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運転停止中原発がミサイル攻撃に最も脆弱なのでは

3月6日、北朝鮮のミサイルが5発ほぼ同時に打ち上げられ、その内3発が日本のEEZの同じような海に打ち込まれ、その近くのEEZの境目に1発が落ちたと報道されていました。
それらの発射地点からの距離は1000キロと言われています。
そして、北朝鮮は、日本にある米軍基地攻撃の演習であった、と延べています。
それに該当する基地は、米海軍佐世保基地、山口県の米海兵隊岩国基地だそうです。

そんな驚くべき事態にもかかわらず、国会は、9日付で、北朝鮮への抗議を決議しましたが、ミサイルに対する防衛対策などには全く議論が行かない状況となっていて、豊中の学校法人の不可解な言動に集中している状況になっていました。
特に、野党の危機感のなさは驚くべきことです。

北朝鮮は、在日米軍基地攻撃と言っていますが、1000キロ以内であれば、発射位置を南東に移せば、日本の多くの地域への攻撃能力を持ったことになりますから、大都市への核攻撃、化学生物兵器攻撃も視野に入ります。
私が心配しているのは、原発への攻撃です。

プレミアム・フジという番組で、森本元防衛大臣が、もし原発に核攻撃が行われた場合には、原子炉はその程度では壊れないが、核弾頭による放射の被害は出る、という趣旨の話をしていました。
原子炉の堅牢性はミサイル攻撃程度では破壊できないらしいことが分かりました。
福島では、水素爆発で建屋が壊され、燃料プールにあった使用中の燃料棒から放射能が散ったが、原子炉は壊れなかった。ただし、電源喪失の結果、原子炉の底を溶かして、原子炉の下に融け落ちている状態で、現在、その対応に追われているようです。

それで、核燃料は、原子炉に入っていれば安心、原子炉から取り出して燃料プールの入れて冷却中のものが一番危険なのではないかと愚考した次第です。

wikiで調べてみると、現在、36基が運転していない状態にあるようです。その他に廃炉が決定しているももありますから、ミサイルなどの格好の攻撃目標が日本全国に散らばっている状態です。
恐ろしいことです。

メディアは、これに警笛を鳴らし、原発は、運転休止にしておくのが最もリスクが高いことを国民に知らせる使命があるのではないかと思いますが、なんか、韓国のメディアが今の混乱を作り出したのとよく似ていますね。
メディアと野党で、朴大統領を引きずり下ろしたのとよく似た構造です。
今、日本にとって一番大事なことは国防です。
当面のこと、中長期のこと、しっかり国民に国防を考えさせる役目を果たすべきです。

燃料プールの中に入れられている燃料棒が、ミサイルなどのターゲットになってしまえば、福島の惨事どころではありません。

素人のこの考えが間違っていたら教えていただきたいと思います。
| 原子力発電 | 21:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
エネルギー戦略は国家経営の礎
送信者 橘フォト7

産業革命以来、エネルギーで成功を収めた国が栄えてきました。
帝国主義時代の列強による争奪の目標は、石油が大きな位置を占めていました。近代国家においては、エネルギーの確保が国家経営の礎になっています。
日本にも、石油確保の道を断たれて戦った太平洋戦争の痛い経験があります。この戦争は、日本にとっては資源を巡る戦いであったことを忘れてはなりません。

福島原発事故、それに対するお粗末な政府の対応の結果、原発に対する国民の間に生理的拒絶感が蔓延しつつあり、脱原発、原発廃止などの意見が強くなってきています。
原発に無知であった日本国民の上に、突然降りかかった大災害ですから、無理もありません。
しかし、未だ原発事故の総括もされていない時期から、エネルギー戦略の土台であり、これを拡充することによって、減炭素社会の構築を目標としてきた原子力の平和利用を、簡単に放棄して良いものでしょうか。

大震災の後、「原子力発電については落ち着いてじっくり考えよう」と訴えましたが、新しい総合エネルギー戦略の検討もなしに、このままでは、これまでのエネルギー戦略の最も基礎的部分を担ってきた原子力発電が、順次廃止の方向に持って行かれてしまいます。
たとえ、この夏を乗り越えることが出来ても、原発が全部止まってしまえば、来年の夏は、さらに大変な節電を求められる事態になります。
恐らく、経済は惨憺たる状況に置かれ、失業は増加し、人々は希望を失って、暗い世の中になっていることでしょう。震災の復興を進める余力もなくなることでしょう。
一方の自然エネルギーは、中長期的な課題ですから、当面の電力供給に寄与することは出来ません。

戦後、平和の代償で、我が国は驚くべき成長を遂げました。
エネルギーの相当部分を中東の石油に依存してきましたが、二度のオイルショックで度肝を抜かれました。懸命な国民は、省エネに取り組み、価格上昇分の吸収に努め、これを乗り越えましたが、エネルギー源の地政学的に不安定な中東依存は、未だに続いています。
発電における原子力発電のウエイトが徐々に高まって、その分に関しては、中東依存の分散化には寄与していました。

いずれにしても、日本が、これからどのようなエネルギー戦略を採るのか、しっかり議論しなければならないと思っています。
原発関係者に望みたいことは、今回の事故を真摯に反省し、お座なりだったことが明らかになった安全管理、危機管理に磨きをかけて欲しいと思います。
そして、より安全でクリーンな次世代の優れた原発システムを開発して、世界をリードしていただきたいと思います。
| 原子力発電 | 13:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
脱原発などの内向き思考が気がかり
送信者 橘フォト7

6月中から酷い暑さが続いています。
昨日は、ホテルニューオオタニで行われた、かつて所属した会社の株主総会後の、幹部社員や元役員の懇親会に行ってきました。
不祥事があったり、業界が不振だったりしたためか、参加者も少なく、豪勢な場所で行われた割りには淋しいパーティーでした。
なんだか、今の日本がこんな状態なのかな〜と考えたりしてしまいました。

何人かの人と話して、寿司、ローストビーフ、チョコレートケーキを頂いて、30〜40分で出てきました。
ホテルからJR四谷駅までの道は素敵な散歩コースですが、日陰を歩きながらも何度となく汗を拭かなければなりませんでした。
四谷駅から三鷹駅まで中央線に乗りながらも、暑いなと思っていましたが、杉並区で36.8度を記録したとのことで、なんだか納得してしまいました。

ブログを書くのも嫌になる程、日本の政治、ジャーナリズムなどが混乱しています。
日本の政治は、日本人には珍しい権力の亡者のような人にジャックされてしまい、動きがとれない状況です。
この状況を打破できない国会、大きな視点からの国民のための報道ができていないマスメディアには呆れるばかりです。
この状況を打破できるのは国会しかありません。その様な視点で報道も行われて然るべきだと考えます。

今、日本が解決しなければならないことは沢山あります。
当面、東関東大震災に復旧復興と原発事故への対応は待ったなしですが、それも日本が直面している大きな問題、景気対策、雇用問題、財政再建、綜合エネルギー対策、防衛問題などとの関連でしっかり位置づけをした上で、解決の方向を見出して行かなければなりません。

民主党政権になって、今国会の終了する8月末までの2年間の間に、日本の国際政治に占める地位や、種々の国際競争力が目に見えて落ち込んできているように感じるのは私だけでしょうか。
少なくとも、日米関係は疎遠になり、領土問題(尖閣、竹島、北方領土)に見る中韓露三国は、明らかに日本を侮り始めました。
経済も不調が続いていましたが、東日本大震災が与えたダメージは大変なものです。
経済の国際競争力あっての日本であることを忘れてはなりません。競争力を失えば、震災の復興もできません。
政治も、メディアも、その結果国民も、妙に内向き思考になってしまっているのが気がかりです。

マスメディアは、一斉に電力各社の株主総会を報道しておりますが、脱原発の提案が否決されたことを、脱原発のサイドに立って報道していました。
原発を中心に、CO2を削減し、安定的に電力を供給して行く路線を是とした株主が大勢ですから、簡単に脱原発に転換する筈がありません。
電力会社の立場からは、原発の安全対策を極めて、引き続いて従来の方針を続ける、ということは当然でしょう。

これからも、日本のエネルギー問題に触れる機会が多いかと思いますので、新しく「原子力発電」というカテゴリーを作りました。
いつの間にか、すでに8のエントリーがありました。
| 原子力発電 | 13:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
夏至で思い出したレイキャビックでの原発の話題
送信者 橘フォト7

1988年の6月のことだったと思います。銀行のロンドン支店に勤務していた頃のことです。
アイスランドの水力発電プロジェクトに融資しました。ここで発電された電力は、海底ケーブル(約500キロ?)でスコットランドに送電されます。
そのローンアグリーメントの調印式がレイキャビックで行われました。

アイスランドについては、バイキングの国、バイキングが世界中から連れ帰った美女の国、白夜の国、レーガンとゴルバチョフによるレイキャビック会談(1986年)が行われた国などのイメージを抱きながら、アイスランドの担当者を伴って出かけました。
ご承知の通り小さな島国ですが、雪に覆われた険しい山々に囲まれていて、水力発電には格好の国であることが分かりました。電力を外国にまで売れれば、素晴らしいことだと思いました。

調印式が終わり、パーティーに入りました。
この地が初めての私は、先方に色々質問したと思いますが、良く覚えていません。
ただ、意外と女性が多かったので、バイキングが連れ帰ったとされる美女に関する質問ができなくて残念であったことだけは覚えています。

先方からは、当時、世界で評価が高かった日本に関する質問が沢山ありました。
電力関係者ですから、日本の電力事情に関する質問がありました。
約20%が原子力発電であることを説明しました。
すると、周りの雰囲気ががらりと変わったように感じました。白けた、という感じでした。
こちらから、ヨーロッパの各国の電力事情に話題を振ってみました。
特に、フランスをどう思うかと質問すると、原子力に頼っている同国の電力政策には厳しい目を向けていることが分かりました。日本が、原子力20%であることで白けたのは、同じ理由だったのだと思います。
1986年のチェルノブイリ原発事故の直後のことでした。
この国は、クリーンな水力発電に強い誇りを持っていることを感じました。

あれから23年、日本は、福島原発事故対応でで苦しんでいます。
当時、このようなことになるとは思いもよりませんでした。

11時頃ホテルの部屋に戻りました。
遠くの氷山を頂いた山々を見ながら、ウオッカをチビチビやりました。
今夜は、白夜の体験だと頑張ってみるつもりでしたが、いつの間にか寝込んでしまいました。

夏至の今日、原発事故関連のニュースを聞きながら、チェルノブイリ原発事故の後のアイスランドの体験を思い出しました。
| 原子力発電 | 12:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
核廃棄物、汚染物質の処分場、最終処理方法を決めないと
送信者 橘フォト7

東電福島の原発事故発生によって、日本国民は、初めて原子力発電の素顔に接することになりました。
広島、長崎の被爆経験によって、核兵器に対しては異常な拒絶反応を示していたにもかかわらず、その原子力の平和利用については、原子力発電をクリーンエネルギーとして分類し、高い評価を与えてきました。

しかし、今回の原発事故によって、原子力発電のこれまで見えなかったリスクが顕在化しました。
事故収拾の困難さ、放射線対策の終わりのない闘い、周辺住民の生活に与える影響の大きさ、地域行政の能力を遙かに超える諸問題など、国民が考えもしなかった側面が明らかになってきました。
それに加えて、必ず決めないとならないことは、核廃棄物の最終処理方法、処分場などです。これを決めておかないと、今回の事故に伴って発生したガレキ、土石、汚泥などの処理方法も常に暫定的な処理方法の積み重ねになってしまいます。
原発を推進する以上、必ず起こる最も困難なテーマを先送りしてきていること、今回の事故によって、これだけ追い詰められていても議論しようとしないことには呆れるばかりです。

今回発生した放射能に汚染されたガレキや、土石、汚泥などの他に、廃炉とすることが決まっている福島第一原発の4基の原子炉の停止後の廃棄物などを何処に廃棄し、どのように管理して行くのかは全く議論されていません。
これが決まっていれば、可成りの問題が整理しやすくなってきますが、これを先送りすると、放射線を管理しなくてはならないものが出る度に法律を作ったり、社会問題として右往左往しなければなりません。
今回の、福島県外の可成りの広域に蓄積された汚泥処理に関する処理についての国会の議論を聞いていてそう思いました。
参議院震災復興特別委員会に於ける自民党川口順子議員の質問です。



これを聴いていて、この政府にはこの汚泥処理の重要さ、奥行きが分かっていないを痛感しています。この政府は、その場しのぎすらもできません。
このままでは、日本の多くのの部分が、放射線に汚染されて行く危惧を感じます。

少なくとも、福島原発に伴って発生した原発敷地内や周辺のガレキ、福島県内の汚染汚泥、土石などを他県に持ち込んで処分することは難しいでしょう。
それに加えて、廃炉と決まっている4基の原子炉の最終処分場も決めなければなりません。他県が受け入れることは考えられません。
恐らく、原発敷地内や原発周辺の土地を買収して、処分場を作ることになるのではないかと想像します。これだけでも大変なことです。
このビデオで分かるように、今の政府に解決能力はありません。

これから原発を更に新たに建設するにしても、現状維持しながら耐用年数を過ぎたものを廃炉にしていくとしても、或いは原発を全廃するとしても、必ず核廃棄物は増え続けます。
原子炉や、放射線汚染物質の墓場をどうするかという問題です。

原発の存在する県にそれぞれ原発の墓場を作って行くのか、どこかに集中して処分して行くのか、国土汚染を限定的にするためには後者が望ましいと思いますが、実行には相当な覚悟とエネルギーが要ります。
放射線から、国土を薄く広く守る(広く薄く汚染させる)のか、汚染区域を限定して放射線を局所に閉じこめるようにすることに努めるのかの選択です。
墓場とされた地方の猛烈な抵抗に遭うことでしょう。

この現実に、正面から取り組み、解決の方向を示さない限り、この社会は、放射線による汚染を巡って混乱を繰り返すばかりです。

地球的な目で見れば、日本は世界で希な原発密集列島です。
更に、ユーラシア、北米、フィリピンの3つのプレートの上に国土が存在し、それぞれのプレートに太平洋プレートが大きなエネルギーを伴って、潜り込みを続けているという大規模地震、津波発生の恐れがある危険区域にあります。
そして、周辺に核兵器保有国(中、北朝鮮、ロシア、米)が密集する軍事的な緊張区域です。

この国の原発問題にどのように立ち向かうかは、日本の政治全体の最も大きな問題です。
国民がしっかり考えなくてはならない問題です。
政府や国会は、しっかり議論して、問題の所在を国民に植え付け、選択肢を提供しなければなりません。
先送りしていると、政治の混乱は終わりません。




| 原子力発電 | 10:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
日本近海の海洋汚染を管轄している省庁はどこですか
送信者 橘フォト7

沖縄、西日本を通って、一部の地域には集中豪雨の被害をもたらした台風2号は、昨夜の内に関東地方を去って、東日本大震災の被災地域に豪雨をもたらしています。
東京では台風一過、昼頃には、澄んだ青空の中を雲が北から南へと飛んでいました。久し振りに明るい気分になりました。

雲の飛ぶ様を写真にと思い、ベランダから撮りましたが、PCに写してみて、可成りカメラの内部が汚れていることが分かりました。青空を撮ってみるとそれが良く分かります。
慌てて、マニュアルを引っ張り出して、クリーニングモードの操作方法、ゴミの落とし方を調べて実行しました。そして、改めて撮り直しましたが、残念ながら、空の様子は変わってしまいました。

透き通ったような空になっても、放射線は飛んでいます。
東京都が放射線量をモニタリングしているとのことで安心していましたが、この様な記事を見つけました。
共産党都議団が、1mの高さの地点で、延べ128カ所を調べたそうです。
東京都のように、18mの高さで測定しているのでは、可成り意味は薄くなりますね。ヤッパリお役所仕事でした。
今や、反政府原理主義者たる共産党だけが正しいような気になってきます。
政府や中央官庁が駄目なら、地方(東京都)があるさ、と思っていたのに、落胆させられました。

メルトダウンの結果、放射性物質は、地中から地下水へ、そして海中に流れ込んでいると想定されます。
海産物の汚染が心配ですが、漁協ベースでサンプル調査をしているだけです。
政府は海洋汚染に真剣に立ち向かっているのでしょうか。
漁獲類や海草などの海産物については農水省が所管していますが、海水そのものの汚染などを所管している官庁はないように思います。汚染の範囲などは、農水省が勝手に想定してサンプリング調査をしているのでしょう。

東電が、原発から一定の距離の海水については、モニタリングしているようですが、領海、或いはそれに近接する公海の海水汚染のモニタリングはどうなっているのでしょうか。
少なくともメディアの報道では見かけません。
この様なデータの把握は、日本の消費者保護の観点はもちろんのこと、国際的な責務ではないかと思います。
| 原子力発電 | 15:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
海水注入中断してなかった 深刻な官邸の実情
笑ってはいけませんが、笑ってしまう話です。

関東大震災翌日の3月12日に福島原発第一号機への海水注入をめぐって、東電が海水注入に踏み切ったが、これを中断し、統合対策室の会議の決断を待って、55分間の中断後、再注入に踏み切ったとされる問題で、その中断が事態を悪化させたのではないかとして、誰の指示で中断されたかが問題になっていました。

政府のレポートでは、斑目原子力安全委員長が
「再臨界の危険性がある」
と言ったとされましたが、同委員長の抗議によって
「再臨界の可能性はゼロではない」
と言ったと訂正されました。
そして菅首相は、指示していないと言い張っていました。

この記事の依ると、

(東電の)本社内では「海水注入については首相の了解が得られていない」として、いったん注入を停止することを決めた。しかし、実際には発電所長が「事故の進展を防止するためには、原子炉への注水の継続が何よりも重要だ」として、注水を継続していたという。

だそうですから、なんだか笑いがこみ上げてしまいます。

当初報道されていましたが、東電の海水注入を聞いて、菅総理が、「聞いていない」と不快感を示して、怒鳴ったそうです。専門家気取りの首相は、自分が指示した形にしたかったのでしょうか。
それを東電側が忖度して、中断の指示を出していたようですが、実際は、賢明な吉田所長がこれを無視して海水注入を続けていたとのことです。
その「聞いていない」も、どうやら政府内の連絡不行き届きだったそうですから、誠に格好が悪い話です。

危機管理の駄目ケースとして、ビジネススクールの教科書に出るくらいの駄目なモデルケースです。
一方、「愚劣な政府と士気の高い福島原発現場」でレポートしたように、現場はしっかりしていて、正道に乗って駄目な政府や本社の指示を無視したようです。

また政府はレポートを修正するのでしょうか。
実情が分かれば分かる程、情けない連中に政権を渡してしまったものだと思います。
| 原子力発電 | 17:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
原発は外敵やテロリストが狙う
送信者 橘フォト7

何時の間にか、この様な花が我が家の庭に多くなってきました。
恐らく、ガーデニングなどで輸入された外来の植物でしょう。
街を歩いていても、外国人と思われる人が多くなってきました。

原発事故に際して、原発に関連した危機管理が全くできていないことも分かりました。
地震や津波対策については、今回の事故でその実態のお粗末さが思い知らされましたが、恐ろしいことに、対テロ対策が無きに等しい状態であることを知って愕然としました。
今回の原発事故で、テロリストには日本の原発の事情が手に取るように分かったことでしょう。
原発を人質に取れば、日本を屈服させることは容易ではないでしょうか。
テロリストはもちろんのこと、近隣諸国の軍部も十分に視野に入れていると考えなければななりません。

原発を守らなければならないのは、地震、津波などの天災からだけではありません。あらゆる外敵や内なるテロリストから守らなければならないのです。
原発警備に関する法律はあるのでしょうか。
少なくとも、陸、海、空から、軍隊が警備しなければならないものだと思います。
| 原子力発電 | 14:18 | comments(2) | trackbacks(0) |
愚劣な政府と士気の高い福島原発現場
送信者 橘フォト7

大気、土壌、海水、地下水、農作物、牛乳、下水の汚泥海底の土など放射線による汚染の拡大は止まるところを知りません。
地域も、出荷禁止の野菜や、一時は水道水、母乳、今回は群馬埼玉の牧草が汚染されたとの報道があり、首都圏も影響を受けるようになりました。
普通の市民生活も、何か見えないものを意識せざるを得ません。

政府の対応は、リーダーシップ不在のため、官僚の縦割りによる逐次対応型で、全て後追いです。
しかも、各省庁がバラバラに対応しています。データや安全基準もそれぞれの省庁任せのように見えます。
これに加えて、自治体の自衛による測定値などがあり、初めは頭に入っていましたが、現在では、相当しっかりした人ではないと整理しきれません。その上、安全だとされるデータにも変更が加えられたりして、何が何だか分からなくなります。
こうなると、いくらデータをよく見て冷静に、などと言われてもデータが意味をなさなくなります。
本当に、頭の悪い人たちの集団だと感じてしまいますが、もしかしたら、わざと分かりにくくしているのかも知れません。手に負えないものに遭遇した時、官僚が良くやる手です。

前にも述べたような気がしますが、本当に、最悪の政権の時に、最も厳しい局面に遭遇してしまいました。
今までがそうであったように、これからもちぐはぐなことが行われ、合理的、効率的な視点が失われ、ただやたらと金がかかることになるでしょう。

青山繁晴というネットで活躍している人がいます。この人の評価は分かりません。TVで放送されたもののようですが、福島原発所長のインタビューは貴重な動画です。
この所長さん、原発事故関連でTVで見た人(政治家、官僚、学者、東電の経営者etc)の中で初めて見る真っ当な人です。

これで分かったことは、福島原発の現場は、官邸、東電本社、保安院や、原子力安全委員会などの自己保身集団という重いものを抱えて苦闘している姿です。
政府が現場を隠している疑いを持ちました。現場の声が、直接伝わるとやりにくいのでしょう。

これを機会に、マスメディアが現場に入り、徐々に明らかになってくるでしょうが、メディアに期待したいことは、早く現場で高いモラルで頑張っている人たちから、中央(政府、東電本社、学会など)のくびきを解いてやって欲しいと思います。
何せ国民が、究極に頼れるのは現場なのですから。
| 原子力発電 | 13:01 | comments(2) | trackbacks(0) |
自然に対する畏敬の念を失った科学技術の怖ろしさ
カトリックの世界であれば、その世界の最高権威ローマ法王が、
「科学技術を超越した神の顔を追い求めよ」
と信者らを戒めれば、福島原発事故の本質が即座に理解でき、納得できるのでしょう。

残念ながら、我々日本人には、この様に積極的に物を言い、人々を納得させられるだけの権威はいません。唯一の救いは、避難所を訪れて、被災者を見舞われ、慰められた天皇皇后両陛下のお姿でした。

我が国は、科学技術のお陰で、これほどまでに高い生活水準の中で暮らし、平和を愛好する国民となることができました。しかし、考えてみれば、私たちには、大事なものが欠けていました。
それは、科学技術を越えた自然に対する畏敬の念です。

東日本大震災の地震、津波による被害については、悲しみの内にも、全く想定外のこととして受け止めざるを得ない感覚の中にいます。
過去に、その様な大津波があったとしても、現実に、社会全体として、この様な大津波が来ることを想定していなかったことは事実でしょう。
天災として、やむを得ないこととして受け止められています。

しかし、福島原発の事故については複雑です。
然るべき立場の人たちが、想定外と言ったことに非難が集中しています。
社会の思想の中に、科学技術万能、あるいは科学技術過信のような感覚が蔓延していたのではないでしょうか。
その上残念なことに、原発の様な巨大リスクをハンドルする科学者に、科学技術に対する謙虚さが薄れ、過信、奢りが大きくなり、自然に対する畏敬の念がが薄れていたのではないでしょうか。

国会で、答弁に立っている原子力安全委員長を見て、この人には、その様な現在の科学を超えたものに対する畏敬の念のようなものは全く感じませんでした。印象としては、保身、人間社会に対する配慮、気配りだけが目立ったように感じました。

我々は、天災は仕方がない、と思ってしまう国民性です。
だからこそ、天災は必ずやって来ることを頭に入れた科学技術でなければならなかったのです。
| 原子力発電 | 12:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
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