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人類史上初めての坊ちゃん国家の深刻な悩み
送信者 橘フォト2015

酷暑の中、8月3日から7日までを茅野の山小屋で過ごしました。
弟夫妻もきて、2泊し、久し振りに両夫婦の団らんができました。
兄弟も親子も、所帯を持ってしまうと、ゆっくりと時間を共有できる機会が減ってきます。
この季節のこの山小屋の良さを知ってもらって、彼ら夫妻や、甥姪たちにも利用して貰いたいと思っています。

8月に入ると15日の終戦記念日までは、原爆と戦争の悲劇を回顧する期間となります。
参議院で、安保法案審議中ですから、例年より深く考える機会となっている筈ですが、議論は、一向に深まりません。
日米安保条約によってこの国の平和が守られてきましたが、冷戦下ののこと、冷戦後のこと、そして日本が核保有国に囲まれていること、しかも核保有の独裁国家に囲まれていることなどの現実に目を向ける人と、戦争を拒絶すれば平和が維持できると考えている人たちの対立がはっきりしてきました。

少し、60年安保の時に似ていますが、60年安保は米ソ対立の冷戦下のことでした。
その現実をしっかり捉えて60年安保を進めた政府と、それに反対する国民のギャップは大きなものでした。大学4年生だった私は、安保反対のデモにも参加しました。
メディアも、大学教授たちも、皆60年の安保改正に反対でした。
今、振り返ってみると、しっかりとこの国の現代史を整理できていなかった自分は未熟だったと思います。

戦後70年を振り返ってみて、日本が外国の脅威に晒されたことはありませんでした。
国力の充実していた米国の保護の下で、冷戦期を乗りきることができました。航空自衛隊が、ソ連機に対して高い頻度でスクランブルをかけていた事実も、国民は知ってか知らずか、危機感を持ちませんでした。
今は、スクランブルの大半は、中国機に対するものです。
その中国が、1964年の東京五輪に合わせて、核実験を行いました。
五輪に浮かれていた日本人は、全くと言ってよい程に気に留めていませんでした。
今、日本にとって、核の脅威は、第一に中国ですし、第二に、核の能力を持ちつつある北朝鮮です。両国とも、軍事的冒険を厭わない国家です。
しかし、日本人の多くは、脅威に感じていないのが現実です。
どうしたことでしょうか。

戦争のない世界が理想です。
しかし、現実には、戦争というか、戦闘というか、軍事的衝突は、頻繁に行われています。
武器も広く拡散して、世界の戦闘能力は日に日に強化されています。
これまでの人類の歴史から観て、世界の利害の状況から観て、軍事的エネルギーの蓄積から観て、現在も、将来も、戦争や戦闘はなくならないと思います。
それどころか、軍事的膨張に余念のない国家による核攻撃も、視野に入れておかなければならないと思います。
戦争は、こちらからしなくても、仕掛けられることもあります。自分だけで戦争しないと決めても余り意味はありません。

日本は、70年間、自らの大きな努力なしに平和をむさぼってきました。米軍に守られ、防衛意識を失った坊ちゃん国家です。こんな坊ちゃん国家は、歴史上観たことがありません。
歴史が示すように、世界の現実は苛酷です。
この国は、世間知らずというか、人間社会を知らなすぎます。
いくら平和国家を念じても、戦争に巻き込まれる時には巻き込まれます。人間社会は、隙を見せれば攻め込まれたり、襲われます。
他の国家であれば当たり前のことですが、坊ちゃん国家であるための、深刻な対立であり、悩みです。

形としては、60年安保に似てますが、現実と理想の乖離は、現在の方が大きいのではないでしょうか。
こちらが平和をを唱えれば、戦争にならないというお花畑のような考え方では、この国はなくなってしまいます。
そのような理想論に、仮想敵国が与しているのが現実のようです。

終戦後、しっかりと総括してこなかったことが、今日の混乱を招いています。
戦争の負のイメージだけが残っています。
誰だって戦争したいとは思っていません。
何故、太平洋戦争に至ったかを、国内と大戦の相手方の双方からしっかり分析するべきだと思います。

現在の安保法案は、成立することは間違いありませんが、外国に利用されることのないように、反対運動は理性的にお願いしたいともいます。
| 日本 | 22:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
伊勢神宮、出雲大社そして今話題の靖国神社
送信者 橘フォト8

この写真は、一昨年の夏、昼の会合の帰りに、伊勢神宮に縁の深い三重県出身の友人と一緒に御霊祭りが近い靖国神社をお参りした際のものです。
この友人からメールをもらいました。曰く、

「 昨年は、遷宮の行事で2回ほど伊勢に行き、また、出雲大社に
初めて参拝しました。この正月は、女房の発案で靖国神社に初詣
となりましたが、いずこも共通するのは、若者が多いことでした。
 数年前から、伊勢神宮でも気づいていましたが、パワースポットと
か称して、若者が目立つことです。」


それは良いことをしましたね、と返信しましたが、すごく羨ましく感じました。

一方では、あるネットの情報ですが、初詣のランキングの表がありました。

2014年 初詣神社ランキング (1月3日17時現在)

1. 明治神宮(東京都渋谷区):約319万人
2. 伏見稲荷大社(京都府京都市伏見区):約277万人
3. 住吉大社(大阪府大阪市住吉区):約260万人
4. 鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市):約251万人
5. 靖国神社(東京都千代田区) :約245万人
6. 熱田神宮(愛知県名古屋市熱田区):235万人
7. 大宮氷川神社(埼玉県さいたま市大宮区):約205万人
8. 太宰府天満宮(福岡県太宰府市):約204万人


何と、靖国神社が5位に入っているではないですか。別の情報では、靖国神社の初詣客は、例年の8倍とかいう話もありました。メディアは報道していないのではないでしょうか。
ちょっと信じられなくて、ネットで靖国初詣の画像を検索してみました。
確かに、拝殿の近くの様子は、明治神宮並みのようでした。

私は神道に詳しくありませんが、普通の日本人として、伊勢神宮、出雲大社、春日大社、明治神宮、靖国神社などにお参りした時には、なぜか、心の自律のようなものを感じます。
神道は、自然を素直に崇拝します。春日神社での講話では、神道の神髄は、エコロジーそのものであることを感じました。
大きな自然を敬い、小さな自分をしっかりと律する、そのような道なのかと感じています。

成る程、パワースポットですか。
若者たちは、戦争を知ったり、その戦争体験を頭で引き継いだ人たちより、素直に神社を受け入れているのではないでしょうか。

日本が、日本人が、変わりつつあることを感じた友人のメールでした。
| 日本 | 15:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
今年の日本大事なのは経済 これを上手に運営できれば
送信者 橘フォト10

昨年一年で、日本は様変わりしました。
停滞感で行き詰まっていたものが、現政権に代わって、すっかり明るくなりました。経済が、良い方向に向かい出したような雰囲気になったからです。
しかし、本当に経済が良くなるかどうかが明らかになるのは今年です。その意味で、今年が正念場になります。

今年、消費税3%増税をクリアーできるかどうかが一番の問題です。
日本経済は、増税後、少しヨロヨロするかもしれません。状況を見て、残りの2%の引き上げは、先送りされる可能性がありますが、余り無理をしない方が賢明だと考えています。

円高が回避されれば景気が良くなると考えられてきましたが、もはや、輸出産業の主力は、円高対策は終わっていて、余り関係ないように思います。円高対策のために中国に生産拠点を作った企業が、今は中国から脱出している段階です。日本に戻るのではなく、中国より条件の良い東南アジアなどに移転しています。
このまま円安が進み、たとえば1米ドル120円以上になると、今でも心配されていますが、円安のマイナス面が目立ってきます。原発事故以降増えているエネルギーの輸入費用は円安と相まって、輸入先への巨額の所得移転が、日本経済を蝕みます。
わずかな経済成長分を上回る莫大なエネルギー費用を支払い続けなくてはならなくなります。

今年は、稼働を中止している原発の一部が再稼働し出し、その数が増えていくことでしょう。それによって、円安進行に少しブレーキがかかるのではないかと期待しています。100円位の水準の為替レートで安定してくれると丁度良いのではないかと思っています。

内需が拡大し、少し景気が良くなってきたためか、建設現場などで労働者の不足が深刻になりつつあるようです。海外の労働力を活用する必要があると思います。
その意味では、バブルの頃入ってきた外国人労働者の評価をきちんとしなければならないと思います。人口減下の成長には、否応なしに外国人に頼らなければならないことになります。
移民導入政策をきちんと策定するべき年になると考えます。

経済がきちんと運営できれば、この国は安定し、諸外国との関係も、心配することが少なくなると思います。今年の日本には、様々な問題があるように見えますが、経済につきます。

日本経済の今年を占うためには、世界がどうなるかです。

大雑把に言って、米国、日本、欧州など先進国は、大きな下ぶれもなく地味ながら安定感のある経済が続きそうです。
反面、中国をはじめとする発展途上国には厳しい年になるでしょう。
BRICSなどと言う言葉も久しく聞かなくなりましたが、どの国をとっても問題は山積みで、低成長の国際経済下では、体質改善も難しいでしょう。

その意味で、隣国である中国は、昨年以上に厳しい局面を迎えることでしょう。内政に専念しなければならない状況ですが、内政の矛盾を外国との摩擦に向ける次元の低い戦術には注意が必要です。
この点では日本がターゲットになりやすいのですが、米国のミサイル巡洋艦の急旋回によって、中国艦船との衝突が回避された事件を見ると、米国との軍事的フリクションも厭わない状況であることも認識しておくべきでしょう。
中国の内政にしっかり目を向けながら、強かに対応していきたいものです。その面では、日本のインテリジェンスは弱いですね。

韓国も、先進国と中国などの間で、徐々に経済が厳しい状況になりつつあります。
何よりも、北朝鮮の状況如何で深刻な事態に追い込められかねない状況をしっかり認識して欲しいところです。どこかで、過去より未来の関係になって欲しいところですが。

安倍総理の靖国参拝を巡って、東アジアの外交関係に緊張が走ったように見えました。
中国の獅子吼は、外務大臣の上の党外交責任者、外務大臣、外務省報道官、国防省報道官なぞ沢山出ました。外務大臣は、欧米主要国、ロシア、韓国の外相と電話会談をしたそうですが、内容はどうだったのでしょうか。
私の見たところ、中国には打つ手がないと感じました。
もう靖国は中国のカードでなくなってしまった可能性があります。
日中関係がうまく行くかどうかは、靖国はと関係なく、中国の内政次第だと思いますが、これだけ反日を使ってしまうと、急には難しいのではないかと思います。

しっかり見ないといけないのが日米関係です。
北朝鮮をにらんで、日韓の修復を期待しているオバマ政権は、確かに「失望」した(困った)かもしれません。しかし、この問題は、デリケートな問題であることを承知してもらいたいと思います。
アメリカ大使館公式FBに書き込まれた数千(と言われている。数え切れない!)のコメントをご覧になったでしょうか。
しっかりした「失望」声明に対する日本人の意見、抗議などが書き込まれています。
内容は様々ですが、日本人にとっての靖国神社、極東裁判の不当性、原爆投下、3月10日の東京都大空襲で10万人の市民が死んだ事実など米国にとって厳しい意見が数多く投稿されています。これらのコメントをしっかり英語にして、少なくとも大使には良く読んで欲しいと思います。
中には沖縄で米軍に向けられているヘイトスピーチ(これは酷いものだそうですがメディアは報道しない)のようなものもありますが、米国が、日本外交をハンドルする場合に考えなければならないコメントだけで結構です。



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