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盆栽

先般、上野池之端に出かけたら、丁度つつじ祭りの最中でした。池之端に、沢山の見事なつつじの盆栽が出品されていました。
盆栽は、いかにも日本らしく、池之端の風情にぴったりです。
江戸時代の武士の副業に始まったという盆栽は、自然の生きたミニチュアというか、大木の風情を鉢一つの中に、生きた姿で表現させる芸術です。植物ですから、成長します。完成ということはないのだそうです。

西洋にはないもので、西洋人はこれを見て、至極感心したのではないかと思います。bonsaiは、そのまま英語やドイツ語になりました。ポルトガル語も同じだったように記憶してます。恐らく、他のヨーロッパの国でもそうではないかと思います。
ロンドンで、イギリス人による盆栽展を見たことがありますが、日本の盆栽を見慣れた眼には、何か間が抜けたものでしたが、彼らは真面目に盆栽に取り組んでいました。
私は、盆栽は苦手で、イギリス人から質問されると閉口しました。彼らは、何故、日本人なのに盆栽のことをよく知らないのか不思議に思っているようでした。

国際社会では、自分の国を説明できないと相手にされません。
その説明の中で、文化は重要な位置を占めます。私は、盆栽の他に、焼き物の知識に乏しく、焼き物通のイギリス人の前でも恥をかいたことがありました。他にも知らないことだらけですが、何とか切り抜けることが出来ました(笑)。
| 身辺雑話 | 08:12 | comments(4) | trackbacks(0) |
アジサイの季節となったが

早くも、この様に色づいたアジサイを見かけました。関東地方も、梅雨が近づきつつあるようです。

昨年のこの季節は、サッカーのワールドカップドイツ大会の前哨戦で盛り上がっていましたが、今年の梅雨の季節には、何が楽しませてくれるのでしょうか。

内外ともに、昨年のような楽しい話題は少ないですね。
日本では、年金記録漏れ問題や大臣の自殺で、政治が身動きできません。参院選を控えて
混乱の極みです。
日本では鬱陶しい梅雨の季節ですが、欧米は最高の季節です。サミットをはじめとして、首脳外交の季節でもあります。
世界はものすごいスピードで動いているのに、日本だけ立ち止まっているような感じです。
外交面などでの出遅れが心配です。

党利党略優先で、国益重視の政治感覚が育っていないことを痛感します。
| 身辺雑話 | 15:38 | comments(2) | trackbacks(0) |
貧しい都市計画

(上野不忍池周辺の建築風景、写真外の右手方面にも何本かクレーンが見られた)
都市計画が全く不得手な民族だと思います。この歴史的な上野周辺は、残念ながら戦後作られた周囲の建物が調和していませんでした。
しかし、その上に、この様な一段と不調和な建築物を認めているのが不思議です。池だけ保存しても、周辺の景観が調和しなければ何もなりません。

歴史的な場所は厳しく保存する、もちろんその背景まで保存する、そのような外国では当然行われていることが、どうしてこの国では出来ないのでしょうか。
国立公園などでは出来ていることが、都市では出来ないのはどうしてでしょうか。歴史的
地域保存法のようなものが必要な気がします。京都に行っても、一部地域は保存されていますが、背景までは出来ていません。
外国では、旧市街地を保存して、郊外にニュータウンを作ったりしていますが、日本の場合は、ニュータウンは都市の膨張でしかありません。都市計画の思想がなさ過ぎます。

戦後、営々と復興してきた東京の市街が、再開発されつつあります。
東京湾岸地域のような、新たな開発はさておき、既存地域を取り壊して、大規模なビルを建てるのには、大きな破壊が伴います。破壊によって失われるものが大きいことに気付いて欲しいと思います。

経済効率の面では、開発が正しいのですが、過去も大切です。
| 政治、外交 | 23:24 | comments(4) | trackbacks(0) |
梅の実
送信者 橘フォト

花が終わると忘れられがちな梅ですが、この様に見事な実を見付けました。
春一番で目を楽しませてくれたあとは、梅干しや梅酒など人間の生活に深い関わりを持っています。実の写真を撮ってみるという発想は、デジカメ時代だからこそのものだと思います。

煩わしいことがあって、ブログの更新も滞っていましたが、それも解決に近づき、正常な生活に戻ることが出来そうです。
好天が続くので、今日は、α100を担いで出かけることにします。
| 身辺雑話 | 11:50 | comments(2) | trackbacks(0) |
バラにチャレンジ

昨日は、好天に恵まれたので、神代植物公園のバラフェスタに行きました。
約5000本のバラが咲き乱れ、目移りがして、焦点が絞れないほどでした。5000人の美女に取り囲まれたようなものです(笑)。
改めて、バラの花の華やかさを感じました。
一眼レフデジカメでどう撮ったらよいのか、習うより慣れろで、約100枚ほど撮って、眺めながら反省しています。次回のためのヒントがいくつか見つかりました。

面白いことに、モーツァルトという名のバラがあることが分かりました。

いかにもモーツァルトらしく、今にも、軽快な洒落た音楽が聞こえてきそうな感じです。
| 身辺雑話 | 00:03 | comments(2) | trackbacks(0) |
水草のある風景
送信者 橘フォト

戦時中、現在の埼玉県菖蒲町に疎開していた頃には、この様な光景は随所に見られたような感じがします。国民学校入学前後のことですから、この様な場所に立つと、その当時の記憶が呼び覚まされます。
水草の途切れる辺りに、釣り糸を垂れてみたくなります。

残念ながら、今は、神代水生植物園のような、特殊な環境でしか見られなくなりました。
ここは、深大寺の湧き水を利用して作った水生植物園ですが、国分寺崖線の延長線上にあり、きれいな水に恵まれています。この一帯は、律令時代には、蘇我氏の荘園があり、深大寺は蘇我氏の菩提寺であったと云われております。
近隣には、給田、布田、飛田給、調布(布は、租庸調の調の主要品目)、染地など律令時
代を彷彿とさせる地名も沢山残っています。

この様に、箱庭化して保存されているものがありますが、大きな流れとして、自然は文明と共に滅びて行くように思います。

複雑な思いです。
| 身辺雑話 | 11:02 | comments(4) | trackbacks(0) |
キショウブ
送信者 橘フォト
(キショウブ 野川公園)
公園の案内板には、キショウブと表示されていました。
調べてみると、外来種で、花は黄色だけのようです。今は、野川公園の自然観察園の水回りには、沢山のキショウブが咲いています。
少しですが、井の頭公園でも見かけました。

私には、アヤメ、カキツバタ、ハナショウブなどの見分けはつきかねます。それにキショウブも加わって、益々判別は難しくなりますね。
出来れば、アヤメやハナショウブの写真も加えてご披露したいと思っています。

昨日の野川公園は、好天に恵まれ、子供たちで賑やかでした。しかし、自然観察園は、何時ものように静かでした。
私も、子供も頃であれば、野川での水遊びを選んだことでしょう。
| 身辺雑話 | 12:28 | comments(4) | trackbacks(0) |
新宿歌舞伎町
歌舞伎町近くのホテルで会合があり、久し振りに(7〜8年振り?)その界隈に足を入れました。
昨夕、5時30頃JR新宿駅東口から歌舞伎町に向かいました。土曜の夕方なのでさぞかし混雑していることだろうと想像していましたが、思ったほどではありませんでした。まだ明るい時間なので、街の隅々までよく見えましたが、ゴミなどで道が汚れているようなこともなく、不潔感はありませんでした。
ただ、ビルの店看板を見ていると、昔以上に猥雑さが感じられます。この街が、活気を帯び出す前の時間だったようです。

9時半頃、会合が終わり、ホテルから新宿駅東口へ向かう頃には、来る時の街とは全く別の街に変わりつつあるようでした。大勢の人が、新宿駅方面から歌舞伎町に入ってきます。私たちのように、新宿駅に向かう人の2倍以上の人です。
狭い道は行き交う人で一杯でした。
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| 身辺雑話 | 10:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
かきつばたの思い出
送信者 橘フォト
かきつばたの季節になりました。
かきつばたと云えば、北原白秋の次ぎの詩の一節が浮かんできます。

柳川の古き流れにかきつばた
昼はオンゴーの手に香り 
夜は萎れて 
三味線の細き吐息に泣き明かす


高校時代は、男子校でしたので、合唱といえば男声合唱でした。
大学では、憧れていた混声合唱団に入ったのですが、男声合唱の魅力も捨てがたいものがあります。混声合唱団の男声だけで、非公式に、男声合唱を歌いまくりました。

その中で、最も歌われた曲の一つが、北原白秋作詞、多田武彦作曲、組曲「柳川風俗詩」(昭和29年)でした。その3曲目が「かきつばた」でした。
多田武彦は、白秋の詩を、和音階をベースにした叙情的な合唱組曲に仕上げました。これが当時の合唱マンたちの心を捉えました。
19歳の私は、この曲に強く打たれました。

男声合唱マンは、一度は歌ったことがあるという名曲です。
混声合唱団ですから、男声合唱をステージで歌ったことは殆どないのですが、この組曲は、今でも暗譜で歌えるように思います。


| 音楽 | 12:45 | comments(2) | trackbacks(0) |
睡蓮と少年時代
送信者 橘フォト
(小石川後楽園 大泉水)
睡蓮を見ると、何故か懐かしく感じます。
少年時代の記憶を整理してみました。

すっかり忘れていたことですが、少年時代に住んでいた家に狭い庭がありました。父は、そこに小さな池を作りました。
はじめは、買ってきた金魚を入れていましたが、私が釣ってきた小鮒、タナゴなども加わりました。ある時、父は何処からか、鉢植えの睡蓮を求めてきて池に沈めました。
睡蓮は、5月頃から夏一杯、次から次へと花を付け、潤いのない都心で、私たちの目を楽しませてくれていました。魚たちにとっても憩いの場であったように思います。
その後、建て増しをする際に、池は埋められ、狭い庭は、益々狭い庭となりました。

この小さな池のことは、すっかり忘れていました。
35年前に、この多摩地区に、中古住宅を求めました。ここにも池があり、睡蓮が咲いていました。この池も、17年前の家の建て替えに際し埋め立てられました。
睡蓮とは、それから縁がなくなりました。

懐かしさは、幼年、少年時代の原体験に根ざすものが多いことを、最近特に感じています。
| 身辺雑話 | 06:00 | comments(4) | trackbacks(0) |
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