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米大統領選 ネットを通して国民が変化したのか


米大統領選が意外な展開になっています。誰が大統領になるか予想ができません。

民主党では、本命ヒラリークリントン候補に対して、サンダース候補が思わぬ善戦をしています。
クリントン候補は、資金力もあり、民主党内で誰でも認める有力候補で、簡単に民主党の候補になれると思われていましたが、思わぬ伏兵であるサンダース候補に迫られています。

Wikipediaによれば、サンダース候補は、民主社会主義者です。他の記事では、社会主義者とも書かれています。
リベラルな民主党といえども、(民主)社会主義者は珍しいのではないでしょうか。
長らく無所属で、バーモント州バーリントン市長や、下院議員、そして上院議員を務めていた左翼系議員で、昨年民主党に所属して、民主党大統領候補に名乗りを上げました。
米国でこの様な人が人気を得ているのは、これまで見られなかったことのように思います。
今考えてみると、オバマ大統領が選挙戦で使ったYes we can!というキャッチフレーズも、そのような左翼的な思想的背景を連想させますが、(民主)社会主義者というイメージではありませんでした。
米国民も変わったな、という印象を持ちました。

一方、大統領奪回を目指す共和党では、トランプ旋風が吹き荒れています。
不動産王と言われているトランプ候補は、米大統領候補としては破天荒な言辞を吐いて人気を博しています。共和党主流派は慌てていますが、現時点では共和党大統領候補に最も近い人です。
メキシコ移民反対、シリア難民受け入れ反対、我が国や韓国の米国にとっての片務的軍事同盟反対,TPP反対など、国民が内心不満に思っていることを、歯に衣着せぬ表現で言い、喝采を浴びています。
いわば、アジテーターというか、ポピュリストというか、既成の政治家とは異なった、見方によっては無責任な発言が続いています。
この様な大統領候補は、かつて見たことがありません。

自由、平等を重んじ、全ての人たちにチャンスが与えられ、能力に応じて成功できる社会と思っていた米国で、いわゆるエスタブリッシュメントたちが最も嫌う社会主義者や、国民の本音を刺激して人気を得る有力候補者が出てきたのはどうしてでしょうか。

私は、米国事情に明るくないので単なる一つのゲスですが、アメリカにおけるネット社会の浸透の結果だと思います。
これまでの米大統領選挙では、選挙運動にネットが上手に使われていました。
今回の現象は、米国民が、ネットによって、様々な情報を知ってしまったことによるものではないでしょうか。
貧富の格差の存在、貧しければ自由も失われること、成功者は税金もまともに払っていないこと、膨大な軍事予算etc.数え上げればきりがない米国内の不平等さや矛盾を十分に知ることになった結果だと思われます。

偉大な国であった米国が、米国なりに、徐々にフツーの国になっていくプロセスに入りつつあるのではないかと感じています。
誰が大統領になったら良いか?
分かりませんね。
しかし、できるだけ歴代の米国大統領に近いフツーの人(笑)を選んで欲しいですね。

ところで、米国のフツーの国化が進むとすれば、日本はどうしたらよいのでしょうか?











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