(ボケ)
米国大統領選挙は、どのようなことに落ち着くのでしょうか。
そして、米国はどのような方向に進むようになるのでしょうか。
我が国にとって最も気になるところです。
EUは、テロで騒然としていますが、難民問題と絡んでしばらく落ち着かないでしょう。しばらく、というのはどのくらいの期間になるか見当が付きません。
中東は、最も混乱している地域ですが、イスラム教徒間の対立、抗争に加え、イスラム教徒とキリスト教徒の間の歴史的な争いが続いています。この抗争が止むには、数世紀も必要な気がします。
加えて、原油の過剰状態はしばらく続きそうなので、この地域の混乱に輪をかけることでしょう。
ロシアも、原油などの資源輸出によって経済が成り立っていますから、中東地域に似た状況で、厳しい状況にあるようです。しかし、帝政時代から共産党独裁時代を経ているためか、国民の忍耐力は強いようです。
とは言え、いつまで我慢ができるのでしょうか。
中国は、中共の宣伝の中にすら、納得できる前向きな話が出てこないようになりました。
権力闘争と経済不況の下、合理的な経済政策を採用すれば権力が崩れるというジレンマの中で内政的には、抽象的なかけ声だけになってきています。
外交的には孤立状態に陥っています。意外に、北朝鮮問題が大きな負担になっているように見えますが。
日本は、民進党の発足という話題がありますが、内政の起爆剤にはなりそうもありません。
今まで支持されなかった人たちがひな壇に上がっても、化学反応は起こりません。国民の支持が低いのは当然でしょう。
夏に予定される参院選が当面の政治イベントですが、余り大きな変化は期待できないでしょう。
この様なことで、世界に明るい話題がない中で、日本プロ野球が開幕しました。
昨年末、原監督の退任に伴い、現役選手から急遽監督に就任した高橋由伸監督は、昨年の覇者ヤクルトに3連勝して、順調なスタートを切りました。
私は、由伸選手の新人時代からのファンでしたので、嬉しい限りです。私にとっては、大変明るい話題です。