CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>

LINKS
PROFILE
ARCHIVES
CATEGORIES
<< 核廃棄物、汚染物質の処分場、最終処理方法を決めないと | main | 人口が70億人を超える 資源食糧争奪の時代が続く >>
夏至で思い出したレイキャビックでの原発の話題
送信者 橘フォト7

1988年の6月のことだったと思います。銀行のロンドン支店に勤務していた頃のことです。
アイスランドの水力発電プロジェクトに融資しました。ここで発電された電力は、海底ケーブル(約500キロ?)でスコットランドに送電されます。
そのローンアグリーメントの調印式がレイキャビックで行われました。

アイスランドについては、バイキングの国、バイキングが世界中から連れ帰った美女の国、白夜の国、レーガンとゴルバチョフによるレイキャビック会談(1986年)が行われた国などのイメージを抱きながら、アイスランドの担当者を伴って出かけました。
ご承知の通り小さな島国ですが、雪に覆われた険しい山々に囲まれていて、水力発電には格好の国であることが分かりました。電力を外国にまで売れれば、素晴らしいことだと思いました。

調印式が終わり、パーティーに入りました。
この地が初めての私は、先方に色々質問したと思いますが、良く覚えていません。
ただ、意外と女性が多かったので、バイキングが連れ帰ったとされる美女に関する質問ができなくて残念であったことだけは覚えています。

先方からは、当時、世界で評価が高かった日本に関する質問が沢山ありました。
電力関係者ですから、日本の電力事情に関する質問がありました。
約20%が原子力発電であることを説明しました。
すると、周りの雰囲気ががらりと変わったように感じました。白けた、という感じでした。
こちらから、ヨーロッパの各国の電力事情に話題を振ってみました。
特に、フランスをどう思うかと質問すると、原子力に頼っている同国の電力政策には厳しい目を向けていることが分かりました。日本が、原子力20%であることで白けたのは、同じ理由だったのだと思います。
1986年のチェルノブイリ原発事故の直後のことでした。
この国は、クリーンな水力発電に強い誇りを持っていることを感じました。

あれから23年、日本は、福島原発事故対応でで苦しんでいます。
当時、このようなことになるとは思いもよりませんでした。

11時頃ホテルの部屋に戻りました。
遠くの氷山を頂いた山々を見ながら、ウオッカをチビチビやりました。
今夜は、白夜の体験だと頑張ってみるつもりでしたが、いつの間にか寝込んでしまいました。

夏至の今日、原発事故関連のニュースを聞きながら、チェルノブイリ原発事故の後のアイスランドの体験を思い出しました。
| 原子力発電 | 12:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| - | 12:36 | - | - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://helio.jugem.jp/trackback/1257
トラックバック