CALENDAR
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2018 >>

LINKS
PROFILE
ARCHIVES
CATEGORIES
<< ドヴォルザークレクイエムのオケ会わせ | main | 忍耐が要る南北朝鮮との付き合い >>
日銀は狂っていないか
送信者 橘フォト9

1月30日(土)のエルヴィオソーヌスの演奏会は、久し振りに唱っていて気持ちの良い演奏会でした。聴いていただいた方々には概ね好評だったように思います。聴衆の心地よい食い付きを感じました。
この2年ほど私自身の不調が続いたので、今回を最後に引退を考えていましたが、次回のバッハロ短調ミサも参加することにしました。

演奏会に集中している間に、日銀による限定的ではありますがマイナス金利政策の発表がありました。
前任の白川総裁時代は、伝統的すぎる金融政策でデフレを長期化させてしまいましたが、現在の黒田総裁は、破格な政策を続け、ついにマイナス金利にまで突き進んでしまいました。
大体、この世界的なデフレの時代に、生産年齢人口が減少している日本で、インフレターゲット2%なぞを目標にすることは間違っています。この目標が達成可能だと思っていることが非常識なのではないでしょうか。

黒田総裁時代に入って、政府の政策に協調的であることは結構なことですが、政府に打つ手がないからといって、日銀が暴走するのはいかがなものかと思います。
景気が良くないのは、非製造業の生産性が低いからです。GDPのほぼ7割を占める非製造業に、金融政策の効果は限られていると思います。

政府への圧力団体のである財界3団体のトップは、何れも製造業の成功者です。そもそもこの国は物造りだけでは、成り立ちません。
GDPに占める鉱工業のウエイトは20%に過ぎません。そして農林水産業は2%にも達しません。残りの78%は、サービス業、卸小売業、不動産業、運輸通信、建設、金融保険などの非製造業です。このうちどの業種にマイナス金利が利くというのでしょうか。
確かに、国債への投資が盛んになるでしょうから、政府は喜ぶかも知れませんが、これ以上国債金利が下がらない状態に放置すると、後は、国際価格の下落しかあり得ません。
国債保有者の日銀を筆頭に、金融、保険などの業界は大きな損失を招く恐れがあります。日銀の資産内容の悪化は、円の評価を下げ、悪性のインフレを招く可能性があります。

この異常な状態から脱する戦略なくして、これでもか、これでもかと、破滅的な金融政策を続けることには反対です。金融政策だけで経済の構造改革はできません。
非製造業の生産性を上げるためにどうしたらよいのか、真剣に議論して欲しいと思います。
これこそ構造改革です。

民主党時代には、詐欺師まがいの人たち(IT、自然エネルギーなどの分野)が政府を誘導していましたが、いつの間にかその分野には居なくなってしまいました。
経産省や、農水省は、自分たちの関心のあることしかやっていません。
ITは誰が所管しているのでしょうか。バイオの分野は誰が所管しているのでしょうか。運輸通信、サービス業などには旧態依然の産業が目白押しです。

ITなどはもの凄い勢いで進化しています。
この進化の部分には関心が薄い体質になってしまっているように見えます。これは経産省に任せて済む問題ではないように思いますが、この国の構造改革を睨んで取り組む政治が求められています。

本当の金融専門家がが求められています。
| 経済ビジネス | 18:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| - | 18:09 | - | - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://helio.jugem.jp/trackback/1632
トラックバック