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映画「帰郷」


最近は、目が悪くなってしまったので、気楽に時代劇を楽しむ時間が多くなりました。

CS局時代劇専門チャンネルが時代劇初の8K映像で、藤沢周平原作の短編「帰郷」を映画化し、カンヌのMICOM(The World's Entertainment Content Market)でアジアの作品として初めてプレミアム作品に選出され、その劇場公開の予告編がしばしば流されていました。

私は、その短編を読んだことはありませんでしたが、8Kと時代劇、予告編に流れるわずか5小節のモーツァルトのレクイエムに引きつけられました。わが家の古TVでは8Kは楽しめないし、時代劇でこのレクイエムがどのように扱われるのかにも興味を引かれ、東劇の劇場公開を観てきました。

死を間近に悟った主役の老渡世人を86歳で演じた仲代達矢の深みのある演技をはじめ、重厚な共演陣など久しぶりに観応えのある時代劇でした。
主人公は、女に3年で帰る約束をして故郷木曽福島を出たままで、30年も経って旅先で血を吐き、故郷に帰ってみるかと考え戻ってきました。
景色や家並はそのままだったが、自分のことを覚えている人はほとんどいなかったものの、死んだその女が残していた自分の娘の存在を知り、その娘と、相愛の男を守って戦う老博徒を描いたものでした。


生者必滅、命は他の人ためにとして、事をなしとげ、娘たちと暮らすのではなく、別れ、再び渡世の旅に出て行くファイナルシーンで流れるのがレクイエムでした。
レクイエムは出だしの管弦楽から始まり、去りゆく主人公のバックで19小節目(予告編は15小節〜19小節)、ソプラノソロが始まる前までまで流れました。

この辺では、亡くなった人は木曽御嶽山の神になると言われているそうです。
この音楽を聴きながら涙が流れそうになりました。
自然とこれからの自分の余生と重ね合わせていたのでしょう。
この曲は、20歳の学生時代、67歳の時シュテファンドムでのウイーンフォルクスオーパー交響楽団との共演で演奏に参加しましたが、この部分にこのような深さがあったのかと思いました。


エンディングロールで、音楽は加古隆、レクイエムはカラヤン指揮のウイーン楽友協会管弦楽団" とありました。

話題の8Kについては、時代劇ですから、色彩感に乏しく、夜間や室内のシーンが多いのでよく分かりませんでした。
昔に比べればクリアだったのかなとも思いましたが、目の悪い老人の感想ですから気にしないで下さい。
| 身辺雑話 | 12:48 | comments(0) | - |
明けましておめでとうございます


明けましておめでとうございます。


歳旦三つ物

 年かさね我が家を統べる嫁が君    酔生
 
  祝い箸にも大小はなし       莉由

 鶯の初音に眠り覚まされて      酔生


連句をたしなむ妻に引きづられて歳旦三つ物を作ってみました。
私は知らなかったのですが、嫁が君とは正月のネズミのことだそうです。

令和最初の正月ですが、厳しい年になりそうな気がします。

今年もよろしくお願いします。
| 身辺雑話 | 00:00 | comments(0) | - |
混迷の年越し

世界のどこを観ても混迷の中での年越しです。

3万年前に唯一の人属の種として生き残った、「創意工夫に長けて適応性の高いホモ・サピエンスは、これまで地球上で最も支配的な種として繁栄してき」(ウィキペディア)ました。その文明の中核には火のコントロールがありました。
火を燃やせば必ずCO2が出ます。

火を手に入れたホモ・サピエンスは、それの活用によって長い間かかって数を増やし、産業革命(1820年前後)の頃10億人に達しました。
そしてその僅か200年後の現在には80億人に達しようとしています。
これだけの大型動物が、これだけの数存在したら、様々な面で大きく地球を痛めます。創意工夫に長けた種であるだけに、エネルギーの中心として火を昔とは比較にならないほどに巧みに使うようになりました。

ホモ・サピエンスが直面しているデフレ、格差、環境、国際政治面のフリクションなどは、この人口爆発が根にあるのではないかと思っています。
環境問題などは、文明の根源である火の活用に制限を加えようとしているのですから、大変矛盾したテーマです。果たして人類を再教育できるのでしょうか。
自然エネルギーにしても、地球破壊的側面を持っているのが多く、簡単に火に代替できるものではありません。

一部の国で人口減少に入っているため、総人口の増加テンポが抑えられてはいますが、日本で経験しているように、人口減少社会での幸福感の維持は相当厳しいものがあります。

増えすぎたホモ・サピエンスの社会、将来の根源的なテーマとなるでしょう。
| 政治、外交 | 15:55 | comments(0) | - |
日米開戦前を想起させる米の対中強腰


感想みたいなものですが、米の対中強腰はすごいですね。

米は、現在のところ中国に対して軍事、経済などを含めて総合的な国力で優位に立っていますが、5Gなどの新しい通信技術面でやや立ち後れていると言われています。
米中貿易協議の報道を見ていると、単に貿易だけではなく、将来の対中総合力優位を確実にするための国を挙げての対決に踏み込んでいるように見えます。
トランプ大統領のことですから、どこかで妥協することもあり得ますが、共和党も民主党も対中強硬派が強いようで、ワシントンは大統領以上の対中強硬派で占められているとのことです。
トランプ大統領といえども、ここまで来ると大統領選挙前に中途半端な妥協は難しいのではないかと思います。

日米開戦前に、米主導による日本包囲網が行った日本叩きはすごかったようです。
ついに石油の対日禁輸まで行われ、軍官僚独走で硬直的になっていた日本は、軍事、経済面などのでの劣勢を認識しながらも、勝てる見込みのない対米開戦に追い込まれました。
日本軍による対中戦争を上手に引く知恵と交渉力があれば、そこまで追い込まれることはなかったでしょうが、日本は逃げ道のないところに追い込まれてしまっていました。

今の中国は、共産党独裁政権維持のために譲れない線があるでしょうから、硬直的な対応にならざるをえない面が多々あります。
その点では、日米開戦前の日本と似ています。
中国の対米交渉責任者の劉鶴副首相は、一定の線で頑張っているようですが、首脳同士でやってほしいと弱音を吐いているとの報道がありました。

この6月、大阪で開かれるG20での米中首脳会談でどう進展するのか注目されるところですが、経済が曲がり角にある中国は、苦しい立場にあることは間違いありません。
対外債務が急速に増加している中国がどのように対応してゆくのかを世界が注目しています。

最近、世銀、IMF、アジ銀などが対中融資に対してプレミアムレートを要求するようになったとの報道がありましたが、現下の中国の最大の弱点である金融面は、市場原理で動きます。
米中交渉が長引けば、この面で中国は一段と劣勢に立たされます。

米国と事を構えて、それに打ち勝った例はありません。
そして、当分の間、そのようなことは起こりえないと思われます。
| 政治、外交 | 15:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
消費税引き上げは時代錯誤

この10月に予定されている消費税の2%増税に関して、各方面から反対意見が出されています。与党内からも出たりして、この問題は騒然としている状態です。

平成の30年は、失われた10年とか20年とか言われていましたが、結論としては通してデフレでした。
その結果、自民党の失政も加わって、3年間の民主党政権が誕生しました。
リーマンショックと民主党政権の悪政が加わって、悪夢のような時代でした。

前にも書きましたが、その民主党政権の間に、財務省は、経済に疎い民主党政権を説き伏せて、2015年4月までに5%の消費税増税の法律を成立させました。

2014年4月、安倍政権は3%の増税を実行し税率を8%としました。
そして残りの2%については、2017年4月まで引き延ばしました。
さらに、2019年10月まで、引き上げを延ばしました。

予定されている引き上げは実行されるのでしょうか?

長いデフレ下で、しかも景気は下向きになりつつあります。前回の3%引き上げ時に比べれば、環境は良くありません。
しかも、前回の3%引き上げの負担が堪えています。
当然、国の内外から、増税を疑問視する声が上がっています。

増税はデフレ下で行うものではありません。
10月実行などは、時代錯誤も甚だしいと思います。

デフレ下では、政府が頑張るしかありません。
財政健全化は、先延ばししても財政支出で活性化をはかることが当面は必要なのではないでしょうか?
| 政治、外交 | 15:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
新元号「令和」は傑作の一つ

(カリンの花)

4月1日に5月からの新元号「令和」が発表されて、昨日の地方選までの間、この話題で賑やかでした。
国民の受けはよく大方の人々は、言祝ぎ半分も含めて歓迎したようです。

この発表をTVで見たときは、とても新鮮に思いました。メディアで「凛とした」という表現がありましたが、それに近いものを感じました。
理詰めの堅くダサいものではなくて、良かったとも思いました。

改元は、新天皇誕生という国家としての大きなイベントに伴うもので、全国民が祝い、めでたさを感じているものです。

こんなものを政権批判の機会に利用した鳩山由紀夫元首相や、首相を目指している石破議員などは根本的な政治感覚を疑います。

明治になるまでのことはよくわかりませんが、明治、大正、昭和、平成、令和と並べてみても、最も美しい元号です。
令という字には、律令からはじまって、政令その他「きまりごと」の意がありますが、万葉集の令月から採ったように令嬢、令室などで使われる良き、佳き、好きなどの意があります。
私は、素直に後者の意に理解しました。

西暦か元号かという議論もあります。
西暦は、世界のマジョリティが使っているので便利ですが、これはキリスト教暦です。伝統あるわが国の元号を廃してこれを使うというのには抵抗があります。
便利とか効率を考えれば、西暦の方が便利でしょう。実際ビジネス界では西暦になっていることでしょう。
実社会で元号と西暦を併用しても、日本人の換算能力では問題ありません。

元号が話題になるのは、改元の直後だけです。
スタートすれば、すぐ慣れて気にならなくなります。だからこそ、改元決定の直後が大事なのです。

| - | 13:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
ブログ復帰ご挨拶

すっかりご無沙汰して失礼いたしました。

ブログの更新をやめようかとも考えていましたが、昨今の世相などを見ていて、もう少し続けてみたいと思うようになりました。

それから、西暦2000年の12月からYahoo!ジオシティーズではじめた「橘 江里夫のホームページ」が、ジオシティーズのサービス終了にともない、掲載されなくなってしまいました。
一応、ダウロードし保存して、どこかほかのサイトに移転することも考えましたが、今の眼で見て、あまり価値のないものも含まれているので、現在的に適切なものをこのブログでリライトすることを考えています。
更新が滞ったりするときの埋め草ですかね。
Windows98やXp時代のもので、手作りを楽しんでいた思い出があります。2006年にこのブログをはじめるまでのことでした。

新年のご挨拶以来ですので、その後の私的な状況をご報告しておきます。

1月から、右眼の加齢性黄斑変性の治療がはじまりました。
5週に一度、眼球の白眼部分に注射をするもので、部分麻酔がかけられてはいるものの、わずか数秒のこですが、治療中は、恐ろしさで体中が極度に緊張します。終わってみると疲労困憊している自分に気づきます。
とりあえずこの治療を5回(すでに3回終了)する予定です。
検査の結果では、黄斑のある網膜と、その下の網膜色素上皮部分の膨らみが減って、大分効果が出ているようです。見え方も少し良くなってきています。

おかげさまで3月21日に、81歳の誕生日を迎えることができました。これで、日本人男性の平均寿命に追いつきましたが、皆さん本当に長生きですね。
これから先は、オマケの人生と考えていますが、夜の会合は生活のリズムが壊れるので、減らしはじめています。
今や、夜は、晩酌をしながらプロ野球巨人戦でも見ているのが最も落ち着きます。

| 身辺雑話 | 15:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
明けましておめでとうございます


       四方の春昭和も遠くなりにけり    酔生

                             平成31年元旦


平成最後の正月です。

振り返ってみると、将来に夢を持って常に未来に向かってチャレンジしていたのは昭和の時代でした。
平成になって20年以上は暗い時代が続いたように思います。
我が身に関しても、平成に入っての10年余りは、昭和の後始末の仕事で、苦しいビジネスが続きました。とても長く感じたものです。

ちょっと早すぎましたが、その苦しさから逃れるために、62歳で年金生活に入りました。
そして、ようやく自分を取り戻せたように思います。
過去を反芻しながら、ビジネスを離れて世の中を見つめることができるようになりました。
今考えると、昭和の張り切っていた時代の自分が、仮の姿であったようにも感じます。

平成の次の時代はどのような世になるのでしょうか。

ブログの更新は、右眼の精密検査次第になりそうですが、深刻でないことを祈っています。

そのようなことですが、今年もよろしくお願いいたします。
| 身辺雑話 | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
余り良い年ではなかった

気がつけば年の瀬、今年はこのブログの更新も、大分間が空いてしまいました。
昨年から体調が優れず、それに妻の不調も伴って、家庭内のことに時間と神経を使う生活が続いています。

最近とみに、細かいもの、本やモニターの文字が見にくくなってきました。
自分で調べてみると、両眼で見るよりは、7年前に網膜剥離をして手術を受けた左眼だけで見る方がはっきり見えることが分かりました。
かかりつけの眼科の医師の検査で、右眼が黄斑変性との指摘を受けました。
先生曰く、この病気の専門家を紹介するので、その先生に診てもらい、その指示で治療方針を決めたい、とのことで杏林大学のハーバード大学出身の教授ののアポをとってくれました。

12月初旬のことでした。
最速ということでしたが、1月21日ということになりました。その間にどんどん悪化しているような気がして不安な状態です。

そんなことでPCに向かうことも読書も少なくなりました。
クリスマスまでは、CSのクラシカジャパンの放送で教会音楽三昧に過ごしました。
バッハロ短調ミサ曲、マタイ受難曲、クリスマスオラトリオ、モーツァルトハ短調ミサ曲など唱ったことのある曲を欧州の一流演奏を愉しみました。
素晴らしい演奏を聴くと、もう一度唱ってみたい気持ちになりますが、それはもう叶わないでしょう。

モニター放れをしたついでにTVの時代劇もよく観ました。
娯楽としては面白いのですが、そこに流れる日本人の精神性は今に連なるものがあり、いまだに社会の自由度を縛っているような気がします。

世界は、前半は米朝会談、米中の貿易問題などが注目されましたが、後半は米国の中国に対する基本姿勢のようなものが明らかになり、緊張感を伴った状態で越年します。

拙いブログにお付き合いいただいて有り難うございました。
皆様良いお年をお迎え下さい。



| - | 21:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
近代史のターニングポイント

(横浜日本大通り)
久し振りに横浜で会食がありました。
11時半過ぎの光景です。爽やかな好天に恵まれ、豊かな国の一つの光景だと感じました。
それにしても、東京は人が多すぎていやだなと思います。

前から申し上げてきましたが、米国トランプ政権は、中国に対してはっきりと舵を切り、欧州連合もその方に向かい出しました。
中国のフロントに立ち、最も脅威を感じている我が国にとって好都合なことですし、その方向で安倍政権が努力してきた結果でもありました。

米国は、明確に中国共産党を追い詰めることにターゲットを絞ったようです。
貿易、金融、軍事、情報など全ての面で中共に対する圧迫を強めつつあります。しかも、長期戦の構えです。
トランプ大統領個人の考えというより、政権と議会の双方の呼吸が合ってきたように思います。
だから中間選挙が大事です。
トランプ政権を理解する上では、メディアのコメントや批判よりは、政権が実行してきたことを観ていくことが重要です。そこから政権の意図を読み取ることが大事です。

米資本を中心にしたグローバリズムと、中国を中心にしたグローバリズムが異なる思想の下に交差していましたが、米国は完全に方向転換して、米国ファースト、つまりナショナリズムに向かっています。
中国の不公正なグローバリズムへの攻撃を明らかにしています。

中国の共産主義は、ソ連時代の軍事力を利用したインターナショナルの力はありませんが、先進自由主義国が甘やかしたために太った軍事力、経済力を使ってのグローバリズムに自信を付けたようでした。
一帯一路のキャンペーンによって、ユーラシアからアフリカにいたるグローバリズムを唱えるとともに、太平洋、インド洋、北極航路などにも野心を抱いています。
これに対して米政権は強烈に反応しています。

中東も不安定度が高まっていますし、対露関係も大きく変わろうとしています。
そのような中で、近く日中首脳会談が行われようとしてますが、これから混乱が起きかねない中国経済の中での我が国投資の保護を視野に入れつつも、急速に日本に擦り寄る中国対策は容易ではありません。

政権としては、財界に様々な無理を要請してきただけに、財界の期待に応えなければなりません。
自民党の中には相当数の親中議員がいます。
公明党の意見も訊かなければなりません。
安倍政権としては難しいところに来ています。

近代史の一大ターニングポイントに当たって、しっかりと対応して貰いたいものです。
| 政治、外交 | 13:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
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