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自衛隊イラク派遣は日本の問題
香田証生さん、お気の毒なことになりました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
テロリストの残忍なやり方に、絶対に許せない、という気持ちになりました。
米軍を初めとする外国の軍隊が撤退すれば、この人たちの天下になります。
嘗てのアフガニスタンと、同じ様なことになることは、目に見えています。

12月14日に、自衛隊のイラク駐留期限が来ます。
政府と、これに承認を与えた国会は、駐留を継続するか、撤退するかの決断をしなければなりません。
香田さんの犠牲は、これにどの様な影響を与えるのでしょうか。

イラクへの自衛隊派遣の議論は、本質を避けて議論されています。
日本の国防上の基本戦略は日米安保条約です。
日米同盟以外の選択肢はあるのでしょうか。
今や、世界の常識で、日本では常識になっていないことですが、国防といえば核保有が基本です。
世界中の主な国は、自ら核を保有するか、他の保有国の核の傘の下に居ます。
戦後、平和ボケといわれるほどに長い間、平和が続いたのは、日本が、憲法で戦争を放棄したからではありません。
米国の核の、傘の下に居たからです。

日本が独立国として、しっかりと国を守るためには、米国の核を選ぶか、その他の国(中国、ロシア)の核を選ぶか、或いは自ら核を保有するか、の3つの選択肢の内のどれかを選ばなければなりません。
そして、日本は米国の核を選んでいるのです。
現実に、それ以外の選択肢があるのでしょうか。

米国ブッシュ政権の、イラク戦略が雑なために、日本人にはフラストレーションが溜まっています。
日本人だけではなく、世界中の人に溜まっているかもしれません。
米国の大統領選挙で、ケリーが勝てば、と期待している人も多いでしょう。
しかし、ブッシュ、ケリーどちらが大統領になっても、多少のニュウアンスの違いはありますが、米国は、本質的には変わらないような気がします。

日本はもっと、米国に物を云うべきだ、という意見の人も沢山居ます。
残念ながら、日本には米国の世界戦略を変えるほどの力はありません。
ことある時に、同盟国米国に、日本にコミットしてもらうためには、同盟国日本も米国にコミットしなければなりません。
自衛隊のイラク派遣は、この様な国防の基本戦略の延長線上で行われています。
政府は、我慢強く、この辺のことから国民に説かなければならないと思います。

国防戦略以外にも大事なことがあります。
日本の石油は、90%近く中東地区に依存しています。産油国イラクにコミットすることも大事です。
最近、この議論が影を潜めています。
現段階で、これを表面に出すことは、テロリストを刺激することになるから、遠慮をしているのでしょうか。

日本の国防戦略、エネルギー戦略抜きで、人道支援だけでイラク派遣を議論しようとしていることに無理があります。
テロリストは、自衛隊派遣に反対していますが、幸いなことに、イラク国民、政府は歓迎しています。
国民は、自衛隊派遣を、自分のこととして、もう少し温かい目で見守ってあげても、良いのではないでしょうか。

米英と共に、イラクに軍隊を派遣している国が、30数カ国あるそうです。
その中の多くの国が、日本と似た様な立場で、派遣しているのだと思います。

香田さんの訃報を聞いて、この様なことを考えました。
| 政治、外交 | 10:57 | comments(3) | trackbacks(1) |
一場選手を氷山の一角にしないために
一場選手の件は、氷山の一角だと云われています。
プロ野球機構の腐敗浄化に関して、次のことを提案します。

プロ野球機構は、第三者機関に委託して(コミッショナーに任せない)、今年の全自由枠選手の調査をし、金銭授受の有無の事実をを明らかする。

当該事実のあった球団に対しては、今年度の、自由契約選手の獲得は認めない。

そして、
A案 金銭を受けた選手は、ドラフトの4巡目以降の指名を受けることができる。ただし、金銭を与えた球団の指名権は、全ての金銭を受けた選手についてはない。
B案 当該事実のあった球団の本年のドラフト会議への参加を認めない(ドラフト制度を腐敗させた責任は重い)。
など(and/or)、ルール違反に関しての罰則を強化する。

形式的に辞めて、責任をとったなどという、まやかしだけで済ますわけに行きません。
辞めた人の退職金などもきちんと報告していただきます。

機構側の、将来有為な青年をいたぶった責任を、しっかりととってもらうことが第一です。
そして、球団側にいたぶられた選手の、プロ野球参加への道を残すことも、必要なことだと思います。


| スポーツ | 22:32 | comments(0) | trackbacks(1) |
プロ野球しっかりせよ
昨夜行われた、日本シリーズ第3戦の視聴率が、過去最低を記録したそうです。

お陰様で、時間が十分ある生活です。
TVでは、午前中、MLBア.リーグのプレーオフ、ヤンキ−スvsレッドソックス戦を観て、夜の日本シリーズ、西武ライオンズvs中日ドラゴンズ戦が観ることができます。
野球ファンとしては幸せなことです。
とは云うものの、緊張感溢れ、長くなりがちな両ゲームを観ていると、いくら時間に恵まれた生活といっても、他のことをやる時間がなくなってしまいます。

私は大の巨人ファンです。
巨人が日本シリーズに出ているのなら、そのようには思わないかもしれません。
しかし、巨人が出てない日本シリーズと、松井秀喜がヤンキースの4番で活躍中のア.リーグのプレーオフと、どちらにプライオリティを置いて観るかというと、ア.リーグのプレーオフです。

高校生の頃からの、松井の成長ぶりを観ているのが楽しみです。
しかも彼は、期待を裏切らずに、確実に成長しています。
ア.リーグのプレーオフは、どうしても観たい試合です。
一方、今年の日本シリーズは、できれば観たい試合、という位置づけです。

今、日本のプロ野球は、球団の経営問題と、新規参入のニュースで賑わっています。
プロ野球人気は下り坂だと云っても、まだまだファンは見捨てていない、という気がします。
しかし、これで日本シリーズが、霞んでしまっているようにも見えます。
今のプロ野球には満足していないが、プロ野球の改革には大いに関心有り、というのが多くの人の率直な所ではないでしょうか。

寒い中、雨の中、深夜、試合によっては1時過ぎまで、応援してくれるヤンキースやレッドソックスの沢山のファンを見て、NPBの経営者は何を感じたのでしょうか。
いや〜、観ていた人が少なかったかもしれませんね。


| スポーツ | 17:03 | comments(0) | trackbacks(1) |
ソフトバンク登場!
ついにダイエーホークスの買収に、ソフトバンクが登場しました。
このニュースを見て、いよいよプロ野球にも、新しい時代がやってくるような気がしました。
退場もしくは退場が予想されている企業は、鉄道2社(西武も時間の問題だと思います)、小売り1社、新規参入を希望しているのは、IT3社です。
時代の流れを感じます。
NPBは、将来に向かっての青写真が書けるようになりました。
新しい血を迎えて、次への発展のチャンスです。
つまらないことに拘らないで、災い転じて福となすことを望んで止みません。

それにしてもセはどうなるのでしょうか。
このままでは、全く変わりません。

| スポーツ | 14:28 | comments(0) | trackbacks(1) |
プロ野球はタイタニック号か
プロ野球のエスタブリッシュメントで、プロ野球のオーナーの中にエスタブリッシュメントがいるとすれば、西武の堤オーナー、オリックスの宮内オーナー、読売の渡辺前オーナーぐらいであること、このうち宮内、渡辺両氏はそのようなイメージではあったが、今回の混乱の引き金を引いたり、世間に見えるドジを踏み、そのようなイメージはなくなった。
残るは堤氏だけで、その後の言動を見たい、というようなことを書きました。

堤氏個人および西武グループによる、株式市場にまつわる違法行為の疑いが出てきました。
もし西武鉄道が上場廃止にでもなれば、堤氏と不正を行ったコクドなど関連の会社は、西武鉄道の株主からのただならぬ金額の損害賠償訴訟の波に襲われるでしょう。
このグループの、没落の始まりです。

プロ野球のオーナーを始め、オリンピックのプロモーターなどを務め、スポーツ全般に関係の深い人なので、エスタブリッシュメントと呼べる人がいるとすれば、堤氏かな、と思っていたのです。
しかし、見事に裏切られました。
これでプロ野球は、およそエスタブリッシュメントとは縁遠い業界であることが、はっきりしました。

これに加えて、ダイエーが産業再生機構に支援要請をしました。
ダイエーが球団の保持を続けることに、期待が集まっています。
しかし、税金によるダイエー救済に、果たして赤字の球団維持が認められるでしょうか。
それは難しいことだと思います。

パの、人気も実力も上位の2球団が、窮地に立っています。
先ず、これを何とかしなければなりません。
NPBは、この2球団問題を含んだ、高い理念を持った青写真を、早急に用意する必要があります。

一方では、セを支えている巨人は、巨人の野球に魅力がなくなったことに加え、、今回の混乱で悪役に回ったことで、人気が急速に落ちています。
巨人人気に頼っていたセにとっても、厳しいことになるでしょう。

野球界は、危機です。

仙台からの新規参入に名乗りを上げたライブドアーと、仙台に追いやられた楽天のどちらに参入を認めるのか、NPBは”公正な審査”中です。
少なくとも、ダイエーや西武に比べれば、十分に参入資格有りと認められる2社です。
こんな脳天気なことをやっていて良いのでしょうか。
何故か、プロ野球全体が、タイタニック号に見えてきました。
タイタニック号のように、全部沈んでしまうこともないようにも思いますが。

新規参入問題だけであれば、ストーブリーグの話題として面白いかもしれません。
しかし、既存の球団に前向きな話題が全くありません。
ファンの大部分は、既存の球団のファンです。
ファンが、ドキドキワクワクしながら開幕を待つような話題に満ちていなければ、来年の集客には効きません。

残念ながら、MLBを志望する有力選手の話題も多くなりました。
ファンが減るだけではなく、有力選手も逃げ出す可能性があります。
関係者は、厳しい来シーズンを迎えなければならないでしょう。

来年が、今年より良くなる関係者がいるとすれば、”公正な審査”でライブドアーが落とされた場合には、ライブドアーにとっては良い年になるように思えます。
ライブドアーは、十分に存在感を示しました。消費者へのアッピールに成功し、先輩格の楽天よりは遙かに高いポイントを稼ぎました。
これを大事にすれば、少なくとも東北地方では、有利な営業展開ができるでしょう。
何よりも、泥沼のNPBに入らなくて良かった、という結果になりそうに思えます。


楽天は、イメージ面でマイナスを被ったように感じます。
プロ野球に参入しても、或いはできなくても、楽天には厳しいことになりそうに思います。

しかし、背に腹は代えられず、2社の内のどちらかがダイエーの受け皿に回される、という決着もあり得ます。
その場合には、仙台で新球団を作った方が良いか、福岡でダイエーを買った方が良いか、どちらが得なのでしょうか。
数合わせはできますが、これでプロ野球が活性化するのでしょうか。

そして、西武は、球団を維持できるのでしょうか。或いは維持が許されるのでしょうか。


| スポーツ | 21:16 | comments(2) | trackbacks(0) |
鬼軍曹は将にあらず
堀内続投でガッカリしている所に、堀内監督「最低限の仕事できた」を読んで更にガッカリしてしまいました。

「勝ち負けに追われて、考えていたことをできなかった」と反省の弁のようなことを云っています。
これは言い訳にすぎません。
この人には、長期展望(せめて来年のこと)もなく、負けると、その原因を投手や野手に求めてきました。

シーズンが終わっても、、「若手がレギュラーを脅かすようじゃないとチーム全体のレベルアップにつながらない」と、シーズン不振の原因を若手に転嫁しています。
優勝決定後の消化試合で、若手を起用しても、モチベーションを高めるような使い方ではありませんでした。
この人くらい若手を育てなかった監督はいないでしょう。
監督の言動が、若手のモチベーションを下げ、原前監督時代に頭角を現した若手の成長を止めています。

来シーズンに向かっての若手対策といえば、どうやらスパルタ式猛練習しかないようです。

これも問題です。
今年の巨人は、キャンプ段階から、二岡、高橋由伸、斉藤、上原、真田、などの昨年活躍した主力選手に故障者が続出していました。
そしてシーズンが始まって間もなく、高橋尚成が故障しました。
トレーニングの方法、管理にも大きな問題があったと思われます。

若手が伸びないのも、故障者が多いのも、監督コーチ陣に問題があるとしか考えられません。
コーチ陣は、全部取り替えるくらいのことが必要でしょう。
あるいは、堀内監督では、いくらコーチ陣が頑張っても効果がないことも考えられますが。

このままでは巨人は駄目です。
選手が可愛そうです。
ファンは離れるでしょう。

鬼軍曹を将に取り立てました。
時に名将軍となることもありましょう。
しかし、堀内の場合には、将たるを望むべくもありません。


| スポーツ | 09:45 | comments(2) | trackbacks(1) |
堀内監督続投
なんだかんだ云っても、プロ野球人気は巨人に支えられている面が大きいと思います。
巨人戦の視聴率が下がった、と云われていますが、巨人の人気が落ちた分、他の球団のファンが増えたのでしょうか。そうとも云えないように感じます。
そこに堀内監督の続投が報じられました。
これで巨人人気の低落傾向が固定したと思います。
今の読売には、プロ野球の将来はおろか、巨人軍のことを考える力もない、ということが良く分かりました。

今年の巨人の野球は退屈でした。
堀内の采配も平凡でした。
いくら私が、大の巨人ファンでも、耐えきれないくらい魅力のない野球でした。
視聴率が下がるのは当たり前です。
堀内に、監督としての才覚を全く感じませんでした。
堀内の続投は信じられません。残念です。
明らかに、巨人の没落が始まっているのに、読売の脳天気振りには呆れます。

プロ野球は、新球団のエントリーで少し新鮮味が増すかもしれません。
しかし、ここで巨人の没落は球界にとって痛手です。
しっかりして欲しいと思います。
| スポーツ | 12:10 | comments(1) | trackbacks(0) |
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