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忍耐が要る南北朝鮮との付き合い

三鷹市の新川は、下流の水を上流に還流させて、東八道路から下流が川の流れを維持しています。昨夕刻の散歩の際に撮ったものです。

昨日、北朝鮮は、先般の4度目の核実験に続いて、大気圏外に向けてのミサイル発射実験を強行し、国際社会の非難を浴びています。
北朝鮮との間には、日本人拉致問題が未解決(これは永遠に解決しない)のままである上に、北朝鮮は、我が国の大部分を射程距離に入れたミサイルと、生物、化学兵器を配置しています。
南の韓国との間も、戦後、様々な経済支援をしてきたにもかかわらず、歴史問題でギクシャクするなど良好な関係ではありません。

歴史を翻ってみると、古代においても、神功皇后の三韓征伐、好太王碑の記載、任那日本府の存在などがあり、7世紀の白村江の戦いなど朝鮮半島との交流、戦いなどがありました。
倭冦時代を経て、対明を意識した16世紀後半の豊臣秀吉による文禄慶長の役で大きな戦争(当時世界で最大の規模の戦争だったといわれている)がありました。

明治維新後、中国との間の日清戦争は、朝鮮の独立を求める戦争でした。次の日露戦争も、満州、朝鮮の権益の争いでした。そしてその結果行われた朝鮮併合は、国際的に認められた併合anexxationでした。
併合anexxationは、EnglandとScotlandの関係が併合anexxationで、Colonizationではありませんが、韓国では植民地化だと主張しています。

振り返ってみると、日本の志が何であれ、朝鮮に手を出して良いことはありません。
放置しておけば、いずれかの大国の傘下になって、日本の安全を脅かします。現在は、南の韓国は、軍事的には米国の保護下にあるようなものですから、ひとまず安心していられますが、昨年までは、中国にすり寄っていたので信用はできません。
北朝鮮は、核やミサイルで存在感を維持しようとしています。中国が、すっかり手を焼いているようですから、北朝鮮の戦略は一応成功しています。

この状態は、米国にとって居心地がよいのではないかと思います。

朝鮮統一などが起こって、対馬の先まで北の影響が及んだり、中国やロシアの影響が及ぶことは、我が国にとっては安全保障上好ましい問題ではありませんが、どの国も火中の栗は拾いたくないのではないかと思います。
その結果、小国である北朝鮮が勝手な軍事示威をすることができるのでしょう。

我が国としては我慢が要る相手です。
韓国との慰安婦問題の解決でも、安倍政権が粘ってやっとできたもので、長く日本国民のストレスになっていました。しかし、友好的な関係にはなっていません。
北との間には、拉致問題がありますが、一人残らず生きて帰せ、という論理矛盾を含んだ要求をしているので、決して解決することはありません。

何れにしても、北に対しても韓国に対しても、忍耐を持って、明治以降で学んだことを忘れることなく、決して友好関係になろうと思わないように対処することが大事です。

現状のままが、日本にとっては一番なのではないでしょうか。
| 政治、外交 | 11:08 | comments(2) | trackbacks(0) |
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コメント
>決して友好関係になろうと思わないように対処することが大事です。
その通りです。半島の人は無視されるのを異常に嫌います。慰安婦、反日、ミサイル、核は耳目を集める道具です。ミサイルは国連決議など止めて無視してはどうでしょうか?
折しも北が拉致調査の中止を発表しましたが、元々日本の気を引くのが目的で言い出したことで初めからやる気がなかったのことがはっきりしました。
| s | 2016/02/12 10:44 PM |
<半島の人は無視されるのを異常に嫌います。>
そうですね。
ミサイルも無視することはできないし、拉致被害者や慰安婦もこちらは無視することができません。
だから、政治的には、取り組まなければならないのでしょう。やっかいな隣国です。

北に関して今一番困っているのは中国です。
どうするか、世界が注目していますね。
| Helio | 2016/02/13 11:13 AM |
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