CALENDAR
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< September 2010 >>

LINKS
PROFILE
ARCHIVES
CATEGORIES
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
何ともバラバラで統べる思想のない社会
送信者 橘フォト6

浅草側の吾妻橋ふもとから、対岸の墨田方面を臨んだ景色です。
従来から在ったビール会社の本社、「炎のオブジェ」、高層マンションの評判の悪かった一群に、東京スカイツリーが加わりつつあります。炎のオブジェに目をとられて視界に入らなかった墨田区役所とビール会社の間に、建設中のスカイツリーが見えています。
それにしても、墨田区役所は豪勢なものを建てたものですね。真東からとったこの写真ではそれほどに感じないでしょうが、Googleマップの航空写真を見ると、ビール会社と高層マンションを併せたくらいな広さの敷地内に、東西に長い庁舎やホールを造っています。ここで一体どのような立派な地方行政をしているのでしょうか。
何ともバラバラで、思想のない景色になっています。もしオブジェがなければ、普通のビルの景色に、スカイツリーが加わるだけのことで、良くも悪くもありません。どう考えてもこのオブジェは異物です。汚物とは言いませんが(笑)。

9月に入って、友人、知人と会う機会が増えましたが、先ずの挨拶は、
「今年の夏は暑かったですね」
という言葉でした。
この夏、私たちの年齢の人たちは、一様に酷暑の夏を過ごすのに苦労したようです。
ある人は、この夏をを過ぎてから、ひときわ老けたように感じました。体調を崩した人もいました。亡くなった人もいました。
多くの年寄りにとって、この夏を乗り切るのは大変だったようです。
「その上に、尖閣諸島での衝突事件での政府の拙い対応を見ていると、血圧が上がってしまう。」
と言う友人もいました。
淋しいことに昨今は、この墨田区の光景と同じように、日本を統べる思想のかけらも感じません。

今日の国会の質問にも出ていましたが、明治中期の大津事件(巡査津田三造によるロシア皇太子殺傷)に際しての我が国司法の対応は正しく、立派でした。昔確立していた司法の独立は、今はどうして曖昧なものになってしまったのでしょうか。
先達たちが作り上げた立派な日本が、音を立てるように崩れていくのが残念でなりません。
| 社会 | 16:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
中国の本性、野心を見たり!
尖閣諸島(Senkaku Islands)沖で起きた中国漁船と海上保安庁の巡視船の衝突事件で、覇権国家への中国の野心がむき出しになりました。
もしかしたら、この様な機会を待っていたのではないかと思われます。釈放された船長をTVで見た限りでは、中国の工作員ではないかと思われるくらいに堂々としていました。仕組まれた罠だったかも分かりません。

中国政府の高圧的な態度には不退転のものを感じます。

鳩山政権が、日米間に大きな隙間を作ってしまいました。その後には、誰が見ても無能な政権が誕生しました。中国にとってはチャンスです。
そして、米国も自分のことで精一杯の状態です。その上、日米とも経済面で中国依存が強まりまり、中国と対立関係になった場合には、いつの間にか中国より失うものが多くなってしまっています。

日本の対中朝貢的外交には不快な思いをしてきましたが、米国の対中弱腰も酷いものです。
中国は、覇権を一歩進めるチャンスと見たのでしょう。尖閣諸島の領有権を明確に主張する機会としては絶好の舞台でした。
中国が強い決意で臨めば、押し通すことが可能な状況と判断したのではないでしょうか。

この問題の本質は、中国の覇権への野心です。領土拡張です。
尖閣諸島の次は沖縄が狙われるでしょう。南沙諸島、台湾とつながるラインを狙っています。もしかしたら、日本列島も視野に入れているかも知れません。
その様なことを腹にしっかり入れて中国には対応する必要があります。
中国内の世論に押されて、中国政府が強く出ているような見方が多いですが、それは誤りです。政権中央が、野心を顕わにしただけです。中国は、世論の操作は上手な国です。

さあ、日本はどうしたらよいのでしょうか。
少なくとも、中国との経済的な蜜月時代は終わったのではないでしょうか。中国が冷徹にそれを見切ったのです。進出企業の工場は、技術と共に、いずれ取り上げられてしまうでしょう。

今の政府ではどうにもなりませんね。次の可能性がある小沢一郎元幹事長では、中国に日本を売り渡しかねません。

はっきりしていることは、自分の国を守り抜く気概と、したたかな計算が必要です。まさしく国家戦略が必要です。
そして、時代に適合した政治システムの構築、国を守れる軍備、それを背景にした外交の構築が求められています。
その前に、それを可能とする独立の国家としての憲法が必要です。
戦後の平和ぼけで、日本国のシステムのアップデートを怠ってきた付けが差し迫っています。

新聞の社説を一通り読んで見ましたが、危機感が浅いと思いました。
| 政治、外交 | 21:23 | comments(2) | trackbacks(0) |
スイス・ロマンド管弦楽団
送信者 橘フォト6

スイス・ロマン度管弦楽団の主席客演指揮者に、日本人の若手指揮者山田和樹(31)が抜擢されたそうです。

1967年、29歳の私は、42日間に亘る官民共同の流通機構調査団の一員としてジュネーブを訪れました。
ジュネーブで時間があったら、スイス・ロマンド管弦楽団を生でぜひ聴いてみたいと思っていました。到着して、ジュネーブでの日程の詳細が決まって見ると、時間が確保できそうです。
早速、ホテルのフロントに調べてもらいました。
その夜は、ラジオの公開録音があるとのことで、そのチケットを手配してもらいました。40サンチーム、1スイスフラン70〜80円でしたから、安かったので良く覚えています。席は決まっていないので早く行った方が良いとのアドバイスに従って、開場の30分前頃に行きました。
行ってみると、17〜8歳頃と思われる女性3人のグループが並んでいました。彼女らは、なにやらフランス語で話していましたが、私の方を意識しているようでした。しかし、私はフランス語が全く分かりません。突然、会話がドイツ語に切り替わりました。それでも私は分かりません。遂に、英語になりました。
不自由な英語でなんとか用を足している私にとって、彼女らの言語能力は大変な驚異に感じました。スイス人の外国語能力の高さを目の当たりにした思いです。

一時間程で、曲の紹介解説を挟んで、数曲が演奏されました。曲目は初めての曲ばかりでしたが、スイス・ロマンド管弦楽団の音をライブで聴いて感動しました。透明度の高い美しい音色でした。
残念ながら、指揮者は有名なアンセルメではありませんでした。帰国して、この年アンセルメがリタイアーしたことを知りました。
面白かったのは、オケの団員が私服だったことです。それぞれ思い思いの服装でした。女性団員はハンドバックを持って入場しました。

山田和樹さんのニュースで、遠い昔のことを想い出しました。
日本人音楽家の活躍は凄いですね。山田和樹さんは、このニュースで初めて知った名前ですが、今後の活躍を期待したいと思います。
| 音楽 | 08:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
古くて新しいテーマ対民族主義国家中国
送信者 橘フォト6

昨日は、仲秋の名月でした。
山梨県でゴルフをしましたが、予報では最高気温35度とありました。実際はどうであったか確認していませんが、残暑というものはこれほど厳しいものか、と感じた一日でした。やっとのことで18番をホールアウトしました。
帰りの高速道路から、仲秋の名月が昇るのが見え隠れしていました。
猛暑と仲秋の名月、妙な取り合わせでした。
一夜明けると、もはや秋、窓を開けると冷たい空気が入ってきました。昨日までの短パンにTシャツ姿では、風邪を引きかねません。急な変化に、頭も身体もついて行くのが大変です。
かつて、リオデジャネイロからニューヨークに行く時にこの様な経験をしました。真夏のブラジルから、真冬のニューヨークに行くときには、温度調整に苦労したものです。それほどではありませんが、日本の生活感覚では滅多にない気温変化でした。

この猛暑の夏、私のような老人にとっては厳しいものでした。
亡くなったり、重い病気になった人が多い夏でもありました。
私は、春の彼岸の生まれですから、本日で72歳も半年が過ぎました。この3ヶ月程の猛暑だけが印象に残っています。
その間、世界や日本は転換期の最中にいるようです。日本は、過去の自民党政治を否定して民主党による新しい政治に入りましたが、政治サイドも、国民サイドも、日本の変革の方向がよく見えていない半年だったのではないでしょうか。

リーマンショックは、1929年の世界大恐慌のような事件で、世界全体に負の大きな影響を与えました。可成りのレベルに上がってしまった国民生活のレベルを維持することは、どの国にとっても難しいことになりました。
経済的側面に関心が行きがちですが、政治に大きな影響を与え、人々の意識も変わってきています。
世界大恐慌から、第2次世界大戦へと歩んだ歴史と似たようなことになりかねません。
この様な時代には、民族問題が先鋭化しやすくなります。前回は、ユダヤ人がターゲットになり、ホロコーストにまで進んでしまいました。
最近では、前回のエントリーで採り上げたロマ人問題、欧州で民族主義的な右翼政党が躍進している事実などが報じられています。
何時表面化してもおかしくない中国人の世界各国への浸透など、新しい民族問題もエネルギーが貯まりつつあるのではないでしょうか。

尖閣列島烏近海での我が国巡視船と中国漁船の衝突事件なども、中国内の深刻な主導権争いが絡んでいるとの説がありますが、民族主義のエネルギーが充満している中国との関係がホットになってきました。中国大好きな民主党の政権になって、中国との軋轢が表面化してきたのも皮肉な結果です。
民主党政権になって、この一年、日本の政治が内向きになっている間に、世界は新しい環境への適応をめぐって激しくつばぜり合いをしています。経済問題と一体となった中国との関係調整は、現政権にとって大きな試練です。
これは、元々は鳩山政権が日米間の大きなすきま風を通してしまったことがもたらしたことのように思います。
もはや、米に対しても中国に対してももしっかりした日本に成長しなければなりません。否応なしに、日本はその様な状況に追い込まれました。
| 政治、外交 | 12:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
フランスが手を焼くロマ人
ロマ人は、通常ジプシーなどと呼ばれている人たちの中で北インドを起源とするロマニ系の移動型民族のことで、欧州の至る所で見かけます。
物乞いやスリなどで観光客が狙われることが多いのですが、地元の人たちには悪いことをしないと思っていました。しかし、地元民にも嫌われているようです。

ロマやジプシーに関しては、関心はあったのですが、これまで知識が乏しかったので、取りあえずウイキペディアで調べてみました。

<彼等は西暦1000年頃に、インドのラージャスターン地方から放浪の旅に出て、北部アフリカ、ヨーロッパなどへとたどり着いた。旅に出た理由は分かっていないが、西に理想郷を求めた、などの説がある。彼らがヨーロッパに史料上の存在として確認できるようになるのは15世紀に入ってからで、ユダヤ人と並んで少数民族として迫害や偏見を受けることとなる。ただしユダヤ人ほどこの事実は強調されていない。>

私がジプシーを見たのは、フランス、イタリー、スペイン、アイルランド、ブラジルなどです。
アイルランドのジプシー集落を通り過ぎるときに、案内してくれたアイルランド人は、此処のジプシーはおとなしく、悪いことはしない、と説明してくれました。
リオデジャネイロの外れの海辺で、ジプシーの家族を見たことがあります。こんな所にまでジプシーがいるのかと驚きました。

フランスは素晴らしい文化を持った国ですが、フランス文化に馴染まない人たちに対しては違和感やストレスが溜まり、それを排除する方向にベクトルが働く場合があるようです。
最近では、イスラム教徒への偏見が強まっているようです。9/15には、ブブカ禁止法が成立しています。

ロマ人は、習俗が異なる上に、多くがヒンズー教徒だといわれています。ユダヤ教徒、イスラム教徒と並んで、宗教に起因する面もあるのでしょう。
いずれにしても、ロマ人問題は、ユダヤ人問題と並んで、欧州社会にとって永遠の課題として残り続けるのではないでしょうか。

ジプシーあるいはロマの文化も世界の大きな影響を与えています。
チャプリンや、ヨハンシトラウス2世はジプシーの血を引いているといわれています。
ジプシーから生まれた音楽は沢山あります。
流浪の民(シューマン)、ジプシーの歌(ドボルザーク)、黒い瞳(ロシア民謡)、チゴイネルワイゼン(サラサーテ)、ハンガリー狂詩曲(リスト)、ハンガリー舞曲(ブラームス)などが有名です。オペラでは、カルメン、ジプシー男爵、イル・トロバトーレなどです。
フラメンコの起源は、ジプシーのダンスだそうです。
| 歴史 | 12:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
民主党代表選というイベントが終わり改めて秋風
送信者 橘フォト6

民主党代表選という一大イベントが終わってみると、改めて何も変わっていないことが分かります。ただ、暑くて、暑くて、生きていくのがやっとのような猛暑が終わり秋風が吹き出したことで、狂ってはいるが季節が進行していることは確かです。

菅首相の続投が決まっても、、何も良くなる見通しはありませんが、前にも書いた「戦後政治が生んだ、最大の奇形政治家」小沢一郎にこの国の操縦桿を渡さないで済んだことに安堵しています。党員、サポーターが健全な判断をしてくれて良かったと思います。。
これに反して、国会議員票では、菅、小沢両候補が拮抗していました。
石原都知事が指摘していたように、永田町というか、民主党国会議員の価値観が、いかに世論から遊離しているかの証左でしょう。

世論といえば、メディアの世論調査では、菅首相が圧倒的支持を集めていましたが、ネットでは、狂おしい程に小沢前幹事長支持が優勢でした。この点を過大評価している解説もありました。ネットは、そのイベントに参加したい人たちだけのことですから、ネット社会の論調は、一般の世論とは異なります。今回は、一般世論と、ネット世論はねじれていました。

不思議なことに、左派的な人の中に小沢支持が多かったことです。
小沢前幹事長の本質は、再三指摘していますが、独裁政治家です。
左派も、ソ連や旧東欧共産諸国、中国、北朝鮮などを見て分かるように究極は独裁です。
相通ずるものがあるように感じました。
小沢候補は、政策らしきものは、過去のデッドストックから持ってきたりしていましたが、目新しいことはなく、基本的には、一般的な現状批判でした。豪腕神話と併せて、現状改革が出来る政治家という錯覚のようなものがあったのでしょう。
ネットでの高評価とも合わせ、独裁政権があっという間に実権を握ることがあり得るのだということを感じました。
衆愚政治が続くと、ナチスのようなものの台頭を許すことになりかねません。

しかし、衆愚政治は続きそうです。事態は何も変わりません。
| 政治、外交 | 12:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
銀行の自己資本強化への新規制
BIS(国際決済銀行)による第3弾の銀行自己資本規制が決まったようです。
詳しいことは分かりませんが、これによると、まず、2015年1月1日までに「中核資本」の最低基準を現行の2.0%から4.55%に引き上げル必要があるようです。そして最終的には7%とか。
中核資本とは、普通株式による資本金や内部留保ですから、銀行は大きな増資をするか、貸し出しなどのリスク資産を回収して中核資本比率を上げる必要に迫られます。

これは大変なことです。
政治が国内の政争に明け暮れている間に、国際的にこの様な取り決めの話が進んでいたとは知りませんでした。
今でも、時価総額の中に占める銀行株式のウエイトが大きいのに、今後は、銀行株の増資圧力が一層強まります。市場に対する大きな圧迫要因となることは間違いありません。
一方では、リスクが大きく収益率の小さい貸し出しなど資産の回収に力を入れることになるでしょう。弱い企業には資金が回りにくい状態が強まります。
その様な企業は、株式による資本調達に向かわざるを得ないのですが、その株式市場が不活発ですから、事態は深刻です。

不活発な株式市場を活性化する必要が強まります。
預貯金から株式市場に資金を誘導するためには、投資減税など資本市場育成策を真剣に検討する時期に来ています。
JUGEMテーマ:ビジネス


| 経済ビジネス | 12:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
落ちるところまで落ちてから
送信者 橘フォト6
(夏の思い出 茅野のギボウシ)
青少年期には、夏が終わると一抹の寂しさを感じたものです。
秋を感じると何時も想い出す映画のシーンがあります。
「太陽の季節」に、灼熱の夏の恋が終わって、二人が秋風の立つ逗子の海岸で逢う場面がありました。54年前、私が受験浪人中のことでした。青春とは、その時、その時を全力で疾走できるエネルギーを孕んでいるものだと思います。そういう年頃の自分を懐かしく思います。

この一年間、民主党政権になって政治は足踏み状態が続いています。現在民主党代表選の最中ですが、菅、小沢両氏に未来を全く感じることができません。
考えてみると、この20年間、財政によって景気対策を繰り返してきましたが、一向に日本は良くならないばかりか、悪い方向へ煮詰まりかけています。従来パターンの政策を繰り返していても、この状態からからの脱却は出来ないことは明らかです。

前から申し上げているとおり、日本の失業率は5%台なのに、欧米諸国は軒並み10%前後で苦しんでいます。この差額だけ日本には余裕があるので、見当外れの政策をやっている余裕があるのです。
景気対策は既得権益保護にしかなっていません。
雇用対策は企業に負担を押しつける方向ですから、結局は、外国に雇用を移す方向に働きます。
これらを繰り返していると、日本は益々じり貧状態に煮詰まってしまいます。
自己責任の原則の下に、弱者対策は弱者対策としてしっかり見直していくべき時機にきているのだと思います。
しかし、現実はそういう方向に向かっていません。

民主代表選の候補者は、両方とも貧弱な政策しか持ち合わせていません。
日本が早く立ち直るためには、どいちらが政権を取った方が、速く落ちるところまで落ちるか、という観点で見ています。落ちるところまで落ちてしまった方が、立ち直る出発点が速く到来するのではないでしょうか。
官僚依存、無能な菅候補の方が、速く落ちるのではないでしょうか。
小沢候補は、やはり速く落ちると思いますが、素直にまっすぐに落ちない点が困ります。日本が複雑骨折してしまい、立ち直りに時間がかかりそうな気がします。

いずれにしても、国民も、政治家も、メディアも、日本の現状は厳しいが、現状は欧米色よりは余裕がある、という点をしっかり押さえて、将来のために何をどうしたら良いかを、考え、行動して欲しいと思います。
| 政治、外交 | 13:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
エチゼンクラゲ今年は激減
昨日のエントリーでエチゼンクラゲに触れましたが、本日は、この様な記事が出ていました。
この記事の中にある「エチゼンクラゲ発生の推移」によると、今世紀に入ってからは大量発生が極端に多くなっていますが、時々お休みの年もあったようです。今年は、そのお休みの年になるのでしょうか。

それにしても、環境という地球相手のことについては解明されていないことが多いですね。
今年は、北半球が暑い夏でしたから、地球の温度が上昇して行く恐怖のようなものに覆われていますが、冬になると寒冷化説も真実味を増してきます。
今年の南米の寒さは酷かったようです。北半球の冬はどうなるのでしょうか。
| 環境 | 10:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
地球の劣化
送信者
(エチゼンクラゲ 加茂水族館)
これは、悪名高きエチゼンクラゲですが、直径12〜15cmくらいですから、ゆらゆらしている様は、かわいらしく幽玄でした。近年、これが大量発生した上、大型に成長し、時には対馬海峡を埋め尽くす程になるということですから、想像するだけでも異様な光景です。
中華料理のクラゲはビゼンクラゲですが、近年の輸入物には、エチゼンクラゲも大量に使われているそうです。
エチゼンクラゲの異常発生も、地球の乱開発、海水温の上昇、ライバルとなる魚の乱獲などの結果と云われています。

この夏は暑く長いですね。
この暑さでは、とてもやってゆけません。
体調を崩す人が多いのではないでしょうか。
高齢者や、重篤な病気の人が、この夏を乗り切るのは容易なことではなさそうです。何人かの友知人が鬼籍には入りました。

今夏は、我が国では異常な高温が長期間続いていますが、南半球では異常な寒さが、ロシアでは森林火災、砂漠地帯の洪水、東アジアの洪水など、地球規模の気象変化が起きているようです。
環境への取り組みも、先進国は経済回復に重点が行くでしょうから、スローダウンせざるを得ないでしょう。
途上国は、環境どころではないでしょう。
人類のライフゾーンとしての地球の劣化は、これからも着実に進んでいくのではないでしょうか。



| 環境 | 12:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
| 1/2PAGES | >>