今月いっぱいで朝日新聞の購読を中止することにしました。
恥ずかしながら、今まで朝日を購読していました。
購読していると云っても、殆ど読んではいませんでした。
一応、見出しに眼を通すだけで、記事を読むことは少なくなりました。ニュースは、ネットで読んでいますから、それがどういう見出しで、どのくらいの扱いになっているかを見る程度です。興味ある見出しが眼にとまって、記事を読むのは、2日に一度ぐらいでしょうか。
もう新聞は要らない、と思うようになっていました。
ビジネスマンの時代は、会社でのことを含めると、メジャーな新聞全紙に眼を通していました。公平な眼で比較することが出来ました。
その中で、最も偏向記事が多いのが朝日で、この新聞を苦々しく思っていました。
自宅のことは妻が全権を握っていて、所帯を持って以来40年以上も、朝日だけは継続して購読していました。
妻は、文芸欄が優れている、と云っていました。
私が、再三にわたり、他紙への変更を勧めても、決して同意しませんでした。
そして妻は、今や私以上に熱心なブロガーです。外から見ていても、生活の中で、新聞を読むことのウエイトが下がってきているのが良く分かります。今回のNHKvs朝日のバトルなどを見ながら、朝日の購読中止を切り出し、合意に達しました。
我が家は、販売代理店の要請で、銀行の自動引き落としではなく、毎月の集金に応じています。(それによって代理店は集金手数料が入る。)セールスが持ってくる景品の類を、要求したこともありません。
朝日にとって、優良な購読者であったと思います。
朝日の代わりに、別の新聞を購読するということも考えました。しかし、取りあえず、新聞はとらないということにしました。
この様な結論を出して、何か解放感のようなものを感じました。
一つには、朝晩の郵便受けの新聞チェックが不要になります。
二つ目には、古新聞をリサイクルに出すために整理し、回収日に出す、という手間がなくなります。
三つ目に、折り込み広告が入ってこなくなります。週末などは、大変なボリュームです。これはゴミを配達しているようなものです。我が家では、ゴミに直行です。
販売店に、折り込み広告なしにして欲しい、と申し入れたことがあります。すると、不動産の広告だけ無しにしてはどうか、という提案がありました(配達員ベース)。これでも大分改善するので、同意しました。
しかし、暫くすると元に戻ってしまいました。
新聞の購読を中止すれば、折り込み広告の配達もなくなります。
四つ目に、旅行などで、たとえば数日間留守にする時の扱いです。旅行期間中配達を留めて、後日まとめての配達を依頼しますが、これがきちんと出来ることは稀です。
時には、郵便受けがハチ切れんばかりになっています。不用心でもあります。
何日か、自宅を留守にする時のストレスから解放されます。
マスプロダクション、マスコミュニケーションで、皆が同じ様なものを消費し、同じ様な情報に基づいて考える時代が、長く続きました。
マスプロの時代は終わっています。
しかし、マスコミだけは、生き延びています。
新聞だけでなく、TVも、週刊誌も、つまらなくなって久しいです。
巨大マスコミの大転換機だと思います。
暫く、新聞から離れてみます。
そうは云うものの、先々、やはり新聞を購読しようということになるかも分かりません。
しかし、朝日には戻りません。