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日本代表16強決勝トーナメントへ
送信者 橘フォト5
JUGEMテーマ:スポーツ

我が家のガクアジサイの色が一段と濃くなってきています。

連夜のワールドカップ観戦で寝不足が続いています。
日本代表は、第2戦でオランダに善戦の上惜敗しましたが、デンマークを3−1で破り、カメルーン戦の勝利はまぐれではなかったことを証明しました。

私がサッカーのワールドカップに関心を持ったのは、前々回のエントリー「サッカーでは珍しい7−0の試合」でご紹介した1978年6月のアルゼンチン大会からです。
当時サンパウロで生活していた私は、サッカー王国ブラジルの熱狂振りには驚くばかりでした。呆れたと云っても良い程です。
ブラジル代表の試合がある日は、役所や銀行は臨時休業になります。警察も仕事をしません。泥棒もサッカー観戦で仕事をしません(笑)。

朝から人々はは興奮しています。
試合がはじまると、自動車の通りが途絶えます。
道には誰一人いません。ブラジルがゴールすると、一斉に国旗を持った人が道に繰り出して大騒ぎです。
今は、懐かしくその様なことを想い出します。

その当時は、地区予選を勝ち上がった16カ国の代表でやっていました。アジアからイラン一国が参加していました。
1982年のスペイン大会から24カ国による大会となり、アジアからは同じく一国(クエート)参加でした。
1986年メキシコ大会からアジアは2カ国が出るようになりました。
1998年フランス大会から参加国は36カ国になり、アジアからは4カ国が参加することになり、日本が初めて代表入りしました。
1930年から始まっているワールドカップの歴史の中で、日本サッカーが参加できるようになったのはごく最近のことです。

1978年までは、16カ国でやっていたのですから、その頃の基準で考えれば、今日から始まる決勝トーナメントがワールドカップの始まりです。
次のパラグアイ戦に先ず一勝、それに向かって力を発揮してもらいたいと思います。
南アフリカに入ってから初めて力を発揮するようになった日本代表、風が吹いているように思いますがいかがでしょうか。
思い切って暴れて欲しいものです。
| スポーツ | 13:55 | comments(2) | trackbacks(0) |
新作オペラ「鹿鳴館」

昨夜は、新国立劇場中劇場で、三島由紀夫原作、池辺晋一郎作曲のオペラ「鹿鳴館」を観ました。
三島由紀夫の同名の戯曲をオペラにするという故若杉弘新国立劇場芸術監督の構想の下に、新国立劇場が池辺晋一郎に作曲を委嘱していたものでした。幸運にも、その初日に観ることが出来ました。

鹿鳴館とその時代を舞台にした、政治家の抗争、謀略に、親子の愛、男女の愛などの葛藤が絡み、緊張感を緩めない芝居のテンポで物語が進んでいきました。三島由紀夫が書いた美しい日本語に、池辺晋一郎が音楽的な膨らみをつけて、派手なアリアはありませんが、戯曲の良さを損なわないオペラに仕上がっていました。
日本オペラのトップクラスにランクされる名作だと思います。
今回の公演は、特に、台本も作った鵜山仁の演出により、芝居として締まったものになりました。

口語の日本語のオペラでしたが、特にソプラノの声は、言葉として聴き取れないことがあり、スーパーインポーズに助けられました。改めて、日本語歌曲の難しい点だと思います。(ベルカント唱法と日本語は合わない。)

これを観て思いましたが、日本には、例えば、歌舞伎、能狂言、浄瑠璃などの伝統芸能をはじめ、現代物を含めて優れた戯曲は沢山あります。シナリオには事欠かないのではないかと思いました。
このブログで採り上げた、山田耕筰の「黒船」、清水脩の「修善寺物語」などに続いて、日本オペラとしてのジャンルをさらに一歩進めた作品だと感じました。

このオペラ、中劇場で4日間の公演ですが、大劇場(オペラパレス)で、もう少しコストをかければ、もっと素晴らしいステージとなったのではないかと思います。恐らくチケットが手に入らない方が多いのではないかと思いました。
現政権の事業仕分けによって、今年度音楽予算は大分削られたようですが、特に、今回のような日本物には、惜しまず支援をいただきたいと思います。

JUGEMテーマ:音楽


| 音楽 | 15:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
サッカーでは珍しい7−0の試合
送信者 橘フォト5

去る21日(月)に行われたサッカーワールドカップに於けるポルトガル対北朝鮮の試合は、ポルトガルが7−0と大差で勝利しました。

私は、サッカーに関して応援する国は、先ず、我が日本、そして4年間滞在したブラジル、その本国であるポルトガル、次いで中南米諸国、欧州のラテン系諸国(イタリア、スペイン)の順になります。
更に、欧州では滞在したイングランドをはじめ、スコットランド、ウエールスなどのUK諸国、アイルランドなどが続きます。何故か、トルコは応援したくなります。
ドイツ、フランスは何時も強いので、サッカー大国として尊敬していますが、好きではありません。
欧州には、人口が少なくてもサッカーの強い国が沢山あります。今回の出場国で云えば、オランダ、デンマーク、スロバキア、スロベニア、クロアチアなどは、日本と利害関係がない限りにおいては、応援しています。
アジア、オセアニア諸国は、地域のライバルであるため、原則アンチの目で見ています。ただし、どの国も余り強くなく、ある程度勝たないとアジア枠4.5が守れない可能性があり、その限りにおいて応援するという複雑な立場でTV観戦をしています。

ポルトガル北朝鮮戦は、この考え方に沿って、ポルトガルの立場で見ていました。
試合がはじまって前半暫くは両チーム互角に戦っていました。ブラジルから1点を挙げた北朝鮮は本当に強いのかも知れないと思って観ていました。しかし、段々と、個々のプレーヤーの地力に勝るポルトガルのボール支配時間が長くなってきました。と思っていると、29分にポルトガルが先取し、そのまま前半が終わりました。
後半に入ると、ポルトガルの怒濤の攻撃が続き、次から次に加点し、遂に、7−0のサッカーとは思えない点差で終わりました。

この様なスコアは過去にあったのかどうか分かりませんが、1978年、私がブラジル滞在中に、アルゼンチンがペル−を6−0で破った試合がありました。これは次のような状況下で起こりました。
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| スポーツ | 08:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
カルメンで想い出したこと

20日(日)に、久し振りに歌劇カルメンを新国立劇場で観ました。
今回は、指揮者と、カルメン、ドン・ホセ、エスカミーリョ(闘牛士)の3役だけを欧州から招聘し、あとは全部日本側のスタッフ、出演者によるものでした。
演出、舞台ともオーソドックスで、大変楽しめる公演でした。特に、カルメン役のキルスティン.シャベスは、歌、演技とも秀逸で、この様なカルメン役者がいたのかと思いました。

カルメンで想い出すことがあります。

1970年代後半、オイルショック後の後始末でサンパウロに赴任した時のことです。
当然のことですが、私が先ずやるべきことは、現地法人のリストラです。オイルショック前にはじめたプロジェクトの関係で、現地従業員は膨れあがっていました。弁護士などと相談をしながら、後日訴訟などにならないようにスリム化を進めました。

その際、先ず、秘書、通訳、運転手、受付などの人員整理からはじめました。
レセプションは、カルメンという名のモレーナ(アフリカ系と白人、インディオの混血)でした。今回のオペラのカルメンは、セクシーで美人、自分の意志をしっかり通す近代的女性でしたが、我が社のカルメンは、純情可憐な愛嬌のあるタイプでした。人の名前を良く覚える能力があり、優れた受付係でした。
総務課長が、退職勧告をしたところ納得せず、遂に社長室まで入ってきて、
「私はこの会社が好きなので、ぜひこのまま働かせて欲しい。」
と泣きながら訴えました。

社長である私は、幹部のリストラを考えていたので、その場合には自ら乗り出すことを考えていましたが、突然受付嬢が飛び込んできたのには、正直当惑しました。
やむを得ず、慣れない現地の言葉で、オイルショックの結果、この会社の業績は傾き、このままではブラジルからの撤退も考えなければならない事態になっていること、受付係は廃止することなどを話して、説得に努めました。
「カルメンは、素晴らしい受付係だった。次の雇用先から照会があった時には、その旨回答する。ぜひ、次の仕事を探して欲しい。」
カルメンは涙を拭きながら部屋を出て行き、やがて、次の職探しのための有給休暇を申し出てきました。

これが、私が部下に、退職勧告をした初めての経験でした。

1990年代中頃、私は、経営の傾いたある一部上場会社の経営担当の副社長でした。
当然企業の体質改善、スリム化などが焦眉の課題でした。
割増退職金をセットした希望退職を進めましたが、終身雇用の感覚が強いその企業には、人員整理などの経験は全くありませんでした。いやがる他の役員を引っ張ってそれを実行することは容易ではありませんでした。
この時、サンパウロでのリストラ経験は大いに役に立ちました。
要領は同じでした。

カルメンから、つまらない昔話になってしまいました。

JUGEMテーマ:ビジネス


| 経済ビジネス | 13:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
民主党は化けただけ本質は変わらず
送信者 橘フォト5

新首相の抽象的な施政方針演説と、各党の代表質問に対する噛み合わない答弁だけで、参院選に突入してしまいました。
メディアの主張通り、鳩山、小沢のツートップが職を辞したこともあって、菅政権は、概してメディアの受けは良いようです。ツートップの灰汁抜け効果のためか、政権支持率が急回復しています。

この政党は、自己保身欲を恥ずかしがらずに出して実行に移します。
自分たちが拘る法案だけ衆院で強行採決を繰り返して成立させたり、嘗て自民党を中心とする与党がやらなかったような多数による破廉恥な国会運営を続けてきました。これは、ツートップ、特に小沢前幹事長のリードによるものかと思っていました。
しかし、ツートップが降りても、今国会の会期延長をしなかったことなど、民主党の多数独裁体質は変わりませんでした。
この政党は、小沢型強権体質と、左翼型強権体質が奇妙に併存しています。多数による独裁政治は、今後も変わりそうもありません。参議院で多数を渡したら、どのように豹変するか分かりません。
とにかく、この政党には、政治的志が希薄です。
特に現首相は、過去の言動に照らして、政治的信念に乏しいというか、ご都合主義というか、その変節振りには驚くばかりです。メディアはこれを現実主義者と表現していますが、政治には、思想、信念が必要です。私は、権力志向の変節漢だと思っています。
特に、増税を言い始めていますが、財務省によって仕組まれた増税によって、バラマキ政策を続けられては堪りません。選挙では、良く考えて投票してもらいたいと思います。

内閣官房長官と党幹事長に、東京大学と東北大学出身の二人の弁護士を据えました。
私は、この二人の詭弁を聞くと虫ずが走ります。
政治は、詭弁ではありません。
正しい政治的行動が出来ていなければ、この二人は詭弁で切り抜けざるを得なくなります。しかも、二人とも、職業柄それが得意なのです。
暫く時間が経てば、多くの人がこのことに気づくと思いますが、この参院選後は、次の参院選までの三年間は、衆議院の解散は考えられないので、国政選挙がないかも知れません。後から気づいても、相当に日本が破壊された後のことになります。

国民は、今回の民主党の豹変を好意的に見ているようですが、今回の豹変は、選挙のために化けたに過ぎません。次の国政選挙のために、参院選後は何回も化けることになるでしょう。

2010.6.19:18.10追記
sさんのコメントで、官房長官は東京大学法学部出身だと分かりました。従って、
東北大学出身の二人の弁護士
→東京大学、東北大学出身の二人の弁護士

と訂正しました。
| 政治、外交 | 22:34 | comments(4) | trackbacks(0) |
日本代表これからのはじまり
送信者 橘フォト5

遙か南アで開催されているサッカーワールドカップ緒戦で、日本代表はカメルーン相手に1−0で勝利し、海外でのワールドカップで初めて勝ち点3を揚げました。深夜23時からのゲームで普段は眠りについている時間でしたが、しっかり見て大いに楽しみました。
その前に、韓国も元気のないギリシャ相手に、2−0で勝利していただけに、日本も負けられませんでした。カメルーンも、本調子ではなかったようでしたが、しっかり準備した日本が、少ないチャンスをものにしました。お陰様で、昨夜は、ベットに入ったのは遅かったのですが、熟睡できました。

4年前のドイツ大会のことをこのブログで振り返ってみました。
同じく、一次リーグ緒戦で、オーストラリア相手に、先制点を揚げながら、最後の6分間で3点を失って敗れました。忘れることが出来ない、悪夢のような試合でした。
それに比べて、何という素晴らしいスタートだったことでしょう。
事前の練習試合で、点が入らず、負けが続いていただけに、選手たちの気合いも相当なものに見受けられました。

ドイツ大会が終わった後、日本サッカーはこれからだと書きました。
その第一歩が、今回のカメルーン戦でした。
次の強敵オランダ戦も頑張って、一泡吹かせて欲しいと思います。引き分けられれば大成功です。

暫く、サッカーで夜が寝にくいですね。
JUGEMテーマ:スポーツ


| スポーツ | 00:00 | comments(4) | trackbacks(0) |
過去の検診データを整理する
送信者 橘フォト5

メディアもツイッターも政治、政局で賑やかですが、良く考えてみれば、あと3年余はこの政権下、或いは、その後継政権下になります。残念ながら、その間は、日本が劣化していくのを我慢して見ていなければなりません。
日本の衰えを感じる今日この頃ですが、選挙の度に日本が劣化していくように感じます。要するに、国民が選んだ結果が、劣化だったのです。
菅総理の演説は、私の懸念とは違って、財務官僚による研修効果が良く出ていました。強い経済、強い財政の下りは、これまでの民主党からは全く聞くことは出来ない言葉でした。法人税の減税なども意外でした。これまでやろうとしていたこととはまったく異なる価値観の披露でした。ただ、具体策が第三の道だけではどうにも実現の可能性はありません。
これから、政策としてどう打ち出していくのか、しっかり見たいと思います。
まあ、言葉だけでも、この8ヶ月の経験が少し出ていて、やや進歩を感じます。

過去の検診、健康診断などのデータの整理が終わりました。
1975年10月、37歳の時から直近まで、人生の約半分の期間のデータです。
人生の働き盛り、そして退職、その後の年金暮らしの健康データを見ていると、改めてそれぞれの時代の自分の暮らし方を感じます。
ビジネスマン時代の不健康振りから、ビジネスのために身を削って頑張っていた当時の自分を改めて感じました。身体を壊さないで、良く乗り切れたものだと感じました。今は、自分の子供がその様な年頃です。身体を大事にして欲しいと願っています。

若さでしょうか。ある歳までは、検査前に用心すると、検査データは極端に改善しました。それが、いざ成人病になっても、節制さえすれば何とかなる、という過信をもたらし、無理を続けさせていたように思います。
しかし、60歳代半ばから、節制してもデータは改善されなくなりました。
やむなく、医師の薦めで薬を常用するようになりました。
その結果、今は、その様な健康状態であることを承知して、それに相応しい生活を送っています。
この様な暮らしをスローライフとでも呼ぶのでしょうか。

JUGEMテーマ:健康


| 健康 | 17:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
友人の奥方の葬送
送信者 橘フォト5

5日(土)の夜、友人からのメールで、奥方の訃報に接しました。
昨日、一昨日と通夜、葬儀が執り行われました。

高校の同期生5人の仲間で、この20年来、それぞれの奥方共々小旅行や花見などで楽しい時間を過ごしてきました。このブログでも、日光旅行や、古希記念と称して三鷹観光案内をしたことをご報告させていただきました。三鷹観光は、2年以上前のことでした。
その仲間の奥方たちの中でも、最も明るく元気の良かった方が、一年前頃膵臓癌であることが分かりました。一時は、快方に向かっているとも聞いていただけに、知らせを聞いた時には驚きました。

通夜に駆けつけて、喪主を務める主人の、激やせ、憔悴振りに衝撃を受けました。本人の闘病はさることながら、主人の介護、看病も大変だったことが覗われました。見ているだけで、可成り落胆している様子が分かりました。
友人たち共々、身につまされる思いでした。皆が、自分だったらどうしただろう、何が出来ただろうと思ったに違いありません。

最後にその夫婦も入って賑やかにやった昨年の花見のことを想い出してみると、全く信じられないことでした。
悲しい日であったためか、仲間たちも急に老けたように見えました。70歳を超えて、この1〜2年の変化は凄く早いものだと感じました。
ただし、残った奥方たちはまだまだ元気でしたが。


| 身辺雑話 | 13:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
次期財務相まずまずのスタート
送信者 橘フォト5

6月7日10時49分配信 ロイター
 [東京 7日 ロイター] 野田佳彦財務副大臣は7日、ユーロ/円が8年半ぶり安値をつけるなどユーロが売られていることについての記者団の問いかけに「レベル感についてはコメントしない」と語った。
 野田副大臣は、8日に発足する新政権の財務相に就任する見通しと報じられている。 
 新政権でも財政再建路線を引き継いでいくのかとの質問には「財政再建の道筋を作っていきたい」と述べた。


新しい財務大臣は、必ず為替の変動についてコメントを求められます。
菅前財務大臣は、就任早々、「市場との対話」で申し上げましたように、円に関するコメントを求められて、スタート時点で躓きました。しかし、野田次期財務相は、無難なスタートを切ったと思われます。

この前のエントリーで触れたように、菅直人という人は、左翼政治家です。左翼政治家は、世界の歴史を見ても、間違いなく独裁政治家です。
その体質が、財務相としてのコメントに良く現れていました。為政者の自由にならない為替市場に向かって、刀を抜きたがる性格が滲み出ていました。
チャンスを上手に捉えて、手際よく政権の座に就き、小沢一派を取りあえず封じ込めたのは見事でした。この政治的感覚に左翼政治家の本質を感じるのは私だけでしょうか。
左翼政治家は、左翼の論理の中でのディベートには強いが、その論理の外側の論理には弱いと思っています。経済、外交、防衛は、左翼論理の外側にあります。そして、最も弱いのは、論理のない実態の把握です。
左翼政治家は、外交などは、自分の利益を押し通すだけです。日本もまだまだ存在感のある国ですから、この方法でも通るかも知れません。と云っても、菅総理が、日本の利益をなんと認識しているかが不明瞭で、その点が心配です。
その意味で、外交、防衛などには期待していません。

何とか、財政だけでも再建の方向に舵を切って欲しいと思っています。野田次期財務相には、その点で期待せざるを得ません。総理は前財務相ですが、総理になってしまえば、信用できません。財務相に頑張ってもらわなければこの国の財政は破綻にまっしぐらです。
民主党政権下の財務相は、バラマキとの闘いです。
| 政治、外交 | 12:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
菅内閣で何が変わる?
一昨日、昨日と北海道へゴルフに行っていました。
一泊2プレーの旅行ですが、往復時間もこれあり、結構忙しい旅行になります。従って、TVも見ず、新聞も読まず、ネットも開かずといった2日間でした。
その間に次期民主党代表は菅直人副総理兼財務相に決定したようです。8月の代表選までの繋ぎだそうですから、それから先は、どうなるか分かりません。メディアで見る限り、小沢一郎は、150人のグループを率いて、決して意欲を失っていることはないようですから、これからの党人事、閣僚人事はどのように収まるのか予断を許しません。

もし、菅代表が、小沢一郎に配慮した人事が見えると、端からメディアの攻撃を受け、支持率回復は思わしくないのではないかと思います。上手く小沢一郎臭を押さえ込めれば、メディアは評価するところとなるのではないかと思いますが、その分政権基盤が弱くなります。

鳩山の後は菅代表と思っていましたから、特に意外性も感じませんが、いざ決まってみると、実に魅力のない、何を考えているか分からない政治家を選んだものだと思います。期待感のようなものが全く感じられません。
私が持っているイメージは、市民運動、反米、左翼、意外と要領の良い政治家、パフォーマンス好きなどの印象がありますが、総理になったら何か変わるのでしょうか。鳩山前総理もそうでしたが、日米関係が大事だと云っても、それはポーズだけで、そのための汗をかくことはないのではないかと思います。
6ヶ月財務相をやりましたが、その存在感は全くありませんでした。財務大臣としての研修期間が終わらない内に総理になってしまうのですから、財政再建は期待できません。
ネガティブなことばかりですが、私にはポジティブな面は全く見えません。
もはや、過去の政治家のように見えます。

友人が送ってきた、菅直人語録から抜粋

「ミサイルが何発か飛んできたら考える」※テポドンのとき 
「エズミマキコさんの参考人招致を求める。嫌なら審議拒否だ!」
「靖国参拝は憲法違反だ。総辞職しろ!」→小泉1/1に靖国参拝→「8/15に参拝しないのは公約違反だ。総辞職しろ」
「二世議員の存在は絶対に良くない!」→息子が出馬する→ 「(源太郎に)選挙区を譲ったわけではなく、二世議員の弊害はない」 「優秀な人材を探したら、たまた
ま息子だった」
「(諫早湾の干拓工事を)誰の許可でやっているんだ!」←自分が大臣時代に了承してる
「深く考えずに署名した」※シン・ガンスの無罪釈放を求める嘆願書
「民主党が政権をとれば株価3倍」
「未納三兄弟って言うんですよ!」→自分も未納発覚、そしてお遍路へ
「私の未納は厚生労働省の不手際」と言い訳→当時の厚生大臣は自分
「外貨準備を10年で半分に減らすべき、それを埋蔵金として使える」
「トヨタには数兆円の内部留保がある、それを吐き出せば派遣切りなんてする必要は無い」
官僚「補正予算を削るとGDPが減りますよ。」→菅「無駄を削ってマイナス成長とはどういうことだ!」
「いざとなったら米国債を売ればいい」

少なくとも経済とセキュリティは駄目です。その他の発言を見ても、彼も、自分の言葉に責任が持てない人のように見えます。まあ、外交も駄目でしょう。

G20財務相会議夕食会の、黄色いタートルネックの上に、橙色のセーターの姿はいただけませんでした。まるでゴルフの服装で、あたかも中華料理から飛び出したようなコンビネーションでした。鳩山前首相のケバケバシャツも問題でしたが、。夕食会では、他の人たちがビジネススーツのネクタイをとっただけのような姿の中で、我が菅財務相はこのままの姿でした。ひときわトンチンカンな姿に見えました。
会議に出席した他国の財務相は、菅総理と聴いて驚くことでしょう。
財政金融関係者の服装は、世界的に地味なダークです。この様なことは、ちょっと経験者に様子を訊けば分かることですが、自民党の人や官僚にに訊く度量がないために、国民を代表して恥ずかしい思いをしてしまうのです。まあ、政治主導ですから仕方のないことかも知れませんが(笑)。

それにしても、隣国釜山で開催されている20カ国財務相会議に、全く欠席とは、情けない限りです。代表選挙の時だけ帰ってくればよいのですから、一部は出席できた筈です。政務よりは政局重視の姿勢は感心できません。
中川昭一財務相の事件、そして与謝野財務相も欠席がちでした。
国際金融面で全く存在感がなくなってしまうのが心配です。



| 政治、外交 | 15:40 | comments(2) | trackbacks(0) |
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