この週末の、最後のカードを残して、今年のプロ野球セ・パ交流戦が終わります。
毎年のことですが、組み合わせが新鮮で、予断を許さない緊迫したゲームが多い反面、もの凄い打撃戦があったりで、手の内を知り尽くした、同じリーグの試合と違って面白いものでした。
交流戦前は、パ・リーグの下位に低迷していたソフトバンクが、既に交流戦優勝を決め、首位の日本ハムに肉薄しています。パ・リーグのペナントレースは、面白いものになるでしょう。
セ・リーグは、下位の阪神、横浜を除く各チームが健闘して、パのチームを苦しめていました。出だし調子が出なかった中日、広島が勝率を五分に戻してきましたので、2位ヤクルトの健闘と相まって、セのペナントレースのの行方も、巨人の独走とは云えなくなりました。
楽天は、交流戦前は、パの2位につけていましたが、交流戦で、それまでの貯金を使い果たしてしまいました。開幕から良いスタートでしたが、ここにきて息切れの様相を呈しています。
セでは、スタートから不調の阪神、横浜が、立ち直らないままでした。
両リーグを通じて、若い世代の活も目立ち、先々楽しみです。
今年は、CS放送を含めると、全試合がTVで観戦できました。
野球で最も緊張するのは、プレイボールの瞬間です。
投手が、第1球を投げ、そこからその日のゲームのドラマが始まります。NHKが放送するときは、5.55から放送が始まることもありますが、民放系BSでは、その瞬間はコマーシャルをやっています。地デジに至っては、6時開始の試合を7時から放送し、途中で打ち切ってしまいます。誠に、野球のゲームのおもしろさを無視した、身勝手な放送だと憤慨しています。
試合開始の瞬間を見ようとすると、CS放送でしか見られないのが普通です。
セの球団の放映権は、地デジキー局が握っていることが多く、私は、CATVで見ているのですが、中には、CS放送も有料でしか放映しないことがあります。
パは、全試合をネット放送しているので、全て見ることが出来ます。パの方が、ファンを大事にしています。TV会社からフリーであることが、ファンサービスにつながっているようです。