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中曽根外相の核軍縮提案
送信者 橘フォト3

豚インフルエンザ騒動に紛れて印象が薄くなってしまっていますが、中曽根外相が、核軍縮に関する大きな提案をしています。中味は、外務省ホームページで全文が読めますが、全く取り上げていない新聞もあり、取りあえず、日経の纏め記事の全文引用させていただきます。

中曽根外相「核装備、登録制を」 核軍縮論議主導めざす
 中曽根弘文外相は27日、都内で講演し、日本の核軍縮に関する包括的な方針を発表した。核軍備の透明性を高めるため情報開示体制の確立が重要とし、核保有国の核装備状況を国連に登録する制度創設の検討を提唱。包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期発効を促すための人材育成プログラム策定なども表明し、世界的な核軍縮論議を主導する姿勢を前面に打ち出した。
 軍備登録制度ではすでに戦車などの通常兵器の軍備実態を毎年、国連に届け出る「国連軍備登録制度」があるが、核に関する情報開示制度は存在しない。外相は演説で国連軍備登録制度を念頭に(1)保有する核兵器数(2)余剰な核分裂性物質(3)運搬手段――などの核軍備に関する情報を定期的に開示する制度を検討すべきだと主張した。

核実験の禁止も強く求め、CTBTの早期発効に向けて中国やインド、パキスタンなどに働きかけていく考えを強調。核保有国で核実験が実行されたかどうかを探知する検証システム整備へ向けた人材育成などの技術協力を検討する方針を明らかにした。(07:01)


なかなかタイムリーな提案で、やる気十分なようで、久し振りに日本にも外交があることを感じさせてくれました。
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| 政治、外交 | 22:39 | comments(8) | trackbacks(0) |
豚インフルエンザ!?
送信者 橘フォト3
(シラカバの若葉)

午後1時頃茅野の高原に着く頃、雪がちらほらしました。
東京も気温が上がっていませんでしたが、こちらはかなり冷えています。5月の連休に大雪が降って大混乱になったことがありましたが、予想以上に気温が低くてびっくりしました。

中央道をドライブしていると、東京に近いところは、緑も大分濃くなりました。そして、茅野に近づくと、まさに新緑の世界となり、桜も未だ咲いています。1100mの高地は、カラマツの新芽もこれからです。

ところで、鳥インフルエンザではなくて、豚インフルエンザとは驚きですね。しかも、中国やアジア発ではなく、アメリカ大陸発だという点には虚を突かれたような感じです。
TVの専門家の話だと、強毒性ではなく、弱毒性だと云うことでちょっぴり安心しましたが、我々人類が抗体を持っていない新型インフルエンザですから、パンデミックになる可能性は強いのではないでしょうか。
メキシコでは、30歳代、40歳代がやられているそうです。パンデミックになれば、社会の受けるダメージは大きそうです。
これからワクチンを造るのですから、とても間に合いません。水際作戦を徹底してもらいたいものです。
鳥インフルエンザも、5月までは安心できないそうですから、ダブルで起きないことを念ずるのみです。

世界が、経済、金融の混乱の最中にある時のことですから、これは堪えます。
| 健康 | 17:25 | comments(4) | trackbacks(0) |
中国の黄砂 もはや芸術写真
この写真は、もはや芸術写真の域に達しています。ログインして拡大して見て下さい。
人々の健康を考えただけでも、相当のダメージを与えている筈です。

この中国北部・甘粛(Gansu)省の蘭州(Lanzhou)は、Google Earthで調べてみると、四川大地震で有名になった成都のほぼ真北に位置し、中国の地理上の中心点を求めるとこの辺りになるのではないかと思います。本来の漢民族の支配地域の西端に位置するのではないでしょうか。
昔は、この辺りから西域の文化が中国に流入し、それが日本まで伝えられましたが、今は、黄砂がはるばる飛来してくるようになってしまいました。

少し前までの環境汚染は、北米、中西欧、日本などによる総人口8億人程度の汚染でした。
それでも環境汚染は深刻なレベルに達していました。既に、収拾の付かない臨界点に達しているのかも知れませんが、それに人口で30億人前後を抱えるBRICSが加わったのですから、地球は堪ったものではありません。

どうも、人類は、愛や徳あるいは理ではエネルギーが出ないように作られているのではないかと思います。
それがビジネスともなれば、エネルギーが湧いてきますが、その方向性をコントロールするのは難しいように思います。
核兵器のように分かりやすいものについては、広島、長崎以降は自制が効いていますが、国際政治による力の押さえ込みが功を奏している面もあり、危うい均衡の上に不使用が成り立っています。

環境のコントロールは、それと比較にならない規模の努力が必要で、人類の在り方を変えなければならない問題です。
| 環境 | 22:20 | comments(4) | trackbacks(0) |
巨人早くも独走?

2位ヤクルトを帯同しての九州3連戦最後の試合となる今夜は、スタメンから外されていた代打阿部慎之助選手のあわやホームランの一打でサヨナラ勝ちしました。
これで、2位ヤクルトとのゲーム差は4となり、早くも独走態勢に入る構えです。

長崎の試合は、投手グライシンガーの完封による完勝でしたが、昨夜の佐賀の試合、今夜の福岡ヤフードームの試合は、1点差による競りがちですから、投打と監督の采配がかみ合った結果です。
今のところ、何よりも心強いのは、中継ぎ、押さえの投手陣ですが、反面、先発投手がもう少し頑張らないと、という気がしています。

今日、気づいたのですが、巨人のイースタンリーグでの成績は、防御率は第1位、打率は最下位です。
1軍半の投手は多いが1軍で先発には使えない、という状況に見えます。外国人投手で、外国人枠さえなければ十分1軍で活躍できる投手がいますから、その成績が貢献して、好防御率になっているのかも知れません。
ファームでは、早く1軍で投げられる投手を育成または調整し、中継ぎ、押さえの負担軽減に努めなければなりません。
野手は、かなり騒がれて入った選手が、2軍でチャンスを与えられているようですが、今のところ、1軍半の選手を脅かすほどの選手には育っていないようです。
このように見てくると、依然として自前の選手の層は厚くない状態が続いています。

この1年間、これで戦ったとしても、このままでは、来年以降のの楽しみは少ないように思います。
| スポーツ | 22:26 | comments(2) | trackbacks(0) |
環境問題の本質は深い
送信者 橘フォト3

普段は、上を向いてミツバチなどを受けている釣鐘水仙の花が、昨夜の豪雨に打たれて下を向いてしまっていました。今朝は、快晴の朝日を受けて、水滴がキラキラして美しかったです。

昨夜のように激しい雨が降ると、この頃は、やはり地球がおかしくなったのではないか、と思ってしまいます。時事ドットコムに「5分で分かる地球温暖化問題」としてコンパクトに纏め手ありました。

地球は温暖化の方に向かっているので、その方向の議論は盛んです。この記事でも少し触れられていますが、地質学者の一部には、寒冷化を心配している人もいるようで、この方面に暗い私にはよく分からなくなってしまいます。
この問題は、エコ的な世の中を作る方向に努めることが大事である、と大きく押さえておくことにしています。
これ以上に踏み込んでいくと、例えば、太陽光発電は素晴らしいと思っていましたが、それを大規模広域に実行すると、その地域の温度が下がってしまうようで、そうなると私には、エコ技術の本質が分からなくなってしまいます。

もし、今までの様々な技術がそうであったように、環境技術が環境を破壊するなんてこともあり得ます。環境問題だからといって、トータルな整合性を無視して突進すると、恐ろしい反環境をもたらす危険があり得ます。
私は、原子力がクリーンだ、と云われている点にも強い疑念を持っています。
いずれも、ビジネスを伴っていることなので、暴走しがちなので心配しています。

この問題は、私自身の中で、もっと勉強が必要です。
| 環境 | 23:19 | comments(4) | trackbacks(0) |
ブラジル人はよく食べる
送信者 橘フォト3

1970年代中頃、サンパウロに約4年暮らす間に、食べるということに関しては、ブラジル人と日本人は根本的に異なるように感じました。
ブラジル人に限らず、ラテンアメリカの人、アメリカ人、ヨーロッパの人などは、人を招いたり招かれたりすることが大好きです。そこで、ご馳走を頂きながら、周囲に気兼ねすることなくお喋りを楽しみます。

その時、ブラジル人の食べるボリュームは半端ではありません。
分かり易い例で云うと、ブラジルの場合は、シュラスコ(南米式焼き肉料理)パーティが普通ですが、例えば、私たち駐在員が中心でパーティーを開く場合は、牛肉は、一人当たり300グラムも用意すれば十分です。シュラスコだけではなく、パンや野菜などの付け合わせも用意しますから、日本にいる普通の日本人であれば、これでも食べきれないでしょう。
現地の日系人中心のパーティでは、@450グラムぐらいは用意しなければなりません。同じ日本人でも、食べる量は大分違います。
そして、非日系ブラジル人中心の場合は、@700〜800グラムだそうです。
普通は、このようにきちんと分かれたパーティはありませんから、集まる人たちの顔触れを考えながら、上記データを頭に入れて、必要な量の牛肉を手当てします。
しかし、彼らは、通常は、このようにパクパクは食べません。エグゼクチブクラスを除いては、お昼などは、意外と質素です。
ただし、人に呼ばれた場合のように、コスト意識から解放されると、猛然と食べます。よく観察していると、彼らは食いだめが出来ることが分かります。これは、ひとりブラジル人中間層以下のことではありません。イギリスでも全く同じようなことを感じました。
時々しっかり食べれば、当分の間、質素な食事で生きていけます。
一回に食べる能力の差には驚いたものです。
翻って、我が日本人の場合は、3食きちんと食べないと体調を崩します。ましてや食いだめが出来る人は多くはないでしょう。
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| ブラジル | 22:38 | comments(6) | trackbacks(0) |
遅れた誕生祝い
 

一昨日は、久し振りに長男夫婦と昼食をとりました。私の遅れた誕生日のお祝いということでセットしてもらいました。この花は、その際に贈られたものです。

レストランが、戦前、私の祖父母が住んでいた場所の近くであったっことから、帰りにその場所を案内したり、近くのホテルでお茶を飲んだりしながら、私が覚えている祖父母に関することを話しました。
妻は妻で、彼女の父親の代の話をしていました。
歳が歳だけに、機会を見つけてやっておかなければならないことだと思っていました。
レストランが記念に撮ってくれた写真を見て、残念ながら、歳なりに写っていることを感じてしまいました。一回で済むことではないので、これからも機会を見て続けて行かなければなりません。
昨日、ロンドン時代の職場の前任者夫人から電話があり、ご主人の逝去を知りました。
この頃は、知人の奥方から突然電話をもらうとこのような知らせが多いので、悪い予感がしましたが。
もう、そこまでまで迫ってきたのかと思うと、私にも、それほど多くの時間が残されているわけでないことを否が応でも感じてしまいます。
改めて、毎日を大事に過ごしたいと思いました。
| 身辺雑話 | 12:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
蒼い眼と黒い眼
送信者 橘フォト3

ロンドンのオフィスで分かったことですが、蒼い眼と黒い眼の違いです。
アングロサクソンなどの碧い眼の人たちは、モンゴリアンの我々よりも暗い環境を好みます。
オフィスで、日本人が心地よい明るさより暗い環境を好む現地の人たちは、勝手に照明を一段下げてしまいます。そうすると、日本人スタッフは、明るさが足りないので、元に戻します。毎日そのようなことが起こっていました。

恐らく、蒼い眼の人たちは、ヨーロッパでも北の方の人たちが多く、食糧が乏しい冬の長い夜に適応してきたのでしょう。アングロサクソンの故郷より更に北の、北欧やアイスランドに行くと、人々の眼は薄い蒼やグレーで、しかも、眼の形がまん丸の人が多いのに気づきました。これも、出来るだけ効率的に光を感じる仕組みです。
彼らは、我々モンゴリアンよりは、眼のレンズが明るいのです。
イギリスやアメリカなどのクラブや、高級レストランが薄暗いのも、それが彼らにとって、一番落ち着く明るさなのだと思います。我々日本人は、もっと明るい方が美味しく食べられます。

ウエールズに、日本の音響機器メーカーが工場を造りました。
そのお披露目に招かれて行ったのですが、当地としては、眩いばかりの明るさ(日本では普通)の中で、現地の人たちが流れ作業の組み立てをやっていました。
工場長に、
「この明るさで大丈夫なのですか?」
と訊きました。
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| 身辺雑話 | 00:00 | comments(6) | trackbacks(0) |
日比谷公園での焼身自殺
送信者 橘フォト3
昨日は、西新橋のかかりつけの歯科に行った帰途、写真を撮りながら、午後3時前後に日比谷公園を抜けて、都営地下鉄日比谷駅から帰ってきました。花壇には、色とりどりのチューリップが咲いていました。
今頃は、オランダのチューリップが見事なのではないでしょうか。ロンドンに滞在する間に一度行きたいと思っていましたが、残念ながら、それはなりませんでした。
チューリップと云えば、オランダのチューリップバブルを思い出します。17世紀のことで、WIKIには次のように記されています。

オランダ1637年に起こった世界最初のバブル経済事件である。オスマン・トルコから輸入されたチューリップ球根に人気が集中し、異常な高値がついた。その後価格は100分の1以下にまで下がり、オランダ諸都市は混乱に陥った。チューリップ・バブルは南海泡沫事件イングランド)やミシシッピ計画フランス)と並んで近世ヨーロッパの三大バブルに数えられる。

今では考えられませんが、チューリップのバブルが起こったのですね。黒いチューリップが最も高価だったそうです(笑)。
オランダは、当時は経済の中心でしたから、世界的な、と云ってもヨーロッパの国々に大きな影響を与えたのではないかと思います。
その後も、バブルは繰り返し起こっています。

私が日比谷公園を抜けたあと3時35分頃に、日比谷公園で男性の焼身自殺があったようです。
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| 社会 | 08:12 | comments(2) | trackbacks(0) |
日本外交頑張った!
送信者 橘フォト3
北朝鮮のミサイル発射に関して、国連安保理が議長声明の形で強い非難声明を出しました。
それに対して、北朝鮮は、六カ国協議からの離脱、核開発の継続を表明し、反発を強めています。

これに関しては、幸い安保理(非常任)理事国である日本は、米と共に前回より強い「安保理決議」を主張し、北朝鮮の現状維持をねらう中露は、最も軽い「報道向け声明」を主張していたようです。
結局、間をとって議長声明となりましたが、その声明に日本の主張は全面的に取り入れられ、前回安保理決議の履行をより完全に求める形の議長声明となりました。

これに対して、朝日新聞は、「安保理交渉、はしご外された日本 議長声明で米中が同調」という記事で、日本外交がいかにもドジだったかのような記事を掲載していますが、未熟な見方だと思います。
別の新聞には、初めから考えていた落とし所に落とせた、と言う見方もありましたが、これの方が真実であったと思います。また、北朝鮮に十分なリップサービスをした上での中国の落とし所だったとも考えられます。
実を取った日本外交、よく頑張ったと思います。

むしろ、強い議長声明に誘導されてしまった中露こそ、北朝鮮の強い反発を見て、困っているのではないかと思います。
特に、中国は、日本向けのノドンのターゲットを中国に代えれば、北京はおろか主要都市が射程圏内に入ります。北朝鮮の未開拓な資源を狙って、政権の衰弱を待って、丸呑みにしようとしている魂胆だと思いますが、そのシナリオが崩れ、北朝鮮が暴発に追い込まれれば、思わぬ被害に遭いかねません。
日本が警戒しなければならないのは、その軍事的暴発ですから、その意味では、日、中、韓とも同じリスクに晒されていると思います。

これで、北朝鮮は完全に孤立しました。
それを軍事でカバーすることは出来ません。軍事的な冒険を繰り返しながら、援助を引き出していくという従来のやり方は限界に来つつあるように思います。今回のミサイル発射は、政権の消耗を早める冒険であったように思われます。
ただし、日本としては、北朝鮮の仮想敵国ではなく、現実の敵国として、暴発に備えることが肝要です。

それにしても、日本が安保理理事国の時のことで良かったですね。
早く、常任理事国になる必要があります。
| 政治、外交 | 00:04 | comments(2) | trackbacks(0) |
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