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酒の友 珍味アーティチョーク
送信者 シャンブル
(セイヨウアザミ)
ロンドン郊外で、偶然アーティチョークの花が咲いているのをカメラに納めることが出来ました。

35歳頃、サンパウロに駐在していた私は、レストランで隣の男性がカイピリーニャを飲みながら、見たことのない奇妙な食べ物を食べているのに気づきました。その食べ物は、こぶし大の大きさで、萼(がく)のようなものを一枚一枚取っては、タレをつけながら、萼の根本にある果肉をシゴきながら食べています。やや、背を丸めながら、実に美味そうです。
それは、ポルトガル語ではアルカショフラ(英語アーチチョーク、仏語アーチショウ)と呼ばれるもので、その次の機会に、レストランで注文してみました。

写真の真ん中の、まだ花が咲いていない茎のイメージですが、茹で上げたもので、目の前で作ってくれたタレは、ワインビネガー、オリーブ油、マスタードに塩、胡椒を加えて味付けしたものでした。アーティチョークそのものは、味は淡泊なものが、前歯でシゴく時の歯触りは何ともいえません。珍味です。

その後、市場などで普通に売っているものだと分かり、家庭でしばしば食卓に上りました。ブラジルの食物としては高いものだったように記憶しています。
萼を取った後の中心部分は、西洋料理の野菜付け合わせに使います。この部分も歯触りが良く、味が中立的なので、どの料理にも合います。
酒の害を消す成分も含まれているようで、カイピリーニャだけでなく、白ワインにも良し、タレを醤油にすれば日本酒の友としても最高です。

原産はヨーロッパで、食物の静物画にも時々登場しますから、ヨーロッパの人には昔から縁の深い食物のようです。
日本では、セイヨウアザミ、セイヨウトゲアザミ、チョウセンアザミなどの名で知られていますが、最近は栽培農家も出てきているようです。

サンパウロから帰国後、青山通りの外国食品が多いスーパー「紀伊国屋」に立ち寄った際、アーチチョークがあるのには感激しました。4個あったのを全部買って帰り、ブラジルを思い出しながら食べました。
翌日、青山界隈のフランス料理店で会食がありました。
相手に、前日の話をすると、その人は一度食べたいと言ってメニューにあるアーチチョークを注文しました。すると注文を受けた人が戻ってきて、本日はアーチチョークはない、と言ってきました。昨日仕入れに行ったが、売り切れてなかった、という趣旨のことを言っていました。
どうやら私が買い占めてしまった後に、仕入れに行ったようです(笑)。

食べ物として縁がありましたが、アザミと同じような花が咲いているのを見たのは初めてのことでした。


| 料理、酒 | 14:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
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