昨年から花を付けだした我が家のサルスベリですが、今年は、一段と鮮やかな色の花を咲かせています。何の気なしに、物干し兼テラスの先に植えたのですが、南側の樹齢50年を超える梅に押されて窮屈そうに枝を伸ばしています。
花がきれいなので、このまま部屋の中から観られる状態にしておきたいという気もあります。特に、夜、ライトアップすると、私が座っているところの正面にこの花を観ることが出来ます。
スペースを捜して大きく育てたいとも思いますが、この庭には、この樹を大きく育てる余地はありません。秋に、植木屋が入ったら相談してみようかと思っています。
ところで政局は、菅現首相と、小沢前幹事長による民主党代表選での激突になりそうです。
無能な左翼政権か、汚れた豪腕政権かどちらかの選択ですから、国民には夢がありません。明治維新以降、汗と血で営々として築いてきた優れたシステムが、メルトダウンして行く姿を見ているのは辛いものです。
小沢政権となっても、人材は全くいないようですから、今以上の混乱を覚悟しなければなりません。小沢氏は、自分の権力維持が全てで、国民は集票対象、国益は全く考慮しない人ですから、どのような政治になるか予想もつきません。
小沢一郎の野望として前に纏めたことがあります。閣議に首相が出席しない、あるいは、閣議を開かないなどという事態になりかねません。予算委員会などに出るのでしょうか。もちろん、記者会見などは最小限に留めるでしょう。
戦後政治が生んだ、最大の奇形政治家だと思っています。
小沢グループ150人の中に、どれだけ常識を持った議員がいるのか、党員や、地方議員が誰に投票するのかが見物です。
菅政権であろうが、小沢政権であろうがどちらにしても、日本はメルトダウンへの道を進んでいるように感じます。
円高も一服のようですが、当局が、戦う術も、意欲もないことが市場に知れ渡っていますから、何時また仕掛けられるか分かりません。政府は、市場との駆け引きの術を学んで欲しいと思います。
産業界は、意外と円高抵抗力がついているということも聞きます。産業界だけでもしっかりしていて欲しいと思います。ただし、雇用に関する規制を緩和して自由な方向に向けなければ、国内の雇用は益々凋んでくるでしょう。
雇用も国際競争の中にいることを忘れてはなりません。
円高よりは、株安の方が深刻で、株安は、経済の体力を弱め、活力を失わせます。
しかし、企業業績が、余り円高の影響を受けていないことが分かれば、株価は然るべき水準に戻るのではないかと思います。
政治は、当分期待できません。
個人も企業も、政治には期待しないで、自己防衛をを貫いて行くしかありません。