て、忌々しく思ったに違いありません。

ブラジルには、東アジア固有種である柿を日本移民が持ち込みました。caquiとして売っています。ブラジルの柿生産量は15万トンで、23万トンの日本に迫りつつあります。
ロンドンのスーパーでもkakiとして売っていました。
persimmonという言葉は、ゴルフのクラブの材料以外には聞いたことがありません。

  柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺 子規

柿には風情があります。

| 身辺雑話 | 16:23 | comments(4) | trackbacks(0) |
弱虫は益々いじめられる 今度は北方領土
南の尖閣で、中国に対して凛とした対応が出来なかった上に、途中からすっかり弱虫振りを発揮してしまった日本政府に対して、今度は北方領土でロシアがいじめにかかっています。
尖閣にしても、北方領土にしても、中国やロシアがやったことは、威力偵察程度のことです。威力偵察に対しては、こちらに十分威力があることを示しておかないと、先方は益々頭に乗ってきます。
ここでしっかりしないと、韓国や北朝鮮からもオチョクられることになるでしょう。APECで予定されているロシアとの首脳会談は、すんなりと開催してはなりません。

そもそも、民主党政権が作った日米間のすきま風が発端です。
全共闘の思想そのままに、中国に無防備に近づこうとしたことで、その中国からは足元を見られた上に、ロシアにチャンスを与えてしまったのです。

北方領土問題は、サンフランシスコ講話条約に際して、外務省のチョンボで事態がより不利になってしまいました。現実に、ソ連が占拠している上に、条約で千島列島を放棄してしまいました。後になって南千島((北方領土)は千島列島に入らないなどと主張しても迫力がありません。明らかに、条文を作った外務省の失策です。

それにしても、残念ながらソ連の北方領土の占領政策は完璧でした。
全ての日本人を日本に送還してしまいました。そしてその代わりにソ連人を住まわせました。日本人は一人も残っていないのです。
領土問題の多くは、そこに同胞がいるからこそ、その地の帰属問題が起こるです。民族問題抜きの領土問題も珍しいことだと思います。そう云えば、尖閣も竹島もそうですね。
北方領土には、同胞はいません。そこに住んでいるのは、全てロシア人です。しかも、ロシアが占拠してから65年の年月が経っています。

日本は、決定的に不利な状況です。

それでも、過去にチャンスはありました。
ソ連時代は、彼らは資本不足に悩んでいました。民生の技術も後れていました。日本の資金と技術が、喉から手が出る程欲しい時期が続いていました。
現地のロシア人住民が、日本への帰属を選択さえすれば、ODAに絡めて事実上四島を買い取ることも可能な時期が長い間ありました。
自民党政権は、旧島民に気を遣ってか、その様なアプローチは全くしませんでした。

今となっては、日本に有利な解決は難しいような気がします。
領土問題を棚上げにして、帰属を先延ばしにすることが精一杯ではないでしょうか。
中国を睨んで、ロシアとの友好も大事な外交戦略です。
| 政治、外交 | 10:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
ブラジルにも女性大統領
現職のルイス・イナシオ・ルーラ・ダシルバ(Luiz Inacio Lula da Silva)大統領が後継指名する与党・労働党のジルマ・バナ・ルセフ(Dilma Vana Rousseff)元官房長官が次期大統領に決定しました。ルーラ大統領の官房長官を勤め上げた人ですから、その手腕は証明済みなのでしょう。
実力主義の国ブラジルでは、力のない人は指導者になれません。日本の現政権のように主義主張や、パフォーマンスだけでは絶対にリーダーにはなれません。恐らく、彼女は、愛嬌のある猛女なのでしょう。

南米全体に云えることですが、ブラジルは大土地所有の支配者層と、その使用人階級の階級闘争の歴史です。
ルーラ大統領で初めて貧困層が支持する労働党政権が誕生しましたが、国際環境がブラジル経済を後押しして、BRIC’Sの一角を占めるようになりました。
恐らく、ブラジル人の生活水準は、貧困層を含めて相当に上がったことでしょう。ルーラ政権の後継者である彼女は、大変有利な立場で選挙戦に立ち向かうことが出来た筈です。

しかし、ルーラ大統領程の人気ではないようです。
世界経済も長い不況期に入ってきています。ブラジルにとっても厳しい時期になっています。
外交政策も、ル−ラ大統領の反米、親イラン政策などに拘る余裕も小さくなってくるのではないでしょうか。
どのように舵取りをするのか、しっかり見ていきたいと思います。

人名のカタカナ表記について疑問があります。
このAFPも含めて日本の新聞は、ルセフと表記していますが、どう読んでもこれはロウセフが正しいと思います。
ブラジル語は、表記通り発音するのが原則です。ルラかルーラはどちらでも良いと思いますが、強いて云えばルーラが正しいと思います。
サッカーなどでも、ブラジル人の名前表記が乱れているのが残念です。
| 政治、外交 | 13:15 | comments(2) | trackbacks(0) |
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