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松の巨木に想う

(松の巨木 東京都庭園美術館)
この松の木は、少なくとも樹齢200年は超えていると思われます。
人間より遙かに長生きです。江戸時代から、明治、大正、昭和、平成にかけての激動のこの地の移ろいに、びくともせずに存在し続けました。この木を見ていると、人生の終末に近づきつつある身としては、人間の儚さを感じてしまいます。特に、秋ですから。

ビジネスを退いて暫く時間が経過すると、感覚が学生時代より前に繋がってしまいます。季節の移ろいにも感動している余裕もなく、夢中になって仕事をしていたビジネスマン時代は何だったのでしょうか。
学生時代までは、秋は、読書をしたり、物思いの深まる季節でした。秋を過ぎる毎に、自分が一年一年成長して行くように感じたものです。精神的に大事な季節でした。
しかし、ビジネスに入ってしまうと、季節感など何処かに飛んでしまい、ビジネスカレンダーに追われる人生となりました。今、思うと、人生の中で、最も充実している時期を、もう少し余裕を持って過ごせば良かった、と悔やまれます。
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| 環境 | 10:58 | comments(6) | trackbacks(0) |
白金 自然教育園

(カリガネソウ 自然教育園)
かねてから気になっていた白金にある国立科学博物館付属自然教育園と、隣接する東京都庭園美術館を訪れてみました。子供の頃の記憶では、白金迎賓館と呼ばれており、森に囲まれた迎賓館でした。当然、庶民は近づきにくい場所でした。外から見ただけで、中に入ったことはありませんでした。

白金迎賓館は、東京都庭園美術館になっていました。旧迎賓館を囲む森は、かつては宮内庁の御料地でした。その部分が現在の自然教育園になっています。何度も前を通っていましたが、この様なことも知りませんでした。
自然教育園は、戦後宮内庁から文部省の管轄に移され、昭和24年に、「天然記念物および史跡」に指定され、国立自然教育園として一般公開されるようになりました。近寄りがたいと勝手に思い込んでいたようで、誰でも入れるようになっていたのでした。

教育園に入ってみて、手を入れた公園ではなく、できるだけ自然の風情を残そうとしている所が嬉しく思われました。
必要最小限の手だけを入れて、森の植生の移り変わりも観察対象にしています。都心に、この様な自然が残っているのは貴重です。
よくぞ保存してくれていた、と思いました。四季折々訪ねてみたい場所です。

残念なことが一つあります。この森は、都会のカラスのねぐらになってしまっています。夕方、カラスの鳴き声が姦しかったのは興ざめでした。
| 身辺雑話 | 13:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
お陰様で3周年を超えました
このブログは、2004.09.17 にスタートしました。お陰様で、丸3年が過ぎた所です。
最初は、Movabletypeを利用して、CsideNetのサーバ上でした。 Movabletypeを選択したのは、その当時のブログは、無料、有料ともに、自由度が少なく使いにくいと思ったからです。
偶々、ホームページの関係で、CsideNetの有料サーバを利用していたので、そのスペースを利用したものです。Movabletypeを利用するには、少し根気が要りましたが、今よりは若干若かったので(?)チャレンジ精神もあって、何とかスタートさせることができました。

しかし、このMovabletypeは自由度は高いのですが、それをエンジョイするにはcgiなどの知識が必要になり、私の場合は、デフォルトに若干のカストマイズをする程度のことで満足しなければなりませんでした。
困ったのは、しばしばアップグレードがあり、その都度、それに伴うトラブルが起こりました。2年ほど頑張ってみましたが、結局ギブアップして、このJUGEMの無料サービスを利用することにしました。
その間に、JUGEMを始めとして、世間のサーバサービスが進化して、とても利用しやすくなっていることが分かりました。
Movabletype時代のエントリー数は2年間で108、JUGEMに移ってからのエントリー数は280で、この1年間でようやく軌道に乗ってきたように思います。Movabletypeのトラブルから解放され、記事に専念できるようになったたことが大きかったように思います。

次ぎに、何を取り上げようかと思って暮らしていると意外に退屈しないものです。適当なテーマのない時には、年の功を生かして昔話で誤魔化していますが、実社会との接点が狭まってきているので、記事のテーマ探しには苦労しています。適当なテーマのない時にはお休みを決め込んで気楽にやっています。
当初から、話題はメディアから貰うにしても、中味はメディアをなぞるようなことはしない、という方針でやっています。年寄りの独断と偏見のブログです。

今後も、この様な気楽なスタンスで、続けたいと思います。
引き続きご支援の程お願い申し上げます。
| 電脳電網 | 10:48 | comments(4) | trackbacks(0) |
もう一息だ!巨人軍
昨26日の対中日最終戦の勝利で、巨人軍のセ・リーグ優勝がかなり近くに見えてきました。
17、18日と、甲子園で阪神に連敗したときには、今年はこれで終わりかも、と思ったのですが、第3戦で阪神に圧勝してから、巨人軍に勢いがつきました。それから昨日まで、8勝1敗で快進撃でした。この間の巨人軍は、強い!と思いました。

巨人は残り2戦、マジック7の中日は残り7戦で、巨人が2勝した場合には、中日は一戦も落とせません。マジックの点灯している中日の方が分が悪く見えますが、野球はやってみないと分かりません。中5日おいた後の残り2戦、巨人には、5日間の「間」が強敵です。上手にリズムを作って頑張ってもらいたいと思います。

それよりも難しそうなのが、もし巨人軍がリーグ優勝を果たしたとしても、セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)で、巨人が登場する第2ステージ開幕までには、14日間もブランクがあるそうです。
間がありすぎます。クライマックスシリーズから先は、どうなるか分かりません。
リーグ3位のチームにまで、日本シリーズ優勝の可能性があるこの方式には疑問を持っています。だから面白い、という意見もあるかも知れませんが、それだけに、巨人軍には、伝統のセ・リーグ優勝を確実にして欲しいと思います。

読売に、昨日のヒーロー脇役脇谷の格好いい写真が出ていました。借用したい所ですが、しっかりと「無断転載・複製を禁じます」とあります。こちらで見てやって下さい。
| スポーツ | 18:14 | comments(2) | trackbacks(0) |
フードマイレージ
フジTVの番組「特ダネ」を見ていたら、CO2廃出に関連して、フードマイレージという概念があることを知りました。早速ネットで調べてみると、関連したサイトがいくつかあります。その中の、フードマイレージキャンペーンfood milage.comで勉強させていただきました。その中から引用させていただきます。

<あんまり知られていませんが、国産小麦の食パンを食べることは、冬自宅のエアコンの温度を1℃下げるくらいCO2を減らすことができます。海外の食べものは日本までにたくさんのエネルギーを使って運ばれてきます。CO2削減、というと、「省エネ」が有名ですが、じつはこの「フードマイレージ」、それに負けません。
「フードマイレージ」は、食べものが運ばれてきた距離のこと。そのとき出るCo2を測って、pocoという単位にして、食べることとCO2が出ることのつながりをわかりやすくしました。フードマイレージを知って、意識して国産の食べものをえらぶことで、自分が出すCO2を減らせます。自分のために、未来のために、子どものために、今日から一緒にはじめませんか。>


これは欧州(英国?)発のアイディアのようですが、素晴らしいことだと思いました。さすがに環境保全に敏感な欧州人の考えです。
ご興味ある方は、このサイトで勉強して下さい。
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| 環境 | 17:35 | comments(4) | trackbacks(0) |
仲秋の名月
送信者 橘フォト

近くの仲間とゴルフに行きました。
帰りの中央高速道では、暮れかかった山の彼方に、右に左に場所を変える仲秋の名月を堪能できました。むら雲のかかる様子も時折見ることができ、風情満点でした。これほどゆっくりと鑑賞できたのは珍しいことです。
しかし、残念ながら、カメラは持参していませんでした。
自宅に帰り、急いで撮りましたが、平凡な構図になってしまって悔しい思いです。

満月は、2日後だそうです。


| 身辺雑話 | 23:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
複雑な状況に耐えられない世代
期待はしていませんでしたが、安倍総理のお詫びと釈明の会見を見て、情け無くなりました。日本は、大丈夫なのであろうかという思いが、より一層強くなりました。
一国の総理に拘わらず、人が困難な状況に陥っている時には、誰しも、程度の差こそあれ、心身共に健全な状態ではあり得ません。リーダーとして信頼されるのは、どのような状況にあっても、しっかりした決断なり解決をしてくれるであろうと思われているからです。
安倍総理の健康状態は良くなかったようですが、それにしても、他に、それなりの処し方がいくらでもあった、という思いが改めて強くなりました。

戦後世代の特徴として、辛い立場になると辞めてしまう、人から文句を言われるような仕事には就きたくないなど様々なことが云われていました。身の回りでも、そのようなケースを見かけることが多くなりました。戦後世代を代表する安倍総理もそうだったのでしょうか。
安倍総理の理念や、政治の姿勢には惹かれましたが、戦後世代の欠点もしっかり持って登場したのだと思うと、暗澹たる気持ちになります。
戦後世代が、頼りがいがなくなっているのは、戦後教育の結果ではないかと思っていますが、この様な事態になってみると、安倍総理の教育改革などの主張が、滑稽に思われてきました。

マンガやアニメでは、深い思想や人間らしい豊かな感情は育ちません。これらに強く影響を受けると、誰もが遭遇する、現実の複雑で困難なな状況には耐えられなくなるのではないでしょうか。耳目を覆いたくなるような家族殺人などが、覚えられないほど頻発していますが、アニメやマンガに頼った精神生活の影響もあるのではないかと思っています。そのような事態にならない人でも、現実からの逃避の道を選ぶケースが多いのではないでしょうか。
安倍総理を、犯罪者と同列に扱うのは失礼かも知れませんが、今回の辞任を見ていると、どうしても私の中では連想が働いてしまします。

福田総理が誕生しても、日本が変わることは難しいでしょう。新総裁と、自民党新4役の顔ぶれを見ていると、これでは変わり得ないと思いました。変わり得ない人たちを揃えて、安堵している様子が窺えます。
出来るだけ早く、清新で、逞しい、若いリーダーが誕生してくることを期待したいと思います。
| 社会 | 18:00 | comments(4) | trackbacks(0) |
三本の万年筆

新制中学に入学したのは、昭和25年でした。朝鮮戦争が勃発した年です。まだ、日本は貧しく、私立中学の制服も揃わなかった時代でした。
それにも拘わらず、今思うと不思議なことに、皆が、万年筆を持っていたように思います。覚えていませんが、相当高価なものだったのではないでしょうか。私は、良い万年筆を買ってもらえなかったので、何時ももっと良い万年筆が欲しい、と思っていました。友達が持っている14金のペン先のものは、滑りも良くとてもかきやすかったのを覚えています。羨ましいな、と思いました。
その頃の影響でしょうか。良い万年筆を見ると無性に欲しくなってしまいます。
写真の三本は、ビジネスマン時代に愛用していたものです。この間に、筆記用具の主流は、徐々に、ボールペンに移っていきました。
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| 身辺雑話 | 07:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
秋の彼岸

(西多摩霊園のアプローチ)

「暑さ寒さも彼岸まで」と云われてきましたが、彼岸になっても一向に残暑は和らぎません。この様に暑い彼岸は、記憶にありません。
春の彼岸に続いての墓参です。
何時ものように、奥多摩街道を使って約32キロの距離を行きました。選択肢としては、調布ICから八王子ICまで高速道路を使う方法、同じく新しく開通した圏央道日の出ICまで高速道路を使う方法などがあります。
電車では、三鷹から青梅線福生まで行き、福生からは霊園バスを使うことも出来ます。高齢化によって自動車が運転できなくなったらこの方法になるでしょう。

春の彼岸以来ですから、樹が伸び放題です。暑さの中、用意した剪定用具で出来るだけ剪定し、掃除して綺麗にしました。
そして、花と線香を供え、静かにお参りしました。
墓参、見送った先祖との対話です。特に仏教教育を受けたことはありませんが、漠然と持っている仏教のイメージがあります。それによって、亡父母との心の繋がりが保たれているような気がします。

何時ものように、霊園内のレストラン「からたち」で軽い昼食を摂ります。
静かなレストランで、墓参の雰囲気を壊さないで食事できます。ここにいる人たちは、彼岸に墓参に来るだけの心のゆとりのある人たちで、きっと幸せな人たちなのだろう、と思いました。
改めて、私たちも、墓参に来られて良かったと思いました。

今年は、暑さのため、妻の実家の墓(小平霊園)に寄るのは後日ということにしました。
| 身辺雑話 | 17:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
雷電爲右エ門

江戸時代に、信州出身の雷電爲右エ門という大関がいました。史上最強の力士とも云われています。
諏訪大社上社の境内にその像があります。手形もあります。身長6尺5寸(197センチ)、体重46貫(172キロ)の筋肉質な巨人と伝えられていますが、意外と小柄な像です。手形も小さいと思いました。
雷電爲右エ門については、こちらに詳しいので、興味のある方はどうぞ。

朝青龍のことで頭の痛い相撲協会ですが、白鵬は大丈夫なのでしょうか。
相手を破ったときの勝ち誇った表情は、朝青龍とそっくりです。そう思うのは私だけでしょうか。
格闘技の第一人者のメンタリティには、その民族の血が流れているように思います。
強いものが一番偉い、そういう価値観は覆いがたいものがあります。それが、格闘技世界の常識なのでしょう。

しかし、現代スポーツで成功するには、強い上に、そのスポーツビジネスの一員としてどう立ち回るか、という要素が不可欠です。それによって自然に周囲との調和がとれてきます。朝青龍には、その現代ビジネス感覚が欠けていたのだと思います。
朝青龍の事件は、一人朝青龍だけのこととは限りません。
力士の価値観と、相撲協会の価値観が異なるまま、その力士に協会を背負わせている構造に危うさを感じます。
協会も、伝統は伝統として、近代スポーツビジネスとして脱皮しないと、外国人力士をコントロールできなくなります。
協会の体質改善が不可欠です。

雷電爲右エ門は、あの世で、現在の相撲協会のこの姿をどう見ているのでしょうか。
| 社会 | 07:56 | comments(5) | trackbacks(0) |
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