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総選挙 最高裁判事国民審査が終わった
送信者 橘フォト4

長い総選挙が終わり、予想通り野党民主党が圧勝し、政権交代が実現することになりました。これからは、組閣や党幹部の人事に関心が移ることでしょう。

市場がこれをどう受け止めるか関心がありました。
株式は、
1.民主党圧勝は、既に織り込まれているから余り変わらない
2.悪材料出尽くしで上昇。
3.民主党政権を好感して上昇。
4.民主党政権を嫌気して暴落。
のどれかですが、朝方ピクンと上昇後、下降に転じ、前日終値近辺で推移し、日経平均、TOPIXとも前日水準をやや下回って引けました。

円相場は、選挙結果を受けて、ドルに対して1.50円以上の円高で推移しています。ユーロに対しても同じように円高です。円高は迷惑な話ですが、為替関係者は、変化を好感したのでしょう。

今回の総選挙に関する私の印象は、国民に大事なことを問わない3流の総選挙だったと思います。
昨年の、自民党総裁選告示に際して、当時の町村官房長官のコメントを引用させていただきましたが、この様な選挙を戦って欲しかったと思っています。お断りしておきますが、町村氏は、私の好きな政治家ではありません。今回、小選挙区で落選し、比例区で救済されたた官僚出身の政治家です。
念のために、もう一度引用させていただきます。
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| 政治、外交 | 15:22 | comments(6) | trackbacks(0) |
最高裁裁判官国民審査
総選挙とともにに最高裁裁判官の国民審査が行われます。
皆さんは、これにどう対応していますか?
私は、これまではノーの投票をしたことがありませんでした。

先般、友人からのメールで升永英俊弁護士の「一人一票実現国民会議」の運動を知りました(参考新聞記事)。
2005年9月の総選挙の、最大2.17倍の小選挙区ごとの一票の格差を「法の下の平等」を定めた憲法に違反するかどうかの裁判で、「国会の裁量の範囲内」として合憲の判断をした涌井裁判官、那須裁判官に不信任投票を呼びかけるものです。
国民審査公報には、涌井裁判官に関しては、主要な裁判の冒頭に記載がありますが、那須裁判官には記載がありません。公報を見ているだけでは分からない問題です。

この升永弁護士の運動には、全面的に賛成です。
私は、この二人の裁判官を不信任にします。

この裁判は、他の例えば、毒入りカレー事件のような個別の裁判とは、全く性格の異なる裁判です。
立法府(国会)の怠慢で放置されている一票の格差を、法の下の平等を監視しなければならない憲法の番人である最高裁判所が、これを合憲としてしまったのは大きな誤りです。
これが、議会に国民の意思を正確に反映させることを歪め、政治そのものを大きく歪めています。

恥ずかしながら、法学士の私は、最高裁判所の判事の名簿を真剣に見たのは、今回が初めてでした。以前にざっと見た時には、なんておじいさんばかりが並んでいるのだろうと思いました。
今回は、そのおじいさん達が、いずれも私より年下になっているのに驚きました。
最高裁の判事が、ガキに見える歳になってしまうと、もう社会から見て用はない存在なのでしょうか。それとも、一層しっかりしなければならない存在なのでしょうか。

既に期日前投票をすませた方もおられましょうが、投票を明日に控えて、最高裁裁判官国民審査で迷っている方々に、ご参考までに私の対応をご披露しました。
| 政治、外交 | 12:56 | comments(8) | trackbacks(0) |
巨人優勝へM26点灯

日本の現状、将来を考えると暗い気分になりますが、プロ野球巨人軍の快進撃を考えると、明るい気分になってきます。
昨日、宿敵中日に3連勝して、ついに巨人に優勝マジックが点灯しました。サンケイスポーツ8月27日21時16分配信の記事です。

(セ・リーグ、中日2−4巨人、18回戦、巨人12勝6敗、27日、ナゴヤドーム)巨人は中日との3連戦を3連勝し、優勝へのマジックナンバー「26」が灯った。三回、小笠原道大内野手の通算1000打点となる26号2ランで先制。1点差に詰め寄られた五回には、連夜のヒーローのラミレスが2点適時二塁打を放ち中日を突き放した。
巨人はこの日の勝利で、中日とのゲーム差を5.5と広げ、優勝へのマジックナンバーを26とした。中日は元気なく3連敗。


WBC代表参加を拒否してまで自チーム中心の準備をしてきた落合竜ですが、開幕当初は弱い中日でした。しかし、ここの所、絶好調が続き、巨人との差を、一時は1.5ゲームまで詰めてきました。
昨日までの3連戦は、今後のセリーグ優勝争いに向かっての最初の激突でした。
結果は、いずれも好ゲームでしたが、集中力を切らさず、隙のない巨人野球の3連勝に終わりました。
中日は、開幕当初のイメージに戻ってしまっていました。3試合とも、終わって引き上げる落合監督の後ろ姿が印象的でした。

巨人にとって心配なことは、小笠原選手のの故障が完治していないことです。この第3戦こそ小笠原のホームランで先制しましたが、1、2戦ともに、ブレーキになっていました。
一方では、今日から高橋由伸選手がベンチ入りするそうです。長いリハビリの後で、どれだけ寄与できるのかは分かりませんが、これまで由伸抜きで勝ってきただけに、影響がプラスに出るのか、マイナスに出るのか、微妙なところです。
これはどのチームにも同じ条件ですが、インフルエンザが、大きなリスク要因になってきます。今季の優勝争い、ポストシーズンは、予断を許しません。

それにしても、この3連戦、もし地上波TVで放映していたなら、かなりのファンが観戦して楽しめたのではないかと思います。
しかし、残念ながら、首都圏では、第2戦をBS6で放送したのみで、第1、3戦はCSによる放映だけでした。そのCSも、フジテレビONEで、当地区のCATVでは、高額コースを契約していないと観られません。恐らく、観たいと思っていても観られなかった人が沢山いたのではないでしょうか。
中京地区では、どうであったか知りませんが、自球団中心で、プロ野球全体のことを考えない中日球団の、ケチで、視野の狭いファンサービスには呆れるばかりです。
| スポーツ | 11:04 | comments(4) | trackbacks(0) |
9月から日本はどうなるの?
送信者 橘フォト4

8月は、出来るだけ茅野での生活時間を確保するために、東京での予定を作ることを避けてきましたので、他人と会うことが極端に少ない期間でした。
今夜の、目黒の蕎麦の会から娑婆に復帰します。

他人と接することなく、ネットやTVを通して日本の政治を見ていると、一時代が終わりつつあるという感を強めます。
考えてみると、ポスト小泉の三代に亘る愚かな宰相達による失政は目に余るものでした。これでは国民が許す筈がありません。オウンゴールの連続でした。
今の麻生首相は、選挙戦に入っても、未だにオウンゴールを続けています(笑)。救いようのない状態です。

日本の戦後政治は、実質的に吉田茂に始まり、新憲法から62年後、その孫の麻生太郎によって幕を引くことになるのでしょうか。
政権交代だけを念仏のように唱えて当選してくる人たちは、一体何をやってくれるのでしょう。自民党の失政を非難しただけの未経験集団ですから、現実問題に立ち往生することが増えてくるのではないかと危惧しています。粗末なマニフェストから、新政権の姿をイメージすることは出来ません。

これまでも、
 暗黒の時代に入るのか
 政治を考えると憂鬱になる
 日本は放電の時代に
をはじめ種々エントリーで、自民党政治の陰り、民主党の幼稚度などを懸念してきましたが、当分の間、日本の暗黒時代が続くでしょう。
その間に、日本は、国家の体力を大きく損なうことになるでしょう。

つくづく、自民党失政の責任は大きいと思います。国民の支持を受けている間に、やっておかねばならないことも沢山ありました。
| 政治、外交 | 12:15 | comments(2) | trackbacks(0) |
七面鳥からもインフルエンザ
送信者 橘フォト4
(今年はじめて花をつけた我が家のサルスベリ)

豚から始まった新型インフルエンザの包囲網が迫ってきています。
沖縄で流行ったり、学校などでのまとまった感染などが増えているようです。
プロ野球日本ハムでもチーム内に感染が広がり、パリーグでの独走態勢にも黄信号が点っています。
セリーグでは、中日のファームで4人の患者が出ているようです。
観客の立場でも、ドーム球場などでの試合には不安が残りますね。
秋に入ってからの本格的なインフルエンザシーズンが心配です。

私は見落としていたのですが、チリで七面鳥のインフルエンザが発生したそうです。こちらはキジ科の鳥のことで、恐れていた鳥インフルエンザとは別のようですが、気味が悪いですね。
8/22日経新聞の記事です。

新型インフル、チリで七面鳥に感染 人・豚以外で初
【サンパウロ=檀上誠】チリ政府は20日、首都サンティアゴ近郊の農場で飼育する七面鳥が、新型インフルエンザに感染していたことを確認したと発表した。ロイター通信によると、豚や人以外への感染の確認は初めてで、保健関係者は警戒を強めている。
感染がわかったのは、サンティアゴから約120キロの海岸地域にあるバルパライソの2カ所の農場。農場側が卵の生産の落ち込みを報告したことがきっかけで判明した。農畜産当局によると、他の地域への感染拡大は確認されていないという。 (12:36)


七面鳥は、日本人には余り馴染みがなく、家禽として飼われていることは殆どありませんから、ピンとはきませんが、欧米人には身近な鳥です。
今回は、豚と同じようにラテンアメリカ発ですが、何処で発生しても、世界的に新型インフルエンザが流行るのですから、身近でないからといって安心することは出来ません。
七面鳥を調べてみると、北米原産で、従って、キリストの時代には知られていなかった鳥ですが、何時からかクリスマスなどキリスト教行事の必須食材になっています。
味は、チキンの方が遙かに美味しく、パサパサして欧米人とのお付き合い以外では食べる気になれません。

英語では、何故かトルコTurkeyと呼び、ポルトガル語では、ペルーPeruと呼びます。彼らにとっても、何かエキゾチックな鳥のようです。

パルパライソは、風光明媚な海辺のリゾートで、海産物とワインの美味しい町でした。
1978年、亡母と、我々夫婦、当時中学生の長男と4人で訪れたことがあります。

| 健康 | 15:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
食生活が人格を変える
昨日のこと、近くのスーパーに向かって歩道を歩いていると、前方に3人のお年寄りがいて、なにやら言い争っている様子でした。遠くからでも、争っている雰囲気が分かります。
一人のおばあさんが、もう一人のおばあさんに向かって、大きな声で、しかも、もの凄い剣幕で怒鳴っていました。顔を相手の顔の20〜30センチのところまで近づけて怒鳴っていました。
怒鳴られている方のおばあさんは、もうヒステリー状態で、なにやら抗弁していましたが、しわがれ声で、小さく、とても対抗できていません。
怒鳴られているおばあさんの連れのおじいさんがいましたが、攻撃側のおばあさんのあまりの凄さになす術もないようでした。
立ち止まって見物するわけにも行かず、やむを得ず黙って通り過ぎてから振り返って見ましたが、掴み合いに発展する様子はありませんでした。
耳に入った言葉から察するに、怒鳴っている理由は、もう一人のおばあさんのお礼が十分ではない、ということのようでした。もらい物の何かを、2〜3個包んで出しただけではないかと、激しく責め立てていました。

見たところ、3人とも後期高齢者に属する人たちでした。
攻撃する側に回っているおばあさんには、攻撃する強いエネルギーの他に、残忍さのようなものを感じました。

最近は、昔では考えられないような殺人や傷害事件が増えています。
若い人のケースが多い中に、高齢者の事件も混在しています。若い人だけではなく、高齢者に及ぶまで、昔では考えられないほど攻撃的、短絡的言動が見られることが多くなりました。一部の人たちですが、性格や人格がかなり変わってしまっています。

これは、日本人の食生活の変化による面があるのではないでしょうか。

良く、食事によって性格が変わる、と云われています。
白パン、マーガリン、添加物が多いジャム、多量の砂糖入りの紅茶、缶詰の加工食品など、イギリスの手抜きの食事をしている少女達は、攻撃的、反抗的、不健康で、物事に無関心だったが、バランスの良い食事に代えたところ、行動は積極的になり、口論もしなり、健康的になった、ということことを聞いたことがあります。

私自身、ブラジルで牛肉を大量の食べる食生活をしていたことがあります。行動的にはなりますが、激しやすくなっている自分を感じていました。もちろん野菜や、果物、魚類の摂取にも気を遣っていましたので、バランスを崩すことはありませんでしたが。
ご飯、野菜、魚、大豆、キノコ、海草、根菜類など和風の食事は、最もバランスが良いとされています。性格も穏やかになります。日本に帰国して実感しました。
そのような当たり前の食事が、今の日本では、当たり前ではなくなっているのでしょう。

加工食品、レトルト食品、スナック菓子、インスタント食品など、添加物の多いもの中心でで育ったり、暮らしている人が多いのではないでしょうか。
恐らく、イギリスの、手抜き食事の少女達と同じように、攻撃的、反抗的、切れやすく不健康な人が増えているのだと思います。
子供達やその親たちだけでなく、各年代に亘って、欠陥食生活の人が増加していることが予想されます。

老人とて例外ではありません。あの攻撃的なおばあさんは、尋常ではありませんでした。
| 料理、酒 | 13:22 | comments(3) | trackbacks(0) |
政治の景色が変わる?
送信者 橘フォト4

かかりつけの歯医者さんは、大の選挙好きです。
一昨日発売の8/29付週刊文春を見せて、
「政治の景色がすっかり変わりますよ」
と言っていました。
毎回の選挙に関心を持っている歯医者さんの意見では、個別の当落予測は、週刊文春の宮川隆義氏の予測が、抜群の精度だそうです。
それによると、民主291vs自民128というのが結論でした。
各選挙区の状況が出ていましたが、自民が200人前後減るのですから、自民では、永田町に戻れない人が続出しそうです。
文春の個別予想では、賞味期限切れの自民党の各派閥のリーダーや有力者でも、当選できる人は、ごく僅かだそうです。総裁候補といわれている人たちも、落選が続々と出そうな感じでした。

昨日の朝日の調査でも、「民主300議席の勢い」、本日の読売は、「民主300議席超す勢い」と、同じような傾向が発表されています。選挙戦スタート時点では、圧倒的に民主が優勢です。
まるで、オセロゲームのように、戦陣がガラッと変わってしまいそうです。

一方では、選挙には関心が深いが、期待薄(朝日)、という結果も出ていて、民主党に期待しているわけでもなさそうです。
国民は、とにかく自民党にノーを突きつけつつあるのだと思います。

恐ろしいのは、この傾向の儘だと、次の4年は総選挙がなくなり、民主党を中心にした政権が続くことになりそうなことです。民主で新たに当選する人の多くは、小沢チルドレンですから、小沢一郎による日本支配が行われることは間違いないでしょう。悪夢が現実になりそうです。
公明党も加わった連立などになれば、中朝韓に擦り寄り、日本社会に彼らの影響が大きくなることでしょう。

自民党には頑張ってもらって、少しでも挽回して欲しいと思います。
そうしないと、自民党の存続も怪しくなってきます。



| 政治、外交 | 13:34 | comments(2) | trackbacks(0) |
残暑お見舞い
送信者 橘フォト4

8/18の午後、茅野から三鷹に移動しました。
8月の最も暑い時期は過ぎたとは云え、茅野の気候が快適だったので、三鷹に適応するのに苦労しています。

高校野球も、準々決勝が続いていて、ベスト8が決まりつつあります。
西東京代表の日大三校は敗れましたが、東東京の帝京が残っています。
長野日大は、今、試合中です。ぜひ、長野勢に残ってもらいたいと思っています。
橘の縁で、常葉橘を応援していましたが、残念ながら延長戦の上で敗れました。
夏の風物詩高校野球は、クライマックスに近づいています。

プロ野球は、セでは、巨人に、ぴったり中日がくっついてきています。中日は、WBCの代表に選手を出さないで、着々と戦力を整えてきただけに、巨人にとっては不気味な存在です。
パでは、日本ハムが独走に近くなっていますが、インフルエンザの発生などで、流れが変わることも考えられます。

昨年は、北京五輪で落ち着かない夏でしたが、今年は静かな夏ですね。
国内政治も、総選挙で、それ以外の話題がありません。今回は、選挙までの準備期間が長かったためでしょうか、宣伝カーの騒音もほとんどありません。

国際政治では、南北朝鮮に注目が集まっています。
クリントン元大統領の訪朝や、金大中元韓国大統領の死亡など、インパクトの大きい出来事が起こっています。北朝鮮が、強く米国との直接対話を望んでいると云うことは、それだけ困っていると云うことでしょう。韓国に対しても柔軟姿勢を出しています。
一方、金大中元大統領の死は、盧武鉉元大統領の死でもあれだけ動揺した国民性から見て、注視していく必要があります。南北問題に影響が出てくるかも分かりません。

暑いと云っても、ここまで来れば、秋らしい日が少しずつ増えてくるでしょう。
皆様、お身体をお大事にお過ごし下さい。
| 身辺雑話 | 12:11 | comments(2) | trackbacks(0) |
東名高速の老朽化
送信者 橘フォト3

8/11の駿河湾沖を震源とする地震で、東名高速道上り線の一部の路肩付近が崩落して、旧盆の帰省やレジャーの移動に大きな支障を来しました。
8/11のブログでもふれましたが、映像を見て、簡単には修復できないと思いました。

道路を管理する中日本高速道路は当初、復旧のめどを13日午前0時としていましたが、結局、応急工事によって通行可能になったのは、16日午前0時となりました。
地盤が予想以上に弱くなっていたため、工事が難航したようです。

高速道路の多くの部分が、盛土の上に造られています。地盤が弱くなっているということは、この盛土部分が弛んでいるということでしょう。
東名高速道の建設は昭和39年(1964年)、既に45年も風雨に曝され、大量の車両の重力と激しい振動に耐えてきました。当時は、世銀借款などで建設費を工面していた時代です。崩落の写真を見た時に、ああ、老朽化だな、と感じました。
確かに、大量の降雨に地震が重なってのことですが、この国土では、その程度のことには十分耐えられるインフラでなくてはなりません。
報道によると、JR新幹線も、盛土の上に造られていますが、下部に鉄骨を打ち込んで、土が動かないようにしているそうです。

今回の処理は、応急処置ですが、抜本的な対策が必要な部分はどのくらいの長さになるのか分かりません。工事のため、通行が規制されるなど、深刻な工事にならないことを願っていますが、安全のためには、決断すべきは決断していただきたいと思っています。
現在建設中の第二東名は、同じ工法でやっているのでしょうか。より大きな東海沖地震が予想されているだけに、今回の教訓を生かして、より安全を見込んだ工法を検討すべきだと思います。

次期政権に近い民主党は、新しい道路建設に反対の上、高速道路料金を無料にすると言っていますが、既に張り巡らされている高速道路のメンテの費用は誰が出すのでしょうか。結局、国家財政から出すことになるのでしょう。
生活優先だけでは、このように生活の基盤が崩れかねません。
| 社会 | 13:45 | comments(5) | trackbacks(0) |
見通しが暗い
送信者 橘フォト3

昨年の、8月15日の雑感を読み直してみました。
この一年間で、昨年危惧していたことが確実に進行しています。

戦後の繁栄を支えてきた自民党政治が凋落し、野党の人たちに政権が移りそうな雰囲気が一層強まりました。あと半月でその結果が出ますが、考えてみると恐ろしいことです。

自民党は、拙政を続け、末期的な状態ですが、財政、外交、軍事など国家としての基本的な部分では、矩を守る努力をしていました。
しかし、民主党政権になったらどうでしょうか。
民主党のこれまでの言動は、明らかに矩を超えています。リスク感覚も全く感じられません。

ただでも希薄化する恐れのある日米関係が、その傾向を一層強めるでしょう。特に、日米軍事同盟の空洞化は加速するでしょう。
中国を中心とするアジア重視の外交では、与える物が多く、得る物は少ないでしょう。欧米諸国からの信頼感は薄くなり、先進国の中での孤立感が進むことでしょう。
中国は、甘い言葉を投げ続け、朝韓は、日米の疎遠を睨みながら、強請、たかりのような態度をとるようになるでしょう。

経済や、財政に関しては、今は全く分かりません。恐らく学者や官僚出身者を登用することになるでしょう。
恐らく誰がやっても、官僚に鼻面を引き回されることになるでしょう。

あっという間に、これまでの先人が営々と築き上げた物が失われていくような気がします。

民主党政権の誕生が決まれば、株安、円安、金利高(債券安)が確実に進行します。内外の資本が、日本脱出を図ります。急激でないことを願うのみです。
国民生活は、物価高、不況の更なる進展、雇用の減少などで、世相はますます暗くなるでしょう。
統一のない政策ですから、政府に説明能力はないでしょう。
暗い、絶望的な時代に入ることでしょう。

昨年の8月15日のブログで書いたように、明治64年頃は、戦争への道の入り口でしたが、今回は、日本国滅亡への入り口に入りつつあるように見えます。

こんな予測、外れることを願っています。
| 社会 | 12:23 | comments(4) | trackbacks(0) |
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