熟睡して、眼が覚めました。時計を見ると、既に8.45です。
子供の頃から、朝寝坊と云われていました。サラリーマン時代、40歳代前半までは、就業時間に間に合うように出勤することは、大変に苦痛が伴いました。
しかし、仕事の責任が増すに伴い、朝は早く眼が覚めるようになりました。
金融市場関係ビジネスの責任者になってからは、特に早くなりました。ベットの中で目を覚まして、新聞が配達されるのを待っているような状態でした。
早起きに変わったのは、仕事もあるが、歳もある、と考えていました。
しかし、リタイアーして、朝はゆっくりに戻ってしまいました。歳のせいではなく、仕事の緊張感から解放されたためのようです。
雨戸を開けると、7〜8メートル先で、雨上がりの中、逆光線の朝日を受けて、蜘蛛が巣を張っている最中でした。