昨日起こった東京都渋谷区の女性専用温泉施設「SHIESPA(シエスパ)」の天然ガス爆発事件はショックでした。何しろ、6/17日(日)に、
都内の温泉で遊んできたばかりだったからです。我々が行ったところはどうか分かりませんが、
毎日の記事によると、都内施設の90%は安全施設がないというから驚きです。
もっと驚いたことは、東京が、南関東ガス田の上にあることです。2〜3年前に、東京都北区の工事現場で天然ガスが爆発した事件がありましたが、これは、この地域の特殊な環境だと勝手に思ったのですが、南関東ガス田の上であれば、この地域に限らず起こりうることのようです。
専門家がTVで、首都の繁華街近くの地中で、何らかの原因で大量の天然ガスが充満し、引火、爆発が起きることを懸念してました。恐ろしい話です。地下をいたぶっている地域こそ危険な感じがします。
一年ほど前、拙宅から300m位先に温泉がオープンしました。
数年前には、隣市の深大寺近くにも出来ました。都内に144カ所の温泉があるそうですが、温泉に溶け込んだ天然ガスも同時に汲み上げているのですから、気化したものを完璧に空中に逃すことが出来ているのでしょうか?
首都圏下のガス田のあちこちに、144本のパイプを突き刺している姿を想像すると、なにやら背筋が寒くなります。
云うまでもなく、地球破壊です。しかも人類にとって緊急度の低い地球破壊です。これを続ければ、地盤沈下も起きます。
東京都内に、温泉は必要ありません。
東京都は即刻、温泉目的の地下水汲み上げを禁止すべきではないでしょうか。
今回初めて知ったのですが、南関東ガス田からは、天然ガスの他に、世界の3分の1に当たるヨードを生産しているそうです。このガス田は、産業面からは存在感の大きいもののようです。
ご興味のある方は、
関東天然瓦斯開発(株)のホームページをどうぞ。