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人類の秋
送信者 橘フォト2

台風接近のためか、秋雨模様の日が続いています。
気温も下がり、人々は目的に向かって無駄なく移動しているようです。何時も、人が多い井の頭池には、人も少なく、水鳥の姿も少なかったように思います。このように人の気配のない瞬間をはじめて経験しました。

日本では、解散含みの臨時国会の攻防、何か泥船上の戦いの感があります。船はこのままでよいのでしょうか。日本丸の船長は、船の修復や、高性能化が最も大切な使命です。他の船団と行動を共にしたりして、外敵からのリスクを減らすことや、緊急時の助け合いも大切です。乗客乗員の乗り心地だけに気をとられていてはなりません。

米国では、金融安定化法案の攻防が続いています。与党野党を乗り越えて、賛否が入り乱れています。この国も下院の選挙が迫っているだけに、議員は必死のようです。政府の提案に賛成しても、選挙の票には結びつかないから大変です。それでも何とかして、米国の金融崩壊を食い止めようと努力をしています。
経済、金融は、人類文化の所産で、これが原動力になって、人類は栄えてきたのではないかと思います。その経済の中心地米国が、そののコントロールを失ったら、人類は、不幸になるだけです。
もし、これが失敗に終われば、世界経済の疲弊、武力による侵略、略奪など、人類の不幸な時代が来るのではないかと心配しています。予想することが出来ないほど深刻なことになりそうです。
日本政府、議会には、これに対応する能力はないのではないかと思われます。視点が狭く、硬直化した日本の政治は、思わぬ災難をこなす事は難しいと思います。
そんなことで、何とか修正合意に達して欲しいと願っています。やっぱりアメリカだよりです。

米国も明らかに秋、日本も秋、いや人類も秋です。
いずれ、冬がやってきます。
| 身辺雑話 | 22:39 | comments(2) | trackbacks(0) |
米政府と議会、金融安定化法案で合意
米金融市場の混乱を、米国、米経済、米ドルなど様々な視点から冷笑的に見る論調が多いように見られるます。反米、嫌米の人たちにとっては、それ見たことか、という事態だと思います。
しかし、冷笑している場合ではありません。米の金融破綻は、直接間接に世界に多大な不幸をもたらします。もちろん日本もその例外ではありません。これが、どのように収束されるかは、世界の識者が注目しています。

さすがは、米国だと思いました。
この事態を収拾するためには、米のこれまでの政治思想を大きく転換させなければなりません。小さい政府、市場原理主義、自己責任など、米の社会を支えている根本思想に大きな修整を加えなければなりません。
当然のことながら、政府内はもちろんのこと、議会、世論(メディアを含む)には、政府の関与の仕方を巡って、硬軟様々な意見が出てくることでしょう。
ただ一つ真実は、幸いなことに、これまでに米政府が打った手によって、懸念されたドル安は回避されていますが、市場に任せていれば事態は益々悪化して、米国はもちろんのこと、世界の金融インフラが破壊され、各国の経済活動が極端に制約される状態になることです。
裏を反せば、米国政府が乗り出さない限り、この問題は、収束できない問題です。
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| 政治、外交 | 11:33 | comments(2) | trackbacks(0) |
野村には成功して欲しい
昨日は、元資本市場関係者とゴルフをし、その後ゆっくりと食事をしました。
話題は、多方面にわたりました。
その中で、野村のリーマンの買収を高く評価する人がいました。
バブル崩壊の後、四代証券のうち山一はなくなり、日興や大和は平凡な証券会社になってしまいました。野村も力を削がれ、トップ証券会社の地位にはあったもの、日本の資本市場は、背後にヘッジファンドが控えている外資系に良いように振り回され続けていました。
今回の買収は、英断で、どっこい野村のDNAは生きているぞ、ということが分った、ただ心配なのは(前回のエントリーで指摘したように)、リーマンから引き継いだものを上手に生かせるかどうかだ、と言っていました。

確かに、この混乱の中で、しっかりと重大な戦略的意志決定が出来た野村は、立派だと思います。現在の野村の経営陣を知りませんが、こういう決断が出来たことは、私の日本人劣化プロセス進行中論の見直しが迫られます。
バブル時代のように、周りの雰囲気に押されて前に進んだのではなく、他が退く中で、しっかりと計算して決断したところが、敬服に値します。
願わくば、買収効果を引き出して、後世に、あれがあったから今の野村がある、と言われるようになって欲しいと思います。

ビジネスマン時代から、このような戦略的なことを考えるのが好きでした。
久し振りにビジネス論議をして、リーマン破綻で騒いでいた血が更に騒ぐのを覚えました。
酒の勢いもあって、あと30年、せめて20年若かったら、なんて思った夜でした。
| 経済ビジネス | 17:30 | comments(2) | trackbacks(0) |
大丈夫?三菱UFJと野村
送信者 橘フォト2

驚きました。
三菱UFJが、モルガンスタンレーに9000億円出資して、筆頭額主になり、少なくとも一人の取締役を派遣すると報道されています
これで、三菱UFJは、何を狙うのでしょうか。
いかにも戦略的なようですが、日本の商業銀行である三菱UFJが、米の投資銀行に出資しても、具体的なメリットはないように思います。何か、素晴らしい戦略が隠されているようにメディアは受け取っていますが、少なくとも一人以上の取締役を派遣するだけなら、殆ど意味がないでしょう。兎に角、9000億円の大金ですから、明らかな成果が計算できないようなら、やるべきではありません。第三者から見て、具体的なものは見えません。無謀な投資です。
日本の公的資金の注入で、ようやく生き延びた銀行界です。内部留保は、公共のものと考え、大事に使ってもらいたいと思います。
一説によると、後ろに財務省がいるとのことですが、なにやら亀が樹に登るような印象です。
分かる株主なら、差し止め訴訟を起こすべきです。
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| 経済ビジネス | 16:48 | comments(4) | trackbacks(0) |
総理の年齢
送信者 橘フォト2
(彼岸花)
秋の彼岸の中日です。
誕生日が、春の彼岸の中日前後ですから、70歳も、ここで折り返し点です。
昔は、このようなことは考えなかったのですが、加齢と共に、このように考えるようになりました。

昨日、自民党総裁に選ばれた麻生太郎が68歳、彼の就任演説の中で、彼の祖父吉田茂が総理なったのが68歳、ということを述べていましたが、2年前の自分が68歳だった頃のことを考えると、まだまだ元気だったな、と思います。
麻生総裁も、天命と言っていましたが、祖父に倣ってそう信じてやれば、数年は頑張れるのではないかと思います。ただし、政治情勢がそれを許せばのことですが。
しかし、自分のことで考えると、毎年加齢が進んでいることを実感する歳です。そう感じてしまうと、責任ある立場で、頑張りつづけることは難しいのではないかと思います。
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| 政治、外交 | 12:34 | comments(2) | trackbacks(0) |
これからだ!巨人頑張れ!
首位阪神とのゲーム差3で迎えた阪神との3連戦に3連勝し、遂に、巨人は阪神とともに首位に並びました。このブログの7月27日の「全員集合巨人強し!」の時には、10.5ゲーム差、9月6日に取り上げた時は4.5ゲーム差でした。まさかと思っている間に、10連勝して、今日を迎えています。

今年の巨人は、昨年の優勝メンバーに加えて、野手ではラミレス、投手では、クルーン、クライジンガーの大型補強をして、絶大な戦力だと思われました。
しかし、補強した3人は、期待通りの活躍をしましたが、前半戦は、昨年の優勝メンバーの不振が目立ちました。
野手では、昨年活躍した高橋由伸、谷、小笠原、李、二岡、阿部のうち、前半戦、期待通りの活躍をしたのは、谷ぐらいでした。小笠原、阿部も本来の力を発揮できませんでした。由伸、李、二岡は体調が優れませんでした。
明るい材料としては、19歳坂本が非凡なところを発揮して、全試合に出場して、二岡の穴を埋めたこと、俊足鈴木の攻守にわたる活躍が目立ちました。
投手は、昨年までの主力、上原、高橋尚成、木佐貫などの不審が続き、辛うじて内海が持ちこたえましたが、昨年ほどではありませんでした。巨人の投手陣の前半戦の防御率は、6チーム中5位ぐらいではなかったでしょうか。
一方、山口、越智、東野などの若手中継ぎ陣が成長し、ベテランの豊田、クローザークルーンへと繋ぎ、先発陣の不審をリカバーしました。この活躍が、前半戦で何とか5割を維持し、後半の追い上げを可能にした原動力の一つでした。

夏に入り、先ず、小笠原が調子を戻してきました。出だしから好調だったラミレスと並んで、攻撃面で凄みが出てきました。
北京五輪が終わると、それまで不振だった阿部が蘇りました。この10連勝の間に7本のホームランを放つほどでした。そして、最後に眠りを覚ましたのが、李でした。ここに来て、大砲李の面目躍如たるものがあります。
投手では、上原が先発として活躍できるようになったこと、久保が一皮剥けて戻ってきたことなどから、厚みがましました。
この10連勝のうち、9試合をテレビ観戦しました。凄みのある打線と、安定した投手力で、危なげない勝利が続いています。

今日から、今年の苦手、広島との4連戦です。
今の力を維持できれば、広島といえども撃破できるように思います。
しかし、ここの所、あまりにも強かっただけに、それが崩れた時のことが心配です。また別のヒーローが現れるなどして、好調を維持し続けて欲しいと思います。
伝統の巨人阪神が優勝を争うことは素晴らしいことです。優勝争いは、今日から始まったようなものです。
一戦必勝で頑張って欲しいと思います。
| スポーツ | 12:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
大変なことの始まりか
送信者 橘フォト2

台風一過、今朝は短い時間でしたが、この言葉を思わせる瞬間がありました。しかし、時たまとぎれる厚い雲に覆われたりして、蒸し暑い陽気になってしまいました。

サブプライムローンからはじまった米の金融危機は、ファニーメイ、フレディマックへの公的資金注入を経て、先週には名門投資銀行リーマンブラザーズの破綻、AIGの救済など二次災害に入ってきました。ベアスターンズは救済し、何故リーマンは救済しないのか、理解に苦しみますが、政治的に、リーマンには許せない何事かがあったのではないでしょうか。
これから、さらに三次災害、四次災害へと広がるでしょう。裾野は広く、果てしないように思います。
パンパンに膨らんでいた世界の信用が、急速に収縮しかかっているところでのリーマンショックは、市場に大きなインパクトを与えました。世界のあらゆる市場から、さらに資金が逃げ出しました。そこで、米欧日の中央銀行が、共同で大量のドル資金を供給するなど、信用機構の維持のために、強い意志を示しました。
それを好感して、市場はこの2日間急速にリカバリーを見せています。しかし、この青空のように、すぐに雲がかかってしまうのではないかと危惧されます。
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| 経済ビジネス | 16:24 | comments(4) | trackbacks(0) |
これで国を守れるの?の反省
9/14のエントリー「これで国を守れるの?」について、反省の記事を書かせていただきます。
このような軍事関係に関して、何時も参考にさせていただいているサイトがあります。
軍事ジャーナリスト神浦元彰さんの Japan Reseach Center of Military affairs 日本軍事情報センターです。
このサイトに、今回の潜水艦領海侵犯事件について、詳しい説明が載っています。
(What's new?9/15、9/17およびメールで情報9/15、9/16)
私が、9/14このサイトを訪問した時には、まだこの件については取り上げていませんでした。もし、これら記事を読んでいれば、海自の行動は、教科書に載せるほど軍事的には完璧だった、というコメントを見て納得し、9/14のエントリーは書かなかったのではないかと思います。
これを読んでみると、私のような、軍事知識のない者には読めない深い軍事の領域があることが分かりました。年甲斐もなく浅はかな記事を書いて、恥じ入るばかりで、反省しきりです。
ご興味のある方は、直接目を通していただきたいと思います。

そういうことであれば、8時間もかけて発表した政府のコメントも納得できます。日本政府もボケてみせたところは面白いと思いました。何もこちらの軍事能力を宣伝する必要はありませんから、適当な対応だったと思います。
中国が、メディア情報に基づいて、抗議してきたのは、アリバイ作りか、日本の対応を私のように深く読めなかったかどちらかだと思います。

良い勉強になりました。
| 政治、外交 | 17:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
お陰様で4周年
本日を以て、当ブログは4周年を迎えました。

メディアから話題はもらいますが、それをなぞるようなことは書かない、ということを心がけています。試行錯誤、自然体をモットーとしてやっています。
リタイアーして8年になります。世の中の第一線から離れて長くなりました。昔の体験を基にして、ネットからデータや事実を補完しながら世の中を見ています。果たしてそれで世の中が見えていることになるのか、やや不安を感じてはいますが、引き続いて、隠居のたわごとブログとしてやってまいります。

今後とも、宜しくお願い申し上げます。
| 身辺雑話 | 23:55 | comments(1) | trackbacks(0) |
こえ患いかと思いきや

(Wikipediaより)
数年前から、話し声に、昔はなかった曇りのようなものを感じていました。同時に、カラオケなどでも、昔のような声の響きが出ないようになりました。カラオケは、つきあい程度ですから、余り気にしていませんでした。
しかし、この数ヶ月、話す声が重くなり、出にくくなり、かすれたり、ガラガラするようになりました。日常生活が愉快ではありません。
合唱などで歌う時は、一部地声も使いますが、出来るだけ喉に負担を出さない発声で歌うので、余り不都合を感じてはいませんでした。
しかし、この2〜3週間、地声の調子が一段と悪く、電話で話すのにも、エネルギーを感じるようになり、自然に声が出る感じがしなくなりました。鼻歌すら歌い憎い状態です。喉に何かできているのではないか、と思うようになりました。一度、声の専門家に診察してもらうと考えました。幸い、妻の発声の先生(私も習ったことがある)から、月島の声専門、大築耳鼻咽喉科を紹介していただきました。
早速、昨日、診察を受けてきました。
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| 音楽 | 12:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
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