週末に三鷹に帰って、今週早々に戻る予定にしていましたが、大事な友人の死があり、お通夜、葬儀を済ませて、8日(水)にこちら茅野に戻りました。
東京の暑さも、朝晩が楽になりピークを過ぎたように感じましたが、こちらは、既に秋の風情で、ウルシの紅葉がはじまりました。そういえば、いつの間にか立秋も過ぎていました。
こちらでは、例年高校野球、プロ野球のTV観戦をしていますが、今年はこれにに加えて、メディアはロンドン五輪一色で、辟易しています。
それでも気になるので、普段関心のない競技も放送していれば観てしまいます。
今朝は、午前4時頃目が覚めたので、TVをオンにすると、女子サッカー決勝の放送中で、ちょうど米国が1点入れた後でした。いつもはその時間から一眠りするのですが、ついそのまま最後まで観てしまいました。
お陰で寝不足です。
五輪を観ていて、競技によって選手のマナーというか教養に差があることが分かりました。
感心したのは、水泳の選手たちで、インタビューの応え方も好くできていました。
戦前の軍隊でも、海軍が国際的で視野が広かったようですが、それと似たような印象を持ちました。
困ったのは、結果が出なかったこともあって、柔道の選手たちの、日本柔道界のことだけを頭に置いた受け答えで、考えが狭いなあと感じました。柔道界の指導者たちの考えが反映しているのでしょう。
このスポーツの置かれている立場がよく分かりました。
北京では、日本は、チーム競技が強くないと感じましたが、今年は、男女サッカー、女子バレーなどの活躍があって、その印象が変わってきました。
水泳の選手も、チームを強調していましたが、きずな世代とでも呼べる世代が、徐々に育ってきているように感じました。
しかし、きずなを強調し仲良くすることを重視する社会風潮が広まると、そのきずなの輪に入れない人たちの疎外が起きます。
いじめなどもこの脈絡に入るものがあるのではないでしょうか。
これも両刃の剣だと感じました。
個を尊重することが基本だと思います。その上できずなを大事に出来るかどうかです。